5回
2024/06 訪問
暫く食べれなくなると思うと通いたくなる一杯だった〜!の巻
EBI白湯そば(トマトのゼスト)1,080円
6月中旬のお昼に訪問。先待ち客8名、帰りの待ち客8名。
新宿の伊勢丹近くに新しい挑戦(ラーメン店オープン)を予定しているとか。
オープンは年内(早くて7月〜8月)を予定しており、オープン前から暫く、水戸本店はお休み。
そう聞くと、行かなきゃ!となります。
店舗裏手の共同駐車場にピットイン。
17分後、食券を購入を促されます。
本日のつけそば「冷や海老トマト白湯つけそば 15食1250円」はsold out。
口が海老トマトだったので、こちらをポチります。
食券を渡すと、(記載にある通り)当店の麺量は少なめ(130g程度)なので、事前に和え玉やサイドメニュー購入を促す案内が有りました。
食券を渡してから、6分後にお冷の置かれたカウンター席へご案内。
店内は男性店主さん、男女店員さん2名の体制。
着席から5分程で着ラー。
それではスープから。
スープと一体感のある油脂のコクにやや強めな塩気、ガツンと甲殻で濃厚な海老が来つつ、後味はスッキリ。
どこか洋風なコクや深みがあり、美味しいです。
動物系白湯スープに海老を加えたのではなく、海老のスープそのものを乳化させたと妄想する味わい。
そうゆう洋食の知識も欲しいところです。
次に麺を。
麺は低加水の中細ストレート麺。
濃厚なスープを束になって拾い上げ、パツパツな食感。
テボザル内で撹拌不足と思われるネガな風味を少し感じましたが、濃厚スープがすぐに打ち消してくれました。
濃厚スープの絡み具合もバッチリです。
麺量は体感140g程度。
具はトマトのゼスト、チャーシュー、紫玉ネギ、リーフ野菜です。
トマトのゼストは、外皮を削り取って乾燥させたまの?
淡いトマトの甘みがあります。
小さく刻んだチャーシュー、うまっ。
大判スライスのローストチャーシューもしっとりと柔らかで、旨し。
あっという間に完食。
並び始めから完食するまでの時間は35分でした。
なんだ、全然、昼休みに食べに来れるじゃないか。
暫く食べれなくなると思うと通いたくなります。
さて、TRYの新店部分では何位になるのだろうか?気が早いけど、そんなことも気になったりしてw。
ご馳走様でした。
2024/06/27 更新
2023/11 訪問
いつも通り、ハイレベルな鮮魚ラーメンだった~!の巻
金目鯛と蛤 塩そば(手揉みもち姫太麺)980円+茶漬け半ライス 100円
11月上旬のお昼前に訪問。先待ち客3名、後客5名。
人間ドックを終えて、仕出しのお弁当を食べたが、腹八分目。
こちらの前を通ると昼前で雨のためか、並びが僅か!
思わずユーターンして、ピットイン。
10分後に呼ばれて、店内へ。
中央奥に券売機が有ります。
ラーメン以外は撮影禁止なので、しかとメニューを目に焼き付けます。
金目鯛と蛤そば(醤油・塩)980円、赤味噌そば1000円、鶏白湯そば(黒トリュフソース)1000円、濃縮鮟肝煮干そば1000円、北海帆立塩そば1000円、北海帆立白湯つけそば1250円等の構成。
気分的にそそられた「金目鯛と蛤そば(塩)980円」をポチリます。
食券を渡すと「当店は麺量が少な目で、大盛りが無い代わりに、和え玉やサイドメニューがありますが如何ですか?」
初めて聞くフレーズですが、さっきお弁当を食べたばかりなので…
麺は細麺or手揉みもち姫太麺が選べるというので、もち姫太麺をお願いします。
店内は男性店主さん、男女店員さん2名の体制。
10分ほどで着ラー。
それではスープから。
金目や蛤が効いてそうな香味油のコクにキリッとした塩気、滋味のある活な金目鯛の皮や身の味わいに、蛤が旨味を分厚くしていそうな味わい。
相変わらず、唸るような完成度の高さです。
いきなりレンゲが止まらなくなりますが、スープ量も充分です。
次に麺を。
麺は多加水の平打ち太縮れ麺。
縮れが適度にスープを拾い上げ、すすり心地も存在感があり、ムチモッチリな歯切れ。
全粒粉的な風味もあり、味わいも良質です。
清湯の塩なので、細麺の方が合いそうですが、こちらを選んで良かったと思える麺です。
麺量は多加水の太麺なので、体感160g程度。
菅野製麺所製です。
具はチャーシュー、メンマ、芽ネギ?です。
豚肩ロースチャーシューはスライサー使用の薄さですが、高級スモークハムのような香りが鼻腔をくすぐり、溜まらんです!
メンマは繊細なコリコリ食感。
芽ネギ?は、心地好い青さが有ります。
あっという間に麺と具材を食べきると、スープが多めに残ります。
思わず、店主さんに半ライス(現金100円)をお願いします。
券売機には、白飯150円しかないのですが、対応してくれました。
更にお茶漬けにするんですか?って聞かれた後、ワサビとイクラも少し載せてくれましたよ!
北海帆立塩そばは、焼いたホタテとイクラが載るので、材料としてイクラはあるようです。
贅沢に美味しいです。
あっという間に完食。
いつも通り、ハイレベルな鮮魚ラーメンでした。
時々、水戸市で一番美味しいラーメン屋さんはどこですか?と聞かれます。
これまでは言葉を濁してきましたが、鮮魚系が好きだし、メニューも旬によって変わるし、レベルが高いし…
こちらが一番好きかも。
ご馳走様でした。
2023/11/14 更新
2023/07 訪問
常陸牛も楽しめて、もち姫麺も美味しい一杯だった~!の巻
鶏食つけそば 1,100円
7月下旬のお昼に訪問。先待ち客3名、帰りの待ち客名。
前を通ると待ち客2名だったので、突撃。
駐車場も空き空き~。
暑さも厳しくなってきたので、代表待ちが可能となりました。
なので、待ち客は2名かと思ったら3名でした。
席の間隔を開けず、10席使用となったので回転が早くなりました。
日陰が無いので、日傘を貸し出すサービスも有ります。
少しして、店内へご案内。
ラーメン以外の撮影はNGなので、しばしご想像下さい。
入って正面奥に券売機が有り。
「SOLD OUT」と貼られたボタンが多いです。
金目鯛と蛤980円、常陸牛出汁塩そば990円、黒トリュフ鶏白湯そば 1000円などの提供。
冷や氷見煮干し白湯そば1000円は提供されてませんでした。
最近は煮干しの値段が特に高騰しているよう。
煮干しメニューの提供には苦労しているようです。
鶏食つけそば 1,100円をポチリ。
お冷の置かれたカウンター席へ。
麺の茹で時間に6分掛かるとのこと。
店内は男性店主さん、奥様、男性店員さんの体制。
やや待って着ラー。
それでは麺から。
麺は多加水の平打ち太縮れ麺。
しっとり・もちもちな食感で全粒粉の風味や熟成された良質な小麦の旨味も有り。
冷水の〆は控え目で冷た過ぎず。
煮干しのザラパツ細麺とは真逆な麺です。
この麺、好きですわ~。
岩手県産の小麦「もち姫」をご使用とか。
もち小麦とは、でん粉中にアミロースを含まない小麦粉のことで、加熱により大きく膨張し、もちもち感やしっとり感を感じることができるとか。
菅野製麺製で宜しいですかね?
麺量は元の加水が高いので、体感250g以上です。
次につけ汁だけを。
厚い液状油のコクに適度な塩気、濃厚鶏白湯に醤油タレの香りと旨味が現れます。
後で確信しましたが、液状油は常陸牛の華やかさがありました。
ただ後半、おっさんには少し重かったです…
鶏白湯も濃厚ですが、最後に再仕込みブレンド醤油タレが強く感じられて、和風な味わいにも感じられます。
そして、麺をつけ汁に浸して。
出汁は粗濾しなので、麺肌に鶏の残渣が見られます。
これもスープの持ち上げに貢献しているかも。
常陸牛脂、濃厚鶏白湯、再仕込みブレンド醤油タレと言う強者達を上手く受け止めてくれる麺です。
具は麺側にチャーシュー4種、レンゲにカレー粉、三葉、つけ汁に食用菊です。
チャーシューは広げると豚2枚、鶏2枚も有り。
豚ローストチャーシューは外側の焼かれた香りが良く、熟成された肉の旨味が有り。
鶏ムネチャーシューはシトッとして美味。
燻製香の鶏ムネも美味しい~。
豚レアチャーシューはとても柔らかです。
チャーシューはどれもハイレベルです。
カレー粉に化学反応的な効果はなく、想像通りの味わい。
つけ汁の食用菊は味というより、ビジュアルを良くしてくれます。
麺を食べ切り、スープ割をお願いします。
「常陸牛のスープ割です。」とリターン。
贅沢なスープ割ですね。
サイコロチャーシューも入っているぞ!
あっという間に完食。
常陸牛も楽しめて、もち姫麺も美味しい一杯でした。
ご馳走様です。
2023/07/29 更新
2023/01 訪問
麺がカッチカチやど~!以外は役者が違う一杯だった~!の巻
濃縮鮟肝煮干そば 930円 +熟成肉飯 350円
1月中旬のお昼に訪問。先待ち客5名、帰りの待ち客5名。
約半年振りのこちらへ。
店舗奥の共同駐車場が空いていて、ホッ。
駐車場トラブル防止の為、駐車場には防犯カメラを設置してあり、他店などに駐車された場合(コインパーキングあり)移動をお願いする事があるとか。
暖簾は痛々しや…
到着から8分後に食券購入を促されました。
券売機は店舗奥に有り。
店内の撮影はダメよ、ダメダメ~!
確とまなこにボタンを焼き付けます。
この日のメニューは、鮟肝、牡蠣、金目鯛……え~とです。
熟成黒毛和牛A4ランク(ウチモモ)飯 5食1000円は、既に売り切れとか。
えっ、1000円もするのに売り切れたの?
代わりに熟成肉飯350円をポチります。
食券を渡しつつ、外で待っているとそのうち呼ばれて店内へ。
お冷の置かれたテーブル席でした。
ものの数秒で着ラー。
お店に到着してから20分くらいでした。
待ち時間が長くて敬遠していたけど、これならお昼休みでも、ゲッツ!可能です。
それではスープから。
フワッとした口当たりに自然な油脂のコクに強めな塩気、濃密重厚な鮟肝が活きの良さを伴いズシッと伸びていきつつ、ビターな煮干しが味を〆ます。
鮟肝をそのまま食べるより、ずっと鮟肝。
鮟肝の濃縮度はどんだけ~!?☝
塩気もかなり高めですが、必然に感じます。
そして、ビターな煮干しも負けずにビシッと決まっています。
北大路欣也くらい、重厚で貫禄のあるスープに唸ります。
次に麺を。
麺は低加水の中細ストレート麺。
麺に鮟肝スープがドロドロに絡み、硬質な麺肌の張りにパッツパツな食感。
普通のスープならブッチギリで優勝する麺ですが、超濃厚なスープとバランスしています。
しかし、この麺…塊になっています。
カッチカチやど!カッチカチ…
塊のまま食べてやったぜ…ワイルドだろ?
具はチャーシュー、黒バラ海苔、紫玉ネギ、カットレモン、ハーブです。
スライスレアチャーシューは、高級燻製ハムのようなチップ材の香りがあり、柔らか。
超濃厚なスープに全く負けない存在感があります。スゲ~
切れ端みたいなチャーシューも一欠片、有りました。
その他の具材は超絶濃厚な鮟肝スープに埋没してしまったのか、印象には無く。
いや、レモンは絞り入れたら、味変になりました。
肉飯は大振りなサイコロチャーシューがゴロンゴロン。
すりおろし玉ネギ醤油タレが掛けられていて、炭火バーナーの香りとチップ材の香りが同居。
柔らかで、熟成された肉の旨味がタップリです。
チャーシュー丼は他店でも同じくらいの値段で提供されますが、こちらは肉のレベルやボリュームが段違いでした。
聞いてくださいよ~。
こちらに来たら、更に回転が遅くなる和え玉や千円もする黒毛和牛を頼む人が多いんですよ~。
なにぃ~!?やっちまったな!
男は黙って、熟成肉飯!
男は黙って、熟成肉飯!
失礼しました。m(_ _)m
麺がカッチカチやど~!以外は役者が違う印象の一杯でした。
パワー! ( ゚∀ ゚)ハッ!
ご馳走様です。
2023/01/21 更新
香川の真鯛白湯と蛤 1,100円+もち姫小麦と濃貝出汁400円
9月上旬の朝に訪問。呼びベルを渡される際の先待ち客5名、後客2名。
奥様の治療の関係で、9/2から水戸の名店が復活。
ファンの多いお店ですから、話題沸騰です!
変に並ぶことなく、呼びベルを貰って車中で待てるのは有り難いです。
9/8営業時の流れを参考までに記載しますが、今後、更に改善されていくと思います。
・週末に翌週の営業日を知る。月曜日はたまたま休みだった。
・8:45頃到着、裏手の共有駐車所にピットイン
・8:48 Xにて呼びベルをお渡しするとの告知あり、周辺はザワザワ。
・9:30頃 女性店員さんがやって来て、店舗前で呼びベルを貰う。8人待ちの6番手。
・10:00 オープン。
・10:37 呼びベルが鳴動して、裏手から店内に入り、食券を購入して、そのまま後ろの店内待ち席へ。
・11:00 ラーメンが到着。
お店に到着してから食べ終わるまでは約2時間半でした。
呼び出しが遅れたのは、順番を間違えたのかな?
車中で待てるので、あまりストレスは無いのですが…
店員さんに券売機などの撮影について、了解を得ました。
真鯛白湯、真鯛白湯と蛤、黒トリュフと鶏白湯、北海帆立白湯つけそば、和えそば4種、サイドメニューの構成。
炭火焼き熟成肉飯390円も食べたいけど、和えそばも食べたいし、お腹的に無理かな…
真鯛白湯と濃貝出汁の和えそばをポチります。
カウンター7席の店内は以前より幅的に狭くなった気がしますが…
裏手から階段を登った2階を待ちスペースとして活用する話もあるようです。
お冷の置かれたカウンター席へご案内。
店内は店主さん、奥様、男女店員さん2名の体制。
店主さんとの距離が以前より近い!
目の前で作業してくれるアリーナ席です。
そして、やや小振りな器が着ラー。
お好みで….と醤油のカエシも到着しました。
それではスープから。
真鯛由来の油脂のコクに穏やかな塩気、円やかなコクに鮮魚な真鯛、最後に蛤が感じられます。
久し振りに食べましたが、やはり素晴らしい醸し出しですね!
一口目、出汁はよく感じられるけど、塩気は控え目です。
醤油のカエシが別容器なのもナイスかなと。
カエシの投入量を調節して、好みで味変ができます。
次に麺を。
麺は以前より加水高げな中細ストレート麺。
スープを束になってしなやかに拾い上げて、歯切れも良好。
麺も美味しいです。
具はチャーシュー2種、エリンギ、青ネギ、紫玉ネギ、レモンです。
鶏チャーシュー?は高級ハムと同じチップの香りがしつつ、柔らかでジューシー。
豚チャーシューもしっとりと柔らかいです。
エリンギはコリコリとした食感や味付けも良好。
メンマより好きかも。
和えそばをお願いすると「そろそろ茹で上がる頃です」との回答。
「よく混ぜてお食べください。」
「お前なんか、滅茶苦茶にしてやる〜!」
多加水の平打ち太麺は正にモッチモチです。
和え玉にこの麺を持ってくるのは珍しいです。
だいたい、細いパツパツ麺ですから。
汁ありとの差別化が図られています。
貝はよく分からなかったのですが、残った汁有りのスープに浸しても美味しいです。
一緒に届いたビネガー2種を掛ければ、サッパリと味変になります。
あっという間に完食。
「お帰りなさい。美味しかったです。」と伝えると店主さんの顔がほころびました。
チャンス到来!
「あのぉ(変身させたいので)写真1枚宜しいですか?」
恥ずかしがり屋なので…と笑顔のまま断られました。
奥様の完治が一番ですが、水戸での営業も出来るだけ長く続けて欲しいです。
ご馳走様でした。
【総評】
以前、水戸で簡単に食べられていたことに改めて驚く一杯!
奥様の体調を第一に出来るだけ長く水戸での営業を続けて欲しいです。
【採点】
88点
(総合42、スープ10、麺9、具9、個性9、接客8、再開1)