3回
2024/04 訪問
高級ワインを持ち込まさせていただきました
昨年初訪店して非常に気に入ったこちらのお店。
3000円でワインの持ち込みOK・・・と伺っていたので、今回はその言葉に甘えてブルゴーニュの高級白ワインを持ち込まさせていただきました。
6時半に到着。
この日は他に予約は入っていないようで、貸し切り状態です。
シェフに白ワインを渡し、席に着きます。
前回同様、本日のメニューが置かれています。
・アミューズ
・真鰯
・フラン
・イカ 肝塩
・ガレット
・アスパラガス
・お魚
・加藤ポーク
・豆乳ヨーグルト
・とちおとめ
・小菓子
因みにこちらのお店、4種類のディナーコースがあるようです。
・デザート中心のディナーコース・・・・・・・・・・・・・・・・・6600円(税込み)
・エピスディナーA・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・7150円(税込み)
・エピスディナーB・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・9500円(税込み)
・キュイジーヌディナー(贅沢な食材を使用したフルコース)・・・12000円(税込み)
今回のコースはディナーAです。
食事のスターターはシャンパーニュ・・・と行きたいところでしたが、この日はとくかく季節外れの蒸し暑さで、連れが「どーしてもビールが飲みたい!!!」と言うので、我々にしては珍しくビールで乾杯・・・となりました。
・アミューズ:海ぶどうやその他のフリット。軽い口当たりでビールにピッタリです。
・真鰯:軽いスナックのようなおつまみなのですが、食べると確かに鰯の味がします。そして、底のほうにも鰯がペーストの
ような形で潜んでいました。
ここで、シェフが白ワインを抜栓してサーブしてくれました。
15年物の古酒だったので自分では抜栓する自信はなかったのですが、流石ソムリエ(シェフはソムリエの資格も持っておられます)、見事に抜栓してくれました。
持ち込んだワインについては、こちらのお店の評価と関係ないので割愛させていただきますが、もし興味のある方はブログのほうに詳細を記してありますので、よろしかったらどうぞ。
https://ameblo.jp/hiyayaxtuko121063/entry-12849551903.html
・フラン:なんと、カキ菜のフランでした。この時期カキ菜は毎日のように食べますが、こんな形で頂いたのは初めて。非常に美味でした。
・イカ 肝塩:剣先イカを焼いたものに、イカの肝を乾燥させ顆粒にした肝塩をかけてあります。
・ガレット:サーモンや野菜をそば粉のクレープで巻いた、こちらのお店のスペシャリティ
・アスパラ:足利の農家さんからいただいたという極太アスパラ。色んな太さのアスパラで食べ比べます。
ソースのタルタルは、牡蠣のタルタルで、粉をつけて焼いた牡蠣を冷ましてたたいたものらしいです。抜群に美味しいタルタルでした。
・お魚:この日は高級魚のハタのポワレでした。
・加藤ポーク:肉料理は前回同様、加藤ポークの真空調理です。相変わらずしっとりとした抜群の火入れですね。
・豆乳ヨーグルト:エスプーマで泡立てて出てきました。
・とちおとめ:イチゴのデザートです。甘酸っぱくてとても美味でした。
・小菓子:食後のミニャルディーズは、ピスタチオのクリームでした。
高級ワインを持ち込んで大正解でした。
シェフにもワインをティスティングしてもらったところ、料理の味付けや調理法をワインに合わせて変えてくれたようです。
流石シェフ&ソムリエですね。
この日は他に予約がなかったため貸し切り状態だったので、料理の合間に色々とお話をすることが出来て非常に楽しかったです。
肉料理の時には、新潟の超高級カトラリー、龍泉を出してくれました。(一本6万円もする肉用ナイフです)
この日は最高のワインと料理を堪能させていただきました。
龍泉のカトラリー
赤ワイン「ブルゴーニュ・コート・ド・ボーヌ」
加藤ポーク
ハタのポワレ
牡蠣のタルタル
アスパラ
ビアンヴニュ・バタール・モンラッシェ2009
熟成を示す黄金色の液体
ガレット
剣先イカと肝塩
カキ菜のフラン
真鰯
アミューズ
ビール
ドリンクメニュー
メニュー
ドメーヌ・フェヴレ ビアンヴニュ・バタール・モンラッシェ2009
ピスタチオのクリーム
ペドロヒメネス
とちおとめのデザート
豆乳ヨーグルト
2024/05/01 更新
2023/06 訪問
極上のコース料理が頂けます
ラーメン屋「羆」の跡地にオシャレなフレンチが出来たと知ったのは昨年の夏。
ずーっと行きたいと思ってましたが、今回漸く思いを叶える事が出来ました。
ここの所、新規で訪店する店は大当たりが続いているので、今回も期待です。
実は6月からコース料理の料金が値上げされたようなのですが、予約したのが5月だったので、今回は料金据え置きとなりました。
さて、6時半に到着。
先客一組。途中でもう一組やってきました。
店内はオープンキッチンで、テーブル席が3宅。
洗練された感じで落ち着ける、良い感じの店内です。
テーブルに着くと、カトラリーと共に、本日のコースの内用が書かれた紙が・・・。
しかし、食材が書かれてあるだけなので、一体どんなものが出てくるのか分かりません。
逆にこれはワクワクしますね。
当然ワインをオーダーするのでワインリストを頂きました。
グラスは、赤白共に一種類ずつしか開いてないとの事だったので、ボトルで頼んで、所々でグラスもオーダーする事にしました。
ワインリストを見ると、種類はそんなに無いですが、全てフランスワイン、しかもボルドー、ブルゴーニュ、シャンパーニュのみ。しかも、その銘柄を見ますと、かなりのこだわりが感じられる品ぞろえです。
で、結局シャンパーニュをオーダーしました。
<アミューズ>
鮎のムースとマンゴー。マンゴーには東南アジア系の香辛料がかけられていました。
<ツブ貝 茄子>
ツブ貝と茄子にゼリーがソース代わりに添えられていたのですが、このゼリーもツブ貝のゼリーでした。
<とうもろこし>
トウモロコシの冷製スープにバジルソースがアクセントとして加えられていました。香ばしく焼かれたトウモロコシの実も美味しかったです。
<無花果>
無花果にフォアグラのムーズが添えられ、さらに煮詰めたバルサミコがソースとしてかけられていました。
フォアグラは苦手なのですが、こういう形であればそれほど抵抗なく頂けますね。
<ガレット>
野菜とスモークサーモンをそば粉のガレットで包んであります。
<伊佐木 新じゃが>
伊佐木のポワレの上に、カリカリに揚げられた新じゃがのかき揚げがのっかってます。
<加藤ポーク>
低温調理で火入れされた豚のロース肉に新玉ねぎが添えられています。
豚肉はレアな感じで、柔らかくジューシーでした。
この肉に合わせてグラスの赤ワインをオーダーしました。
<プリン>
このころになると、かなり酔ってきているので、詳細は失念しました。
<ブルーベリー>
ブルーベリーのケーキともう一つありましたが、詳細は忘れてしまいました(スミマセン<m(__)m>)
<お茶菓子 お飲み物>
最後は紅茶とプティフールでフィニッシュ
いずれの料理も繊細で手の込んだ、家庭では作れ事が難しい物ばかり。非常にコスパが高いと感じました。
こちらのお店はオーナーシェフの方一人で、調理、提供、ワインのサーブ全てやられていました。
かなり忙しかったと思いますが、すべて丁寧で、雑なところは全くありませんでした。
シェフはソムリエ資格も持っており、ワインに関してはかなり拘りを持っているようです。
ワインの持ち込みも3000円でokとの事で、事前に銘柄等を言ってくれれば、合わせた料理を作るとも言ってくださいました。
より詳細なレビューはブログに記してありますので、興味ある方はどうぞ
https://ameblo.jp/hiyayaxtuko121063/entry-12808397163.html
紅茶
プティフール
ブルーベリーのケーキ
プリン
加藤ポーク
ラ・シレーヌ・ド・ジスクール
伊佐木のポワレと新じゃが
ガレット
無花果とフォアグラのムース
トウモロコシの冷製スープ
ツブ貝 茄子
鮎のムースとマンゴー
シャンパーニュ・モンサラ・レゼルヴ・ブリュット
ワインリスト
2023/06/21 更新
3回目の訪店となります。
今回もワインを持ち込まさせて頂きました。
今回持ち込んだワインは、フランスは北ローヌの白ワインで、
Eギガル コンドリュー・ラ・ドリアーヌ 2021
です。ヴィオニエ100%で造られるアロマティックな白ワインです。
テーブルには今回のコースの内容が記された紙が置いてあります。
・アミューズ
・蛍烏賊 独活
・フラン アオサ
・山菜 ベニエ
・テリーヌ ビーツ
・ガレット
・カサゴ 根セロリ
・加藤ポーク
・豆乳ヨーグルト
・桜
・お茶菓子
・お飲み物
さて、どんな料理が出てくるか・・・期待が高まります。
その前に、先ずはシャンパーニュで乾杯をします。
「ヴーヴ・ペレッティエ ブリュット」です。
<アミューズ>
写真撮り忘れました(T_T)
鶏肉とキノコをムース仕立てにしたものでした。
スターターとしてシャンパーニュが進君にしてくれました。
<蛍烏賊 独活>
蛍烏賊のトマト煮込みに独活(ウド)とクスクスが添えられています。春を感じる料理です。
<フラン アオサ>
パリッと焼かれた甘鯛と、ガダイフで巻いた舌平目にアオサのフランを合わせてあります。
食感とアオサの香りがなんとも良い感じです。
<山菜 ベニエ>
タラの芽、ふきのとう、こごみといった春野菜のフリット、海老チップスに菜の花のソースを合わせてあります。
まさしく春を味わう料理です。
<テリーヌ ビーツ>
ビーツのテリーヌに、薄切りのビーツ、芽キャベツ、フランボワーズのソースを合わせています。
<ガレット>
こちらのお店のスペシャルティで、必ず出てきます。
様々な野菜に、サーモンも巻かれています。
ついついタイ料理の生春巻きを思い出してしまいます。
<カサゴ、根セロリ>
ふんわりと焼かれたカサゴのポワレに、ケールとブンタンが添えられております。ソースは根セロリのソースです。
意外な食材の組み合わせが何とも斬新です。
<加藤ポーク>
肉料理は、毎度おなじみの加藤ポークの真空調理(多分)です。
新玉葱のローストとおかひじきが添えられています。
<豆乳ヨーグルト>
豆乳ヨーグルトをエスプーマで泡立ててあります。底にやよいひめのジャムが潜んでいます。
<桜>
桜のシフォンケーキと菜の花のアイスクリームです。
<お茶菓子 お飲み物>
詳細は失念しましたが、お飲み物は紅茶を頂きました。
こちらで食事をして毎回思うのは、季節の食材をふんだんに使用して、いろんな形、食感、味わいで楽しませてくれるなということです。
だいたいいつもこのくらいの時期に訪店しているので、秋とか冬に来たらどんな料理が頂けるのか興味が湧いてきます。
こちらのお店はワンオペなので、シェフは超忙しいはずなのですが、その中でもワインに関して色々話をしてくれたり、ロマネ・サンヴィヴァンのケースを見せてくれたりと、サービス精神が実に旺盛で、実に居心地の良い空間を演出してくれます。
今回、ヴィオニエ100%のアロマティックなコンドリューを持ち込まさせていただいたのですが、アロマティック系の白ワインは結構食材を選ぶので大丈夫かな・・・と少し心配していたのですが、どの料理もコンドリューに合ったのは流石だなと思いました。ワインを知り尽くしたシェフだからこそ出来る技なのでしょうね。
素敵な時間をありがとうございました。