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昼の点数：5.0
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￥1,000～￥1,999 / 1人
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料理・味 5.0
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おでんとそばを頂ける廣島市の老舗
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「おでん」（大根、卵、牛すぢ、150圓×3）。
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「中華そば」（800圓）。
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「中華そば」（800圓）の麺アップ。
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メニュー。
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2025/10/30 更新
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本日（令和七年十月三十日、木曜日）、廣島市西區東觀音町にあります「つばめ」さんにて、御晝を頂きました。
此方は廣島の中華そばとおでんなどを扱ふ老舗です。「食べログ」でレヴューを記すのは初めてですが、之迄に何囘もテイクアウトを含めて、利用させて頂いてをります。
御店は11時30分に開店して、私が到著したのは11時42分の事です。カウンター席はいづれも埋まつてゐた爲、空いてゐるテーブル席に著席する事にします。勿論、ばあひに據れば、他の方との相席です。
御店にはひるなり、まづは女將さんから「そばでいゝ？」と聞かれる爲、「そば一つで」と御願ひします。メニューは、中華そば、各種のおでん、おむすびにビールもあります。
中華そばと共におでんも食べたいと思つたのが、同店に伺つた理由です。最近、ドラマ「じゃあ、あんたが作ってみろよ」にハマつてゐまして、勝男（演・竹内涼真さん）がおでんを作る話があり、何だか無性におでんを食べたいと云ふ氣持を持してゐました。
因みに藝能界繫りの話をすれば、「つばめ」さんには、廣島市御出身の奥田民生さんが、廣島で御仕事がある際には立寄られるとの事です。
廣島市の昔乍らの中華そばを扱ふ御店では、「そば」と同時におでんを扱ふ御店が多いのです。私がよく利用する「上海總本店」さんも長らく、おでんを扱つていらつしやいますが、「上海」さんは味が薄くなるとて、大根は扱はれてゐないのです。その點、「つばめ」さんは大根も扱つていらつしやるのが嬉しい處です。
おでんは、ホールを擔當する女將さんに取つて頂けました。「卵と大根、そしてすぢを御願ひします」と御願ひすると、取つて頂けました。「すぢ」と云ふのは牛すぢの事で、西日本では御馴染みのタネですが、最近では關東でも扱ふ御店が増えて來てゐると云ふ印象です。「からしは要る？」と聞かれたので、「御願ひします」と云ひます。タネとからしだけではなく、適量、おつゆもお皿に入れて頂けるのが嬉しいです。
と云ふ訣で私の註文は以下のとほりです――。
「おでん」（大根、卵、牛すぢ、150圓×3）
「中華そば」（800圓）
――以上です。上述しましたメニューに就いて、詳しくはアップロードします畫像を御覽下さい。「百聞は一見に如かず」と申しますから。
おでんを頂いてゐると、入店して約四分後に中華そばが屆きます。おでんは、大根、卵共に絶妙なおつゆの沁み入り具合で、とても美味しいです。すぢは、コリ／＼とした食感がとても樂しく、味もしつかりと附いてゐて、矢張り、美味です。
中華そばは、廣島市では定番の醬油豚骨に據るスープです。以前は、返しの味を効かせてあつた印象がありますが、今囘はお出汁の味を活かした仕上りに感じます。どちらのタイプも私は好きです。麺は低加水の細麺が適度な齒應へを殘す感じに茹でられてゐます。具材は、チャーシュー、青ネギ、もやしと云つた邊で、此方も正に廣島に於ける中華そばのスタイルです。
最近はスープが少なめな御店が多いのですが、「つばめ」さんの中華そばは、スープがタップリな處も嬉しいです。
最近、廣島市では「めん呼白」さんや「らぁ麺Penguin」さんと云ふ御店が、現代的なラーメンを提供されてをり、人氣を博してゐますが、「つばめ」さん、「壽樂亭」さん、「上海總本店」さんと云つた老舗に據る「そば」（とおでん）も魅力的だと思ひます。
とまれ、御馳走樣でした。