2回
2023/12 訪問
日光参道で120年以上続く老舗。素朴で実直な味に伝統を感じた・・・m(__)m
日光に来ると、必ず駅前のメインストリートを通り商店街を眺めて帰路に着くのですが、1度も商店街のお店に立ち寄った事が無いことに気がつきました・・・(((^_^;)
いつも来る時に気が張っていて、帰りは帰宅に気がはやり、折角の歴史有る町並みを観ていこうとの気持ちの余裕が無かったのでしょう、恥ずかしい~(・・;)
徳川家康さんを題材にした大河ドラマをやっている事もあるせいか、駅前のメインストリートの人混みが凄いのには驚きです!
昔ながらの店構えの前に、若い人4~5人の人集り。
何の店かと目をやると、何と好物の羊羮のお店。
某有名な大手のお店の羊羮も食べましたが、ブランドが先行して味はごく普通でがっかりしてからは、羊羮が食べたくなると通販で探してお取り寄せ。
なので、お店で買った記憶がありません。
高級羊羮になると決してお安くないので、味も解らず雰囲気や外観で1棹購入してしまうと、無駄にしてしまうこともあるので要注意ですね (((^_^;)
前置きが長くなり、すみません!
ついつい気になったので、駐車場に車を停めて味わいある外観のお店に立ち寄り、ディスプレイウインドウの上の試食の羊羮(本練り・塩)を頂く。
○本練り→甘めだけど、小豆の程よい風味が口に広がる。
○塩→程よい塩加減が上質の砂糖の味を引き立てつつ、小豆の味わいが後から追いかけてくる。
人生で初めて塩羊羮を食しましたが、食べていて味わいが変わる?のには驚きと感動を隠せず、1棹即決で購入致しました。
半年間の賞味期限と店員のお姉さん?に説明を受けたので3~4本買おうか考えていると、鬼の形相で私を睨んでいる妻・・・(T_T) → 1棹で止めました。。。
家に着き早速賞味!
あまりの旨さに、日本茶すすって2回で1棹を食べてしまい反省しきり。
恐るべし伝統の味。もう私は塩羊羮の虜・・・(^_^)/
日光に行く度に買ってしまうこと必至です!
<覚え書き>
以下の情報は、HPより引用致しました。
【歴史】
古くより二社一寺の門前町と栄えた日光。銘水豊かなこの地の羊羹は、上質で日持ちも良く、江戸の頃より日光土産として評判になったといわれています。
三ッ山羊羹本舗は、明治28(1895)年に、初代・三ッ山兼太郎が創業。以来、一世紀以上にわたり羊羹だけを作り続けています。当初は別の屋号にて商っていましたが、いつの頃からか「三ッ山の羊羹」として親しまれるようになり、今ではこちらを屋号としています。
日光田母沢御用邸にてご静養される皇族方への献上品として、日光二荒山神社の御用品として、ご受納いただいてきた三ッ山の羊羹。明治45年には、大隈重信公より「全国特産品博覧会・有功銀賞」を賜りましたが、現在は、賞よりもお客様からの評価を頂戴することがなにより大切と考え、創業より変わらぬ地道な羊羹づくりに励んでいます
【素材】
羊羹の原材料は、基本的に小豆、寒天、砂糖、そして水のみ。三ッ山の味を決めているのは、このわずか4種類の素材なのです。三ッ山羊羹本舗では、素材の持ち味を大切にすることはもちろん、それらが羊羹へ生まれ変わった際の、風味や香りに重点をおいて原材料を選定。百十年もの年月の中で吟味を重ね、選び抜いたものを使用しています。食材に対する不安が高まっている時代だからこそ、体にやさしい昔ながらの原材料にこだわっています。
○小豆
羊羹の味の決め手は「香り」にあります。中でも小豆は、羊羹全体の風味を形づくる大切な素材。私たちは、餡にした時の香りだちの良さを最重視し、国産の上質小豆のみを使用しています。
○寒天
国産天草100%、品質的に信頼できる最上級の細寒天のみ使用。「硬くてもなめらかな食感」を大切にし、天然の製法で作られた、口どけと舌触りが良く弾力性に富んだものを選んでいます。
○砂糖
砂糖は、小豆の味と香りを引き出すため、個性の強すぎないものを厳選。羊羹になじみやすく良質なコクのある上白糖と、あっさりと爽やかなグラニュー糖を商品ごとに使い分けています。
○水
山々に降り積もった雪が歳月をかけ、いくつもの霊泉として湧き出す名水の地、日光。三ッ山羊羹の特徴である潤い豊かな食感は、その山中を水源とする清らかな水を惜しみなく用いた賜物です。
○白豆
その色の白さから別名「ゆきてぼ」と呼ばれ、白いんげん豆の中でも特に香りの良い国産大手亡という品種を使用。三ッ山羊羹本舗では、この大手亡で作った白餡を抹茶羊羹の原料としています。
味のある外観!
感動の塩羊羮ー
渋い日本茶すすって、2回で食べてしまいましたー(((・・;)
お土産には一口サイズが良いかもです。
古いながらも、きちんと整理整頓されていて、清潔感もあります。素晴らしーい!
2023/12/15 更新
前回初めて立ち寄ってから約2年。
日光名物とは知らず、味わいある外観と人集りに引かれ、何の情報や知識もなく、たまたま寄って買った羊羮…
持ち帰り食べると、小豆の風味・舌触り・歯応え・塩加減が、食べる程に惹かれる逸品 (^^)v
取り寄せて購入した有名店や、後に界隈の数ある日光の羊羮のお店の中でも、個人的には一番好み!
前回、一棹(ひとさお)しか買わずに後悔したので今回は二棹購入しましたが、あっと言う間に食べてしまいました…(・∀・)
次回は、奥さんに内緒で三棹買おう (^3^)/