furutax2さんが投稿したレスピラシオン(石川/北鉄金沢)の口コミ詳細

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レスピラシオン北鉄金沢、金沢、七ツ屋/スペイン料理、イノベーティブ、創作料理

1

  • 夜の点数:4.8

    • ¥20,000~¥29,999 / 1人
      • 料理・味 4.5
      • |サービス 5.0
      • |雰囲気 5.0
      • |CP 5.0
      • |酒・ドリンク 5.0
1回目

2021/07 訪問

  • 夜の点数:4.8

    • [ 料理・味4.5
    • | サービス5.0
    • | 雰囲気5.0
    • | CP5.0
    • | 酒・ドリンク5.0
    ¥20,000~¥29,999
    / 1人

再訪確定金沢スパニッシュ

日時:金曜、18時頃
予約:あり(36日前、ポケットコンシェルジュ)
待ち:なし
人数:1人
座席:4人掛けテーブル
頻度:初訪

食メニュー
☆Course No.2 ¥17600(内税、サービス料別)
 ◎Impact 甘海老
 ☆Ostra 岩牡蠣
 ◎ガスパチョ
 ◎Guisante la grima ギサンテラグリマ 七面鳥/スナップエンドウ
 ◎自家製パン
 ◎Pil-Pil まはた/カリフラワー
 ☆Ayu 鮎/ブルーベリー
 ◎Pescado 目鯛
 ☆Sea noodles 海素麺
 ☆Ciervo con verduras de temporada 日本鹿
 ☆Paella のど黒
 ◎アロスカルドソ
 ☆Aroz con leche 羽咋自然米/マンゴー/レモン
 ☆Tarta citrica 甘夏/パッションフルーツ
 ○カラヒージョ
 ◎無花果のタルト
 ◎タルタ・デ・サンティアゴ
 ○ミルクチョコレート
 ◎ポルボロン(お土産)
 
飲メニュー
 ○加賀棒茶とセイロンティーのブレンド
 ◎ハーブティー
☆Wine pairing short ¥5000(外税)
 ☆Sorrenberg Chardonnay 2019
 ☆百々登勢 1970
 ☆Domaine André Vatan Sancerre Saint François 2017
 ◎Costa d'Amalfi Furore Bianco Fiorduva Marisa Cuomo 2018
 ☆Le Vieux Donjon Chateauneuf du Pape Rouge 2016
 ☆Klein Constantia Vin de Constance 2016
・サンペレグリノ ¥900(外税)

4年ぶりの金沢です。ということで金沢・野々市編開幕です。

金沢到着し、近江町のホテルにチェックインしすぐに向かったのは近江町市場すぐのモダンスパニッシュのこちら。
ミシュラン北陸版2021で二ツ星を獲得され、勢いに乗る中での訪問ということでとても期待していました。
スペイン料理の百名店なんか出来たらもちろん選出されそうだし(今年の百名店乱立っぷり見てるとそのうちマジでやりそう。というか天ぷらは?)、今年は食べログアワードも確定でしょう。
1ヶ月ちょい前にポケコンで予約。

2日前ぐらいに確認の電話を受け、15分くらい前にはお越しくださいとのこと。
15分少し切ったあたりで到着すると、スタッフが外で待たれており笑顔で迎えられすぐに中に案内されます。
外観はかなり風情のある町屋。
内観も同様で通路を歩く限りスパニッシュ感なし。
そして通されるのはこれまた雰囲気の良いウェイティングルーム。リラクゼーションミュージックが流れます。
流石に最初は一人だと場違いかなとも思い緊張したけど、途中からワクワクが凄くて気にならなくなりました。
因みにOMAKASEからだと2人~の予約しか受けてなさそうですが、ポケコンやテーブルチェックなら1人から受けてました。
そこで戴くウェルカムドリンクは加賀棒茶とセイロンティーをブレンドしたもの。
1品目の甘味を強調するため、渋めのもので口内をリセットするとのこと。
この時点でスタッフの方からも積極的にお声掛け戴き、緊張も解れました。

そして時間になるとメインダイニングに移動です。
こちらは一転モダンな内装。

オープンキッチン前の4人掛けテーブル席に1人分準備していただき、しっかりと調理の様子を眺めることができます。
3人のシェフが揃って一つの料理を完成させていく様に見入ってしまう。

さてまずはドリンクから。
現在はドリンクメニューはないとのこと。
ダメもとで日本酒ありますか?と聞きます。


場が一瞬凍り付きます。。


確認していただき、今はご用意がないとのこと。
ということでグラスワインで注文。
ペアリングじゃなくていいですか?とも提案を受けますが、ワインだとあまり飲めないので
ペアリングなしでお願いしました。

1杯目はソレンバーグのシャルドネ。香りは芳醇さと爽やかさが入り混じり面白く、味は甘味旨味がしっかりして丸みがあります。とても美味しくて、これだとかなり飲めそう。

さてさてお料理。
1品目は甘海老。表面のシートは味噌を加工し、その下には身がゴロゴロ、最下層は殻や尾で作ったタルト。って全部皿に書いてあるけど。。
インスタでは度々拝見していましたが実物を見ると感動しますね。
濃厚な海老の甘味と旨味をこれでもかと味わうことができます。
ただ正直食べた瞬間は期待値を超えることはなかったのですが、後で振り返ってみると、
味を鮮明に思い出すことができ、また食べたいという印象を残します。

2品目は美川産の岩牡蠣。下には新玉葱とホエイのソース。
目の前で仕上げとして実山椒のオイルがかけられます。
濃厚な牡蠣の旨味と甘いクリーム。

ここでリストには載っていないガスパチョ。あんがとう農園さんのハーブを用いているとのこと。香川県のオリーブオイルが滴下されます。
まず香り。そして酸味と旨味がよいです。

次はスナップエンドウをスペインのえんどう豆ギサンテラグリマに見立てたもの。
下には輪島の七面鳥の胸肉。
スナップエンドウの食感が面白く、肉の旨味がしっかりチーズはとろーり。

次のお酒はまさかの日本酒。百々登勢 1970。
わざわざ蔵に行って探していただいたとのこと。感謝。
言ってみるものですね。
芳醇な香りでしっかり甘い。変な角もなくとても飲みやすいです。
化粧箱もしっかりしており、かなり貴重なお酒だろうなと思っていました。
で、後で調べてビックリ!!想像した価格と桁が2つ違ってた。。

加賀のうどん粉を用いた自家製のパンはスペインのオリーブオイルと合わせて。
もっちり柔らか生地で香りもよい。

次はピルピル、魚は14日間熟成した真羽太でローストしたカリフラワー、柚子の泡を合わせています。目の前に丸い球体がおかれていましたが3日間乾燥させた柚子とのこと。これをピルピルにかけ目の前で仕上げられます。
肉厚で旨味たっぷり。柚子でさっぱりと食べることができます。

こちらに合わせてフランス・サンセールのソーヴィニヨンブランを用いたワイン。柑橘系の爽やかと酸味が心地よいです。

犀川の鮎は敢えて肝を残しているとのこと。付け合わせも石川産の山菜です。
ソースは肝の苦味に合わせた能登のブルーベリーを発酵させたソース。
最初は苦味がかなり強いなと思ったけど確かにソースと合わせることですごい一体感。
どんどん美味しくなりクセになる一品。

今度は氷見の目鯛。10日間熟成させ炭焼きにして魚介出汁のソースをキャビアと合わせてます。
ふっくら抜群な火入れで味は淡泊め。

合わせるお酒はイタリアのアマルフィのワイン。
3種の葡萄をブレンド。こちらも爽やかで辛口。

次は海素麺。蓴菜と七面鳥の白湯スープと合わせて。
岩水雲とかに近いのかなと思ったけど、全く逆でにゅるっと美味しい。
6~7月にしか捕れないそうです。食べれてよかった。

次のお肉に合わせて赤。フランスのグルナッシュをベースに4種を混ぜて。
香りが立ちスパイシー。

お肉は鹿のロースト。下には大蒜の芽。
ソースはこれまでの料理の端材を使い瘤蜜柑の泡を合わせてあります。
こちらも抜群の火入れ。肉肉しさたっぷりでうまっ。

パエリアには2週間熟成の喉黒。取り分けられ、アリオリソースと三つ葉が添えられます。
脂たっぷりふかふかの喉黒がたまらない。

メニューには載っていない毛蟹のアロスまで出てきます。
美味しいけど腹パンパン。

デザートに合わせて南アフリカの超甘口ワイン。ロックで出されます。
トロトロで甘い。ここまでくるとブランデーに近くなる。

1品目はお米を使ったジェラートでマンゴーと能登ミルクで合わせられます。
濃厚で少しもっちりとしています。

2品目は表面をパッションフルーツのシートで覆い中には甘夏とマスカルポーネとディルと蜂蜜と洋酒。
中も外もさっぱりしているので甘みが程よくパッションフルーツの種の食感が楽しい。

最後はハーブティと4種のお茶菓子。ハーブティーは砂時計で時間管理されるのがまた良いです。
お茶菓子はカラヒージョ、無花果のタルト、加賀棒茶のタルタ・デ・サンティアゴ、ようこそレスピラシオンと書かれたミルクチョコレートと最後までしっかり作り込まれてました。

ワインは好き嫌いが激しいのですが、戴いたものが全部好みだったので思った以上に飲んでしまいました。
ペアリングにすればよかったかな~と思い、レシートを見てみると、ショートのペアリングにして頂いてました。
というかこれさっきの百々登勢を含めるとありえないCPということになるんだけど。。

最後に梅シェフに見送りしていただき、お土産を渡されつつ、他にどこか行かれるのかと聞かれたのでENSOさんとめくみさんと答えると、めくみの山口親方には食材選び等で一緒に廻っていたとのこと。
そのことを次の日、山口親方に伝えると、謙遜して返されてしまいましたが、表情はとても嬉しそうでした。

先述した通り、料理食べてる最中は失礼ながら美味しいけど飛び切りという印象は持ちませんでした。
でも改めて写真を見返すと石川県の食材をこれでもかと使った料理の味を鮮明に思い出せ、また行きたいな~という気持ちになります。
まぁそもそもスパニッシュの経験値少なすぎなので勉強が必要ですが。。

ホールスタッフやソムリエの皆さんの対応もとても良かったです。
次回の金沢旅行の際も必ず組み込みたいですね。

  • 加賀棒茶とセイロンティーのブレンド

  • Impact 甘海老

  • Ostra 岩牡蠣

  • ガスパチョ

  • ガスパチョ

  • Guisante la grima ギサンテラグリマ 七面鳥/スナップエンドウ

  • スペイン産のオリーブオイル

  • 自家製パン

  • 柚子

  • Pil-Pil まはた/カリフラワー

  • Ayu 鮎/ブルーベリー

  • Pescado 目鯛

  • Sea noodles 海素麺

  • Ciervo con verduras de temporada 日本鹿

  • Paella のど黒

  • Paella のど黒

  • アロスカルドソ

  • Aroz con leche 羽咋自然米/マンゴー/レモン

  • Tarta citrica 甘夏/パッションフルーツ

  • ハーブティーのハーブ

  • ハーブ一覧

  • ハーブティーと砂時計

  • ハーブティー

  • お茶菓子

  • カラヒージョ

  • 無花果のタルト

  • タルタ・デ・サンティアゴ

  • ミルクチョコレート

  • ミルクチョコレート

  • Sorrenberg Chardonnay 2019

  • 百々登勢 1970

  • 百々登勢 1970(外箱)

  • Domaine André Vatan Sancerre Saint François 2017

  • Costa d'Amalfi Furore Bianco Fiorduva Marisa Cuomo 2018

  • Le Vieux Donjon Chateauneuf du Pape Rouge 2016

  • Klein Constantia Vin de Constance 2016

  • 表札

  • お土産

  • 何かな~

  • ポルボロン

2021/07/31 更新

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