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夜の点数：4.5
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料理・味 -
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半蔵門の名店
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2025/09/16 更新
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妻に連れてきてもらった半蔵門の名店「エリオ・ロカンダ・イタリアーナ」。
レストラン＝かしこまる、のイメージで身構えたが…いい意味で店内はガヤガヤ。活気が心地よく、ワインも会話も自然と進む。
フォーマルすぎない、この温度がちょうどいい。
【注文】
・生ハムとモッツァレラチーズとトマト
・真鯛のホットカルパッチョ（温製）
・牛ロース肉薄切り バルサミコ風味
・ポルチーニリゾット
・デザート
生ハム×モッツァレラ×トマトは、塩気・ミルク感・酸味の三重奏。素材の良さがストレートに来る。
一口で信頼度が跳ね上がり、思わずグラスが傾く。ワインが進む。
真鯛のホットカルパッチョは、温度の魔法で旨味がふわり。香りの立ち上がりが気持ちいい。
冷製だけがカルパッチョじゃない、という教え。
牛ロース薄切りのバルサミコ風味。やわらかな赤身に、酸味と甘みがきれいに寄り添う。
噛む、うなずく、また噛む。その合間に赤ワイン。
そして本日のMVP、ポルチーニリゾット。
香りの迫力、米の芯の残し方、余韻の長さ。どれもがド直球で胸を打つ。
ここでグラスを置ける人は強い。私は置けない。
デザートで余韻を整えて、夜がきれいに着地。
次回も予約して、あのリゾットとワインの続きを。
連れてきてくれた妻に改めてありがとう。