4回
2025/09 訪問
ランチタイムに安くて美味しい海鮮丼…このお店、最高です!! ヾ(๑╹◡╹)ノ"
この日はお義母さんをお勧めの海鮮丼のお店にお連れします。もちろん「酒場はるや」さんです。
義実家のお盆、いつもなら嫁さんとお義母さんが〇めタウン筑紫〇店で大量にお寿司だのお惣菜だのを買い入れるところ、私が「〇ピアの方が安くて美味しいですよ」と申し上げまして、初めてそこに行かれたんです。そうしたら非常に好評で、「やっぱ世界が狭くなっていかんねぇ…色んなとこに行ってみらんと」と感心しきり。
その後、この店を気に入った嫁さんがお義母さんに「美味しい海鮮丼のお店がある」という話をして、「連れて行って」となった次第です。
混んで並ぶのが嫌なもので、朝ご飯を食べずにお付き合いいただきました。これで気に入らないとなったら、私の株は間違いなく大暴落するでしょう…ちょっとリスクが高い。 ( ̄▽ ̄;)
開店時間は一応11時30分、その少し前に到着しまして、お店の前に向かいます。駐車場は少し離れた場所にあります。あれ~、やっぱもう開いているよ…
扉を開けると「いらっしゃいませ~」とおっしゃる。「もう開いてますの?」と聞いたらば、「あ~、はい…今日は11時過ぎに開店しました」と言われました。中にはすでに数名いらっしゃいます。
もうさ、11時で良いんじゃない?
4人掛けのテーブルに座りまして、メニューをお渡しします。一番上に「海鮮丼」はありますが、何やら小さくたくさん書いてある…「これ、なんて書いてあるか見えんよ…」お義母さんは老眼でございます。もちろん、私や嫁さんも…
遠近両用をいつもつけている私が読んでみる。
「あ~…前にお話ししたように、ここは海鮮丼に北海道のネタが入っているという売りがあったんです…でも、多分仕入れの関係で入らなかったり少なかったりするので…だから北海道のネタを使わない海鮮丼にしましたって書いてあります」
それを聞いた嫁さん「どうする?海鮮丼で良い?」と母親に聞いている。それをお義母さんに聞いたとて、代替の良い案も無いのにどうすんの?
「え~っと、それでもおいしいですよ、海鮮丼…せっかくですから食べてみませんか?」
「そうねぇ、海鮮丼食べに来たっちゃけん…その口になっとるもん」
そりゃそうだ…
「じゃ、私とお義母さんは海鮮丼で…あなたは?」
「う~ん…実はから揚げが気になっとったっちゃんねぇ…今日はそっちで」
店員さんをお呼びして、海鮮丼を酢飯の大盛りと普通盛りで1つずつ(共に1200円、酢飯変更と大盛りは無料)、鶏のから揚げ定食(800円)を1つお願いします。オーダー通してお尋ねする…
「やっぱ北海道ネタって、あんまり安定せんのかな?」
「いや、入って来るのは来るんですけど…どうしても量がそんなに多くないんですよ」
「あ~…前回はメニュー分けてあったけん「そりゃそうなるやろ」って思ったけど、やっぱり夜のメニューの分は大事よね」
「そうなんです…ただ、ある時は海鮮丼に入れてます…今日はちょっと」
「いやいや、大丈夫…充分美味しいっちゃけん」
嫁さんはお義母さんと夢中で喋っております。娘に異動の内示が出まして、熊本に転勤となるのです。近づいてくるのはありがたいけど、先々週からオヤジの退院やら書類手続き、熊本のアパート探し、そして私の職場との話し合いなどバタバタでした。テンパってたんですよね…今週末はアパートの契約と引っ越しの予定です。
「新しいアパート、植木インターから真っすぐよ…お母さん良く熊本行きよったよね? 仕事の会議とかで」
「うん、植木インター降りて、まっすぐ行って…国道添いの○○で」
「そう、そこのすぐ近くよ! 自分で行けるっちゃない?」
「あら~そうね! そんなら道は分かる…」
何だか割って入る余地がない…いや、普通はそんなもんか。
程なくして料理が運ばれてきます。今日のネタは何でしょうねぇ?
「右から時計回りに…マグロ、トビコ、サーモン、ハマチ、真鯛、カツオの藁焼きです」
ちゃんと説明してくれます。これは満遍なく、注文された方全てに同じようにされています。本日は種類が少ない代わりに、1切れずつ多く入っているようです。ちなみに写真はワサビが多めです。
「あら~…これで1200円? これは安いねぇ…他所じゃ(多分、福岡のことでしょう)1800円とか2000円くらいになるよ…ウズラの卵まで小鉢にしてある」
「見た目の豪華さだけじゃないですよ…味も保証します」
「から揚げもボリュームが凄い! 食べ切れんかもしれん…」
各々食べ始めます…ちなみに添付した写真は私の海鮮丼と嫁さんの鶏のから揚げ定食だけですので、ご容赦ください。
「お義母さん、ビール吞まれません? 頼めますよ…私は呑めませんけど」
「あら、私だけは気が引けるばってん…じゃあ遠慮なく (*'▽')」
生ビールはアサヒ、590円です。写真はございません… m(_ _)m
サラダのドレッシングは梅風味から和ドレに変わった模様です。
「このお味噌汁、ちゃんとしたもんやね…この海鮮も旨味がしっかりして、身がプリっとしとるし、彩りが良い」
気に入っていただけたかな? 多分…
「から揚げ、めっちゃ美味しい…中がジューシーよ! ほんのり生姜が効いて…」
そりゃ良かった…このお店で海鮮丼以外を食べる気にはならんけど。
ウズラは出汁で炊いて、味が染みています。こういうのが添えてあると、ちょっと得した気分になる。
サーモンは程良く脂が乗っており、マグロは旨味が強い…カツオの藁焼きも臭みがなく、甘みがあって美味しい。それを同じように、お義母さんも感心しながら食べておられます。
「ちょっと贅沢やねぇ…お腹も一杯になるよ…食べきれんかもしれん」
うん、気に入っていただけたようだ!
「ねぇ、から揚げちょっと食べて…もうギブアップ寸前…」
1つの半分をいただきます…確かに衣はサクサクでジューシー、しかもデカい。これで800円の定食なら断然安い。
「このお店やったら○○(娘)連れてきても大丈夫やし…今度はお義母さんと息子たち入れて6人で来ても良いね」
「そうねぇ、海鮮以外のメニューがあるってのもポイントよね」
1回、先に息子だけ連れてくるかなぁ…
ワイワイ楽しくやらせてもらいました。このお店、最高です!!
口福、口福…大変美味しゅうございました!
ご馳走様でした!!
2025/11/12 更新
2025/08 訪問
やはり美味しい「海鮮丼」! 嫁さんも大喜びでした…こりゃあハマるぞ!! (*´∀`)~♪
Kさんから教えてもらった「酒場はるや」さん、非常に手ごたえを感じたので感想を嫁さんに話しましたら、「私も行ってみたい!」とレスポンスも良い感じ。ということで、10日経たずの再訪と相成りました。
生魚を食べられなかったことがウソのよう…でも、本当にありがたい話です。
ここでアクセスについて…脇道を知っている方は210号線を西進し吉野家さんから左折、そのまま裏道を南下して右折してすばよいんですが、この右折のタイミングがなかなか分かり辛いし、説明も難しい。
お勧めとしては322号線を南下して久留米ICを通り過ぎ、御井旗崎1丁目の信号を右折、突き当りのT字路を右折したら「酒場はるや」さんに至ります。お店手前を右に入れば専用の駐車場があります。
駐車場に着いたのは11時過ぎ、不定休なので一応開くのかどうかを確認しにお店の前に…あれ、オープンの札が出てますねぇ? もう開いてんのか? どうしたもんか悩んでいましたら、店員さんが出て来られる。
「え? もう開店?」
「はい、大丈夫ですよ」
「え~っと、11時30分じゃないの?」
「準備ができ次第なんで…11時に開けることもあります」
お店の臨休はインスタをご確認ください…私は使ってないので、原始的に電話するか、行って確認するしかないんです。
車の中で待っていた嫁さんを呼びに行き、そのまま店内にお邪魔します。いつか激混みになるんでしょうねぇ…
2人掛けのテーブルに座り、メニューを見る。おおっと!海鮮丼が2種類に分かれてる!! 北海道海鮮丼2000円、本州海鮮丼1200円なり。北海道海鮮丼、ご丁寧に「入荷次第で無い日もあります」と書いてあります。
「これって、やっぱり分けたんだ?」
「そうなんです…入る日と入らない日もあって、しかもネタに使っている時は凄い勢いで出ちゃうもんで」
そりゃそうだ、ごもっとも。希少な北海道のネタが入って1200円ってのに無理がある…しかもそれが尽きたら、同じ値段でクオリティを下げるか、もしくは他のネタがあるにもかかわらずソールドアウトにするしかない。同じ値段だからこそ、客からしたら無い時は損した気分にもなるでしょう。
「で、今日は北海道はあるの?」
「いや、今日はまだ入ってないんです…すいません」
「大丈夫、大丈夫よ」
やり取りを聞いていた嫁さん、何と言ってよいか分からないといった表情で、
「どうする?私は普通の海鮮丼で良いっちゃけど…」
「ん?いや俺も普通ので良いよ…北海道のがあるならっち思っただけで、普通の海鮮丼でも全く満足できるレベルやし」
「バラちらしも気になるよね…」
「多分、同じネタをチラシにしてあると思うよ…使う魚の量が少ないけん、安いっちゃないかな」
「じゃ、海鮮丼…同じもの頼むけど、良いと?」
「いやいや、海鮮丼を食べに来たっちゃけん、それで充分」
ということで、名前が変わった本州海鮮丼1200円、酢飯で1つだけ大盛り、ワサビも多めで注文します。
「このお魚バターチャーハンも気になる…」
「それ、Kさんが言いよったけどインスタに結構上がっとるらしい…美味しいらしいよ」
「からあげとかトンカツとか、そういうメニューが多いのも良いよね」
「そう、だから〇〇(娘)も連れて来やすいし…あなたと△△(息子)が気に入ったらの話やけど」
注文してからおよそ20分、海鮮丼が到着します。今日の小鉢はカボチャとそぼろの煮つけのようです。前回同様、ネタを順番に説明してくれます。
「マグロ、ハッカク、サーモン、いくら、カツオのタタキ、カンパチ、真鯛、北海シマエビです」
「北海シマエビって…北海道やん?」
ニヤッと笑うだけ…こいつ、やりおるわ ( ˘ω ˘ *)
ちょっと待て、今日は8種も入ってるぞ! 贅沢だし、見た目が凄い!! ちょっと時間がかかってたのは、ネタのせいもあるだろうけど大葉の千切りが原因とみた…なかなかやるわ。
ニヤッとしてたら嫁さんが、「なんか豪華ねぇ…とても1200円とは思えんちゃけど」と感心しています。写真に収めて実食です。前回は外してもらったイクラですが、今回はそのまま…臭みが無いなら美味しく食べられるはず。
おやおや、新鮮で美味しいじゃないですか…やはり信用できるお店です。嫁さんも同様、何も言わずにニコニコしながら食べています。
サーモンは脂が程良く乗っていますし、カツオのタタキも美味しい。福岡のお店で食べるカツオのタタキを美味しいと感じたのは久しぶり…保存が上手いということでしょう。
全てのゆっくり刺身を堪能しながら食べて行く。こんなにゆっくり食べられるのはいつまででしょうねぇ…待っている人がいると出来ない芸当です。
「これ、〇〇さんより良いお店じゃない? 酢飯の温度もちょうど良いし、ネタの種類も多くて美味しいし…お味噌汁も小鉢も美味しい」
「そうね、これで1200円っちゅうのがまた凄い…文句の付けようがないし」
「このお味噌汁の具って、前と同じ?」
「違う…そうか、それも(プラス要素として)あるねぇ」
「これ、絶対△△(息子)も気に入るよ…こんだけ充実しとるっちゃけん」
「お義母さんも連れて来たいよね…」
「そうね、聞いてみる! (*^^*)」
このお店、いわゆる「ウーバー」の利用が結構多い…前回もお2人見かけましたが、この日は4人でした。海鮮丼もテイクアウトできるんでしょうかね? ちょっと気になるところです。
よくよく考えたなら、ハッカクも北海道から北陸じゃなかったっけ? マグロも美味しいし、真鯛やカンパチの旨味は強い…北海シマエビはミソまで美味しい。あれこれ喋りながら、ゆっくり堪能いたしました。
大変美味しゅうございました!
ご馳走様でした!!
本州海鮮丼 1200円
本州海鮮丼 1200円(嫁)
本州海鮮丼 近景
味噌汁 小鉢(かぼちゃとひき肉の煮付け)
サラダ
タレを半分塗してみました…
本州海鮮丼 近景(嫁)
営業時間は11時30分からとなっていますが、早く開店することもある…らしい
新しいメニュー
2025/10/30 更新
2025/08 訪問
居酒屋の海鮮丼ランチ…こりゃたまげたバイ!! なしてこげん安くて旨かとな? 北海道のネタが入っとらすこともあるとげな!(◎_◎;)
やっと本命であった「ランチ海鮮丼のある居酒屋」さんです。このお店をいち早く見つけたK様からの連絡により、ハンバーグに続いて2人で待ち合わせとなりました。
店舗外観は紛うこと無き居酒屋でして、お店の横には「立花うどん」のキッチンカーが停まっています。事前情報の通り、立花うどんさんが出店されていることは間違いないようです。
中に入ったのは開店時間を少し過ぎた頃。誰もいないので若干不安になりますが、先んじて来られているKさんが「非常に美味しい」と言っているから間違いは無いでしょう。
そうですねぇ…私が海鮮のランチを食べなくなって、しばらく新たなお店を探してはいたんですが、大宰府以外になかなか良いお店に巡り合えない状態が続きまして。そういうことでKさんから掘っていただいた、そんな次第です。情報通がいるというのは本当にありがたい話です。
さて、テーブルに腰掛けメニューを見ます。一番上に「海鮮丼 1200円」と書かれており、添え書きに「土曜日に北海道の魚入荷予定です」とあります。Kさんは、この北海道に釣られてこられたという話…しかし今日は土曜日だけど、実際どうなんでしょうねぇ。
土曜日に入ってくるなら、提供は日曜日じゃないかしら? 店員さんに聞いてみましょう…
「この北海道の魚って…」
「あぁ、実際は土曜日に入荷なんですけど、ランチには間に合わないんです…だから今日のランチには入りません」
なるほど、予想通りの答えだ。それはそれで問題ない…味が良いか、値段に見合っているか、それだけに興味がある。
Kさん、「どうする? 海鮮丼で良い?」と聞いて来られます。
「大丈夫ですよ、海鮮丼(1200円)食べに来たんですから…酢飯の大盛り(無料)でもらいます」
そう言えば、先行して口コミ書かれていますけど、「江川ダムに沈める」とか「土下座」「足でグリグリ」っていうのはあり得ません。いつもペコペコしてるのは私ですから…人相は2人共に悪いんですけどね。巷では、「顔は怖いけど優しい男」で通ってます。 (#^ω^)
ちなみに皆さん、海鮮丼を白飯と酢飯、どっちで食べるのがお好きですか? 私は断然、酢飯派です。
冷ましてある白飯なら我慢できるんですが、温かい白飯に刺身を載せるのは嫌いなんです…それは「煮えてくる」から。
お店によっては温かい白飯しかなくて、それを確認すると「何でそんなこと聞くんだ?」みたいに機嫌悪く答えるところもあるんですが、そういうお店では刺身定食しかお願いしません。
むしろ、そんな態度を取られた日にゃ「なして冷やした刺身ば、わざわざ温かい白飯に盛るとや?」って詰め殺してやりたくなるくらいです。
食べる方が気になさらないのは全く問題ありません。それは好き好きですし、「ちょっと温かくなった方が美味しい」という方もいらっしゃるでしょう。
このお店は白飯と酢飯が選べますし、その酢飯も冷ましてあります。そして大盛りが無料ですから、本当にありがたい。個人の好みに最大限配慮されているということでしょう。
ちなみに付け合わせのサラダのドレッシングは梅味のフレンチっぽいものでした。
お盆に所狭しと並べられたランチ、これが提供された瞬間にため息が漏れてしまいました。これは美味しいに違いない!
メインのほかに、味噌汁、サラダ、小鉢付き。箸とスプーンがセットで添えられています。そして、ここも大事なことなんですが、
「上から時計回りに、サーモン、マグロ、サンノジ、カンパチ、コシナガマグロ、マダイです」
と説明が添えられました。ちなみにイクラをあまり好まないので、それは最初から外していただきました(だからKさんの投稿とは写真が違います)。
この説明があるのは非常にありがたい。ちょっとした気遣いができる、良いお店ということでしょう。
「今日はお目当ての北海道の魚がなかったね…聞いとけば良かった」
「良いんですよ、これで充分です…見た目からして美味しそうじゃないですか」
お味噌汁も出汁が効いて美味しいし、サラダもドレッシングがしっかり効いてます。さて、メインに行きましょう!
刺身って、やはり見た目が大事です。切り方が下手だと同じもの(柵)を使っても美味しくなりません。こちらは見た目以上によろしい…
「サンノジって、何でしたっけ?」
「あぁ、ニザダイじゃなかったかな? 磯釣りでクロを釣る時に外道扱いされるんやけど、結構モチモチして美味しい奴でね」
「へ~、ニザダイ…確かにモチモチして、ねっとりしてますねぇ」
「どう?」
「いや~、これで1200円なら絶対安いですよ…ここに北海道の刺身が入って同じ値段って信じられない」
「そう? そんなら良かった」
「この酢飯の冷まし具合も良いですよ…全く文句の付けようがない…マグロもしっかり脂が乗ってるし」
良かった、美味しい海鮮丼のお店をやっと見つけられた。大宰府だとどうしても駐車場やら混雑を気にしなくちゃならないし…
「これ、流行るんじゃないですかね?」
「そう、僕もそう思うんよね…だから今のうちに楽しんどかんと」
「ちょっと早めに嫁さん誘ってみよう」
会話が自然と弾みます。どうやら駆け出しの常連さん(オープンしたばかりなんで…)もチラホラ来られました。海鮮以外も人気のようで、色んなものを注文されています。
「これ、ユーチューブに紹介されとるんやけど…お魚バターチャーハンも美味しいらしいよ」
「へ~…でも、僕はしばらくこれ(海鮮丼)で良いですね…ただこれって、ここに北海道ネタが入ると安すぎのような気もするんですけど」
「そうかなぁ?」
「そのうち、数量限定で値段に差が付いたりするんじゃないですかね?」
「そうねぇ、試行錯誤の途中やろうし」
「そうなる前に、もう1回来ますよ」
堪能させていただきました。Kさんには感謝申し上げます。 m(_ _)m
口福、口福…
ご馳走様でした!!
2025/10/24 更新
退院後の土曜日、息子が様子を見に帰ってまいりました。この時はまだ傷口が完全には塞がっておらず、しかも「運転絶対不可」なので、ウロチョロできずにストレスマックス。しかも嫁さんは土日が仕事…決算の大事な時期でした。
「どっか食べに連れて行こうか? 運転せんなら良いっちゃろ?」
「あぁ…海鮮が食べたいかな」
「そしたらさぁ、久留米の居酒屋さんやったっけ? 美味しいって言いよった…そこに行こうか?」
「良いねぇ…」
翌日、朝の11時到着を目指し、息子の運転で出発します。このところ運転が穏やかになった息子、私と同じで揺れず、急ブレーキをかけず…うんうん、同乗者に気遣いできるようになったのね。 ( ノД`)セイチョウノアカシ…
一番乗りでお店に入りまして、私の顔を覚えている店長さん(?)からご挨拶を受けます。K様曰く、「ワサビの多い人」らしい…そこ、もうちょっとどうにかならんか? 言いようってもんがあるやろ。
メニューを見ると、お刺身定食とか鉄板系が増えています。
「このお刺身定食って、ネタは海鮮丼と一緒よね?」
「そうです」
「で、ハートがお勧め?」
「( ̄▽ ̄)…はい」
息子がメニューを凝視している。私は追加で「夜メニューも頼めるものってある?」と聞きまして、一部は対応できると返答いただきました。
「いや~迷うよ…海鮮丼って決めとったけど、鉄板に引き寄せられる」
「自分が喰いたいもん頼みゃ良いやん…」
「夜メニューの活タコの唐揚げって出来るかなぁ…?」
聞いてみると、揚げ物はとうきびの天ぷら720円だけらしい…
「う~ん…いや、やっぱ海鮮丼(1200円)の酢飯で大盛り! それにとうきびの天ぷら!」
海鮮丼の酢飯で大盛りを2人前、とうきびの天ぷらを1つお願いします。
「以前は北海道のネタが入っとったらしいけど、今は夜メニューに回っとるけん…ただ、たまにちょっと入ってくることもある」
「ふ~ん…もし入っとったらお得よね?」
「それと、Kさんって覚えとるやろ…その人がお魚バターチャーハンも美味しいって」
「それだけじゃ寂しいやん…唐揚げかトンカツを組み合わせたいよね」
さすが…発想が同じだ。
待つこと15分、商品の到着です。ものの写真は同じですから、1つしかございません。見た目の違いはワサビの量だけです…
今日も丁寧にネタの説明がありました。
「時計周りに、マグロ、カツオタタキ、ブリ、天然真鯛、サーモン、カマスの炙りです」
息子は目を見張っています。
「ネタも大ぶりやけど…量が多いよね? これで味噌汁とサラダ、小鉢が付いて、大盛りも無料って…」
「ちょっと信じられんやろ?」
「これで美味しいなら、もう絶対ここしかないやん」
味噌汁飲んで、サラダを食べて…すでに彼なりの分析が始まっています。うんうん頷きながら食べている…
「この酢飯が冷ましてあるのって良いよね…俺は温かい酢飯は好きじゃないし、あのツ~んとした感じがね」
「マグロもカツオも、旨味が強くて臭みがない…ブリと鯛は甘みも強い」
「カマスの炙り…美味過ぎるっちゃけど! こんな旨いの、初めて食べたよ!」
口を挟む余地がありません。言い得て妙という奴です。
どれも感動モノでしたが、息子が言う通り「カマスの炙り」は最強でした。脂のノリ具合に火の通し加減が絶妙でして、旨さの塊といった感じです。私もこんなに美味しい炙りは食べたことがありませんでした。
そして出て来た「とうきびの天ぷら」、私が作る時は1粒1粒をばらしてさっくりと仕上げますが、そこはさすがの料理人、連なるようにカットして、見映え良く、しかもサックリと仕上げてありました。これにも息子はドハマりです。
「お父さんが作る時は、ばらして小麦粉直接まぶして、少量の水で塊を作るけど、これはこれで若干しっとりして美味しいよね」
「俺の揚げ方は〇〇(行きつけの天ぷら屋)の大将から習ったけど、この形で粒がばらけんようにするのも難しいやろうなぁ…」
話しは弾みまして、私も一時傷口の痛みを忘れるほど楽しめました。
「いや~美味しかった…これで1200円なら安いよ…会社の人と久留米に来る機会があったら連れて来よう」
これで「我が家のイチ推し」に決定です。後はSちゃん連れてくるのみ、ここなら娘も連れて来やすい…
大変美味しゅうございました!
ご馳走様でした!!