2回
2023/03 訪問
可憐な梅花は甘じょっぱい
古い佇まいの店舗に、大きな看板なのですぐに見つけられます。
結び梅というちょっと話題になったおむすびは残念ながら売り切れでした。
でも、魅力的なお菓子がいっぱい。やはり梅の季節だけに「福梅」にしました。練切かと思いましたが、ピンクに色づけた白餡をういろうで包み、花弁の形に整えて仕上げに小梅の飾り付け。この小梅が見た目にも味にもよいアクセントです。ただし種入りなので要注意です。梅の種の中には天神様がいらっしゃるので、湯島天神下の和菓子屋さんは種を残したそうですよ。
もう一つ気になったのが、「明烏」です。餡子玉かと思いましたが、えんどう豆の餡が羊羹の衣を纏っている感じです。写真より黄緑っぽい餡の甘さは強めですが、上品です。
奥には喫茶スペースがあるようで、待っている方が二組。時間がある時に再来希望です。
2023/03/03 更新
前回、お昼すぎに来て完売だった「むすび梅」を求めて再度の来店。もちろんお昼前に。
ショーケースの上に並んだむすび梅は思ったより小さく見えたのですが、ずつしりと重みがありました。もち米のモチモチ食感の中に大豆のさくさく食感が良いアクセントです。もち米にサンドされているのは昆布の佃煮で繊細な塩梅で、トッピングの小梅が風味豊かです。
豆たっぷりの豆大福は、つきたての柔らかいお餅に上品なあんこが包まれて、餡、餅、豆のバランスがとても良いです。
お赤飯は、購入時に確認の上で胡麻を振りかけるという心配りがあり、私は胡麻をかけて頂きました。