2回
2025/02 訪問
出汁キーマを初體驗
二月の限定「長岡生姜醬油スープの出汁キーマカレー」（1,500圓） 「ライス大盛」（300g、200圓） 「wacca特製ラッシー」（ランチセット價格300圓）。
二月の限定「長岡生姜醬油スープの出汁キーマカレー」（1,500圓） 「ライス大盛」（300g、200圓）。
「wacca特製ラッシー」（ランチセット價格300圓）
二月の限定。
レギュラーメニュー。
2025/02/27 更新
2024/12 訪問
念願の「wacca」さん
昨日（令和6年12月6日、金曜日）は東京都中央區八丁堀にあります「ジャパニーズ スパイス カリー wacca」さんにて御晝を頂きました。
練馬、池袋、高田馬場、早稻田、新宿と云ふ「都の西北」がホームタウンである私にとつて、東京の八丁堀は初めて伺ふ街です。
私は以前より「wacca」さんに據るXのポストを拜讀してをり、店主さんの食への拘りと愛著とに、素人乍ら共感してをり、何時か機會があれば、同店に伺ひたいと思ひ續けてゐました。どのカレーも美味しさうで、殊に出汁カレーと云ふジャンルに至つては、全く未體驗な私です。加へて、同店で提供されてゐる、とんかつにもカレーにも拘り拔いて、その調和をも極めて行かうと云ふカツカレーにも、激しく興味を抱いてをり……。
御店に向かふまへに初めての街である八丁堀界隈を散策しました。下町としての在り方の爲か、カフェチェーン店に至つては、全く存在してゐないやうに見受けられ、レストランにせよ、喫茶店にせよ、個人經營と覺しき御店、如何にも老舗だなあと云ふ佇まひな御店が多いですね。
11時30分が開店ですが、御店の方に許可を頂き、20分まへに御店のまへで待たせて頂きました。
と云ふ訣で、一番乘りで入店。一人なので、ドアの正面にある壁沿ひのカウンター席に案内されました。
「新時代のカツカレー」、「ネオグリーンカレー」、「ジャパニーズ出汁カレー」のいづれかで、待ち時間中、惱みましたが、矢張り、最も興味があり、とんかつが大好きな身としては「新時代のカツカレー」に決めます。すると、次に問題なのは、とんかつを「レギュラーサイズ」にするか「倍カツ」にするかなのですが、前者が120gで後者が240gと判り、今囘は「レギュラーサイズ」（1,800圓）にします。ライスは「竝」（180g）ですので、とんかつとライスだけで、單純計算で300gです。
また、「wacca特製ラッシー」（ランチセット價格300圓）も同時に御願ひしました。
入店して待つ事、約7分で、ラッシーと「新時代のカツカレー」とが屆きます。まづはカレーソースから味はひます。カレーはグリーンも出來るとの事ですが、私は現時點で標準とされてゐる「鰹ポーク」を擇びました。この「鰹ポーク」、非常にサラ／＼としてゐて、優しい味はひだと云へば、特徴がないと受取る人が少くないやうに思へて了ひ、言葉はむつかしいなと思ふのですが、とんかつともライスとも調和する日本的な（出汁を用ゐた）味はひですし、カレーソースはサラ／＼ですから、ライスはかためな炊き加減なのは定石です。ラーメンやつけ麺に於ける魚粉的な役割（？）で、鰹節も添へられてゐて、此方は旨味としても、食感としても、この一皿での控へめなアクセントになつてゐます。
とんかつは、銘柄豚である岩中SPFを使用してゐるとの事です。私は、長らく休業されてゐる神田の「吉平」さんが日本一のとんかつだと思ふのですが、その「吉平」さんのとんかつよりも「wacca」さんのとんかつのはうが、味が濃厚で、とろける甘さを有してゐる事に驚きました。豚がとろける甘さであり、それをサラリとした感じで衣が包んでをり、それを逃さない構成と調理とは見事としか云ひやうがありません。
「鰹ポーク」のカレーソースと岩中SPFのとんかつ、どちらかが主演で、どちらかが脇と云ふのではなく、正にW主演な一皿に頗る感動しました。
歸宅後、「wacca」さんのXを更に讀みましたが、現在のメニューで「一番完成度の高いカレー」は「極チキンカレー」との事です。魅力的なメニュー許りな「wacca」さんなのですが、次囘、たづねる事があれば「極チキンカレー」を御願ひしようと思ひます。とは云へ、食への探究心や拘りが人一倍強いと御見受けする「wacca」さんですから、更にメニューが更新されてゐるかも知れませんが……。
とまれ、御馳走樣でした。
「新時代のカツカレー」（カツ=レギュラーサイズ=120g、ライス「竝」180g、カレー「鰹ポーク」、1,800圓）。「wacca特製ラッシー」（ランチセット價格300圓）。
とんかつアップ。銘柄豚である岩中SPFを使用。
「新時代のカツカレー」（カツ=レギュラーサイズ=120g、ライス「竝」180g、カレー「鰹ポーク」、1,800圓）。
メニュー。御店のX據り。
メニュー。御店のX據り。
メニュー。御店のX據り。
メニュー。御店のX據り。
メニュー。御店のX據り。
メニュー。御店のX據り。
2024/12/07 更新
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本日（令和七年二月二十七日、木曜日）、東京都中央區八丁堀にあります「ジャパニーズ スパイス カリー wacca」さんにて、御晝を頂きました。
開店時間である11時30分の約10分まへぐらゐに御店に到著。少しのあひだ、御店のまへで待たせて貰ひました。
今年にはひつてから、「wacca」さんでは月替はりの限定を出されてゐます。二月は「長岡生姜醬油スープの出汁キーマカレー」（1,500圓）との事で、Xを見てゐると此方のカレーが好評との事です。二月もをはりが近附いた本日、八丁堀に立寄る事が出來ると思ひ、「wacca」さんに伺ひました。
一番乘りで入店。私の註文は以下のとほりです――。
二月の限定「長岡生姜醬油スープの出汁キーマカレー」（1,500圓）
「ライス大盛」（300g、200圓）
「wacca特製ラッシー」（ランチセット價格300圓）
――以上です。入店して五分後にまづはラッシーが、續けてカレーが屆きます。出汁カレーが大阪發祥であり、物凄く美味しいらしいと云ふ事は耳にしてゐました。出汁キーマと云ふのがそれらしくて、今囘の「wacca」さんに據る限定は、「出汁カレーど眞ん中の王道系」との事です。一方でそのメニュー名には「長岡生姜醬油スープ」とも……。
「うん……？ 之つて秋葉原にもお店がある『青島食堂』が有名なラーメンの言葉なのでは……？」「大阪のカレーなのに、どう云ふ事なんだらう？」と思つて了ふ私です。因みに私、「青島食堂」さんも存在は知つてゐるものゝ、未食なのです。良い歳して、未だ未だ未體驗な事が多い私です。
でも、食に關しては、まづは自分で食べて見る事、この一事に盡きます、當然の事ながら。アップロードしたカレーの畫像だと、右上の廣いエリアがキーマであり、岩中豚100％と云ふ贅澤な仕樣。左の海苔と菠薐草がある邊が出汁のエリア、手前が蓮根、トマト、薩摩芋、オクラの副菜エリアです。
今囘はこの三つのエリアを個別にローテイションして食べましたが、その後、次第に混ぜて行き、味の變化を樂しむのが、より良い食べ方のやうだと、後に知りました。
銘柄豚に據る上品な旨みのキーマ、海苔や菠薐草との相性が拔群で日本人好みな出汁、薩摩芋の甘み、蓮根の食感、トマトの適度な酸味、オクラのネバネバ感……殊にオクラと出汁とを合はせて食べて見ると、之が本當に私好みでした。次第に全體的に混ぜて行けば、また、面白い味の變化が堪能出來た事でせう。
初めて出汁キーマを食べたのですが、とても美味しく頂きました。また機會があれば、頂きたいです。
「wacca」さんに關しては、來月の限定もどんなカレーか今から樂しみですし、レギュラーメニューも魅力的なカレー許りですので、三度、四度……と通へれば良いなと思ひます。
とまれ、御馳走樣でした。