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福岡市フィナンシェ対決2周目 ランキング作り方
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フィナンシェ美味しい
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フィナンシェ美味しい
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ダックワーズはアレンジ。日本の最中から着想を得て16区で考案されたもの
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ダックワーズ
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ダックワーズ
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2026/02/01 更新
夕刻、営業時間終了の5分前に滑り込む。
店から見れば扱いづらい一見客だが、扉は静かに開かれ、空気は澄んでいた。
1階は販売、2階は土日限定の喫茶スペース。と言いつつティーサロンだからお洒落度高い…土曜日にしてはスタッフが多く、身なりと所作も揃っている。オーナーの目が行き届いているのが、説明なしで伝わる。
店名の「16区」はパリ16区に由来するという。
大使館と高級住宅街の名を借りつつ、薬院大通の空気感とは正反対だが、薬院大通で地に足のついた菓子を出す。その姿勢はむしろ潔い。
確かに浄水という住宅街へ続くルートの延長線上にある。偶然の立地ではなく、三嶋オーナーの16区での修業時代の精神的原風景と、福岡・浄水通りで過ごした幼少期の身体的原風景とを、そっと重ねた場所なのだ。それはまた別のお話…
目的の品だけ買うつもりが、「ダックワーズ発祥の店」という肩書きに、理性は背中で毛を整え、好奇心だけが一歩前に出る。結果、フィナンシェと合わせて購入。
まずはフィナンシェ。
これはもう「これだよ、これ」という安心感。しっとり、だが重くない。厚みは控えめで、後味がすっと退く。妙な香料や盛りすぎた甘さはなく、素材の線がはっきりしている。膨張剤の存在は感じるものの、そこは現実的判断。総じて満足度は高いにゃ。
福岡は渡仏経験を掲げるパティスリーが多いが、経歴も環境も千差万別。
「向こうで料理していました」という話と、「菓子として積み上げてきた」キャリアや仕事は、やはり別物だと改めて思う。これまでは福岡市内の販売店舗ではアンリ・シャルパンティエが基準だったが、店選びを見直す余地があったと自省するにゃん。
ダックワーズは、ひと口触れただけで解けるようなふんわり食感。軽い印象…
日本和菓子の最中に着想を得て、日本向けに16区でアレンジされたという経緯を汲まれた菓子。由来を語りたがらず、それでも出自の良さが滲む。
一方で、フィナンシェとマドレーヌは似ているようで、まったく別の生き物。材料は本質的に同じ。非本質的要素は卵白のみ、焦がしバター、アーモンドパウダー、そして金塊のようなインゴット型。とくに焦がしの扱いが巧みで、火を怖れず、しかし行き過ぎない。その一線に、この店の癖と矜持が残る。卵白のみという潔さも相まって、「分かってやっている」という菓子という印象にゃ。