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掲載保留陶々亭メディカルセンター、新地中華街、観光通/中華料理
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夜の点数：4.2
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￥8,000～￥9,999 / 1人
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料理・味 4.2
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|サービス 4.5
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|雰囲気 4.5
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|CP 4.0
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|酒・ドリンク 4.0
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［ 料理・味4.2
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| サービス4.5
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| 雰囲気4.5
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| CP4.0
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| 酒・ドリンク4.0 ］
これぞ長崎中華！を味わえる中華料亭
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2019/10/28 更新
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昔東京の保谷市、今の西武線保谷駅近くに「武蔵野」という中華料亭がありました。
春秋お彼岸のお墓参りの帰りには必ずといっていいほどここで食事を摂っていました。
広いお座敷と日本庭園を楽しめる邸宅料亭で食べる中華は子供の私にも大きなインパクトがあり、
いつしか私の中には「中華料理＝料亭＝美味しい」という図式が出来上がっていました。
その武蔵野が閉店して云十年、久しぶりに満足のいく中華料亭に出会いました。
それがここ「陶々亭」です。
2006年に初めて訪問して今回が・・・何回目でしょうか。途中8年ほどブランクがありましたが
長崎に行くと必ず訪問したくなるのがこのお店。
料理はもちろん門構えといい、中のお座敷の雰囲気といい、女将さんの接客といい全てがさすが料亭
のクオリティです。
長崎の中華のルーツは福建料理なのですが、その伝統を忠実に守ったお味。
昨今の中華街は味が観光客向けにデザインされているので、物足りなさがついて回るのですが、
さすがにこのお店は味わい深く、洗練された料亭の味という感じです。
前菜はピータン
フカヒレと玉子のスープ
鶏肉と海老の炒め物
鶏肉の甘酢餡かけ
酢豚
海老の湯葉巻き、酢醤油を添えて
豚角煮饅
中華餅
どれもじわーっと口の中に広がる滋味深い味。定番メニューのように感じる酢豚もこのお店では
甘み抑えめの餡と揚げのハーモニーが絶妙で非常に新鮮に感じてしまうのです。
普通の中華料理屋では出会えない品も多く、最後の中華まんじゅうに至るまで一品一品に”驚き”が
ある点がここのお店の特徴でしょう。
雰囲気からいっても、値段、門構えからいっても”観光客向け”とは言い難い。
でも新地中華街の中華だけが長崎中華の全てと思われてしまうのは寂しい。
長崎に行ったら是非味わって欲しいと思います。
最近は長崎でも親族宴会や旦那衆の集まりも減っていると聞きます。
卓袱料亭のように、ここは陶々亭さんも一見さん向けのランチなどを考えてみてはどうでしょう？
個人的には角煮と中華まんじゅうだけでも売り物になるとおもうのですが。