B.Jさんが投稿した肉の雷橋(福岡/天神南)の口コミ詳細

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B.Jのこじらせ食べさるき

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肉の雷橋天神南、西鉄福岡(天神)、天神/ろばた焼き、焼肉

2

  • 夜の点数:4.5

    • ¥10,000~¥14,999 / 1人
      • 料理・味 4.5
      • |サービス -
      • |雰囲気 4.5
      • |CP 4.5
      • |酒・ドリンク -
2回目

2024/12 訪問

  • 夜の点数:4.5

    • [ 料理・味4.5
    • | サービス-
    • | 雰囲気4.5
    • | CP4.5
    • | 酒・ドリンク-
    ¥10,000~¥14,999
    / 1人

肉好きが涙流して喜ぶお店…「肉の雷橋」、幹事の株は爆上がり!! 参ったぁ、食い過ぎた… (^◇^;)

仲間内最後の呑み会、本日は古き良き仲間と締めの宴席です。特に2年半くらい前、彼らには大層お世話になりましてねぇ。私の方向性が決まりましたから、その報告を兼ねて…
付き合い長い者は30年来、歳は違えど友人でございます。

珍しく時間前に集合できまして、予約時間となる19時30分まで入り口待機。その間、お店の説明をしておきます。
全員がタバコを吸いますもので、このお店はそういう意味でも「当たり」です。

カウンターのコーナーに座り、肉盛りを4人前、野菜盛りを2人前、ハイボール、生ビール、ノンアルビール、コーラで乾杯!! 痛風持ちが1人、いきなりサラダをバクバクやり始める。
「お前、サラダ喰っても痛風は治らんぞ…」
「いや、気持ちの問題っす…何とな〜く身体に良いかなぁって」
「ここ良いっすねぇ…目の前で焼いてくれる」
「( ̄∀ ̄)そして焼き方も勉強になる、何より旨い!」
気持ちがちょっと若返る。

「珍しいもんあるねぇ…ダチョウ刺しとズリ刺し頼もう?」
「どうぞどうぞ、お好きなように…」
写真はかなり残したつもりですが、話に夢中になってだいぶ抜けてます。ご容赦ください。

「ダチョウって、初めてですけど結構旨い…」
「え? お前らダチョウ喰ったこと無い? 昔、大刀洗にダチョウ喰わせる店、あったぞ」
「知らんす…どの辺?」
「山隈…」
ダチョウ喰ったことあるくらいでマウント取るオッさん。
「ちょっとあっさりした牛肉みたいやろ?」
「食べやすい…てか、これ牛でしょ?」
「お前…お店の人、目の前にして喧嘩売っとるか?」
「いやいや、冗談、冗談…(店員さんに)あ、すいません」
「刺しっていうか、タタキですね」
「いやほら、ズリ刺しも表面湯引きやし…完全な生は無いよ」

隣で朋友が、またも日本酒呑み始める。
「今日も呑み過ぎるんやない?」
「あん時ゃペースが分からんかったもん…今日は大丈夫よ」
丁寧に焼かれた肉を次々頬張る。ポン酢に鬼おろし、醤油にわさび、タレと赤味噌…いちいちお勧めの食べ方を示してくれるのもありがたい。そしてそれがきちんと合っている。

「こんな良い店、どうやって探すんです?」
「いや、お世話になった方と一緒に呑みたくなって、その人が魚嫌いでね…肉の旨い店を調べてたら、「タバコも吸える旨い店」で一番上位やったんよ…で、来てみたらめっちゃ良かったという訳」
「へ〜、食べログって便利ですねぇ…」
話を盛ったりしてませんよ… (*'▽'*)

ズリ刺しも好評でしたが、やはりマルチョウが一番ウケました。
「焼き上がりがこんなに綺麗で、しかも旨いって凄いじゃないですか!」
実家がホルモンや焼肉を提供する「なんちゃって角打ち」店の息子、感心してます。
「これ、どうやって仕込むっちゃろ?…焦がさずパリッとなんて、ちょっとどうなってるか分からんす…」
「最初に…」前回教わった話を自慢げに披露する。
肉盛り、コースとは言え全く前回と同じ構成じゃありません。仕入れの具合によるんでしょうが、私は変化をありがたがる方なんで嬉しい。
どっちにしろ旨いことに変わりない。

「ちょうちょう、ガーリックトースト食べようや…」
「喰えばいいやん、いちいち言うなて…頼んだらみんな喰うくさ」
「あ?鶏肝も?」
「いや、俺は喰わんぞ…お前ワザと言いよるやろ」
ガーリックトースト、鶏肝のちょい焼き、センマイ刺しを追加…イケるねぇ、イケる。ハイボールがどんどん入る。飲み物頼んで、待たされないというのも素晴らしい。感覚的に1分掛からない。

2時間勝負ですから、全員喋りながら呑んで喰う…飲んで喰う。手と口が休みません。この感じが良い…
「おい、あと45分しかね〜よ…もう喰わんの?」
「テールとタンは喰っときたい…」
「マルチョウ、もう一回食べたいっす」
「僕はホル飯、これ出汁掛けて食べるんでしょう?」
「なら、俺はミノで…」
最後の注文です。もう結構腹一杯なんですけど…

テール、タン、ミノ塩焼き、マルチョウ、ホル飯が続々と…タン以外は初めて食べます。
「テールって、どうしても臭みが出るっちゃけどさぁ、これは臭いが無くてカリコリして旨いねぇ…ずっと齧ってしまう」
「ミノは厚みがあるけど食べやすい…そもそも塩焼きは初めて食べたけど、なかなか旨いねぇ…」
「このマルチョウ、マジでハマりますねぇ!」
ホル飯は正直微妙…酸味がウリだろうとは思うんですけど、どうにも田舎者の私らの口には…焼きおにぎりの出汁かけなんぞの方が良いんじゃないかと。

「あ、すいません…シンタマも追加して良いですか?」
ニヤッと店員さんが笑います。
「大丈夫ですよ…以上で良いですか?」
「いやもう、多分入らないです…」
締めに近いタイミングでつくねが出てくる…忘れとった。この甘い奴が良いのよねぇ…卵黄しっかりまぶしてチミチミいただく。
シンタマまでいただき、完走したと思いきや…デザート出て来たよ? 前回は無かったような?

こんなさっぱりしたもの食べさせられたら、絶対誰かが「次、行きましょう!」って言いだすぞ (^◇^;)

今日もしっかり堪能させていただきました!
食べ過ぎたぁ〜…ご馳走様でした!!

  • ハツと何か…

  • かんぱ〜いっす!!

  • サラダ(おかわり無料)

  • ダチョウ刺し

  • マルチョウ

  • ズリ刺し

  • 山芋

  • 右:ホホ 左:無菌豚バラ

  • レンコン

  • 右:トモサンカク 左:ウチモモ

  • マコモダケ

  • ズッキーニ

  • 右:クリミ 左:シキンボウ

  • ガーリックトースト

  • センマイ刺し(タレ左:酢みそ 右:トロミポン酢)

  • 鶏肝のちょい焼き

  • テール

  • タン

  • ミノ塩焼き

  • マルチョウ

  • ホル飯

  • つくねのツケダレ

  • つくね

  • ホル飯 取り分けの図

  • 出汁入れて〜

  • シンタマ

  • 柚子?シャーベット

2025/01/12 更新

1回目

2024/09 訪問

  • 夜の点数:4.5

    • [ 料理・味4.5
    • | サービス-
    • | 雰囲気4.5
    • | CP4.5
    • | 酒・ドリンク-
    ¥8,000~¥9,999
    / 1人

「肉の雷橋」…全てに脱帽!! 恐れ入りました…

久しぶりに福岡での呑み会です。今や年に1回あるか無いか…非常に付き合いが古いお二方と私、息子の4人。このお二方とのお付き合い、かれこれ25年近くになります。
月日が流れるのは早い、つくづくそう思います。

お1人(私より相当歳上、Aさんとします)が「魚嫌い」だもんで、肉のお店をチョイス…タバコが吸えるというのも選択肢となった訳でございます。
当店、カウンターしかありません。2人に1つ、箱型の七輪が並びます。選んだはいいんですが、それ以上の情報がない。初めてですから…外したら土下座もんです。

カウンターの角に2席ずつ、この並びを用意して頂いたのは感謝! これなら会話に困らない。お店の配慮を感じます。
お2人は生ビール、私はハイボール、息子はハンドルキーパーなんでコーラで乾杯です。目の前には付き出し代わりのサラダ、1つ2人前。おかわり自由らしい…

最初に注文したのは肉盛り五種2人前3800円を2つ、野菜盛り二人前1200円です。全員が「肉モード」に突入しておりますから、極力野菜を控える、年齢を考えない組み立てとなっています。

七輪の炭の置き方が独特でして、半分は網から2cmくらいの高さ、もう半分は炭無し。焼く時は強火で表面カリッと、そして肉を休めるという使い分けだろうと思われます。
種類や部位の説明を丁寧にしながら、同時に細かく肉の位置を変え、もしくはひっくり返す。

我慢できずに「それ、何ですのん?」と私らから見て奥の黄色がかった棒状の2つを指差しますと、お兄ちゃんの店員さん、「これ、丸腸です」と返ってきます。
「え?それ、丸腸…そんな状態の丸腸は初めて見た」と言いましたら、ニヤッと笑って何も言わない。
「ま、後は食べてのお楽しみ…」
ということでしょう。喋りながらもずっと作業から目が離せない。

すると2人のウチの1人、私が弟のように可愛がっている男(B君とします)が、「不思議ですねぇ…こんだけ焼いているのに、煙が客席に流れて来ない」と言い出します。
またもお兄ちゃん、ニヤリと笑う。
私が、「このお店、空調とかで空気が全て厨房側に行くように配慮されとるみたいね…だからタバコの煙すら客席に漂わない」と言うと、またもニヤリ。多分、正解。
B君は辺りを見回しつつ、感心しています。タバコの匂いすらしない…半分くらいのお客さん、紙タバコ吸っているのに…

最初のお肉が提供されます。あんだけ色々聞いたのに、情報量が多くて部位が良く分からない…確かリブロースだったような?
「しょうがとポン酢、もしくはわさびとポン酢でお召し上がりください」
はい、従います…旨い…4人とも1切れめをじっくり噛み締めています。
何だ、この不思議な空間は? そう、「旨い」以外の言葉が浮かばないので、思考停止に陥ってるんですね。

我に返って、ガバッと呑み、ガツっと喰う。呑み物の消費スピードMAX! おかわりが早い!
Aさんが「こげな店、よう知っとらっしゃあですね?」と感心されますので、「いや、初めてですよ…肉オンリーのAさんの為に、一所懸命調べたんです」と返します。
「こりゃ良か店覚えた、また来ないかん」
一同頷く…激しく同意。

「せっかくですから、生肉も食べましょう?」と促しまして、牛タン刺1500円2人前、砂ずり刺600円を追加します。
牛タン刺、食べたことがない…全員…めいめい、にんにくかしょうがの醤油でいただきます。
想像したもと違う!あっさりした味わい、脂すらスッキリしている。鹿の刺身よりもあっさり…血生臭さなど微塵も感じない。

私ら家族は当たり前のように食べている砂ずり刺、2人は食べたことないらしい。
「え!砂ずりの生って、大丈夫ですか?」
「メニューにあるんやけん、大丈夫ですって…一切れだけでも…」
恐る恐る箸を伸ばす2人、同じくしょうが醤油で…「あ!こりゃ旨い…へ〜、想像と違う…コリコリしてるかと思ったら、そこまで硬くない」
通常のズリ刺、完全な生ならコリコリしていますが、こちらの砂ずり刺は、例えるなら湯霜、身の回りをお湯に潜らせてあります。いわゆる熱湯消毒なんでしょうが、それが少し柔らかい歯応えの正体でしょう。

さて、丸腸です。焼き上がりは今まで見た丸腸とまるで違う。皮がギュッとしまって中の脂身が外にブリっと出て焦げ付くはずなんですけど、しまって無いし、出てないし、焦げ付きも無い。
口に入れると「薄皮パリッ、後はフワフワ…」という食感。何より脂分が少なく、クドさは無い。甘さが口に残ります。
「見た目どころか、食感も味わいも違う…これ、どうやってるんですか?」
お兄ちゃん、やっと口を開き、「これ、カットしないでお湯に潜らせて、余分な脂を取り除くんです…適当な長さ、先程見られた長さにカットして、焼きを入れたら食べやすい大きさに切る…それで炎も出ないから焦げないという訳でして」と教えてくれました。
4人とも必死に傾聴しています。聞いたとて、再現できる筈もないのに。 ( ̄∀ ̄)ヘヘ

後はまぁ、色々追加して、当然ながら丸腸もおかわりして、呑み物おかわり繰り返して…興が乗ったAさん、焼酎ロックに切り替えました。このオッさんだきゃ、歳を取らない…もうすぐ80歳、未だ現役バリバリです。
見習い…たくはないかなぁ(^◇^;)

挨拶は元気良く、あしらいは丁寧に、仕事は丹念に、連携は確実に…肉は全てが旨いし、飽きが来ないし、あっという間に時間は経つし。
「この銀杏、結構大振りですね?」
「いや〜、まだ走りなんで小振りですよ…もう少ししたらもっと大きなやつが入ってきます」
「このジンジャーエール、辛口、どこにも売ってなくて…どこで仕入れてるんです?」
「この近くの◯◯さんです…飲み屋に卸している店ならあると思います」
こんな感じで気軽に受け応えしてくれます。

良いお店、良い時間でした…感謝感激!

口福、口福…
ご馳走様でした!!

  • 肉盛り五種2人前3800円 4人前でスタート!

  • ハイボール600円で乾杯!

  • 付き出しサラダ おかわり無料

  • 野菜盛り二人前 1200円

  • 美麗な焼き上がり! (部位が分からん…)

  • このレア加減!

  • しいたけを辛味噌で…

  • 牛タン刺 1500円

  • にんにく醤油・しょうが醤油(牛タン刺用)

  • 丸腸(肉盛り)

  • 焼きナス(野菜盛り)

  • 砂ずり刺 600円

  • 左:豚バラ 右:豚ホホ

  • 神々しい肉…

  • 全て店員さんが焼いてくれます

  • 左:シンタマ 右:ウチモモ

  • 左:ソトモモ 右:ランプ

  • ジンジャーエール辛口! (息子用)

  • 丸腸おかわり!

  • 焼銀杏 600円

  • ニンニク 330円

  • 自家製つくね2人前 (700円X2)

  • つくねのタレ♡

  • トンコツラーメン 650円

  • トンコツラーメンの薬味

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2024/10/02 更新

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