早稻田の文士さんが投稿した一条流がんこ総本家分家四谷荒木町(東京/四谷三丁目)の口コミ詳細

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早稻田の文士 (50代前半・男性・広島県) 認証済

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一条流がんこ総本家分家四谷荒木町四谷三丁目、曙橋、四ツ谷/ラーメン

8

  • 昼の点数:5.0

    • ¥1,000~¥1,999 / 1人
      • 料理・味 5.0
      • |サービス 5.0
      • |雰囲気 5.0
      • |CP 5.0
      • |酒・ドリンク -
8回目

2025/07 訪問

  • 昼の点数:5.0

    • [ 料理・味5.0
    • | サービス5.0
    • | 雰囲気5.0
    • | CP5.0
    • | 酒・ドリンク-
    ¥1,000~¥1,999
    / 1人

久し振りに「がんこ」系のつけ麺を頂きました

本日(令和七年七月一日、火曜日)、東京都新宿區舟町にあります「一條流がんこ總本家分家四谷荒木町」さんにて、ブランチを頂きました。

本日も「新宿三丁目」驛から丸ノ内線に乘り、「四谷三丁目」驛に向かひます。御店に到著したのは9時11分の事です。竝びは先客が三名で、一巡目の方々は、今、つけ麺を食べてゐるのかな……?

まづは券賣機にてチケットを購入して、暫くして店内へ……。本日は店主さんである後藤氏に據る「ワンオペ」であり、メニューは「甘エビ出汁のつけ麺」(1,400圓)のみとの事です。

「ワンオペ」である事に加へて、(麺を茹でたり、冷やしたりの)つけ麺のみの日と云ふ事で、どうしても時間を要するのは仕方ない事です。加へて、スチュワードもしないと行けない訣ですし……。

私の註文は以下のとほりです――。

「甘エビ出汁のつけ麺」(1,400圓)
「特盛400g」(350圓)
「焦がしネギ」(メンバーカードトッピング)

――以上です。著席するまへにチケットとメンバーカードをカウンターのうへに置きます。メンバーカードのトッピングに就いては、つけ麺(ラーメン)提供の直前に聞かれます。

上述しましたメニューに就いて、詳しくはアップロードする畫像を御覽下さい。「百聞は一見に如かず」と申しますから。

今囘の「特盛400g」(350圓)は、「麺特盛400g」(250圓)とは異なり、麺と具材とが特盛と云ふ事です。私はつけ麺だと、澤山、麺を食べたい男でして、それなら今囘は具材も特盛にして見ようと思ひ立つた次第です。

恐らくは二巡目だつたと云ふ事もあり、幸運にも「焦がしネギ」があつた爲、此方も御願ひしました。

暫くして、麺と具材が、そして續けてつけ汁が提供されます。まづはつけ汁を飮んで見ます。矢張り、「甘エビ出汁」と云ふだけあつて、甘エビの風味がとても豐かに感じられますし、之ぞ「がんこ」テイストな鹽味が、中毒性を誘發して堪りません。

麺は何時もの「がんこ」なものではなくて、つけ麺專門の平打の中太麺です。加水率が高めに思へて、モチ/\とした食感は、何時もの麺とは異なりますが、つけ麺にはよく合ひます。

具材は、惡魔肉、肉厚なチャーシュー、メンマ、海老、海苔に焦がしネギと云ふ組合せでせうか。麺も具材も「特盛」仕樣です。

中々の量ではありますが、(自分としては)可也速いスピードで食べをへたと思ひます。スープ割も御願ひしました。此方の出汁は(慥か)鯖節とエビに據るもので、最後のスープも大變美味しく頂く事が出來ました。

私が「がんこ」系でつけ麺を食べたのは、都電早稻田時代の「總本家」に於ける「惡魔つけ」以來ではないでせうか。

とまれ、御馳走樣でした。

  • 「甘エビ出汁のつけ麺」(1,400圓) 「特盛400g」(350圓) 「焦がしネギ」(メンバーカードトッピング)。

  • 「甘エビ出汁のつけ麺」(1,400圓) 「特盛400g」(350圓) 「焦がしネギ」(メンバーカードトッピング)のつけ汁。

  • 「甘エビ出汁のつけ麺」(1,400圓) 「特盛400g」(350圓) 「焦がしネギ」(メンバーカードトッピング)の麺と具材。

  • スープ割。

2025/07/01 更新

7回目

2025/06 訪問

  • 昼の点数:5.0

    • [ 料理・味5.0
    • | サービス5.0
    • | 雰囲気5.0
    • | CP5.0
    • | 酒・ドリンク-
    ¥1,000~¥1,999
    / 1人

多分、初めての「しそ鹽」を頂きました

先日(令和七年六月二十日、金曜日)、東京都新宿區舟町にあります「一條流がんこ總本家分家四谷荒木町」さんにて、ブランチを頂きました。

この日は(も)、「新宿三丁目」から丸ノ内線に乘換へて、「四谷三丁目」に向かひます。

10時29分に御店に到著します。當日のメニューはXで告知されてゐたとほり、以下のものです――。

「純正上品 正油or鹽」(1,200圓)
あつさり、こつてりできます
「しそ鹽ラーメン」(1,200圓)

――以上です。そして、私の註文は以下のとほりです。

「しそ鹽ラーメン」(1,200圓)
「大盛300g」(150圓)
「味玉」(メンバーカード利用)

――以上です。外に竝びはないので、店内へはひり、著席します。食券とメンバーカードはカウンターのうへに置きます。暫くして、ラーメンの種類を聞かれるので、「しそ鹽で御願ひします」と答へて、ラーメンが出來る少しまへにトッピングを聞かれるので、「味玉で御願ひします」と答へます。

上述しましたメニューに就いて、詳しくはアップロードする畫像を御覽下さい。「百聞は一見に如かず」と申しますから。

入店して五分で待望のラーメンが屆きます。當日のスープは、今の店主さんである後藤氏が弟子入りした時の(新宿)内藤町versionであり、加へて「しそ鹽」はその後藤氏と小池氏とが、三年前に試行錯誤したものだとの事です。

私が知つてゐる「がんこ」は、西早稻田からであり、内藤町は慥かその一つまへの御店だつたと思はれます。だから、スープに關しては、當時を懷かしむと云ふ事は不可能なのですが、それでも、頂いて見ると、勿論、スープを美味しく感じました。

「しそ鹽」も初めて頂いた事と思はれますが、「がんこ」らしさを感ずるショッパさと紫蘇の清涼感とが心地好く、疲れてゐる心身に滲み入ります。

麺はかためで、パツ/\とした感じなのも、とても「がんこ」らしく、柔らかくてとろけるチャーシュー、コリ/\としたメンマも美味しくて、メンバーカードを利用した味玉は黄身がトロりとしてゐて、甘みが豐かです。

「100」も美味しいですけれども、矢張り、「鹽」も美味しいですね。とまれ、御馳走樣でした。

  • 「しそ鹽ラーメン」(1,200圓) 「大盛300g」(150圓) 「味玉」(メンバーカード利用)。

  • 「しそ鹽ラーメン」(1,200圓) 「大盛300g」(150圓) 「味玉」(メンバーカード利用)。

  • 券賣機。

2025/06/22 更新

6回目

2025/06 訪問

  • 昼の点数:5.0

    • [ 料理・味5.0
    • | サービス5.0
    • | 雰囲気5.0
    • | CP5.0
    • | 酒・ドリンク-
    ¥1,000~¥1,999
    / 1人

久し振りの「100」を頂きました

本日(令和七年六月十五日、日曜日)、東京都新宿區舟町にあります「一條流がんこ總本家分家四谷荒木町」さんにて、早めの御晝を頂きました。

この日は「新宿三丁目」から丸ノ内線に乘り、「四谷三丁目」へ行きます。御店のXに據ると、本日は、

純正上品(醬油、鹽タレ)1,200圓
大量煮干の100ラーメン 1,300圓
イカ肝の本惡魔 1,400圓

のいづれかで、「惡魔」に關しては限定25食との事です。御店には10時40分過ぎに到著しましたが、矢張り、「惡魔」は賣切の模樣です……。其處で私が購入したチケットは以下のとほりです――。

「1300」1,300圓
「大盛300g」150圓

――以上です。然程竝びはなく數分後に入店出來ました。著席して、チケットをカウンターのうへに置き、ラーメンを待ちます。上述しましたメニューに就いて、詳しくはアップロードする畫像を御覽下さい。「百聞は一見に如かず」と申しますから。

程なくして、待望のラーメンが屆きます。久し振りの「100」ですが、矢張り、「100」らしい濃厚なヴィジュアルです。因みに「100」と云ふラーメンの名前の由來は、出汁100パーセントなスープのラーメン、と云ふ事で合つてゐるのかな……?

今囘は「大量煮干」に據る「100」ラーメンと云ふ訣ですが、スープを飮んで見て、意外に感じたのが、非常に甘みがあり、圓やかだと云ふ事です。煮干と云ふとビターな風味を想像し勝ちですが、今囘の「100」は、或意味、上品だとさへ云へます。この濃厚であり乍ら、甘みと圓やかさとを兼ねたスープを飮むと、疲れてゐる私の腦髄に迄、滲み入るやうな感覺を得て、とても心地好いです。

惡魔肉もチャーシューもメンマも、そして勿論、麺も、何時もどほりの「がんこ」であり、ラーメン一杯としての纏まりも良く、總てを完食、スープも完飮しました。

そして、御馳走樣と申し上げた序でに、意を決して、「メンバーカードを頂けますか?」とたづねて見た處、快く對應して頂けました。之で次囘以降の樂しみが増えました(メンバーカードの特典に就いては、御店の公式Xを御覽下さい)。

とまれ、御馳走樣でした。

  • 「1300」1,300圓 =大量煮干の100ラーメン 「大盛300g」150圓。

  • 「1300」1,300圓 =大量煮干の100ラーメン 「大盛300g」150圓。

  • チケット。

  • メンバーカード。

2025/06/15 更新

5回目

2025/05 訪問

  • 昼の点数:5.0

    • [ 料理・味5.0
    • | サービス5.0
    • | 雰囲気5.0
    • | CP5.0
    • | 酒・ドリンク-
    ¥2,000~¥2,999
    / 1人

これぞ「がんこ」と云ふ「上品」で贅澤な一杯を頂きました

昨日(令和七年五月一日、木曜日)、東京都新宿區舟町にあります「一條流がんこ總本家分家四谷荒木町」さんにて、朝、ラーメンを頂きました。

御店の公式Xアカウントに據ると、當日は、現在の店主さんである後藤氏が、「家元」から總本家を受け繼がれて三周年と云ふ記念日との事です……。「がんこ」の家元にせよ、「ラーメン二郎」の山田氏にせよ、ラーメン界では特別な存在であり、多數のファンと云ひますか、信者を有する、一種の(良い意味での)宗教的なラーメン店の創始者であります。

他の方もXにて言及されてゐましたが、その家元から總本家を受け繼がれた後藤氏には、竝々ならぬ覺悟があつたでせうし、今もなほ、プレッシャーが存在してゐるのかも知れません。

扨、御店の公式Xアカウントには、前日、かう記されてゐました――。

明日は後藤になつてから3周年&といふ事で自分の好きな奴でやります!
牛骨 上品
具材は牛タン、牛しやぶ肉の天使肉!
脂も含め全てA5ランクの近江牛です。
2,500圓
基本的に鹽です。どうしてもといふ方は醬油でもOKです。
よろしくお願ひします。

――との事です(原文は畧字新假名、繪文字などは省略)。御店は何時ものとほり、午前九時に開店です。私は八時過ぎに御店に著きましたが、結構な竝びが生じてをり……。正直、2,500圓と云ふラーメンとしては高額な金額設定なので、そんなに來客はゐないのでは、と少し許り思ひましたが、考へが甘かつたです。

まあ、「月一」ではなくて、「年一」のイヴェントですから、矢張り、茲は萬難を排してでも行くと云ふファンならぬ信者が多いと云ふ事なのでせう……。八時十分過ぎには、行列は階段に迄、達してゐました。

私は持參したメルヴィル著「白鯨(上)」(新潮文庫)を讀み乍ら、開店を待ちます。待つてゐる最中、御店の方が常連さんに話してゐる事が聞こえたのですが、當日のラーメンには、「青唐」がお薦めとの事です。

極まりどほりに竝び乍ら、進んで行き、順番が來た處で券賣機にてチケットを購入します。私の註文は以下のとほりです――。

「1500」(1,500圓)
「1000圓券」(1,000圓)
「青唐」(100圓)

――以上です。上述しましたメニューに就いて、詳しくはアップロードする畫像を御覽下さい。「百聞は一見に如かず」と申しますから。

メンバーカードを持つてゐる方は、肉類以外のトッピングが一つサーヴィスとの事ですが、私は持つてゐないので、有料で買ひます。因みに、「青唐」とは云ふ迄もなく、青唐辛子の事です。

9時5分にチケットを買ふ事が出來、ラーメンを頂く事が出來たのが9時33分の事でした。「青唐」はカウンターの上に置いてあるものを自分で取ります。

私は西早稻田に總本家があつた頃から、「がんこ」を食べてゐるのですが、最初は「醬油」を食べてゐましたが、何時の頃からか「鹽」推しになつてゐました。「惡魔」だとか、最近の「100」もとても魅力的なのですが、最終的に落著くのは、矢張り、「上品」な「鹽」だと思ひます。

そして、今囘の牛骨に據る「上品」の「鹽」、正に「がんこ」のエッセンスが凝縮された上品なスープですし、近江牛の牛タンと牛しやぶ肉の「天使肉」が合はない筈がありません。甘みを感ずるスープには、慥かに「青唐」が味のアクセントとして機能します。麺やメンマなどの脇役的な具材も、正に「がんこ」な要素滿載で、一杯としての一體感も素晴らしいです。

本當に美味しい、滿足が行く一杯を頂けました。とまれ、御馳走樣でした。

  • 牛骨 上品「鹽」 具材は牛タン、牛しやぶ肉の天使肉! 脂も含め全てA5ランクの近江牛です。 「1500」(1,500圓) 「1000圓券」(1,000圓) 「青唐」(100圓)。

  • 牛骨 上品「鹽」 具材は牛タン、牛しやぶ肉の天使肉! 脂も含め全てA5ランクの近江牛です。 「1500」(1,500圓) 「1000圓券」(1,000圓) 「青唐」(100圓)。

  • チケット。

2025/05/02 更新

4回目

2025/03 訪問

  • 昼の点数:5.0

    • [ 料理・味5.0
    • | サービス5.0
    • | 雰囲気5.0
    • | CP5.0
    • | 酒・ドリンク-
    ¥1,000~¥1,999
    / 1人

「帆立干し貝柱3キロの上品SP。貝柱のワンタン附き」の「鹽」を頂きました

本日(令和七年三月二十九日、土曜日)、東京都新宿區舟町にあります「一條流がんこ總本家分家四谷荒木町」さんにて、ブランチを頂きました。

此方をたづねるのは今囘で四囘目です。前囘までの三囘に於ては、御店をたづねると竝びがないかほゞない状態であり、すんなりと入店出來て、著席するなり直ぐに註文出來たとレヴューに書きました。

が、今囘は限定のスペシャルがある土曜日とあつて、午前9時42分に御店に到著すると、可也の行列です。外待ちの竝びは、先頭から五番目までは簡易なチェアが用意されてをり、其處に著席して待つのですが、それより後ろは、床に目安となるオレンヂ色の輪つかが置いてあり、それに從ひ竝ぶと云ふ極まりのやうです……。

詳しい竝び方に就いては御店に掲示がありますので、その圖を參考にして下さい。

竝び進むうちに券賣機のまへに來た段階で、チケットを買ふやうです。扨、今囘のメニューに就いては、前日に御店のXに據り告知がありました。曰、「明日は帆立干し貝柱3キロの上品SP。貝柱のワンタン附きで1,600圓でお願ひします。追加ワンタン100圓/1個。チャーシューもいつもと違つてバラロールです」との事で、加へて「100、下品、惡魔はありません」との事です。

と云ふ訣で私の註文(チケット購入)は以下のとほりです――

「1600」(1,600圓)=帆立干し貝柱3キロの上品SP。貝柱のワンタン附き「鹽」
「100圓券」(100圓)=ワンタン一つ
「100圓券」(100圓)=ワンタン一つ

――以上です。囘轉は早く3、40分ぐらゐで入店出來ました。著席するなり、直ぐに味を申告するのではなく、店員さんから「お味は?」と聞かれた段階で、「上品」のみですので「醬油」か「鹽」かを傳へます。私は好みである「鹽」を今囘も擇びました。

濃いめにしようかとも思ひましたが、折角の「帆立干し貝柱3キロの上品SP」ですので、より素材の旨味を樂しんだはうがいゝに違ひないと考へて、濃いめは止して置きました。

暫くして待望のラーメンが屆きます。スープ、具材、麺などの樣子に就いては、アップロードする畫像を御覽下さい。「百聞は一見に如かず」と申しますから。

貝柱のワンタンは二つ追加した爲、合計三つです。一つ一つがとても大きくて、食べ應へがありさうですし、見榮えもします。まづはスープを飮みますが、何時もの「上品」の「鹽」に帆立干し貝柱3キロ分の風味が加はり、とても芳醇で「がんこ」でありながら、ラーメンの名前の如く「上品」さを感じます。何時もの出汁に貝柱の風味が加はり、鹽味も絶妙な正に「三位一體」のスープです。

スープと麺との相性が拔群なのは當然ですし、バラロールも美味しいですが、何と云つても美味なのが、非常に食べ應へがある貝柱のワンタンです。貝柱由來の適度な齒應へと豐かな旨味とが凝縮されたワンタンは本當に美味しくて、二つ追加して、合計三つも食べる事が出來たオーダーは、吾乍ら大正解でした。

退店する際に「ワンタン、美味かつた」と話されてゐる方がゐましたが、誰もが旨いと感ずる「逸品」なのには間違ひありません。

けふも美味しい一杯を食べる事が出來て、頗る滿足です。とまれ、御馳走樣でした。

  • 「1600」(1,600圓)=帆立干し貝柱3キロの上品SP。貝柱のワンタン附き「鹽」 「100圓券」(100圓)=ワンタン一つ 「100圓券」(100圓)=ワンタン一つ。

  • 「1600」(1,600圓)=帆立干し貝柱3キロの上品SP。貝柱のワンタン附き「鹽」 「100圓券」(100圓)=ワンタン一つ 「100圓券」(100圓)=ワンタン一つ。

  • 券賣機。

2025/03/29 更新

3回目

2025/03 訪問

  • 昼の点数:5.0

    • [ 料理・味5.0
    • | サービス5.0
    • | 雰囲気5.0
    • | CP5.0
    • | 酒・ドリンク-
    ¥1,000~¥1,999
    / 1人

懷かしくも美味しい味の「鹽」を頂きました

昨日(令和七年三月二十四日、月曜日)、東京都新宿區舟町にあります「一條流がんこ總本家分家四谷荒木町」さんにて、御晝を頂きました。

正午ぐらゐに御店に到著します。御店は滿席で、外待ちが四名と云ふ状況ですので、チケットを購入して、私も順番を待つ事にします。私の註文は以下のとほりです――。

「ラーメン」(「上品」の「鹽」、1,200圓)
「大盛300g」(150圓)

――以上です。この日は、「鷄白湯100」(1,400圓)もあつたやうですが、私が御店に到著した頃には、既に賣切です。御店の公式Xに據ると、「お詫びに上品にホタテ干し貝柱1キロ入れます」との事です。

當日は「上品」の「鹽」を食べようと思ひ、御店に伺つた私ですので、何ら問題はありません。數分後に入店出來ました。著席し乍ら、「鹽の大盛御願ひします」と申告して、チケットをカウンターのうへに置きます。

6分ぐらゐで待望のラーメンが屆きます。スープのかをりにせよ、黄色い細麺にせよ、チャーシュー、白ネギ、カニカマ、メンマに海苔などの具材にせよ、正に「がんこ」なヴィジュアルです。

初めてらしき方達には、「醬油」を擇ぶ人が多いと云ふ印象ですが、(店主さんが話し掛けられる爲)明らかに常連さんだと判る方達は、總じて「鹽」を擇ぶと云ふ感じです。濃厚な「100」が人氣ではありますが、古くからの「がんこ」ファンな方達には、「鹽」が根強い人氣を誇ります。

私のばあひ、「總本家」さんは、西早稻田時代、都電早稻田時代、池袋時代、そして四谷時代と食べて來ましたが、現在も食べる事が出來る「上品」の「鹽」と「醬油」とは、西早稻田時代の「鹽」や「醬油」を思ひ出す事が出來る一杯です。そして、繰返すやうですが、昔から「鹽」が人氣であり、私も「鹽」が大好きなのです。

澄んだスープでありながら、味の土臺となる出汁はしつかりとしてゐて、そのしつかりとした土臺のうへに鹽味が效いてゐるスープは絶品です。中には「濃いめで」と註文してゐる方もいらつしやり、慥かにさうする事で、以前の「鹽」により近附くかも知れません……。

とは云へ、昨日も大好きな「鹽」を樂しむ事が出來て頗る滿足です。後、贅澤を云へば、都電早稻田時代に提供されてゐた「惡魔つけ」も、再び、食べる事が出來ないでせうか……。

とまれ、御馳走樣でした。

  • 「ラーメン」(「上品」の「鹽」、1,200圓) 「大盛300g」(150圓)。

2025/03/25 更新

2回目

2024/12 訪問

  • 昼の点数:5.0

    • [ 料理・味5.0
    • | サービス5.0
    • | 雰囲気5.0
    • | CP5.0
    • | 酒・ドリンク-
    ¥1,000~¥1,999
    / 1人

「甘エビ10キロ、100ラーメン」は、甘エビの旨みと甘みとかをりとがほんのりとしたスープ

先日(令和6年12月15日、日曜日)、東京都新宿區舟町にあります「一条流がんこ總本家分家四谷荒木町」さんにて、ブランチを頂きました。

此方にたづねるのは、今囘で二囘目です。前囘は、本當に久し振りの「がんこ」と云ふ事で連食した私です。その時は平日の早い時間帶での利用で、竝びもなかつた爲、「連食出來ますか?」と御店の方にたづねた訣です。昨年の7月の事です。

今囘、10時32分に御店に到著すると竝びが一名であり、私の後からも何名かの方達が新たにいらつしやいました……。券賣機に記載されてゐる「本日のメニュー」は以下のとほりです――。

(1)甘エビ10キロ、100ラーメン(1,400圓)
(2)純正上品(鹽、醬油)(1,100圓)
その他、大盛や各種トッピングに就いては、アップロードする畫像を御覽下さい。

――以上です。券賣機では1,000圓のチケットのみを購入して、順番が來れば入店し、註文を傳へて、殘りの金額は現金で拂ふと云ふシステムです。

程なくして順番が來たので入店して、「100ラーメン、大盛で」と傳へます(「大盛300g」+100圓)。

「100ラーメン」のばあひ、デフォルトで「惡魔肉」が附きます。この「100ラーメン」と云ふのは、出汁のみであり、スープに一切返しを用ゐないラーメンであり、今囘は「甘エビ10キロ」との事です。

數分後に待望のラーメンが屆きます。スープ、中細麺、惡魔肉、チャーシュー、ネギ、メンマ、海苔と云ふ組合せで、スープには背脂のやうなものも……。

「100ラーメン」のスープですが、返しを用ゐなくとも「充分に濃厚で鹽つぱい」との感想を抱く方達が大多數だと思はれます。が、昔から「惡魔」を食べて來た者としては、随分と穩やかで、甘エビの旨みと甘みとかをりとがほんのりとしたスープだなあ、いや、かう云ふ落著いたスープに據る一杯もまた良いなと云ふ印象です。

麺は齒切れの良い低加水な中細麺で、「がんこ」らしいもの。惡魔肉、チャーシュー、ネギ、メンマも同樣です。

今囘は「大盛300g」にしましたが、次囘は普通で充分かも知れません。また、矢張り、昔からの「がんこ」を感ずる事が出來るのは、「純正上品の鹽」と云へるでせう。

とは云へ、今囘の「甘エビ10キロ、100ラーメン」、大變美味しく頂きました。とまれ、御馳走樣でした。

  • 「甘エビ10キロ、100ラーメン」(1,400圓)、「大盛300g」(+100圓)。

  • 券賣機。

2024/12/23 更新

1回目

2023/07 訪問

  • 昼の点数:4.9

    • [ 料理・味5.0
    • | サービス5.0
    • | 雰囲気4.5
    • | CP5.0
    • | 酒・ドリンク-
    ¥2,000~¥2,999
    / 1人

頗る久し振りの「がんこ總本家」、初めての四谷

をとゝひ(令和5年7月11日、火曜日)、東京都新宿區舟町にあります「一条流がんこ総本家分家四谷荒木町」さんにて、早い晝食(?)を頂きました。

以下、私と「がんこ」に就いての、ほゞ自分語りです――。

「一条流がんこ」のラーメンに就いて、私が知つたのは、90年代後半、若しくは2000年前後の事で、當時、「總本家」は、西早稻田にあり、その後、都電早稻田に移轉されました。西早稻田の總本家に就いては、當時、早大の友人から、その存在を聽き、知るに至りました。

西早稻田の總本家に於ける「惡魔」は、限定の扱ひで、中々、食べる事が叶はない一杯だつたと記憶します。その「惡魔」に就いては、「2ちゃんねる」のラーメン板にて知りました。總本家が、都電早稻田に移り、西早稻田の御店は御弟子の小川さん(だつたかな?)が受繼がれました。總本家に就いて、私は、都電早稻田時代に通つた囘數が一番多いものと思はれます。

都電早稻田時代は、「惡魔つけ」(つけ麺の「惡魔」ヴァージョン)を頻繁に食べてゐました。「惡魔」と云ふのは、ザックリとした云ひ方をすれば、頗る味が濃い、と云ひますか、返しの味が頗る強いラーメンの事です。

當時は、高戸橋にも「がんこ」があり、その御店にもよく通ひました。この頃、私は、都電早稻田の總本家、西早稻田、高戸橋と云ふ「がんこ」、高田馬場時代の「べんてん」、三田、目黒、池袋、新代田邊の「ラーメン二郎」と云ふ御店を、ローテーションするやうに利用してゐました。今になつて知つたのですが、「がんこ」の創業店は、左記しました高戸橋なのですね……。私にとつての高戸橋は、十六代目と云ふ認識なのです。

その後、期間が空き、池袋や神保町に家元(一条安雪氏)が新たにラーメン店を開業された時も、少くとも一度以上は利用してゐるものと記憶します。また、何時の頃かは覺えてゐませんが、外神田に存在した八代目も利用した事があり、當時、頂いた店主さんの名刺も、手元に殘つてゐます……。因みに鳥取縣米子市にある「がんこ」は、八代目店主さんの甥御さんだとの事です。

然し乍ら、四谷の總本家に至つては、一度も利用しない儘、過ごして了ひ(その期間には先の在京時も含まれます)、昨年だつたでせうか、家元の引退に就いて、「食べログ」のレヴューやネット記事に於て知りました……。最近は、「活し」(應援する對象)と云ふ言葉がよく知られてをり、その「活し」を應援する行爲を「活し活」と云ひ、「活しは活せる時に活して置け」なんて事もTwitter等のSNSで云はれます。

成程、「活し」も生身の人間であれば、永遠に存在する訣ではないからです。何故、こゝで「活し」と云ふ言葉を持出したかと云へば、「がんこ」のラーメンに就いては、その中毒性がある一杯に就いて魅せられる方達が多い一方、その左記しました要素に加へて、家元のカリスマ性(と云へば大袈裟でせうか?)や個性に魅せられて、今で云へば、家元を「活し」と看做してゐた方達が少くないと思はれるからです……。

ですので、昨年、家元引退の報を本洲の西端にて目にした時、あゝ、さう云ふ日が矢張り來るのだな、と思ひました。當り前と云へば當り前の事なのですが……。

遲れ馳せながら、今囘の東京行きに於ける二日目、初めて、「一条流がんこ総本家分家四谷荒木町」さんをたづねました。今は嘗ての總本家を後藤氏が受繼がれてゐるとの事です。御店の公式Twitterを閲覽して、御店に就いて、豫習して置きました……。

成程、竝び方のルールに就いては、Twitterにアップロードされてゐる畫像では完璧には判り難く、その情報を基にして、實際の御店に行くしかないな、と思ひました。が、實際には火曜日の午前中で、然も、當日は頗る附きの酷暑とあつてか、10時20分、御店に著くと竝びはない状況でした。

當日は平日なので、「100」の純正、「上品」(醬油or鹽)の純正と云ふ基本メニューです。此方の御店をたづねるまへは、「上品」醬油の5番にしようと考へてゐましたが、券賣機のまへにて氣持が變り……。

まづは、「ラーメン」(1,100圓)、「大盛300g」(100圓)、「青唐」(100圓)、「惡魔肉」(200圓)のチケットを購入して、店内へ……。この御店(四谷)は初めてだけれども、西早稻田や都電早稻田時代の總本家には通つてゐました、と店主さんに告げました。それで色々とお話した後(店内は混んでゐなかつた爲)、「惡魔は今でもありますか……」とダメ元で聞いて見ました。

すると、「ある」とのお返事で、いちわうは、「100」と「上品」とスープの樣子を見て、匂ひも嗅いだ後、「惡魔」を御願ひしました。惡魔は、「100」を更に頗る辛く濃厚にしたヴァージョンですね。因みに「100」とは、出汁が100%のスープと云ふ事で、返しがなくとも、可也濃厚だとの事です。

「惡魔肉」は因より、附くとの事ですが、購入したチケットのとほり、追加して貰ひました。何年振りかに食べる「惡魔」は、矢張り、強烈な一杯でした。普通、之だけ返しを加へれば、出汁の旨味は弱まらうものですが、強烈な返しの味に負けない出汁と云ふのは、正に「がんこ」、そして總本家ならではのスープだと云へませう。惡魔肉も、チャーシューも、そして「がんこ」特有の麺も、總てが懷かしいです。

店主さんと奧樣(?)と20年以上まへの「がんこ」に就いて、少しばかりお話しました。渡辺樹庵さんだつたでせうか、TwitterやInstagramにて、今もなほ、昔の「がんこ」らしい一杯を出す御店をご存知ないですか、と投稿されてゐて、それならば西早稻田でせう、と私は思つたのですが、後藤氏に據ると、その西早稻田は閉店されたとの事です。それならば、矢張り、昔の「がんこ」らしい一杯を出されてゐるのは、四谷ではないかと思ひ、私は「連食は可能ですか?」と御店の方に問うて見ました……。

竝びもない状態でしたので、直ぐに連食は可能で、二杯目のチケットを買ひます。「ラーメン」(1,100圓)を購入して、「上品」の鹽5番にしました(5番とはアッサリである「上品」を濃厚な味にする註文方法です)。此方は思つたとほり、ヴィジュアルからして、昔の「がんこ」の鹽に近い状態です。西早稻田では、醬油よりも鹽のはうが人氣があつたとも記憶します。味もアッサリとしながらも、「パンチ」がある、正に「がんこ」らしい一杯です。現存する「がんこ」の總てを知つてゐる訣ではありませんが、四谷に於ける「上品」5番は、昔に於ける「がんこ」の面影を感ずる一杯だと思ひます。

然しながら、二十年まへ以上とは異なり、中年になつた私の身體としましては、ラーメン二杯、それも一杯は大盛は中々キツイ量ではありました……。然し、それでも食べられるのが、「がんこ」だとも思ひます。たゞ食べる順番としては、「惡魔」→「上品」鹽の5番ではなく、その逆のはうが良かつたとは思ひます(笑ひ

とまれ、御馳走樣でした。

  • 「ラーメン」(1,100圓)、「大盛300g」(100圓)、「青唐」(100圓)、「惡魔肉」(200圓)のチケットを購入して、「100」の「惡魔」を註文。

  • 麺アップ。

  • 「ラーメン」(1,100圓)のチケットを購入して、「上品」鹽の5番を註文。

  • 券賣機。

  • 嘗ての八代目さんの名刺。

  • 嘗ての八代目さんの名刺。

2023/07/13 更新

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