12回
2025/03 訪問
季節の変化も感じながら
西鉄大牟田線・平尾駅より徒歩3分程の場所にある中華料理店です。
『THE TABELOG AWARD 2025 Bronze』を受賞されました。
落ち着いた外観と店内。
席はカウンター席とテーブル席が用意されています。
事前に15,000円のコースを予約してお伺いしました。
★感想★
『涼華』さんでは常に言えることですが、お料理は季節を感じる食材が利用されていて、訪れる度にその変化が季節の変化も感じさせてくれます。
正直なところ、季節によって「あの時期の方が良かった」と言うようなこともあるのですが、それもまた楽しさのひとつと思える程、私は『涼華』さんの料理が好きだと思っています。
それでは、この日のコース内容をご紹介します。
◆前菜
海月、甲烏賊、天然平目、みやざき地頭鶏
◆スッポンとモリーユ茸のスープ
◆焼売、イカスミ餃子
◆海老と筍の炒め物
◆フカヒレと干しナマコの煮込み
◆佐賀牛ランプの炭焼き
◆天津飯
◆あさりの汁そば
◆杏仁豆腐
季節の食材、珍しい食材と幅の広い内容となった今回。
お気に入りになったのは「海老と筍の炒め物」。
味付け、火入れどれもが本当に素晴らしかったです。
また、スッポンであったり干しナマコであったり、珍しい食材も出てきましたが、これもまたとっても美味しかった。
写真を撮り忘れていますが、料理に合わせてアルコールをペアリングして下さったこともお料理をより美味しく頂くことが出来た理由のひとつだと思います。
次回もまた楽しみです。
ご馳走様でした。
2025/04/01 更新
2025/03 訪問
普段とは趣向を変えたランチでした
西鉄大牟田線・平尾駅より徒歩3分程の場所にある中華料理店です。
『THE TABELOG AWARD 2025 Bronze』を受賞されました。
落ち着いた外観と店内。
席はカウンター席とテーブル席が用意されています。
今回は5,500円のランチコースを事前に予約してお伺いしました。
※ランチは水曜日〜土曜日。事前予約制。
★感想★
今回のランチは普段のランチコースとは異なる趣向で、さらに遊び心のある内容でした。
恐らく、ランチコースだからこそという内容でもあったと思います。
『涼華』さんのランチコース、実は、毎日メニューが異なるんです。
正直に書くと、“味”という点では今回の内容は普段と比べれば随分“普通”でした。
だけど、通うことの楽しさというのはそれだけではなくて、冒頭にも書いた様に“ランチならではの〜”などの色んな側面を楽しめるという部分にもあると思っています。
『涼華』さんのランチは特に、色んな側面を楽しむという点でも楽しさがあります。
はじめて行かれる方で、しっかり普段の『涼華』さんを味わいたいという場合にはディナーが特におすすめです。
では、今回のコース内容をご紹介しますね。
◆前菜
鯖、天然平目、みやざき地頭鶏、蓮根、山うどのXO醬和え、海月と芽キャベツ
◆焼餃子
◆青菜のあっさりスープ炒め
◆エビチリニラ玉
◆いとよりの蒸しもの・ホワイトアスパラとあおさの餡かけ
◆きなこ豚のヒレ・豆豉炒め
◆桜海老と菜の花の炒飯
◆担々麺
◆ライチ紅茶のプリン
前菜はいつも通り、海鮮を中心に。
焼餃子はかなり美味しかったです!!
面白かったのは「エビチリニラ玉」。
その名の通り、エビチリとニラ玉が合体しています。
なかなか面白い味でしたよ。まさにランチならでは。
担々麺は深みと旨みが抜群。さらに麺がとっても美味しいです。
『涼華』さんで使用されている麺は本当に美味しいので是非注目して食べてみて頂きたいです♪
ライチ紅茶のプリンもとっても美味しかったです。
私としていつもとは違う側面が見られて楽しかったです。
ご馳走様でした。
2025/03/24 更新
2025/02 訪問
進化する
西鉄大牟田線・平尾駅より徒歩3分程の場所にある中華料理店です。
『THE TABELOG AWARD 2025 Bronze』を受賞されました。
落ち着いた外観と店内。
席はカウンター席とテーブル席が用意されています。
前回訪問時に15,000円のディナーを予約をしてお伺いしました。
まずは感想から。
今回はおすすめのアルコールもペアリングして頂きました(ペアリングコースというものはありません)。
料理それ自体の美味しさはもちろんなのですが、ペアリングによる相乗効果は非常に高く、より楽しむことが出来ました。
ペアリングの杯数もペースによってと話していたのですが、お酒もどんどん進んで思ったよりも(私としては)ずっと早いペースになりました。
本当に幸せなディナータイムでした。
それでは、今回のコース内容をご紹介します。
◆あおさ、魴鮄(ホウボウ)、ホワイトアスパラの茶碗蒸し
◆黒酢のしめ鯖、平目のカルパッチョ
◆ミル貝とうるいの湯引き
◆海老蒸し餃子
◆春巻き
◆辣子鶏(ラーズーチー)
◆ヨコワマグロ
◆フカヒレ
◆佐賀牛ランプのステーキ
◆梅かきたま麺
◆台湾カステラ
◆マンゴープリン
ディナーのスタートは茶碗蒸しから。
普段は前菜から始まるのですが、また違った面白さがありました。
海老蒸し餃子はシェフが練習を重ねられて出来上がった自信作(今回はその美味しさと、シェフの練習に経緯を評してカバー写真に♪)。
ぷりっぷりの海老ともっちもちの皮が最高に美味しい蒸し餃子です。
辣子鶏(ラーズーチー)は代表的な四川料理ですが、鶏肉が本当に美味しい。
思わず唐辛子も食べてみましたが、割と辛さに強い私でもしばらく悶えました。火を吐くかと思いました(笑)
フカヒレは原ビレ戻しとは異なるものの、とても美味しい。原ビレと好みがわかれてもおかしくない美味しさでした。
最後のデザートまで完璧なコースでした。
ちなみに、ペアリングは5杯でしたが本当にどれも美味しかったです(お酒の写真は撮り忘れです、ごめんなさい。日本酒、焼酎、ワイン3杯を組み合わせて下さいました)。
料理はもちろん、ペアリング等も提供されるものがどんどん進化しておられると思います。
料理もお酒も本当に素晴らしいコースでした。
次回もとっても楽しみです。
ご馳走様でした。
2025/03/05 更新
2025/02 訪問
Tradition&History
西鉄大牟田線・平尾駅より徒歩3分程の場所にある中華料理店です。
『THE TABELOG AWARD 2025 Bronze』を受賞されました。
落ち着いた外観と店内。
席はカウンター席とテーブル席が用意されています。
今回は5,500円のランチコースを事前に予約して伺いました。
ランチは事前予約が必要です。
まずは感想から。
普段は和の要素も取り入れられたメニューが多いのですが、今回のランチはトラディショナルな中華と『涼華』さんの歴史が取り入れられたランチコースでした。
まさにランチならではとも言える内容で、美味しいのはもちろん、楽しいランチでした。
これだから、ディナーだけでなくランチも利用させて頂きたくなるのです。
コース内容をご紹介しますね。
◆前菜
ヨコワ鮪、鯖、海月、比内地鶏、蒸し鶏、独活の金平、ブロッコリー
◆干し貝柱と白菜の煮込みスープ
◆焼売の2種盛り
◆海老チリ
◆いとよりと水烏賊の天麩羅
◆豚ヒレの黒酢酢豚
◆和牛のそぼろ、新玉葱、原木椎茸の炒飯
◆スジアオノリの汁そば
◆日向夏ゼリーとココナッツプリン
焼売、海老チリに黒酢酢豚、炒飯に汁そば。
メニューだけみれば、トラディショナルな中華メニューだと思います。
でも、これらには『涼華』さんにとっての歴史もあって。
料理提供と一緒にそういった話をして下さったのですが、私はそれもまた楽しくて。そして、嬉しくて。
今の『涼華』さんに至るまでの歴史があって、そこにはたくさんの料理があったのだけど、その一品一品は私にとっては新しいものでもあり、それもまた歴史になって行くんだなと思ったり。
なに言ってるのかよく分からなくなるけれど、ただ美味しいものを頂くだけではなくて、生きているということについて考えてみたり。自分自身を振り返ってみたり。
料理って素晴らしいなぁ。良いお店って凄いなぁなんて思いました。
話は逸れましたが、トラディショナルでありながらもここでしか味わえない料理たち。
本当に美味しかったです。
先にも書きましたが、ランチならではの楽しさが『涼華』さんにはあると思うので、ディナーだけでなくランチもおすすめです。
ご馳走様でした。
2025/02/28 更新
2025/01 訪問
NEW『今石飯店 涼華』
西鉄大牟田線・平尾駅より徒歩3分程の場所にある中華料理店です。
落ち着いた外観と店内。
席はカウンター席とテーブル席が用意されています。
先日、『THE TABELOG AWARD 2025 Bronze』を初受賞されて以降、初のディナー営業にお伺いしてきました。
お客さんそれぞれから「おめでとう」と祝福の声が。
この様なやりとりもとても穏やかで優しくて、本当に今石シェフと奥さんのお人柄があってこそです。
ここに内容は書きませんが、今石シェフは今回の授賞式で少なくない刺激を受け、気持ちを新たに戻って来られたそうです。
実は、今回のディナーにも早速そのことが表現されていました。
それを頂いた私も、新たな『涼華』さんに出会えただけでなく、今までの『涼華』さんでいちばん美味しかったと思えた気がしています。
では、この日のコース内容をご紹介しますね。
◆前菜
◆ずわい蟹と菜の花の春巻き
◆包み立て餃子
◆古越龍山20年を使ったスープ
◆帆立と水烏賊の湯引き
◆あらかぶ(カサゴ)の唐揚げ
◆原びれ戻しふかひれ
◆佐賀牛ランプの青椒肉絲
◆唐津産自然薯と麻婆豆腐
◆上湯スープのネギ叉焼麺
◆ジャスミン茶
◆苺ココナッツプリン
◆胡麻団子
前菜は車海老、もやしの湯葉巻き、海月、真鯛、比内地鶏。
本当に色とりどり。ここにも新年の祝いや願いを感じます。
包み立て餃子は、包み立てだからこその美味しさが本当にあって、餃子なんだけど、小籠包でもある様な旨味が凝縮された一品でした。
スープも流石の深みがあってとっても印象的。
深い香りと味わいを兼ね備えた美味しさでした。
今回、特筆すべきは原びれ戻しふかひれ。
これはふかひれの中でも最高級のものが使用されており、あまりにも美味しい一品でした。
一緒に小さな白ごはんを出して下さったのですが、ふかひれ丼なんて贅沢すぎました。
何より、色んな想いを込めて今回のコースにこのふかひれを入れて下さったことが私にとっては最も心に残りました。
こんな感じで出たものをすべて感想を書いて行くと、大変なことになるのでこれくらいで。
でも、その後に続いた青椒肉絲も麻婆丼も麺もデザートも美味しすぎました。本当に美味しすぎました。
この先もずっとずっと楽しみです。
ご馳走様でした。
今回のカバーは「原びれ戻しふかひれ」
「前菜」
車海老、もやしの湯葉巻き、海月、真鯛、比内地鶏
「ずわい蟹と菜の花の春巻き」
これも幸せな味わいでした…。
「包み立て餃子」
「古越龍山20年を使ったスープ」は深い香りと味わいが印象的。
「帆立と水烏賊の湯引き」
これもとてつもなく美味しかったあ。
「あらかぶ(カサゴ)の唐揚げ」
「原びれ戻しふかひれ」は濃厚で香りも深く、柔らかい。幸せ以外の何者でもありません。
「ふかひれ丼」にしてしまう贅沢。
「佐賀牛ランプの青椒肉絲」
ワンダーピーマンもめちゃめちゃ美味しい。
「唐津産自然薯と麻婆丼」
「上湯スープのネギ叉焼麺」
「ジャスミン茶」
「苺ココナッツプリン」
「胡麻団子」
2025/02/02 更新
2025/01 訪問
2025年最初の『涼華』さん
西鉄大牟田線・平尾駅より徒歩3分程の場所にある中華料理店です。
落ち着いた外観と店内。
席はカウンター席とテーブル席が用意されています。
2025年最初の『涼華』さんはランチから。
前回訪問時に予約をして伺いました。
ランチは5,500円のコースのみで、12時一斉スタートとなります。
まずは感想から。
シェフの美味しいものを提供しようという想いはランチでも変わることはありません。
季節のものを取り入れた料理であり、その時に美味しいものを取り入れた料理です。
また、ランチだからこそ出せる料理というのもあるそうで、ディナーとはまた違った楽しさがあります。
今回もどれも美味しいというのは当然ながら、『涼華』さんのノスタルジックなメニューが取り入れられていたり、立派な食材も入っていたり、本当に幅広く楽しませて頂きました。
この日のコース内容をご紹介しますね。
◆前菜
◆春巻き
◆ずわい蟹の蟹味噌茶碗蒸し
◆烏賊下足と蓮根の天麩羅
◆海老と海老芋のチーズクリーム炒め
◆キアラの四川風煮込み(キアラは青羽田のこと)
◆大寒卵の卵かけご飯
◆霧島ひなもりポーク
◆昔ながらのやきめし
◆鶏白湯煮込み麺
◆杏仁豆腐
前菜は色とりどり。新年を感じさせてくれます。
中でも、ヨコワマグロは美味しかった。
さらに、立派なずわい蟹が。蟹と蟹味噌の旨味と合わせて頂く茶碗蒸しはもう最高に美味しい。
途中出てきた、卵かけご飯は“大寒卵”を使って。
縁起の良いものを頂くありがたさはもちろんですが、それ以上にシェフの心遣いを感じました。
ひなもりポークは白豚ですが、黒豚にも負けない旨味があると言われる豚肉で、CPも良いそう。
「ランチだからこそ使える」とシェフが話しておられましたが、それもまたランチならではの楽しみですし、食材も含めて色んな工夫があってランチが成り立つことを思い知りました。
最後に、やきめしと鶏白湯煮込み麺。この両者は『涼華』さんの初期に出しておられたメニューだそう。
その頃を知らない私としては、もっと『涼華』さんを知ることが出来た様で嬉しかった。
新年だからこそ、ノスタルジックに浸ることも大切なのかなとも思えたり。
今回は短いランチの間でも、考えさせられることもたくさんあってとても有意義な時間でした。
ディナーもまた楽しみ。
ご馳走様でした。
〜このあとの話〜
『涼華』さんはこの度、『THE TABELOG AWARD 2025 Bronze』を受賞されました。
私のことでもないのに、本当に嬉しいのです。
こんなに大好きだと思えるお店に出会えた喜びと、今石シェフが、共に頑張っておられる奥様が、そんなお店が、さらに評価された喜び、そして、益々素晴らしいお店になられるのだろうという喜び。
また近々、ディナーでお世話になりますが、本当に色んな感情と共に楽しみで仕方がありません。
心から、おめでとうございます。
「大寒卵の卵かけご飯」をカバーに。見て頂いた方にも、縁起をお裾分け。
「前菜」
「春巻き」
「ずわい蟹の蟹味噌茶碗蒸し」
「烏賊下足と蓮根の天麩羅」
「海老と海老芋のチーズクリーム炒め」
「キアラの四川風煮込み」
キアラは青羽田のことです。
「大寒卵の卵かけご飯」
「霧島ひなもりポーク」
「昔ながらのやきめし」
「鶏白湯煮込み麺」
「杏仁豆腐」
2025/01/31 更新
2024/12 訪問
2024年最後の涼華さん。
西鉄大牟田線・平尾駅より徒歩3分程の場所にある中華料理店です。
落ち着いた外観と店内。
席はカウンター席とテーブル席が用意されています。
2024年最後の涼華さんでのディナーは大切な方のお誕生日で利用させて頂きました。
ディナーコースは15,000円。お祝いはもちろんですが、今回も本当に楽しみにして伺いました。
先に感想から。
おかげで本当に本当に素晴らしい時間を過ごすことが出来ました。
素晴らしいお誕生日のお祝いが出来たこと。
一品一品に唸ってしまう程のお料理を頂くことが出来たこと。
今回は今まで以上に、今石シェフや奥様の想いをたくさんたくさん感じられたこと。
あの空間にいたすべての人が幸せだったのではないかなと思える、宝物の様な1日を過ごすことが出来ました。
それでは、この日のコース内容を少しご紹介しますね。
◆揚げ大根と平目
◆水烏賊炙り刺身海月添え
◆噴火湾本鮪
◆香箱蟹(セコガニ)とホウレン草の翡翠スープ
◆鮑のクリームパイ
◆ほろほろ鳥のカシューナッツ炒め
◆特上アカハタ
◆黒毛和牛内モモのローストビーフと原木椎茸
◆担々麺
◆デザート
最初から最後までびっくりする程美味しかったです。
特に美味しかったものを選ぶのが難しいくらいにどれもすべて美味しかったです。感動しました。
カバー画像には「香箱蟹とホウレン草の翡翠スープ」を選びましたが、この料理はホウレン草の香箱蟹の香りや甘みが素晴らしい組み合わせで、きっとホウレン草が嫌いな方でも間違いなく美味しく頂ける料理だろうなと、シェフの手腕にあらためて驚かされました。
2024年は最後の涼華さんになりましたが、来年もまた今から伺うのがとっても楽しみです。
素晴らしい日をありがとうございました。
ご馳走様でした。
2024/12/29 更新
2024/12 訪問
お昼も今石劇場。
西鉄大牟田線・平尾駅より徒歩3分程の場所にある中華料理店です。
落ち着いた外観と店内。
席はカウンター席とテーブル席が用意されています。
金曜日と土曜日だけ行われているお昼のコースに予約して伺いました。お昼のコースは5,500円です。
最初に感想を。
涼香さんの料理は今石シェフが今出したい料理を存分に味わうことが出来るのですが、今回のランチはランチだからこそ出来るそれがあったのかなと思える、本当に楽しいランチでした。
それでは、簡単に今回のお昼のコース内容をご紹介しますね。
◆前菜
平目、鰤、海月、水烏賊、比内地鶏、大根の醤油漬
◆衣笠茸のスープ
◆広東風水餃子
◆海老蒸し餃子
◆蕾菜、海老、烏賊下足の天麩羅山椒炒め
◆平目の酒蒸し
◆和牛モモステーキ
◆セコ蟹餡かけ塩そば
◆自家製バニラアイス
前提として、今回も5,500円のコースとは到底思えない内容。コスパは異次元だと思います。
前菜から平目や鰤、比内地鶏などその時にシェフが美味しい・使いたいと感じる食材が使用されていて、その説明を楽しそうにして下さいます。
そんな料理は言わずもがな、とてつもなく美味しいです。
今回印象的だったのは、“衣笠茸”や“蕾菜”などの食材を使った料理。
たとえば、「(食材が)今日、手に入ったのでいち早く春の食材を使った料理を出したい」という、ある意味“今石劇場”はお昼のコースだからこその部分もあったのかなと思います(と言いつつ、ディナーの劇場っぷりも楽しいのですが(笑))。
衣笠茸も蕾菜もびっくりの美味しさでした。
これだけ高級食材を使用しながらも、さらにステーキまで出てくるのだからびっくりです。
更に〆の塩そばは、“セコ蟹”を1匹使用した塩そばで、しっかりとセコ蟹の美味しさを味わうことが出来ました。
とても素晴らしい時間を過ごすことが出来ました。
ご馳走様でした。
2024/12/16 更新
2024/11 訪問
すべてに“想い”を感じる、中華料理店。
西鉄大牟田線・平尾駅より徒歩3分程の場所にある中華料理店です。
落ち着いた外観と店内。
席はカウンター席とテーブル席が用意されています。
私の場合、前回訪問時に次の予約をしていましたが、新規予約の場合は受付時間が予め決められているのでご注意下さい(電話のみ。9時〜11時、14時〜17時が受付時間。日曜定休)。
19時以降はアラカルトでの予約も出来ますが、今回も15,000円のコースを事前予約させて頂きました。
先に感想を。
今回も涼香さんの想いをしっかりと感じる料理の数々でした。
本当に美味しくて、本当にあたたかい。
涼香さんの良いところも、中華料理の良いところもたくさん詰まっていたと思います。
また、今回は2人で利用させて頂いたのですが、やっぱり誰と食事をするのかは大切だと再確認。
料理の想いを伝える人がいれば、それを感じ取る人もいる。
もちろん、そこに義務なんてないし、人によってはそんなこと考えずに美味しいを感じる方が心地良いかもしれない。
だけど、私はそんなやり取りが好きです。
今回の食事でも、そんなやり取りが時間をもっと楽しいものにしてくれて本当にいつも以上に素晴らしい時間になりました。
では、今回のコース内容を少しご紹介しますね。
◆前菜
蒸しスープ・雲丹・アラ・真菰茸・比内地鶏のレバー
◆白子の唐揚げ
◆鮑の炒め
◆比内地鶏を使った焼き鳥
◆セコ蟹の天麩羅
◆スジアラの酒蒸し
◆ヒレ肉
◆湯麺
◆洋梨のジェラート
◆ジャスミンプリン
最初から最後まで全部ご紹介したくなる料理。
前菜からシェフの想いが全開です。
少なくとも全ての料理に共通するのは、旬の食材に拘り、食べて欲しいものを惜しげもなく提供されること。
白子の唐揚げなんて聞いただけでも美味しそうなのですが、唐揚げにするという発想もまた面白いですよね。
鮑の炒めはもうなんだろう…佇まいから“全部盛り(何回言うんだ)”
とーっても美味しい。
私は焼き鳥大好きですが、この比内地鶏はびっくりの美味しさ…。
ここまでの味はなかなか出会えないとお伝えすると、「食材が良いだけです」との謙遜ぶり。
この比内地鶏ももちろん、シェフの料理に対する姿勢は本当にすべての料理で感じることが出来るはずです。
コースの特に良いところはシェフが食材や構成を考えて作られたところですが、涼香さんのコースは本当に素晴らしいなと思います。
また次の機会が今から楽しみです。
ご馳走様でした。
2024/12/03 更新
2024/11 訪問
ランチのハイコスパぶりに驚くばかり…。
西鉄大牟田線・平尾駅より徒歩3分程度の場所にある中華料理店です。
前回の訪問から間も無く、はじめてのランチを予約して伺いました。
ランチ(5,500円のコースのみ)は木・金・土の11時30分一斉スタート。
3組までの予約限定となっています。
ランチコースを少しご紹介しますね。
◆前菜
・すじこと烏賊
・穴子の湯切り
・海月と蒸し鶏の棒棒鶏
◆蒸しスープ
◆海老のチリソース
◆焼き餃子
◆カマスの竜田揚げと白子の天ぷら
◆蟹玉
◆土鍋ご飯と麻婆豆腐
◆黒酢酢豚
◆汁そば(ハーフ)
◆焼き芋と中国紅茶のプリン
5,500円とは到底思えない様な内容で本当にびっくりしました。
もちろん、どの料理も本当に美味しいのですが、ランチならではの品もあって、ディナーとはまた違った楽しみ方があると思いました。
何より驚いたこと、いえ、素晴らしいと思ったことがあります。
ディナーの投稿でも書いたのですが、“心”が伝わる料理であること。それはランチでも変わりません。
内容は違っても、ディナーとまったく変わらない熱量で提供される料理。口にすればちゃんと伝わってくる料理。
本当に素晴らしいと思いました。
ランチもご馳走様でした。
カマスの竜田揚げと白子の天ぷら。今回は、特に美味しかった一品をカバーに。
すじこと烏賊、穴子の湯切り、海月と蒸し鶏の棒棒鶏。すじこと烏賊の組み合わせは特に美味しい。
蒸しスープ。
海老のチリソース。大ぶりな海老はプリプリです。
海老さんを横から。大きいでしょ。
焼き餃子。これもジューシーでとっても美味しい。ビールが飲みたくなります。
再び登場。カマスの竜田揚げと白子の天ぷら。今まで食べた白子の天ぷらの中でもトップクラスに美味しいと思いました。
蟹玉。ふんわりトロトロ。特に餡が美味しいです。
ツヤツヤの土鍋ご飯と麻婆豆腐。美味しいに決まってますよね。
黒酢酢豚。
汁そば。最後はやっぱり汁そばを頂けます。
焼き芋と中国紅茶のプリン。
2024/11/12 更新
2024/10 訪問
心を感じる中華。
西鉄大牟田線・平尾駅より徒歩3分程の場所にある中華料理店です。
現時点で福岡で最も評価の高い中華料理店でもあります。
店内はカウンター席とテーブル席が用意されていました。
最初のお出迎えから、不思議ですが、その時点でとても温かさを感じ、心地良さまでも感じました。
今回は事前に「おまかせコース」(15,000円)を予約しました。
料理ひとつひとつが本当に素晴らしい満足感の高いコースでした。
まず、コース内容を簡単にご紹介しますね。
◆前菜(白子、秋カマス、活〆あら、水烏賊、炭焼叉焼など)
◆薬膳スープ
◆雲南松茸とフカヒレ
◆北寄貝、海老、青森ニンニクの炒め
◆北京ダック 自家製クレープ
◆対馬穴子
◆黒毛和牛ヒレ
◆セコ蟹の炒飯
◆蒸し鶏と葱の湯麺(普通サイズ)
◆デザート(2種)
挨拶代わりの前菜から常に“全力”を感じただけでなく、何より最初に感じた“温かさ”が料理にも宿っている様にも感じました。
あまりにも幸せで、出来るだけこの時間を堪能していたくて、湯麺は(普通サイズ、ハーフサイズ、1/4サイズ)から選ぶことが出来たのですが、思わず普通サイズを選んでしまいました。
普段であれば絶対に食べきれないはずなんですが、喜んで食べさせて頂きました。
本当に素晴らしい時間でした。
ご馳走様でした。
2024/11/08 更新
西鉄大牟田線・平尾駅より徒歩3分程の場所にある中華料理店です。
『THE TABELOG AWARD 2025 Bronze』を受賞されました。
落ち着いた外観と店内。
席はカウンター席とテーブル席が用意されています。
事前に15,000円のコースを予約してお伺いしました。
★感想★
もともと満足度の非常に高いコースなのですが、それがさらにパワーアップしていました。
〆料理や焼餃子のチョイス、さらにデザートまでチョイス出来てしまうのです。
“美味しい”は料理からだけで得られるものではなくて、“楽しい”などの体験からも得られるものなんだなってあらためて思いました。
それでは、この日のコース内容を簡単にご紹介します。
◆前菜
石鯛、きなこ豚、初鰹、精進ダック
◆蛤の清湯スープ
◆特大メヒカリ
◆アゲマキ貝
◆海老と田子森トマトのチリソース
◆はかた極味鴨と春菊のすき焼き風
◆スジアラ
◆佐賀牛ランプ
◆中華おこげ
《ここから料理を選択》
◆四川風担々麺
◆焼餃子
◆杏仁風味のミルクアイスクリーム
「特大メヒカリ」は今回の料理の中でも特に美味しかったもののひとつ。
こんなに美味しいメヒカリがあるんだと思いました。
「中華おこげ」も熱々でめちゃ美味しかったです。
〆の料理とデザートは、私は「担々麺」、「焼餃子」、「ミルクアイスクリーム」を。
私はやっぱり涼華さんの担々麺好きだなぁ。
焼餃子もジューシーでめちゃ美味しいですよ。
次回はもっとお腹を空かせて行かないと。
ご馳走様でした。