2回
2025/04 訪問
今囘は「限定」に特化した註文をしました※追記あり
「單品カレー&ライス」の「限定カレー(※)」 (※)「濃厚牛肉とアスパラガスのカレー」 「カレー増量」(150圓) 「るうろう煮玉子」(150圓) 「ラッシー」(400圓) 合計2,400圓。
「單品カレー&ライス」の「限定カレー(※)」 (※)「濃厚牛肉とアスパラガスのカレー」 「カレー増量」(150圓) 「るうろう煮玉子」(150圓) 「ラッシー」(400圓) 合計2,400圓のカレー。
「單品カレー&ライス」の「限定カレー(※)」 (※)「濃厚牛肉とアスパラガスのカレー」 「カレー増量」(150圓) 「るうろう煮玉子」(150圓) 「ラッシー」(400圓) 合計2,400圓のカレー。
2025/04/18 更新
2023/11 訪問
味、接客、御店の雰圍氣その他全てが素晴らしい
本日(令和5年11月29日、水曜日)、東京都新宿區百人町にあります「SPICY CURRY 魯珈」さんにて御晝を頂きました。
此方はカレーファンではなくとも、地方在住者でも知つてゐるカレーの有名店です。セブンイレブンとのコラボ商品などをとほして、その存在は全國的に知られてゐます。
私も、勿論、先の在京時よりその存在を知つてゐますが、記帳したうへで、時間差で實食の爲、御店に再訪するのは、中々のハードルを感じて、未訪問の儘でゐました。さうかうしてゐるうちに、私は廣島市へ歸る事になり……。
今囘、清原果耶さん主演の舞臺「ジャンヌ・ダルク」を觀劇する爲、二泊三日の豫定で上京して、その二日目に「魯珈」さんをたづねた訣です。
扨、御晝として食べるならば、朝九時半からの記帳に參加せねばなりません。豫定してゐる本日は水曜日であり、事前に得た情報に據ると「限定」が更新される曜日である爲、より多くの方達が竝ぶ傾向があるとの事です。折角たづねるのだから、外したくはない訣で、私は早朝に池袋のホテルから出掛けました。
「魯珈」さんに到著したのは午前6時24分ぐらゐでせうか……。流石に誰もゐないだらうと思つてゐましたが、既にお一人、先に竝んでゐる方がいらつしやり、私は驚きました。
扨、それからの三時間、私は持參したグレアム・グリーン著、丸谷才一譯「ブライトンロック」の文庫本を讀んで過ごしました。餘談ではありますが、私が私淑してゐる松原正さんが稱讃されてゐる、正不正、そして善と惡とに就いて考へさせられる愛に纏はる名作です。
やうやく記帳の時間がやつて來て、私は10時50分からの時間帶に記帳しました。カタカナ表記でフルネームを記します。一旦、御店を出て、西新宿界隈の「ルノアール」へ行き、ホットコーヒーを飮み、御手洗ひも濟まして、昨日、觀劇した舞臺「ジャンヌ・ダルク」の雜感をFacebookとブログとに記しました。
時間を身圖り、御店へと戻ります。ほゞ定刻にて店内に案内され、「メニューの寫眞を撮つてもいゝですか?」と店主さんに問うて見ると、「メニューも店内も御料理もOK」と快諾して頂けました。私の註文は以下のとほりです――。
「ろかプレート」(ラムカレー、1,150圓)
「ライス大盛」(+100圓)
「プチカレー」(限定「7周年記念狂辛ビーフカレー」400圓)
――以上です。上述しましたメニューに就いて、詳しくは何時ものとほり、畫像を御覽下さい。「百聞は一見に如かず」と申しますから。
實は入店してから註文する迄、私は初めてと云ふ事もあり、何とはなく緊張してゐたのですが、常連の方達に話し掛けて頂いた事を契機に、店主さんとも少しだけ御話出來、緊張が解れました。限定のカレーは、その名前のとほり、可也辛いとの事ですが、「中本」を食べられるだけの辛さ耐性があれば、大丈夫との事です。
また、辛いとは云へ、胃にクルやうな仕上りにはしてゐないとの事です。
カレー以外の事も御話してゐると、待望のカレーが屆きます。うん、ラムに關しては、可也餘裕を持つて食べられます。「魯珈」さんのカレーは「辛旨」が特徴と聞きましたが、此方は旨味のはうをより感じます。一方、限定の「狂辛」ですが、ビーフ自體は辛くはないものゝ、グレイヴィーを一口二口三口食べてゐると、しやつくりが……。
之はヤバイかと思つたものゝ、水は飮まず、一旦、氣持を落著けて、再び、食べて見ると、辛さには慣れて來て、次第に旨味を味はへるやうになります。
勿論、辛いだけが特徴ではなく、ちやんとスパイスの風味も堪能出來るのが素晴らしい處です。たゞ私、スパイスに就いては詳しくないので、詳述出來ないのが殘念です。
カレーが頗る美味しいだけの御店ではなく、店主さんのホスピタリティも素晴らしく、初めて來た人間にも、適度な距離を取つて對應して頂けますし、また、海外からの御客樣にも、英語でスムーズに對應されてゐます。常連さん達も親切でフレンドリイで、「魯珈」さんが有名店である樣々な理由が判つた氣がします。
とまれ、御馳走樣でした。
2023/11/29 更新
昨日(令和七年四月十七日、木曜日)、東京都新宿區百人町にあります「SPICY CURRY 魯珈」さんにて、カレーを頂きました。
「魯珈」さんは、毎週水曜日に「限定」の新作を出されてゐます。今週の新作は、「濃厚牛肉とアスパラガスのカレー」との事です。毎囘、人氣である「魯珈」さんの「限定」です。「魯珈」さんがビーフカレーの限定を作られる時には、辛めのものが多いとの事ですが、今囘は圓やかな仕上りとの事です。此方の「限定」を目當に、「魯珈」さんに伺ふ事にしました。
私は、當日、晝の部に行かうと思ひ、それならば、當日の朝9時30分の記帳に間に合はせる必要があります。が、その記帳が早まるばあひもあるとの事で、なるべく早くに到著する事にしました。御店に到著したのは、6時46分の事であり、可也早い到著ではありますが、既に二名の方が先んじて竝ばれてゐます……。矢張り、都内屈指の有名店だけあります。
持參したメルヴィル著「白鯨」の文庫を讀み乍ら、記帳迄の時間を過ごします。上述しましたやうに、通常ですと9時30分が記帳開始の時間ではありますが、この日は30分早めて、9時ちやうどに記帳が開始しました……。私は三番目に竝んでゐたので、好きな時間に記帳出來るのですが、最も早い時間である10時50分からの囘に記帳しました。
扨、暫く、周邊で時間を過ごす事にします。「魯珈」さんがあるのは大久保界隈ですが、御店から小滝橋通りを通れば、直ぐに西新宿に到著します。まづはその西新宿のカフェで、コーヒーを一杯飮んで過ごします。その後、西新宿方面から、新宿大ガードを經由して、歌舞伎町方面へ……。先日、舞臺を觀劇した東急歌舞伎町タワーなどを見てまはります。
さうかうして、ほゞ定刻、「魯珈」さんに戻ります。店主さんが、記帳された名前を讀んで呉れるので、順番どほりに入店します。私の前後の方々は、どうやら常連さんのやうでした。
本日の「限定」などに就いて、店主さんが説明された後、順番どほりに註文をして行きます。本日の「限定」は原價が何時もよりかゝつてゐる爲、若干價格が高めとの事です。私の註文は以下のとほりです――。
「單品カレー&ライス」の「限定カレー(※)」
(※)「濃厚牛肉とアスパラガスのカレー」
「カレー増量」(150圓)
「るうろう煮玉子」(150圓)
「ラッシー」(400圓)
合計2,400圓
――以上です。開店して約7分ぐらゐでカレーとラッシーとが屆きます。前囘、初めてたづねた時は、まづは基本として「ろかプレート」と「限定」の「プチカレー」とを註文したのですが、二囘目の今囘は、「限定」に特化した註文をしました。
「限定」の説明に就いては、「魯珈」さんの公式XやInstagramでの御投稿を確認して頂くとしまして、この「限定」の牛肉、正に「フハトロアマ」で拔群の美味しさです(戰後最高の知識人である福田恆存さんが旨い料理とは「フハトロアマだ」と仰有られてゐます)。カレーに於けるグレイヴィーも、慥かに「魯珈」さんとしては圓やかな仕上りだと思はれますが、ちやんと辛味やスパイスの香ばしさも感ずる事が出來ます。多層的でゐて、それでゐて纏まりを感ずるのが凄い處です。アスパラガスのシャキ/\感もとても面白いです。
そして、また店主さんの常連さんを大事にされてゐる、何氣ない氣遣ひも素晴らしいと思ひました。とまれ、御馳走樣でした。
さう/\、忘れないやうに追記して置きますが、今囘、初めて頂いたラッシーも、他店のそれよりも濃厚でトロリとしてゐて、美味でした。
(※追記)「魯珈」さん、カレーが美味しいのは勿論だけど、接客も良いんです。最近では、テレヴィでも取り上げてゐたけど、名前を知つてゐる御客樣に關しては、その名前を接客中に何囘かお呼びするのは、本當に良い事なのです。譬へば、世界最大のホテルグループであるマリオットでも、この接客をするやうにとスタッフに意識附けてゐます。
因みに百人町と云へば、昔からアジア系の御店が多いと云ふイメイジが強い人が多數だと思ひますが、文藝批評家である江藤淳の出身地なんですよね。