2回
2022/01 訪問
本物の中華そば
いつもの如く、仕事終わりに茨城県ラーメン探訪。
県内の名店上位は概ね食べたましたが、アラ還の私は何故かもの足りず。育った時代が昭和なので、どこかで昔懐かしい鶏ガラベースのシンプルなラーメンを求めてました。
以前から気になっていたのは、常総市のラーメン人生さん。住まいから遠いのと、お休みが多いと聞いていたので、高速道路で折角行って空振りでは洒落にならないので躊躇してましたが、思いきって行ってみる事に。
着くには着いたものの、案の定 運悪くお休みで、連れとがっかり。直ぐ傍に人生さんの親父さんの店で「時代遅れ」さんがあったので期待せずに向かう。此方は運良く営業中の青ランプを確認。
店に入ってみると、初見は昔の食堂みたいな感じで古さは拭えないものの、良い雰囲気。
連れと、中華そば大盛・ライス・ホルモン焼き、唐揚げと手羽先明太はシェアで注文。
待つこと10分程度で着丼。見たまんまの素朴なラーメンで、具は 流行りの店の其とは見映えが余り良くないものの、少ししょっぱいチャーシューは昭和のラーメンを思い出す。
次に、スープは まんま醤油ベース鶏ガラ出汁で、やや薄目で有るものの、味は円やかで鶏出汁の良い香り。麺は細縮れ麺でスープが良く絡み、子供の頃に食べたラーメンそのもので、一口毎に感動しました。
親父さんが、「あんたらが17時に店開けて、初めての客だよ。」と、ふと時計を見ると19時前だったので、約2時間お客さんが来なかったと言うこと。
入店早々にそう言われたのもあり、まだ食べたいとの思いもあり連れと其々もう一杯ずつラーメンを頼むことに!
また食べるの?みたいな顔で、ちょっと嬉しそうな様子。「ラーメン屋に来て、酒も呑まずに5000円近くも食べるのは珍しいな。」と笑い顔。
「今日は何処から来たの?」と親父さん。「笠間市から高速で来た。」と言うと、「遠くから有り難う。息子が俺の真似して休むから、それじゃ駄目だと俺が夜営業して後ろ姿でみせてんだ。」との弁。
70歳もとっくに越えた感じで、本当にラーメンが好きで其を食べる客の顔を見るのが励みみたい。
頑固親父が作る、昔ながらの中華そばは絶品でした。また必ず食べに行くので、いつまでもお元気で!
ご馳走様でした!!
2022/01/21 更新
前回から約1年ぶりの再訪になります ヾ(゚д゚;)
笠間市から常総市は約50km離れている為、中々仕事終わりに行くにはかなり厳しい距離・・・(T_T)
いつもの強面の連れと土浦市内の店を目指して移動していた途中、その日は休みと気が付き どうせ行くならと時代遅れの親父さんのラーメンを食べに行く事にしました。
約2時間かけて到着は19時30分過ぎ、ようやく着いたのといい加減に腹空いたので、2人とも既に「麺闘体勢」です (^3^)/
2人とも腹ペコの為、中華そば(大盛)とお稲荷さん1人3個!(やや高めの1個¥150・・・)を注文。
お稲荷さんを食べている間に着丼、遠距離恋愛している彼女に再開する位、感慨無量でした。
ハッキリ言って、他店に比べてトッピングは全然工夫されてませんが、中毒になる味の要因は、「スープと麺」にあると思います。
昼間数量限定の「鴨ラーメン」で取った鴨だしが若干ブレンドされていると思われるやや甘味を感じるスープは、1口目は薄く感じるも 食べ終わり迄に全く飽きない絶妙な味わい・・・。
若い世代には少し塩味が薄いので物足りないかも知れませんが、ジジイの私には丁度良い塩加減。
麺は柔らかく少し茹で過ぎ感はあるものの、ツルシコ感があって余り噛むことなくスッ・・・と喉を通りすぎる。
↓
↓
↓
中華そばの大盛とお稲荷さん3個、来るまでに2時間近く費やしたのに食べた時間は10分程度('_'?)('_'?)('_'?)
~~~ん~っ、折角来たのにあっという間
→何か勿体ないし、物足りない!
→まだ食べられる?
→今度何時来られるか分からない
→まだ普通盛りなら食べられそう・・・
→そうだ、もう一杯お代わり!
→2人ともお代わりオーダー
→親父さん驚く!
→常連さんも驚く・・・
さすがに最後は満腹になり、常連さんも帰ったこともあるのか、親父さんが昔話をしてくれました (*´-`*)ゞ
お歳78歳の親父さん、また必ず参りますので何卒お元気で、美味しい中華そば食べさせて下さい。
ご馳走さまでした~ (^o^)