4回
2021/10 訪問
楽しすぎて終電逃す。。
日時:土曜、21時頃
予約:あり(53日前、前回訪問時)
待ち:なし
人数:1人
座席:カウンター
頻度:53日ぶり3回目
食メニュー
☆おまかせコース ¥31000(外税)
☆鱈白子
○長須鯨
☆鰹
☆目光
☆白甘鯛と松茸
☆鮍
◎イクラ
☆鰻
☆小鰭
☆車海老
☆毛蟹の茶碗蒸し
☆鮟肝
☆秋刀魚
◎海松貝
◎大トロ
☆赤身
☆中トロ
☆黒海胆
☆海老頭
◎穴子
☆干瓢
◎お椀
◎玉子
☆喉黒 ¥Ask
◎馬糞海胆 ¥Ask
◎新烏賊 ¥Ask
飲メニュー
◎谷川岳 夏吟醸 涼 ¥Ask
☆大盃 純米 雄町 macho ¥Ask
◎田村 生酛 純米吟醸 ¥Ask
◎出雲富士 秋雲 純米 ¥Ask
☆くどき上手Jr. 2021 純米大吟醸 生詰 ~コロナの馬鹿野郎~ ¥Ask
☆AKABU 純米吟醸 愛山 ¥Ask
☆DATE SEVEN 純米大吟醸 EPISODE VII THE FINAL ¥Ask
渋谷です。
1ヶ月半ぶり、3回目のくろ崎さんです。
本日も少し押して入場。
そういやくろ崎さん、まだ2巡目しか入ったことないな。。
親方前のカウンターに着席。
まずはお酒です。
ということで1杯目は谷川岳の夏酒。
10月だけどね。
酸味が強くスッキリ喉越しです。
本日のコースは鱈白子から。
温かくてねっとり美味しい。
次は長須鯨の尾の身。
他の料理のレベルと比べると割と普通。
普通ってなんだよ。。
2杯目はマッチョ。
ふざけた名前ですがお味は確かで、雑味もあるけどスッキリ。
親方のこのセンス大好きなんだよな~。
料理は鰹のハラス。
とろける鰹。風味ももちろん素晴らしい。
焼物は目光。
パリふわな目光は初回同様絶品。
椀物は白甘鯛に松茸。
甘鯛の上にどっさりと松茸が乗っており、堪んないです。
3杯目は田村の生酛純吟。
マッチョから一転して真面目なラベル。
柑橘の酸味に旨味がのります。
握りは鮍から。もちろん肝も挟まれ、ねっとりシャリに良く合う。
イクラは海苔がとても美味しい。
次は博多の天然鰻。800gとのことです。
くろ崎さんの鰻はハズれないですね。
唐津の小鰭は酸味がシャリと見事にマッチ。
美味しいなあ。
車海老は三河湾。
身がしっかりしてて甘い。
次は噴火湾の毛蟹の茶碗蒸しです。
もうさ溢れる身と味噌がさ♪
4杯目はくどき上手Jr.のコロナの馬鹿野郎。ラベルが強烈すぎます。でも写真撮り忘れ。
フルーティな甘味で大好き。
鮟肝にはなんと柿!
さっぱりした甘さとねっとりしたコクアマが絡みます。
秋刀魚は肝醤油で。
火入が素晴らしすぎる。
海松貝は塩と酢橘で戴きます。
シャクシャクシャクシャク。。
ここから鮪三連打。
大トロは塩釜の旋網。
くろ崎さんのシャリはほんとに大トロによく合う。
そして赤身と中トロは、、、来ました三厩の一本釣り。
私が一番好きな鮪です。
赤身は香りも良くて旨味も抜群。
中トロも脂と赤身のいいとこどり。
5杯目はAKABUの純吟愛山。
やはり甘味先行ですが、愛山らしく上品になります。
天草の黒海胆は名前の通り黒みがかってますが、
故に旨味が凄い。
海老頭は終盤で楽しみなお摘み。
カリッと濃厚。
穴子は今回も◎。
終盤ですがもう一杯。
すると来ましたDATE SEVEN。
名前から察せる通り宮城の7つの酒蔵が作っているお酒です。
興味本位で7つってどこですかと聞いたばっかりに、お弟子さん調べてくれました。
絶対入ってるだろうなと思った新澤酒造さんはやっぱり入ってましたね。
リーダーが勝山さんなのは意外。
いつも通り干瓢は幅広の一本を折りたたんで手巻きにされます。
くろ崎さんの干瓢が一番好きだなぁ。
今日のお椀は蛤、蜆、海松貝。
まったり濃厚です。
さてお待ちかねの追加タイムです。
喉黒と馬糞海胆、新烏賊をオーダー。
喉黒は塩と浅葱を添えて手渡しで。
そして中には山葵たっぷりですが、脂凄すぎて全然効かない。
馬糞は浜中産。
紫や赤、黒はこちらのシャリと合うことは承知ですが、
馬糞も良いですね。
そしておそらく今年最後となる新烏賊。
シャクシャク食感でねっとり甘い。
表面カリッとスイーツ玉子で〆。
最後にはさかなくろさきさんの名刺も戴きました。
こちらテイクアウト専門ということは知ってましたが、24時以降はそれだけでなく、くろ崎さん来店者限定で立ち食い寿司となるようですね。
こちらもお邪魔してみたい。。
ご馳走様でした。
本日も楽しかったです。
楽しすぎて長居して高尾まで電車で帰れなかったのは次回への反省。。
土曜日で良かったなぁ。。というか早速さかなくろさきさん利用すれば良かった。と気づいたのはタクシーで家に帰り着いた後。。
また11月!
白子
長須鯨
鰹
目光
白甘鯛と松茸
白甘鯛と松茸
鮍
イクラ
イクラ
鰻
小鰭
車海老
茶碗蒸し
毛蟹の茶碗蒸し
鮟肝
秋刀魚
海松貝
大トロ
赤身
中トロ
黒海胆
黒海胆
黒海胆
海老頭
穴子
干瓢
干瓢
お椀
お椀
喉黒
馬糞海胆
馬糞海胆
新烏賊
玉子
玉子
谷川岳 夏吟醸 涼
大盃 純米 雄町 macho
田村 生酛 純米吟醸
出雲富士 秋雲 純米
AKABU 純米吟醸 愛山
DATE SEVEN 純米大吟醸 EPISODE VII THE FINAL
7つの蔵元
本日の鮪1
本日の鮪2
表札
2021/12/17 更新
2021/08 訪問
待ちに待った再訪
日時:火曜、20時頃
予約:あり(82日前、前回訪問時)
待ち:なし
人数:1人
座席:カウンター
頻度:82日ぶり2回目
食メニュー
☆おまかせコース ¥31000(外税)
◎白梶木と鮃
☆垢穢
◎鮑
☆目一鯛
☆時鮭のイクラ
☆鰻
◎〆鯵
◎車海老
☆毛蟹の茶碗蒸し
◎新烏賊下足
☆海松貝
◎春子鯛
☆大トロ
☆赤身
☆中トロ
☆新烏賊
☆赤海胆
☆海老頭
◎穴子
☆干瓢
◎お椀
◎玉子
◎笛鯛 ¥Ask
☆小鰭 ¥Ask
☆鮃縁側 ¥Ask
飲メニュー
◎吉田蔵 純米大吟醸 ¥Ask
☆仙禽 オーガニック ナチュール 2021 ¥Ask
☆天美 特別純米 ¥Ask
◎惣誉 生酛 特別純米酒 ひやおろし ¥Ask
☆山の壽 純米酒 山田錦 ¥Ask
☆山本 純米吟醸 生原酒 Midnight Blue ¥Ask
2ヶ月半ぶりのくろ崎さんです。
前回とても好みにハマったのでとても楽しみにしての再訪です。
予約時間丁度に中に案内されます。
今回も親方の目の前。
席間はやっぱり狭め。
前回同様お酒おまかせでお願いしました。
1杯目は吉田蔵の純大。
旨味ありつつシャープです。
コースは摘みと握りが入り混じった構成。
今回は白梶木(別名シロカワカジキ)と鮃のお造りから。
白梶木は柵漬けにしてあります。甘い。
鮃は仄かな甘さが良い。
楽しみにしていた今回の海苔巻きの焼物は垢穢。
パリパリの海苔とジューシーな垢穢が最高。
鮑は塩蒸しにしたもので力強い食感。
2杯目は仙禽のオーガニックナチュール。
はっこくさんで飲んで以来かな。
澤屋まつもとを離れた松本日出彦氏とのコラボ。
しかし鮨屋の皆さん松本日出彦氏好きな人多いな~。
握りもスタート。
もちっとした目一鯛です。
シャリはねっとりと酢が効いています。
次は時鮭のイクラ。
ねとねとしており強い旨味。
鰻は博多湾1kgほどのものとのことです。皮目はパリッと身は厚くてジューシー。
先日の鮨祥さんのも素晴らしかったけど、こちらも抜群。
鯵は酢締めにしたもの。
さっぱりと戴けます。
3杯目は天美の特純。
天美出てくるだけでテンアゲです。
ムチムチの車海老は伊万里のもの。
茶碗蒸しは毛蟹。
玉子の甘味に負けない蟹の甘味。
4杯目は惣誉。
今年初のひやおろしです。
もうこんな季節なんですね。。
次は新烏賊の下足。ということはこの後本体が出るということですね。
再び握りに戻り、海松貝。
しゃくしゃくで甘い。
春子は程よい加減。
本日の鮪は大畑の延縄。
まずは蛇腹大トロ。
溶ける脂とシャリの相性が抜群。
5杯目は山の壽。親方曰く味は真面目なのにラベルはヒップホップみたいに派手。
いやホントスッキリと飲みやすく美味しいお酒。
鮪は美しい漬け、中トロと続きます。
赤身も旨味が強くて◎。
中トロも素晴らしい。
先程の下足の本体。歯切れがよく甘い。
シャリが強いと烏賊との相性は心配になりますが、この新烏賊の甘味だと問題なし。
そういえば前回墨烏賊でも違和感は感じなかったな。。
濃厚な旨味の赤海胆もシャリとよく馴染みます。
6杯目は山本のミッドナイトブルー。
ラベルにはピュアブラックに対して穏やかとありますが、それでも十分なキレ。
そして華やかな香り。
先ほどの海老の頭は味噌の旨味が堪らん。
前回、唯一シャリに馴染まなかった穴子は、今回は穴子そのものの味も濃くいいバランス。
干瓢は長いままのもの折りたたみ手巻きで。
お椀は浅利と海松貝で出汁をとったもので、ほっこりするけど深い旨味。
追加は笛鯛(通称シブダイ)と新子が無くなったとのことなので小鰭。
笛鯛は脂の甘味が凄い。
小鰭は言うことなし。
やはり光物と鮪はくろ崎さんのシャリに合います。
そして他の人が頼んでいる鮃縁側を見て私も追加発注。
これだけしっかりしてる縁側を見るとついね。
コリコリ食感と甘みが素晴らしい。
ご馳走様でした。
今回も期待通りの内容でした。
次回は秋真っ只中に!
白梶木と鮃
垢穢
鮑
目一鯛
時鮭のイクラ
鰻
鰻
〆鯵
車海老
毛蟹の茶碗蒸し
新烏賊下足
海松貝
春子鯛
大トロ
赤身
中トロ
新烏賊
赤海胆
海老頭
穴子
干瓢
お椀
しぶ鯛
小鰭
鮃縁側
玉子
吉田蔵 純米大吟醸
仙禽 オーガニック ナチュール 2021
天美 特別純米
惣誉 生酛 特別純米酒 ひやおろし
山の壽 純米酒 山田錦
山本 純米吟醸 生原酒 Midnight Blue
ガリ
本日の鮪
2021/09/26 更新
2021/06 訪問
期待値を遥かに超えてきた
日時:木曜、20時頃
予約:あり(2日前、OMAKASE)
待ち:なし
人数:1人
座席:カウンター
頻度:初訪
食メニュー
☆おまかせコース ¥31000(外税)
◎石水雲
◎鳥貝
☆真魚鰹
☆喉黒
☆鯛
☆北寄貝
◎鰻
◎小鰭
☆車海老
◎鮎魚女
☆目光
☆稚鮎のペースト
◎鯵
◎白海老と赤海胆
☆大トロ
○赤身
◎中トロ
◎紫海胆
◎海老頭
・穴子
☆干瓢
◎お椀
◎玉子
◎墨烏賊 ¥Ask
飲メニュー
☆十八盛 雄町純米大吟醸 ¥Ask
○東北泉 雄町純米 辛口 ¥Ask
☆山形正宗 1898 ¥Ask
☆播磨古今 純米吟醸 雪彦山 ¥Ask
☆洌 純米吟醸 雄町 ¥Ask
ずっと前から行きたいと思いつつも、定期的にOMAKASEに席が出てるわけではないので放置していたくろ崎さん。
たまたまOMAKASE開いたら、これまたたまたま1席空席があったので即予約。
渋谷駅からテクテク歩き5分程で到着。
予約時刻から少し押して入店です。
カウンター10席で親方の前に着座。個室もあるようです。
アクリル等の仕切りはなく席間は狭め。振り返るとここがちょっと残念なポイントかな。
でも隣のお客さんと意気投合でき楽しく過ごすことができたので良かったです。
11月で移転するそうですが、移転後この辺りがどうなるかが気になります。
まずはお酒。日本酒をお任せで戴きます。
1杯目は十八盛の雄町純大。とてもフレッシュな旨味が素敵。
コースは摘みと握りが入り混じった構成。
最初は石水雲からスタート。くっきりした歯応えがクセになります。
次は鳥貝。叩くと面白いほど膨れ上がり、食べるときも少し動きがあります。炙りの香りと貝そのものの香りが程よい。
真魚鰹は海苔で巻いて。熱々で脂の染み出す真魚鰹と海苔の相性が抜群。
次のお酒は東北泉でこちらも雄町。軽やかスッキリ。
料理は喉黒。さっぱりとした味付けながらも、喉黒ならではの脂を堪能できます。
握りは鯛から。ねっとり旨い。シャリは少し固めでかなりクリーミー。好き嫌い分かれそうなシャリですが、私にはどハマり。
次は北寄貝。とても柔らかい舌触り。でも口の中でいつまでも噛み続けることができます。
続いて鰻。皮目はパリッと身はとろっと。ただただ幸せ。
3杯目は山形正宗の1898。しっかり旨味がのりつつもスッと消えていく。好みのタイプのお酒です。
次の握りは小鰭。シャリとの相性素晴らしい。
車海老はむっちりしながらもサクッとした意外な歯ごたえ。
お椀は鮎魚女。ふっくらした身の下には蓴菜。
次は目光。パリッとした皮にジューシーな身。とても素晴らしくてお隣さんと幸せですねと連呼してた。。
そして稚鮎はまさかのペースト。酒飲みには堪らん。
鯵は浅葱を噛ませて。
4杯目は雪彦山の播磨古今。こちらも強い旨味だけど飲みやすい。
握りはまさかの白海老と赤海胆のスタック。握りの異種格闘技はたかはしさんの鰹ネギトロ以来。最初は白海老が強すぎるのではと思ったけど、あとから海胆がグングンくる。
大トロは旨みのかたまり。鮪で大トロが一番おいしかったのは久々。
赤身はさくさく。
中トロは程よいバランス。
最後のお酒は洌。またまた雄町。親方雄町好きなのかな?
これも素晴らしい飲み口。
天草の紫海胆は味の濃い部分だけを選り分け、シャリに絡めて戴きます。至福。
次は先ほどの海老の頭。こちらも酒飲みのためのやつ。
穴子だけはシャリが強すぎて、個人的にハマりませんでした。
干瓢はホクホクと温かい。
貝類の出汁で取ったお椀はホッとするお味。
追加で墨烏賊を注文。いい塩梅。
玉子はキャラメリゼされたものです。
摘みも握りも独特なので好みは別れそうですが、私には100%マッチしました。
もちろん食べログの評価もミシュランの評価も確認していましたが、渋谷は鮨不毛の地という印象が強く、失礼ながら少し懐疑的な目でしまうところがあったのですが、そんな思いも見事に払拭してくれて、期待値を遥かに超えて美味しかったです。
お酒もこだわりを持って出されており、めちゃくちゃ私の好みに合ってたな~。
親方は容姿も握りの所作もスタイリッシュでありつつ、気さくでもあるのでとても居心地がよかったです。
夏の終わりにまたお邪魔します。
石水雲
鳥貝
真魚鰹
喉黒
鯛
北寄貝
鰻
小鰭
車海老
鮎魚女
目光
稚鮎のペースト
鯵
白海老と赤海胆
大トロ
赤身
中トロ
紫海胆
海老頭
穴子
干瓢
お椀
墨烏賊
玉子
十八盛 雄町純米大吟醸
東北泉 雄町純米 辛口
山形正宗 1898
播磨古今 純米吟醸 雪彦山
洌 純米吟醸 雄町
本日のトロ
本日の赤身
表札
2021/08/27 更新
日時:木曜、21時頃
予約:あり(26日前、前回訪問時)
待ち:なし
人数:1人
座席:カウンター
頻度:26日ぶり4回目
食メニュー
☆おまかせコース ¥31000(外税)
◎鱈白子
☆鰆
◎鰹
◎垢穢
☆鮍
◎イクラ
☆虎河豚の唐揚と唐墨
◎小鰭
☆車海老
☆鰯
☆香箱蟹の茶碗蒸し
◎鮟肝
・干し青柳
○河豚の煮凝り
☆秋刀魚
☆赤貝
☆大トロ
☆赤身
☆中トロ
◎紫海胆
◎海老頭
☆穴子
☆干瓢
◎お椀
☆玉子
◎鰤 ¥Ask
☆墨烏賊 ¥Ask
◎春子鯛 ¥Ask
飲メニュー
☆正雪 CRAFT SHOSETSU ¥Ask
◎山形正宗 稲造 ¥Ask
◎貴 特別純米 ふかまり ¥Ask
☆開運 雄山錦 純米酒 ¥Ask
◎惣誉 生酛仕込 特別純米 ¥Ask
☆天賦 純米吟醸 ¥Ask
☆三井の寿 ヤマダ60 バトナージュ ¥Ask
約1ヶ月ぶりのくろ崎さんです。
渋谷の狂騒を抜け、少し静寂が生まれるところに急に現れる厳かな空間。
そしてその前には入店を待つ本日のお客さん。
この雰囲気が好きでしたが、この場で黒崎親方の握りを戴くのは今回が最後となるかもしれませんね。
というもの、少し長引いていた移転の日程がようやく決まったとのこと。
親方もとても満足そうにお話しされておりました。
次回の私の予約はその後なので、新店舗を早々に体験できるワクワク感がある反面少し名残惜しさも。。
一方で、こちらの店舗は改装を施し、お弟子さんが引き継ぐとのことです。
スタッフさんも2箇所に分かれるみたいで、これは両方通わなければならないなぁ。。
ということでこの地での親方の握りを楽しむべく気合を入れます。
今回もカウンター10席の親方の目の前で。
くろ崎さんの唯一の弱点はこのカウンター席間の狭さだと思うのですが、新店舗では席数そのままに広々とした店内とのことなのでとても楽しみ。
さて本日も日本酒スタート。
スタータ―は正雪のクラフト。
相変わらず面白いお酒が出ますね。
フルーティーな甘味と旨味の後にすっとキレる。
そして摘みと握りが入り混じったコースがスタートです。
前回同様に鱈の白子から。
温かくてねっとり濃厚な白子。
続いて鰆。
先日なんばさんの鰆を食べた際にも感じたチーズ感がこちらでも。
とにかくクリーミー。
鰹はヤイトガツオ。
酸味が強くて爽やかな鰹です。
2杯目は山形正宗の稲造。
なるほどイネとゾウ。
正雪よりも旨味がのります。
今回の西京焼きの海苔包みは垢穢。
パリパリの海苔とシャクっとした身が美味しい。
握りは鮍から。
中には浅葱と肝を仕込んで。
この時期の鮍はやはり肝の甘さですよね。
肝同様ねっとりしたシャリと身も見事に融合。
イクラは魚卵の旨味をしっかりと味わうことができます。
3杯目は貴のふかまり。
数か月の熟成酒なのでふくよかな旨味です。
グラデ―ションがかったラベルも秀逸。
次の料理は虎河豚の唐揚と唐墨。
もう河豚の肉肉しさったら。
そしって炙った固めの唐墨をちょびっとずつかじる幸せ。
くろ崎さんのシャリで食べる小鰭は安心して食べれます。
車海老は三河。
むっちむちで甘い。
他店に比べ車海老が出てくる順番が早いのはあの摘みのためですね。
4杯目は開運。
開運ってバーンっと中央にデカい文字が書いてあるラベルがお馴染みですが、
こちらは控えめで愛着がわく招き猫。一番開運できそう。
アマウマで飲みやすいのは流石。
鰯は見るからにとろっとろなのが分かります。
上には浅葱。
口に入れるとほ~らとろっとろ。
茶碗蒸しはシーズン真っただ中の香箱蟹。
中には内子外子。
プチプチな食感が凄い。
鮟肝は前回同様柿と和えられたもの。
見た目はパッポンカレー。
次は干した青柳。
もうスルメですね。
ゆったり過ごせる場所ではこちら素晴らしいのだと思うのだけど、
一斉コースの中だと十分に噛み締めることができずちょっと駆け足になるのが残念。
今度は河豚の煮凝り。
皮のコリっとした食感を楽しむことができます。
5杯目は惣誉の生酛。
しっかりめな旨味ですっと締まります。
次はまだ戴けると思っていなかった秋刀魚。
このパリふわ食感はくろ崎さんならでは。
肝醤油の旨味も堪んない。
赤貝には紐が挟まれており、コリシャクな食感を同時に楽しむことができます。
さて鮪三連打です。
この日は八戸沖の延縄。
いつもどおり大トロから。脂が旨味。
続いて赤身。トロかと思うくらいまったり。
中トロは抜群のバランス。
本日も見た目も味も抜群の鮪三貫でした。
さてお次のお酒は来ました天賦。
このところどこのお鮨屋さんに行っても出てくるので、
もう鹿児島代表どころか日本代表クラスのお酒にまで上り詰めた感がある。
十四代でお馴染み高木酒造にアドバイスをもらっているだけあって、とてもきれいな飲み口。
紫海胆はアマウマ。
そして先ほどの車海老の頭。
カリっとして濃厚な旨味。
本日の穴子はとても素晴らしい。
初回はシャリとの相性に違和感を感じましたが、今回はシャリに負けない穴子。
そして大好きなひも状の干瓢の手巻き。
ジューシーな干瓢の甘味が口いっぱいに広がります。
お椀は浅利、蜆と蛤出汁。味付けはお酒と水だけだけど物凄い旨味。
追加する気満々だったので日本酒も追加を。
出ました背番号14番三井寿。。ではなく三井の寿(みいのことぶき)。
とはいってもよく見かける背番号ラベルではなくバトナージュ。
ワインの製法で知られる澱を攪拌しながら熟成する方法ですね。
力強い旨味と酸。
追加は鰤と春子をお願いしました。
すると間違って墨烏賊を握りられる親方。
もちろんそのまま戴きましたがこれがシャクシャクで甘くとても美味しかった。
鰤は柔らかく旨味がたっぷり。
春子は酸でホロホロとシャリがほどけていきます。
プリン玉子で〆。
前回、ここでお喋りしすぎて終電を逃すという失態をやっているので、今回は早めにお会計をお願いして退店。
ご馳走様でした。
次はいよいよ新店舗。
楽しみです。