5回
2025/01 訪問
老若男女が懷かしいと感ずる「タカセ」さん
過日(令和七年一月二十九日、水曜日)は東京都豐島區東池袋にあります「タカセ 池袋本店」さんにて、夕飯を頂きました。
池袋驛東口の「タカセ」さんです。池袋がホームタウンな人間ならば、必ずそのまへをとほつてゐる御店であり、長らく池袋の人々から愛されてゐる御店でもあります。
昨今は若い方々にも「昭和レトロ」とやらを好む人がゐるやうで、さう云ふ人々も「タカセ」さんのやうな御店を好むやうです。
此方のレストランで夕飯を頂いた訣ですが、運良く窗際のテーブルが空いたのはラッキーでした。當日は母と共にした夕飯です。
私の註文は以下のとほりです――。
「ハンバーグ&エビフライ」(1,900圓)
「Aセット」(カップスープ&ミニサラダ、ライスまたはパン、ドリンク附き、600圓)
――以上です。ライスを選擇して、ドリンクはホットコーヒー。
畫像では傳はり難いですが、メインからライスから可也のヴォリュームでして、カップスープは慥かに「カップ」ではありすが、飮み應へ拔群です。
總てオーソドックスな味で、「タカセ」さんのメニューが嫌ひだと云ふ日本人は、まづゐないだらうと思はれます。そして、また窗から見る池袋驛東口の風景も味の一つだと云へませうか。
かう云ふ云はゞ街に土著した御店や商店街と云ふのは、東京には殘つてゐるけれども、地方ではほゞ殘つてゐないやうに感じます。
とまれ、御馳走樣でした。
「ハンバーグ&エビフライ」(1,900圓) 「Aセット」(カップスープ&ミニサラダ、ライスまたはパン、ドリンク附き、600圓)。
「ハンバーグ&エビフライ」(1,900圓) 「Aセット」(カップスープ&ミニサラダ、ライスまたはパン、ドリンク附き、600圓)。
「ハンバーグ&エビフライ」(1,900圓) 「Aセット」(カップスープ&ミニサラダ、ライスまたはパン、ドリンク附き、600圓)。
「ハンバーグ&エビフライ」(1,900圓) 「Aセット」(カップスープ&ミニサラダ、ライスまたはパン、ドリンク附き、600圓)。
「ハンバーグ&エビフライ」(1,900圓) 「Aセット」(カップスープ&ミニサラダ、ライスまたはパン、ドリンク附き、600圓)。
メニューの一部。
2025/03/05 更新
2022/11 訪問
池袋と「タカセ」さんと私
昨日(令和4年11月18日、金曜日)、東京都豐島區東池袋にあります「タカセ 池袋本店」さん(以下、「タカセ」さんと記します)にて、朝食を頂きました。
今囘は2階の喫茶室にて、朝食の利用です。
前囘の在京時には、更に上階のレストランにて、夕食を食べる機會が多々ありました。池袋は、私にとつて第二の故郷の一つですが、學生時代(最初の在京時)、練馬區の石神井公園に住むやうになつた際、私は必然的に池袋驛を利用する事になり、同驛東口の向ひにある「タカセ」さんに就いては、日常的にその御店のまへをとほつてゐました。
池袋驛東口を利用する人達であれば、その多くの人達が、同店のまへをとほり過ぎてゐる事でせう。それだけ立地が良いと云ふ事も、同店が長年續いて來た事の重要な要素の一つであると云へるかも知れません。長年と記しましたが、「タカセ」さんの開業は、1920年であり、我國の元號になほすと大正9年であります。
大正、昭和、平成、そして令和と續いて來た御店が池袋の中心地にあると云ふのも、中々、素晴らしい事と云へるかも知れません。
當日は、10時過ぎに伺ひました。ホテルでの朝食が割高に感じた爲、「タカセ」さんを利用しようと考へた訣です。10時7分に御店に到著すると、窗側の席は、全て埋つてゐる状態です。久し振りの同店ですので、出來れば窗側が良かつたのですが、仕方ありません……。
モーニングセットメニューは、午前9時から11時迄の販賣です。私は「Cセット」(ピザトースト、サラダ、茹で卵附き、700圓)を註文します。飮み物はホットコーヒーを選擇します。左記しましたメニューに就いて、詳しくは何時ものとほり、畫像を御覽下さい。「百聞は一見に如かず」と申しますから。
處で「食べログ」には、ランチとディナーとの區分けはありますが、朝食に就いては、その區分けが存在しないやうです。便宜的にランチとして登録しますが、朝食を中心に食べ歩いてゐる方達も澤山ゐる事と思はれます。
喫茶室は、高齡の女性一人が、配膳、バッシング、會計等を擔當されてをり、私の後も、繼續的に御客が入店する爲、中々に忙しい状態です。註文して12分後に「Cセット」が屆きます。特別な朝食と云ふ訣ではなく、至つて普通なピザトーストのモーニングと云へるでせう……。「普通に美味しい」抔と云ひますと、本當に藝がないのですが、良い意味でそんな感じのモーニングです。
茹で卵は固茹でなのが、ちやうど私の好みです。ラーメンの味附卵ですと、半熟も美味しいと思ひますが、茹で卵に關して、私は固茹で派です。でも、目玉燒きですと、半熟派です(笑ひ サラダのドレッシングはフレンチドレッシングですが、之もまた私好みの味です。フレンチドレッシング特有の酸味が特徴的です。他人の目がなければ、御皿の底に附著したドレッシングも、ペロリと嘗めて了ひたいぐらゐです(笑ひ
ホットコーヒーにはミルクが附いて來ますが、ステンレス製のミルクピッチャーに入れられて來るのが、何とも嬉しい點です。古き良き時代である昭和を想起する容れ物です。
久し振りの「タカセ」さんにて、美味しい朝食を頂けました。大正9年創業と云ふ歴史に敬意を表して、「食べログ」のスコアは5.0の滿點にします。とまれ、御馳走樣でした。
「Cセット」(ピザトースト、サラダ、茹で卵附き、700圓)を註文します。飮み物はホットコーヒーを選擇します。
ステンレス製のミルクピッチャーは、昭和生まれの人間には懷かしい存在です。
モーニングのメニュー。
池袋驛東口。
「タカセ 池袋本店」の外觀の一部です。
2022/11/20 更新
2020/12 訪問
タカセさんのグリルで海老フライ
以下は私のFacebookからの轉載です。
きのふは池袋驛東口側のタカセさんのグリルにて、夕食を食べました。18時頃に三階の御店に到著します。Facebookには書いてゐませんが、最近、池袋で洋食と云へば、ジュンク堂本店近くのキッチンABCさんで、からし燒肉を食べる機會が多いのですが、きのふは昭和レトロを感ぜられて、窓からの景色も中々なタカセさんのグリルと豫め決めてゐました。當店では、ポークカツレツばかり頼んでゐるのですが、今囘は海老フライにしようと、これも豫め決めてゐました。御馳走の一つとして、海老フライを思ひ浮かべると云ふのは、私が昭和の生まれであるがゆゑでせうか。お店にはひると窓側の席を薦められましたので、私は氣に入つてゐる席に著席します。窓からは池袋驛東口の樣子を望めます。池袋は都内の副都心でありながら、何處か地方都市らしき雰圍氣を感ずる街です。註文は左記したやうに海老フライ1,300圓にライス又はパンにドリンクのBセット300圓を付けます。御飯はサーヴィスで大盛にして貰へます。當店の御飯大盛は中々の量で、男性には嬉しいです。また當店は、素材に拘り、冷凍の食材は一切使用しないとの事ですから、海老フライの海老もさうなのでせう。海老フライライスは、非常に大きな海老フライが三尾。とても存在感があります。海老フライは、レモンを搾り、ナイフとフォークで切り、添へられてゐるタルタルソースを付けて食べますが、衣がカリカリな一方、海老はプリプリしてゐて瑞々しく甘味があり、タルタルソースともよく合ひ、頗る美味です。野菜サラダも色々な野菜が使はれてをり、彩も豐かで、マカロニサラダ共々美味しく頂けます。食後はホットコーヒーを選擇。窓からの景色を樂しみながら、ゆつくりと過ごした後、會計を濟ませて、歸路につきました。
https://www.facebook.com/100041831059363/posts/437092007695164/?d=n
2020/12/11 更新
2020/09 訪問
昭和を感ぜられる池袋の老舗グリルにて夕飯
以下は私のFacebookからの轉載です。
先日は池袋はタカセの三階グリルにて夕飯を食べる。昭和を感ぜられるグリルであり、窓際で食事するのが樂しい。朝は喫茶店を利用し、モーニングを食べるのも良いだらう。
窓からは池袋驛や驛まへの交叉點を望める。註文はポークカツレツ980圓、Bセットライス又はパン、ドリンク附300圓である。ライスを擇んだ處、中盛大盛は無料と云ふので、どうせさしたる量ではなからうと思ひ、大盛にしたら、實際に運ばれて來たライスの量を目にして驚いた。かなりの盛りであり、若者には嬉しいだらう。ドリンクは、食後にホットコーヒーを持つて來て貰ふ。
まづは、そのライス大盛、ポークカツレツである。老舗のグリルらしく、ソースはソースボードに入れられてゐる。メインはポークカツレツ、副菜として、野菜サラダ、マカロニサラダ。野菜サラダは、キャベツ、きうり、トマトと云ふオーソドックスな組合せに、洋風ドレッシングがかけられてゐる。ドレッシングにせよ、マカロニサラダにせよ、ポークカツレツのソースにせよ、控へ目で上品な味附が好印象である。昔ながらの飽きが來ない味である。ポークカツレツは大きくて肉厚。衣はこんがりと揚がつてゐ、豚肉にも適度に火がとほつてゐる。池袋の夜景を見ながら、昭和を感ぜられる洋食を食すのも中々良いものだ。
食後のホットコーヒーも旨いし、何よりミルク入れが昭和レトロを感ぜられるもので、頗る懷かしい。
https://www.facebook.com/100041831059363/posts/375464887191210/?extid=wsDRCYYs8ho8XSR4&d=n
2020/09/27 更新
先日(令和七年八月十五日、金曜日)、東京都豐島區東池袋にあります「タカセ 池袋本店」さんにて、夕飯を頂きました。
當日は、中村橋のマンションの荷物を引越業者さんに御預けして、明日のマンション退去を控へて、池袋東口のホテルにて一泊です。まづはチェックインして、部屋にはひり、一休み。
「タカセ」さんの三階レストランは17時ちやうどに夜の部がオープンする爲、その時間に合はせて、ホテルを出ます。「東京・中村橋」篇、最後の夕食は「タカセ」さんで頂く事にしました。
この「タカセ」さん、池袋に關する人達ならば、必ずそのまへをとほつた事がある事でせう。近年、世間的な昭和レトロブームの爲か、その「タカセ」さんの喫茶室やレストランが人氣のやうです。
17時1分に御店に到著します。「御食事ですか?」と店員さんから聞かれる爲、「はい」と答へます。レストランは三階、喫茶室は二階、コーヒーラウンジは九階、パン・洋菓子の販賣は一階、と云ふ風に別れてゐますから。
開店して一分の筈ですが、既に店内は中々の客入りです。窗際の人氣席は總て埋まつてをり、殘念だなと思ふ處ですが、暑さを凌ぐ爲、ブラインドが下ろされてをり、風景は見えません。私は空いてゐるテーブル席に案内されて、いちわうはメニューを見ますが、前日から何を頼むかは決めてゐました。
私の註文は以下のとほりです――。
「アスパラサラダ」(600圓)
「ハンバーグ&エビフライ」(1,900圓)
「Bセット(ライスまたはパン、ドリンク附)」(+400圓)
ライスを選擇、ドリンクは食後にホットコーヒー。
――以上です。上述しましたメニューに就いて、詳しくはアップロードする畫像を御覽下さい。「百聞は一見に如かず」と申しますから。
入店して3分後、まづは「アスパラサラダ」用のドレッシングがはひつたソースポットが屆きます。かう云ふ昭和を感ずる事が出來るソースポットが出されるのは、昭和生まれにとつては懷かしいですし、若い方達には卻つて新しいのかも知れません。
實は「ハンバーグ&エビフライ」のお皿には、野菜サラダとマカロニサラダとが附く事は知つてゐたのですが、それでもなほ、單品として「アスパラサラダ」を頼んで見たいと思つたのです。恐らく「アスパラサラダ」のアスパラはホワイトアスパラガスだらうと踏んでゐたからです。
實際、ソースポットに續いて屆いた「アスパラサラダ」には、澤山のホワイトアスパラガスが載せられてをり、私は内心、ニヤリとしました。畫像を見て頂くと一目瞭然ですが、この内容の「アスパラサラダ」が600圓と云ふのは、可成お得ではないでせうか。私が子供の頃に大好物だつたホワイトアスパラガスを食べる事が出來て、もうそれだけで滿足です。
扨、「アスパラサラダ」が屆いてから5分後、メインである「ハンバーグ&エビフライ」とライスとが屆きます。「タカセ」さんの「ハンバーグ&エビフライ」は人氣メニューの一つで、ハンバーグ、エビフライ、いづれも奇を衒ふ事がない、正統派な洋食のメニューです。
メインとライスとは、フォークとナイフとを用ゐて頂きますが、ライスは適度に粘度がある炊き方がされてをり、フォークとナイスとで食べる際にも、米粒がポロリと落ちる事がないやうに工夫されてゐます。
「ハンバーグ&エビフライ」のBセットに加へて、單品で「アスパラサラダ」も追加した爲、結構、お腹一杯になりましたが、勿論、食後のホットコーヒーもちやんと頂きます。此方もミルクがミルクピッチャーで提供されるのが、昭和生まれな人間には懷かしいですし、若い方達には卻つて新しいのではないでせうか。
長らく池袋を見守つて來た「タカセ」さん、本當に良いお店だと思ひます。とまれ、御馳走樣でした。