4回
2023/07 訪問
Go West
行燈
表札
付け場
手元
飛良泉 山廃純米 マル飛 限定夏生
茶豆
蒸し鮑と煮蛸
垢穢と石陰貝
天美 特別純米
鮪切り付け始まったよ~
赤海胆のジュレ掛け
中から濃厚でろーん
ネギトロ巻き
太刀魚の天婦羅
而今 特別純米 火入
鰻の小丼
鮟肝奈良漬け
かたの桜 生酛純米 無濾過生原酒 愛山
ガリ
槍烏賊
松皮鰈
飛露喜 特別純米
飛露喜は特別なお猪口で
平政
唐墨大根
去年は食べられなかったからな~
新子
石鎚 無濾過 純米
塩釜の縄です
赤身
中トロ
大トロ
墨廼江 特別純米酒
車海老
鯵
カラクチサムライ 純米 山田錦
おやあの色味は、馬糞じゃないっすね。紫それとも。。
もっかい赤海胆でした♪
赤海胆
お椀
水茄子
穴子
干瓢
玉子
2023/09/01 更新
2022/05 訪問
中州で戴く極上の江戸前寿司
利用時情報
日時:土曜、11時頃
予約:あり(57日前、ポケットコンシェルジュ)
待ち:なし
人数:1人
座席:カウンター
頻度:372日ぶり3回目
滞在:2時間10分
支払:クレジットカード(事前決裁)
食メニュー
☆季節のつまみと握りのおまかせ ¥33,000(内税)
☆じゅんさい
☆桜鯛の白子
☆真蛸と鮑
☆桜鯛と甘鯛
☆赤海胆
◎灸鰹
☆喉黒小丼
◎唐墨大根
☆鮟肝
☆真子鰈
☆鳥貝
☆桜鱒
☆小鰭
☆赤身
☆中トロ
☆大トロ
◎牡丹海老
◎べったら漬け
◎お椀
☆鯵
☆中落ち
◎煮蛤
◎北紫海胆
☆玉子
飲メニュー
☆産土 山田錦 生酒 ¥Ask
☆田中六五 65|13 ¥Ask
☆而今 特別純米 火入 ¥Ask
◎飛露喜 特別純米 ¥Ask
☆TROIS Le Sake Erotique 生酛 ¥Ask
◎九頭龍 純米 ¥Ask
☆墨廼江 特別純米酒 ¥Ask
グッドポイント
・江戸で食べる江戸前寿司より美味しい江戸前寿司
バッドポイント
・最初は迷う
その他、注意事項
・The Tabelog Award Gold: 2018〜2020, 2022
・The Tabelog Award Silver: 2017, 2021
・寿司West百名店: 2021
・ミシュランガイド福岡★★★: 2019
所感
GW福岡編レビュー中です。
GW10連休9日目。
この日は前日から繋がる鮨3連打に終止符を打つため西中洲で鮨ランチを堪能した後、
夕方に赤身肉を食べて、東京へ戻る予定。
ということでやってきたのは大好きな鮨 さかいさん。
福岡ツアーはやっぱりこちらが基点になってしまいます。
去年はGWの九州入り初日の夜にお邪魔しましたが、
今年は最終日の昼。
というか暦上の祝日はこちらの店休日になるので、
大型連休でも結構タイミングは重要です。
まぁ東京のGoldアワードの店舗よりもだいぶ予約は取りやすいのでありがたいですが。。
であい橋でリバークルーズの様子をぼーっと眺めたあと
あの要塞みたいなビルに向かい2階に上がります。
初めてお邪魔した時はわかりにくい入り口だったなぁ。。
そして2階に上がると、靴を脱いでスリッパへ履き替え中に。
いい感じに程よい緊張感の店内。
この日はお一人様が多く、私も含めて12人中6人。
親方は一見さんも常連さんも分け隔てなく接客されるので、
いつもより声掛けが大変そうでした。。
お昼の部の1巡目です。
現在土曜はお昼2巡に夜2巡。
1日に4回転するのは凄すぎる。。
いつもどおりお客さんが揃われて堺親方の挨拶からスタート。
写真撮影時の他のお客さんの映り込みの注意及び煙草退席の注意もあります。
さて、前回訪問時と異なりソムリエの方が入られ
日本酒のペアリングも2種類始められたそう。
15,000円と30,000円とのことでしたが、
ちょっと割高に感じたのと、さかいさんなら普通におまかせで頼んでいっても
遜色ないものが出てくるだろうと思い、ペアリングにはせず、1杯ずつおまかせでお願いしまいた。
ということで1杯目は昨日も戴いた花の香酒造の産土。
昨日よりも酸味が効きつつ旨味は穏やか。
錫の酒器もいいですね。
コースは摘み⇒握りの流れです。
摘みは広島のじゅんさいからスタート。
小ぶりですが青さや甘さをしっかり感じることができ美味しい。
早速2杯目。
さかいさんですもんね。
日本酒が進まないわけないんすよ♪
田中の65|13です。
ずっと飲んでみたかったボトル。
糸島産山田錦の65%磨きで13%の低アルだから65|13。
飲み口むちゃくちゃスッキリでキレも鋭い。
グイグイ行っちゃうやつ。
2品目は桜鯛の白子に甘酢ジュレをかけたもの。
いやいやいや、白子があんま。
次は真蛸と唐津の鮑です。
蛸は山葵で噛ませるヤツ。
鮑も程よい弾力です。
今度は先程の桜鯛の身と山口の甘鯛。
桜鯛もっちり、甘鯛ねっとり。
次は唐津の赤海胆。
面白いのは食感がくっきりしてること。
旨味がずっと口の中に残り、余韻を楽しませてくれます。
お酒は奈良の而今の特純。
5品目は壱岐の灸鰹。
初鰹ではなくて迷い鰹だそう。
あ、壱岐だからそっか。。
程よい酸味と脂です。
そして喉黒小丼。
対馬のブランド品、紅瞳です。
しっかり混ぜ混ぜして食べます。
混ぜてるときの香りがすげーー!
脂とシャリが混ざりあうと至福。
ここから酒飲みには堪らない時間。
まずは唐墨大根。
シャキシャキで瑞々しい大根に、しっかり濃厚な唐墨。
お酒がすすむ君。
4杯目は福島の飛露喜の特純です。
まぁ間違いないっすね。
そして余市の鮟肝。
刻んだ奈良漬けも添えられます。
単独でも抜群のアテ。
混ぜて一緒に食べるともう、何ということでしょう~♪
ゆっくり鮟肝を楽しんでる間に、
指拭きとガリがセットされます。
握りへ突入です。
1貫目は真子鰈。
山葵は結構多めですが辛さは皆無。
ムチムチで甘い。
シャリは大きさ、酸味、塩味、米の硬さ、握りの強さ、
全て言うことなし。
5杯目は長野の小布施ワイナリーの醸す日本酒、
TROIS Le Sake Erotiqueです。
さすがワイナリーだけあって香りが素敵。
TROISということで3号酵母使ってるようです。
鳥貝もワインに負けない磯の香り。
シャリは結構高温。
そして桜鱒です。
前日の枯淡さんのも凄かったけど、
さかいさんのも唸る美味しさ。
口に入れると強烈な旨味を発しながらとろっと消えていきます。
1日冷凍寝かせ3日って言ってたかな?!
天草の小鰭も抜群。
酸味が丁度良く噛む程に旨味が出てきます。
6杯目は福井の黒龍酒造の九頭龍。
旨味すっきり。
握りに合わないわけがない。
お待ちかねの鮪3連打。
本日は沖縄の八重山の縄。
もちろんやま幸です。
赤身漬けから。
再びシャリ温は高くなってますね。
サクッとして酸味もいい感じ。
次は中トロ。
ねっとりねっとりジワジワとろける。
最後は大トロ。
スジは少し残るけどその甘味を楽しんで
もらうようにしてるとのこと。
北海道増毛町の牡丹海老は見るだけですんげえとつぶやいちゃった。
ねっとり甘い。
お口直しに皮付きのべったら漬け。
柚子の香りと爽やかなべったらでほっこり。
それとお椀。
石蓴でほっこりほっこり。
最後のお酒は墨廼江すっきりうまみ
鯵は当たり前のごとく島根のブランド品、
どんちっちです。
とろっとしつつもムチムチ。
浅葱がいいアクセントで爽やかな香り。
中落ちは軍艦で。
とろあま。葱の存在感もいいっすね。
まだ穴子が弱いこの時期は、そのポジションは九十九里の煮蛤。
シャクシャクもぐもぐ。
旨味が止まりません。
今度は函館の北紫海胆を軍艦で。
甘味と旨味が上品。
芝海老と大和芋の風味豊かな玉、
すっきり干瓢で〆。
ご馳走様でした。
タネは九州のものメインにしつつも全国からベストな食材を揃えられており、
江戸で食べる江戸前寿司よりも美味しい江戸前寿司は健在ですね。
また必ずお邪魔します。
さーて、夜まで時間あるし、またおやつ食べに行こうかな♪
中洲からキャナルシティ方面
リバークルーズ船から聞こえてくるのはベンEキングでお馴染みStand by Me。でも一番好みなのはFlorence ant the Machineヴァージョン
ビル案内
竹を抜け
通路を抜け
ビル入り口
行燈
エレベーター横案内
表札
内観
手元
産土 山田錦 生酒
じゅんさい
田中六五 65|13
桜鯛の白子
真蛸と鮑
真蛸と鮑
桜鯛と甘鯛
桜鯛と甘鯛
赤海胆
而今 特別純米 火入
灸鰹
喉黒小丼
唐墨大根
飛露喜 特別純米
鮟肝
指拭きとガリ
真子鰈
TROIS Le Sake Erotique 生酛
鳥貝
桜鱒
小鰭
本日の鮪は~
沖縄県 八重山の延縄 176.4kg
九頭龍 純米
赤身
中トロ
大トロ
牡丹海老
べったら漬け
お椀
お椀
墨廼江 特別純米酒
鯵
中落ち
中落ち
お茶
煮蛤
北紫海胆
北紫海胆
玉子
干瓢
干瓢
2022/06/06 更新
2021/04 訪問
春の終わりと鮨さかい
日時:金曜、18時頃
予約:あり(87日前、ポケットコンシェルジュ)
待ち:なし
人数:1人
座席:カウンター
頻度:111日ぶり2回目
食メニュー
☆季節のつまみと握りのおまかせ ¥30800(内税)
○藻付酢
◎真鯛白子の擂り流し
◎蛍烏賊と鮑
◎毛蟹
◎鮃
☆紫海胆
◎牡丹海老
☆金目鯛
☆鮟肝
☆喉黒
☆障泥烏賊
☆桜鱒
◎小鰭
◎赤貝
◎漬け
◎中トロ
◎大トロ
◎車海老
☆鯵
◎紫海胆
◎お椀
☆ネギトロ
☆煮蛤
◎玉子
◎干瓢
飲メニュー
☆而今 ¥Ask
◎若波 ¥Ask
☆たかちよ ¥Ask
☆篠峰 ¥Ask
☆玉川 ¥Ask
◎日高見 ¥Ask
◎酔鯨 ¥Ask
☆天吹 春色 ¥Ask
江戸前寿司強化月間中です。
約4か月ぶりのさかいさんです。
前回初訪でかなり摘みが素晴らしいと感じましたが殆どが冬全開の食材だったため、
これが春の終わりになるとどうなるのだろうと期待と不安の中での訪問。
天神中央公園で精神統一(というか時間調整。。)を行い、ここからほど近いお店へ気持ちを整えて向かいます。
L字カウンター12席でお客さんごとにアクリルの仕切りがあり、それも含めて雰囲気がよい。
お酒は日本酒おまかせし而今から。飲みやすいのでコースが始まる前にグビグビいっちゃう。。
お客さんが揃われたところでさかいさんから挨拶があり一斉スタート。
コースは摘みから握りへ移る構成です。
まずはさっぱりと酸味が効いた壱岐の藻付から。
次は鯛白子の摺り流し。あっさりした中に旨味があります。
次のお酒は若波。爽やかアマウマ。
次はこの時期必ずと言ってよいほど出される蛍烏賊と鮑。
そして噴火湾の毛蟹。土佐酢がいい塩梅。
3杯目はたかちよ。酸味が強くこちらも爽やかで美味しい。相変わらず新潟っぽくないお酒。
料理は対馬の鮃。縁側も。添えられた塩が結構主張強い。
そしてこの日一番衝撃を受けたのは摘みの海胆。まず摘みで出るのが意外。そして何よりも海胆らしからぬしっかりした食感。それなのに甘くて旨い。
4杯目は篠峯。芳醇な香りと旨み。
牡丹海老はねっとり濃厚。
次の料理はキンメ。皮目も身も素晴らしい。
5杯目は大好きな玉川。こちらもどっしりした旨味。
そしてここで登場、鮟肝。もちろん余市。奈良漬けも添えて。混ぜてもOK、別々でもOK。
初めから和えられていないのは親方の心遣い。
摘みラストは喉黒の小丼。物凄い脂。これまで食べた喉黒小丼で1位2位を争うやつ。
6杯目は日高見。握りに合わせてですね。
そして握り開始です。
まずは障泥烏賊。ねっとりした甘さ。鮨好きの方は墨烏賊派が多い気がするが私は断然障泥烏賊。
桜鱒もとろとろで甘い。
小鰭は強すぎない好みの〆加減。
7杯目は酔鯨。純大は初かな。。酔鯨らしくスッキリ辛いが上品。
次は赤貝。力強い旨みと食感。
ここから鮪。那智勝浦産。
漬け、中トロ、大トロ、美しい。旨味と脂はそこそこ。
車海老は可愛げな天本スタイルで。プリウマ。
最後のお酒は天吹の純大・春色。フルーティな旨み。
鯵は食感と甘み・旨みがいいバランス。
海胆は軍艦で。こちらはお馴染みはだての紫。摘みのとはちがうのかな。。
ここでしっかり出汁のお椀が出されます。
ネギトロも軍艦で。甘い。
まだ穴子が弱いからと、今回は煮蛤。しゃくっと。
最後は玉、干瓢で〆。
親方はまだ2回しか訪問していない私のこともしっかり覚えてくださっており、「実家の熊本にはこの後帰るのですか?」と尋ねられます。
で、前回訪問の際に熊本の鮨 仙八さんに是非行かれてみてくださいとお薦めされていたので、「はい、明日仙八さんにもお邪魔します。」と答えると、仙八さん対策も丁寧に教えてくださいました。
やはり全てにおいて満足。春も素晴らしかったです。
また異なる時季にお邪魔したいです。
藻付酢
真鯛白子の擂り流し
蛍烏賊と鮑
毛蟹
鮃
紫海胆
牡丹海老
金目鯛
鮟肝
喉黒
障泥烏賊
桜鱒
小鰭
赤貝
漬け
中トロ
大トロ
車海老
鯵
紫海胆
お椀
ネギトロ
煮蛤
玉子
干瓢
ガリ
本日の海胆
本日の鮪
酔鯨
表札
2021/05/05 更新
2021/01 訪問
初めての5点満点
日時:土曜、12時頃
予約:あり(78日前、ポケットコンシェルジュ)
待ち:なし
人数:1人
座席:カウンター
頻度:初訪
食メニュー
☆季節のつまみと握りのおまかせ ¥30800(内税)
◎生しらす
◎蛸
☆松葉蟹
☆皮剥
☆河豚と鮟肝
◎牡丹海老
☆余市の鮟肝と自家製唐墨
◎河豚白子
☆障泥烏賊
☆鰤
◎小肌
☆鯖
☆赤身
☆中トロ
☆大トロ
◎車海老
◎赤貝
◎北紫雲丹
◎お椀
☆穴子
☆鮪の巻物
◎干瓢
◎玉子
飲メニュー
☆田中六五 ¥Ask
☆而今 ¥Ask
☆伯楽星 ¥Ask
◎飛露喜 ¥Ask
◎楯野川 ¥Ask
☆農口尚彦研究所 ¥Ask
福岡グルメアップしたい週間の最後は今回の福岡訪問の一番の目的である鮨さかいさん。
2か月半前にポケコンにて予約し訪問です。
既に風情のある入り口で靴を脱ぎスリッパに履き替えカウンター席に案内されます。
前面、側面がアクリルで仕切られていますが、雰囲気は全く損なわれず、気持ちが高まります。
時間になると大将が挨拶され一斉スタート。
お酒は日本酒をお任せで戴きました。
1杯目は最近の福岡のお酒と言えばの田中六五。
すっきりしつつもしっかりした旨み。美味しい。
コースはまずは摘みからです。
1品目は生しらす。ねっとり甘みと苦味が同居してます。
次は福岡・志賀島の蛸。もちっとしてて旨みは最後まで残ります。
そして鳥取・境港の松葉蟹。もの凄い蟹の風味。ずっと摘んでたい。
2杯目は而今。クリアな甘みと酸味。間違いない。
摘みは別府湾の皮剥。コリッとした食感をたっぷりの肝醤油で味わいます。肝醤油はずっと摘んでたいその2。
続いて河豚と鮟肝。ねっとりしつつも酸味のある肝ソースが河豚にピッタリ。ずっと摘んでたいその3。
そんな要望に対して肝醤油と鮟肝ソースにはたっぷりの若布を投入してもらえます。
3杯目は伯楽星。鮨屋の定番。安心のお味です。
牡丹海老は漬けで。ねっとりした舌触りですが噛むとプリッと。甘くて酸味もあります。
ずっと摘んでいたいその4は余市の鮟肝と唐墨。鮟肝は割と固めですがパサつきはなく口に入れると滑らか。とても甘いです。唐墨は炙った香ばしさと絶妙な塩味が◎。
最後の摘みは河豚白子。摘みが内蔵系ばかりなのでホルモンさかいと自虐しておられましたが、その全てが素晴らしい。酒飲みには堪らない摘みのオンパレードでした。
4杯目は飛露喜です。しっかりした旨みと余韻。
そしてここから握りです。シャリは少し赤みがあり、主張は控えめで少し固めです。
1貫目はアオリイカ。3kgとのこと。ねっとり甘い。
2貫目は鰤。13kgの対馬産。津本式にて寝かせて漬けにしてるとのこと。旨い。
3貫目は天草産の小肌。シャリにあった締め加減。
4貫目は鯖。大間。とろとろで旨みたっぷり。
5杯目は楯野川。最初は辛い。その後濃厚な旨みが広がります。
5貫目は赤身。三厩のものでトロ並みに柔らかい。もちろん赤身ならではの旨みもたっぷり。
6貫目は大船渡の中トロ。こちらも脂と旨みのバランスがよいです。
7貫目は三厩の大トロ。サシが美しい。口に入れた瞬間の舌触りは多いですがそのあととろけます。
6杯目は農口尚彦研究所!最近飲めてないな~と思ってましたが、まさかこちらで戴けるとは。終盤の味の濃いタネとの相性は抜群ですね。
8貫目は車海老。天草の養殖とのこと。海老の旨み
9貫目は赤貝。コリットした食感が楽しい。
10貫目は雲丹。大間の北紫。濃厚。
ここでお椀が出されます。ズワイガニの風味が堪らない。
11貫目は穴子。ふっくらとろけます。
12貫目は鮪の巻物。先ほどの鮪が口いっぱいに。至福。
13貫目は干瓢。よい甘さ。
最後は芝海老と山芋の玉子で〆。
訪問後2週間経ってこのレビュー書いてますがどの料理も鮮明に記憶に残ってます。大満足。
接客も大将を始めスタッフの皆さんとても丁寧でいい距離感でした。
私食べログの点数は全体的に甘めですが、味だけでなく全項目から総合的に判定しているので5点満点はこれまで1度も付けてませんでした。
でもこちらは味、接客、雰囲気、値段、酒の全てにおいて満足で、初めて5点満点を付けたいと思いました。
堺大将の前では、実家に帰るついでにお邪魔したいと言ってしまいましたが、
今後の福岡訪問はこちらをメインに置いたプランを組むことになりそうです。
春先にまたお邪魔したいな~。
生しらす
蛸
松葉蟹
皮剥
河豚と鮟肝
若布投入
牡丹海老
余市の鮟肝と自家製唐墨
河豚白子
障泥烏賊
鰤
小肌
鯖
赤身
中トロ
大トロ
車海老
赤貝
北紫雲丹
穴子
お椀
鮪の巻物
干瓢
玉子
ガリ
錫グラス
うに
赤身、大トロ
中トロ
看板
表札
2021/01/22 更新
利用時情報
日時: 土曜、11時頃
予約: あり(62日前、Table Check)
待ち: なし
人数: 1人
座席: カウンター
頻度: 441日ぶり4回目
滞在: 2時間
支払: クレジットカード
食メニュー
☆季節のつまみと握りのおまかせ: ¥38,500(内税)
☆茶豆
◎蒸し鮑と煮蛸
☆垢穢と石陰貝
☆赤海胆のジュレ掛け
☆ネギトロ巻き
☆太刀魚の天婦羅
☆鰻の小丼
☆鮟肝奈良漬け
◎槍烏賊
☆松皮鰈
☆平政
☆唐墨大根
☆新子
☆赤身
☆中トロ
☆大トロ
☆車海老
☆鯵
☆赤海胆
◎お椀
☆水茄子
☆穴子
◎玉子
飲メニュー
☆飛良泉 山廃純米 マル飛 限定夏生: ¥Ask
☆天美 特別純米: ¥Ask
◎而今 特別純米 火入: ¥Ask
☆かたの桜 生酛純米 無濾過生原酒 愛山: ¥Ask
◎飛露喜 特別純米: ¥Ask
☆石鎚 無濾過 純米: ¥Ask
◎墨廼江 特別純米酒: ¥Ask
☆カラクチサムライ 純米 山田錦: ¥Ask
グッドポイント
・江戸で食べる江戸前寿司より美味しい江戸前寿司
バッドポイント
・最初は迷う
その他、注意事項
・The Tabelog Award Gold: 2018〜2020, 2022
・The Tabelog Award Silver: 2017, 2021, 2023
・寿司WEST百名店: 2021, 2022
・ミシュランガイド福岡 ★★★: 2019
・ゴ・エ・ミヨ 4トック: 2022, 2023
所感
一時帰国・福岡編その②です。
『ロジン』さんでゆったり休憩したあと、
西中洲の中心へと入っていきます。
向かったのはLANEラウンドビル2Fにあるこちら、今年もやってきました『鮨さかい』さんです。
一時帰国を決めた直後、2ヶ月前にテーブルチェックで予約。
コースは季節のつまみと握りのおまかせで予約時のクレジットカード登録で自動引き落としです。
前回訪問時より5,500円の値上げですかね~。
いつも通りエレベータで2階へ上がり、スリッパへ履き替え、中に入ります。
カウンター12席はインバウンドのお一人様が4組、日本人のお一人様が私を含め2人、お二人様が3組で、今回もど真ん中に着席♪
お酒はペアリングでなく、あくまで自分のペースのおまかせで。
前回同様、ソムリエさんセレクト。
一杯目は飛良泉 山廃純米 マル飛(実際の表記は飛の文字に○) 限定夏生。
秋田です。
夏酒の生酒故かいつもの山廃と聞いて想像するどっしり感はなく、
乳酸菌が強いため爽やか。少し苦みもありスッキリ飲むことができます。
吉田蔵uのモダン山廃も飲みやすい山廃でしたが、それ以上に飲みやすい山廃。
低アルってことも影響してんのかな。
山廃が苦手な方にこそ飲んで欲しい山廃ですね。
反対に一般的な山廃が好きな人には物足りないかも。
そんなことを思いながら、ちびちび飲みながら待っていると、
全てのお客さんが揃われ、堺親方の口上。
これでワクワクマックスですね。
最初は山形の茶豆から。
香りがものすごい。食感も物凄い。
パーフェクトな茶豆。
次は蒸し鮑と煮蛸。
どちらも福岡とのこと。
こちらもまずは香りが心地よい。
そして咀嚼するたびに得られる弾力と旨味が良いです。
そして垢穢と石陰貝。
垢穢は唐津の2日寝かせで、軽く炙って。モチムチで甘い。
石陰貝は岩手。こちらも香りを楽しみます。
お酒は大好き天美 特別純米。
通称黒天。山口下関で女性杜氏が醸すお酒。
アマウマサンキレの言うことないヤツ。
料理は赤海胆のジュレ掛け。
上にはキャビアと花穂紫蘇。
赤海胆は今治であまーーー。
ジュレが海胆の甘味を一層引き立てます。
手渡しでネギトロ巻き。
パリパリの海苔が美味いっすね。
ネギったトロはねっとり甘い。
続いて太刀魚の天婦羅。
焼きではなく揚げてるのは素敵。
横須賀とのことです。
薄い衣の中はとろとろ。
3杯目は而今 特別純米 火入。
この帰省中3度目の而今。
今回のやつは甘味、酸味の他、苦味も特徴的。
そしてこの季節はどこでも出てくる鰻です。
デカい!
有明の鰻の小丼。
地焼きで皮パリのヤツ。
木の芽の香りも相性いいですね。
まっ、そりゃそうか。
はい、やってきました鮟肝奈良漬け。
鮟肝はやっぱり余市です。
奈良漬けは刻んであるので鮟肝と和えながら。
これ食べに来てると言っても過言ではない。
ずっと食べてられます。ずっと飲んでられます。
ということで次のお酒!。
かたの桜 生酛純米 無濾過生原酒 愛山です。
かたの桜って初めて飲むなぁ。
大阪です。
基本的に生酛の芳醇さってあまり好みではないのですが、
これは美味しい。
鮟肝との相性ってのもあるのでしょうね。
『この後握っていきます。』とのことでガリが用意されます。
ジャキジャキピリ甘なぶつ切りガリ。
一貫目は鐘崎の槍烏賊。
ねっとり消えてくやつ。
シャリは温度高め。
そして以前より赤酢のコクが強めと感じたんだけど、
そもそも私自身が赤酢シャリの握りが1年ぶりだからな~。
まぁでも好みの握りです。
二貫目は噴火湾の松皮鰈。
鰈のキングです。
サクサクとした食感もあり甘い。
ここで『もう少し摘みが必要な方は唐墨がありますよ~』とのことだったので
もちろんお願いします。
お酒も発注。
飛露喜 特別純米。
言わずと知れた福島の銘酒。
三貫目は平政。4日寝かせの漬け。
いい旨味が広がりつつ脂の甘味も丁度いい。
ここで唐墨大根登場です。
これもずっとチビチビちびまる子ちゃんやってたい。。
少し強めの塩味がお酒を進めます。
そして昨年は食べられなかった新子です。
7枚付け。
すんばらしい香り。
ここから鮪三連荘のスタートです。
卸しはもちろんやま幸の鮪です。
今回は塩釜の縄。
鮪に合うお酒と言うことで石鎚 無濾過 純米。
賀儀屋と並ぶ愛媛の2トップ(と個人的には思ってます)。
スッキリ、仄かに酸味、そしてキレ。
鮪というより握りのためのお酒感。
鮪はまずは赤身の漬け。
赤身はやっぱり夏が好みですね。
酸味があり香りも素晴らしい。
次は中トロ。
サクサクっと食べれる中トロ。
最後は大トロ。
高温シャリで、とろけるヤツ。素敵♪
鮪タイムも終わったことだし次のお酒を。。
墨廼江 特別純米酒。
車海老は大きくて熱々。
甘くて旨くて美味しい。
鯵は島根県浜田市、どんちっちきたーー。
ブランド鯵というかブランド魚の中でも一番好きかもしれない。
ぷりぷりとろとろ。
至福の時間。
咀嚼するのがもったいない。
夜もあるので昼はこの位にしておこう。
と最後のお酒を発注。
下戸なのに4合も飲んでしまった。。
最後のお酒はカラクチサムライ 純米 山田錦。
福岡の杜の蔵です。
面白いラベル。
なんか南青山の某鮨屋の親方とか好みそうだな~
スッキリキレでこちらも食中酒としていいですね。
本日の海胆は唐津の赤海胆です。
この時期はやっぱり赤海胆が美味しいですね。
口に含むとたっぷりの旨味でとろけていきます。
ここでお椀も登場。
濃厚。
水茄子はもうジューシー過ぎてフルーツ。
穴子はツメと山椒で。
故に濃厚かつさっぱりと。
そしてお弟子さんの干瓢。
最後は芝海老と大和芋の玉子で締め。
お会計はドリンクと追加分を店内でクレジットカードで支払。
追加7,380円のトータル45,880也よ~、
まぁ、都内の同クラスの鮨屋と同等の値段ですね。
最後は親方にエレベータ前でお見送り頂き、
ご馳走様でした。
やはり握りの美味さは国内の江戸前寿司でもトップクラスではないでしょうか。
江戸じゃないけど。
またお邪魔します。
って、このビルには数時間後に戻ってくることになるのですが笑
真相は後ほど。。
さて、ホテルのチェックインまで時間があることだし、
福岡に来たらもう一つの再訪したかったお店がある箱崎へと向かいますか。