冷やっこ75713さんが投稿した銀座 レカン(東京/銀座)の口コミ詳細

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銀座 レカン銀座、東銀座、銀座一丁目/フレンチ

1

  • 昼の点数:4.7

    • ¥20,000~¥29,999 / 1人
      • 料理・味 5.0
      • |サービス 5.0
      • |雰囲気 5.0
      • |CP 3.5
      • |酒・ドリンク 5.0
1回目

2018/11 訪問

  • 昼の点数:4.7

    • [ 料理・味5.0
    • | サービス5.0
    • | 雰囲気5.0
    • | CP3.5
    • | 酒・ドリンク5.0
    ¥20,000~¥29,999
    / 1人

最高の老舗グランメゾン

連れの誕生日のお祝いは、ここ数年東京の高級レストランでお祝いすることになってます。
今回は、銀座の老舗グランメゾン「銀座レカン」さんでランチすることとなりました。

エレベーターでメインダイニングへ案内されます。
途中トイレへ寄りましたが、トイレがまた綺麗でお洒落!
こんなところも流石グランメゾン・・・といった感じです。

メインダイニングは既に満席です。
流石に大人のお客様ばかりで、非常に良い雰囲気です。

さて、乾杯は勿論シャンパーニュです。
こちらのハウスシャンパーニュは、
<フィリポナ・ロイヤル・リザーブ・ブリュット・レカン>
・・・レカン仕様のシャンパーニュです。

<アミューズ・ブーシュ>
最初に、一口で食べられるおつまみっぽい物が4点・・・
軽い一口ですが、料理への期待感が高まる一品です。

続いて一口スープが登場!
ブロッコリーのポタージュです。
運ばれてきた瞬間に、ブロッコリーのいい香りがフワッと漂いました。

美しい透明なお皿に、スパイスの香りの効いたホタテが登場!
運ばれてきた瞬間に、こちらもふわっと香ばしくスパイシーな香りが漂い、食欲を刺激します。
そして、別のお皿でアナゴのフリットも運ばれてきました。
カレー風味のスパイスで味付けされており、外はカリカリで中はフワフワ・・・そして、ワインとも絶妙に合います!

ワインはペアリングにしました。
この料理に合わせて持ってきてくれたのが、オーストリアの白ワインで、ビンテージが2018年! すなわちヌーボーなのです!
リースリングを中心に、色々なブドウをブレンドして作った物らしく、香りと味わいは複雑でスパイシー!
正に絶妙のマリアージュです。

なんと、ここまでがアミューズ・ブーシュだったのです!
これから前菜、メイン、デセールと続きます。

パンとバターが運ばれてきます。
バターは高級発酵バターのエシレです。
これだけでも1000円ほどするはずです。

次のワインがサーブされます。
ドイツの白ワインです。
ここでワイングラスについて聞いてみたところ、ドイツのメーカーの物だとの事でした。
因みに、シャンパンプルートは木村硝子、ウォーターサーバーはバカラです。
流石グランメゾンです。
そして、この後、ワインをサーブしてくれるごとに、グラスについても
丁寧に解説をしてくれました。

前菜<歯ガツオのバルサミコマリネ&ミキュイ ラデッシュと菊花ジュレのサラダクーロンヌ 大葉アイス/彩り野菜のタルタルソース>
芸術的な一皿が運ばれてきました。
王冠をイメージして盛り付けされているそうです。崩すのがもったいないですね・・・
歯カツオのマリネが超絶品! 
物凄い柔らかさで、周りのシャキシャキ野菜との食感のコントラストが素晴らしく、上に乗ってる大葉のアイスが味にアクセントを加えてくれます。

魚料理<オニカサゴのポワレ≪グルノブロワース≫ほうれん草とパンチェッタのルーロー/栗かぼちゃのピュレ
焦がしバターと焼きアラのジュを合わせたソース>
料理が運ばれてきた瞬間に、カサゴのポワレの香ばしい香りがプン・・・と漂い、否応なく食欲が刺激されました。
これに合わせてくれたワインが
<ドメーヌ・ポール・ピロット・シャサーニュ・モンラッシェ 2014>
グラスは勿論リーデルのモンラッシェグラスです。
カサゴのポワレとのマリアージュは最高でした。

次のグラスもリーデルの赤ワイングラスです。
パニエに入った状態でサーブしてくれます。かなりの古酒のようです。
南フランスのワインで、マルベック種のワインです。1985年産で
30年以上の古酒です。こんなお酒をグラスで味わえるなんて・・・

肉料理<牛肩ロースの7時間赤ワイン煮込み」>
本来はフォアグラを使った別の料理だったのですが、二人ともに内臓系の食材が苦手(フォアグラが入っている)ため、こちらに変更して頂きました。
濃厚で柔らかくてホントーに美味しかったです。

レカン名物のデザートワゴンが運ばれてきました。
好きなものを好きなだけ選べるという、スィーツ好きには夢のような話です。
ここは、2品位を選んで・・・と思っていたら、連れが「全てをほんの少しづつ」とオーダーしているではありませんか・・・私もつられて同じオーダーにしてしまいました(笑)・・・(結構お腹いっぱいなのに(;'∀'))

ソムリエがデザートワインを持ってきました。
<ロゼ・ダン・ジュール>
今度は高級ワイングラスメーカー、ロブマイヤーのグラスにサーブしてくれました。
単独で飲むと、確かに甘いのですが、甘-いケーキと一緒にいただくと、甘みをほとんど感じず、酸味と旨みのみが口の中に残るのです。ケーキの甘さを程よく抑える役割を果たしてくれます。

食後の珈琲が運ばれてきました・・・そして・・・
とどめと言わんばかりに、またワゴンが運ばれてきました。
今度はプティ・フール(焼き菓子)のワゴンです。これも好きなものを好きなだけ頂けるのです。
しかし、もう米粒ひとつも入らない、お腹パンパン状態、残念ながら諦めました・・・

素晴らしい料理に素晴らしいワインの数々・・・フレンチの真髄を堪能できました。
今回、ペアリングにしたためか、ソムリエはかなり我々の席に付きっきりに近い状態で色々気遣って頂きました。
それにしても、単に料理だけでなく、接客やサービス、照明に雰囲気づくりと、まったくスキがない見事さで、ハレの日を演出してくださいました。

このお店が何故グランメゾンと呼ばれるのか、よーくわかった気がします。


  • 牛肩ロースの7時間赤ワイン煮込み

  • 赤ワイン

  • ドメーヌ・ポール・ピロット・シャサーニュ・モンラッシェ 2014

  • 魚料理

  • ドイツの白ワイン

  • 前菜

  • エシレバター

  • パン

  • アナゴのフリット

  • 焼きホタテのマリネ

  • オーストリアの白ワイン

  • ブロッコリーのポタージュ

  • アミューズ・ブーシュ

  • フィリポナ・ブリュット・ロワイヤル

  • 入り口

  • ダイニング

  • ダイニング

  • プティフールのワゴン

  • コーヒー

  • ワゴンデザート

  • ワゴンデザート

  • デザートワイン

2020/12/06 更新

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