PekopekoAnnieさんが投稿したTerres de Truffes, Tokyo(東京/外苑前)の口コミ詳細

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PekopekoAnnie (東京都) 認証済

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Terres de Truffes, Tokyo外苑前、表参道、青山一丁目/フレンチ、洋食、ヨーロッパ料理

1

  • 夜の点数:4.0

    • ¥80,000~¥99,999 / 1人
      • 料理・味 4.5
      • |サービス 4.0
      • |雰囲気 4.0
      • |CP 3.5
      • |酒・ドリンク 4.0
1回目

2024/11 訪問

  • 夜の点数:4.0

    • [ 料理・味4.5
    • | サービス4.0
    • | 雰囲気4.0
    • | CP3.5
    • | 酒・ドリンク4.0
    ¥80,000~¥99,999
    / 1人

ずっと待っていた白トリュフの季節!

一度体験してみたかった、白トリュフをふんだんに使ったコース。トリュフ料理を語るならこちらは訪問するべきだなと。なんと言ってもこの店名ですからね。

テラスが素敵な外観。一歩お店に入ると、途端に広がるトリュフの香り。もうこの時点で期待度は満点!

この日は偶然空いていたらしく、個室に通して頂きました。
私が内装を見るのが好きなのでダイニングを希望したらしいのですが連れもどちらにするか迷っていたようで、ありがたい配慮でした。実際、個室の方が香りが100パーセント楽しめる気がすると、連れも喜んでいました。お部屋はエレガントでありながら落ち着く雰囲気です。

今回はCourse Oで予約してくれていました。
アルファベットのオーです。私はあまり詳しく見ていなかったので後から知ったのですが、かなりコースが豊富に用意されているのですね。テーブルのメニュー内容にもヒントのようにメイン食材のみが書いてあって、食べるのが楽しみになりますね。

まずはスパークリングワインで乾杯。
シャンパンと同じ製法のもの。美味しいスパークリングワインでワクワクが加速します。この後のワインはペアリングをお願いしました。特別な赤ワインのペアリングもあるとのことで、そちらを。

本日の主役、白トリュフが登場。
黒トリュフと違って丸いかたちではなく、生姜のような不思議なかたちです。
そしてガラスケースを開けて頂いた瞬間の馨しい香りは本当に素晴らしいですね。お店の方も仰っていましたが、これだけでワインが進む程の香り、喉が鳴るようでした。

まず初めは、アミューズ、群馬県産加藤ポーク。
柔らかいポークが纏った白トリュフ。
香りは上品で控えめに感じますが、口に入れると温度で香りが滲み出てくるようでした。

お次はキッシュ。
サクッと軽やかなタルト生地とまろやかなマスカルポーネ、上にはたっぷりの白トリュフ。やはり温かいお料理の方が香りは強く感じられました。

ワインはカヴァロット ピネール。
赤ワインで知られるバローロの白ワイン。
少しのミネラル感があるのかな。

お料理はサンマ。
厚みのあるサンマの食べ応えと脂のノリ、久しぶりに出会った感じがしました。とろとろの秋茄子は皆で分け合いたい美味しさ。茄子の甘みもしっかり感じられます。細かい白トリュフのカットは繊細ですが、華やかな見た目に負けず邪魔せずの香り。

ワインはナパバレー、シャルドネ。
バターのようなコク、後味がまろやかでシチューのようだなと思ったり。不思議な味わいが好みでした。

こちらのお店のスペシャリテ、じゃがいも。
スペシャリテと言うとメイン食材のイメージが強かったので、じゃがいもをどう使うのかと楽しみにしていました。
ここからは目の前で白トリュフをたっぷり削って頂けます。じゃがいもはピルカという品種だそう。
じゃがいものねっとりとした食感に、さらに濃厚なテクスチャのソース。じゃがいもと柔らかい甘みと白トリュフの旨味たっぷりでこれは紛うことなきスペシャルですね。感動しました。

ここでパンと、トリュフバターが登場。
パンにはバターをたっぷり、とのことでした。
バターだけではもちろん、バターを塗った上にじゃがいもやソースも加えて、贅沢で最高のハーモニーが出来ました。パンはもっちりしていて美味しい。
当然なのでしょうけど、ワインとの組み合わせも最高でした。

お次のワインは2021年ビンテージのリースリング。
たしかに、酸味は落ち着いていて飲みやすいですが、リースリングにしては後味が複雑で面白い。

合わせるお料理はカスレ。
カリカリのトリッパの上には土佐ジローたまご。香ばしいトリッパの味わいが満足感あります。
白インゲン豆かな、南フランスの郷土料理らしい、ほっこりする家庭的な味わいになっていて、上品な白トリュフとの組み合わせが楽しい。

楽しみだった赤ワインはナパバレー、飲みやすいバージョンのオーパスワン。
ブレンドにはカベルネ・ソーヴィニヨンなど、いちばん古いのは2000年のものだそう。白トリュフやフィレ肉にも負けないしっかりとした赤ワイン。

メインは茨城県のひたち牛。
カリカリのフォアグラでロッシーニ風に。
白トリュフは食感も楽しめる厚めのカットでした。
フィレ肉はナイフがスッと通る柔らかさ。火入れが絶妙で、お肉の美味しさを存分に感じられました。ボリューミーなフォアグラも、カリカリの表面が香ばしくて中は滑らか。フォアグラ独特の風味がきちんと主張しており、フィレ肉、白トリュフとのゴージャスな共演でした。

〆には炊き込みご飯。
コースの初めに決めるのですが、リゾットと非常に迷って、お店の方と相談。初めてならこちらを、とのことで炊き込みご飯を選びました。ごはんには白醤油などを使われているそうで、名脇役と言えるやさしい旨味でした。鍋に白トリュフを削って混ぜ込んだ後、お茶碗にも白トリュフを削って頂ける贅沢さ。少し食べてから、土佐ジローたまごをかけて味変も。たまごの旨味と白トリュフは抜群の組み合わせでした。食べきれない場合は包んでくださいます。

デザートにはケンゾーエステートのmuku。
ソーテルネという貴腐ワインだそう。
甘みをかなり強く感じます。

1つ目のデザートは、長野パープル。
甘みの強い長野パープル、ほんのり酸味のヨーグルト、穏やかな白ワインのコンポート。

2つ目のデザートは、バニラアイス。
さらにカラメルと白トリュフ。
デザートワインとデザートはどれもかなり甘みが強いので、1つ目はチーズを選んでも良かったかな。
最後まで白トリュフ尽くしのメニューでした。

ラストはハーブティーで。

非常に大満足のコース、幸せな時間でした。
今回、おそらく1人83,000円程かなと思います。
とっておきのタイミングでしか利用できないとても贅沢なコースでしたが、心ゆくまで白トリュフを味わわせて頂きましたし、合わせるお料理やワイン、担当してくださったお店の方の丁寧でありながら朗らかな対応のおかげで、本当に素晴らしい経験をさせて頂きました。またぜひ、利用させて頂きたいです。

  • スパークリングワイン

  • 白トリュフ

  • 加藤ポーク

  • タルト

  • ワイン

  • サンマ

  • サンマ

  • パン、トリュフバター

  • ワイン

  • じゃがいも

  • じゃがいも

  • ワイン

  • 土佐ジローたまご

  • 土佐ジローたまご

  • ワイン

  • 和牛フィレ、フォアグラ

  • 和牛フィレ、フォアグラ

  • 炊き込みご飯

  • 炊き込みご飯

  • 炊き込みご飯

  • 炊き込みご飯

  • 炊き込みご飯

  • ワイン

  • 長野パープル

  • バニラ

  • バニラ

  • ハーブティー

  • メニュー

  • 個室、内観

  • 個室、内観

  • 外観

2024/11/27 更新

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