IDrinkWineさんが投稿したすき焼き十二天(東京/二重橋前)の口コミ詳細

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すき焼き十二天二重橋前、有楽町、東京/すき焼き、しゃぶしゃぶ、ステーキ

1

  • 夜の点数:4.6

    • ¥15,000~¥19,999 / 1人
      • 料理・味 4.9
      • |サービス 4.5
      • |雰囲気 4.5
      • |CP 4.8
      • |酒・ドリンク 4.5
1回目

2025/11 訪問

  • 夜の点数:4.6

    • [ 料理・味4.9
    • | サービス4.5
    • | 雰囲気4.5
    • | CP4.8
    • | 酒・ドリンク4.5
    ¥15,000~¥19,999
    / 1人

生涯ベスト級のすき焼き

【総括】

東京駅・丸の内南口から徒歩3分。
三菱一号館美術館を中核に、ショップやレストランが集まる「丸の内ブリックスクエア」。
その3階に店を構えるのが、「すき焼き 十二天」だ。

店内は、新しさと洗練が同居する“現代の和”を感じさせるつくり。
4人掛けの個室はゆとりあるスペースが確保され、木目を生かした内装は清潔感と温もりが共存する。プライベートの食事にも、フォーマルな会食にも自然に馴染む、落ち着いた空間だ。

今回選んだのは、黒毛和牛【お肉】相盛(霜降+赤身)コース(¥13,200)。
内容を踏まえると“破格”と言って差し支えない。

コースは、五穀和牛の冷しゃぶ、和牛薩摩の黒のユッケ、秋鮭と蓮根の天ぷらを経て、メインのすき焼きへ。
霜降りサーロインと腕赤身の食べ比べに、卵は京都・舞鶴の「濃紅」。
食事は銀シャリ、ローストビーフ丼、なめこ蕎麦から選べ、締めにフルーツと杏仁豆腐が添えられる。

品質・量ともに期待値を軽々と超え、特に肉の存在感は圧巻。
ブランド牛の産地で味わった“あの衝撃”を、都心の真ん中で再び覚えるとは思わなかった。
生肉もすき焼きも、繊細さと濃密さが共存し、余韻がじんわりと長く続く。

調理の精度も特筆に値する。
五穀和牛の冷しゃぶは、霜降り肉に湯葉といくらを重ね、レモン風味のソースで多層的な旨味と食感を清らかにまとめた仕上がり。
ユッケは赤身肉にべったら漬けを忍ばせ、赤身らしい深みと上品な余韻を際立たせる。

すき焼きは、1枚目を関西風の焼きすき、2枚目以降を関東風の鍋すきとして、目の前で丁寧に調理してくれる。
しかも使用する肉は、店頭のショーケースから直前に取り出し、その場でスライスされたばかりの状態。
割下を入れる前から立ちのぼる和牛の甘い香りに、思わず心がほどけてしまうほどだ。
銀シャリは、あえて粗熱を落とし気味に、やや硬めに炊き上げ、肉との相性を最良に整えている。

そして何より驚かされるのは、同価格で、前菜を省く代わりに「すき焼き食べ放題」コースが存在する点である。
もはや“良心的”という言葉では足りず、サービス精神が過ぎて心配になるほど。これは再訪しない理由がない。

上質な肉と丁寧な仕事に浸る、幸福なひとときだった。
そしてあえて繰り返したい、本当に心の底から美味しかった。

ご馳走様でした。

2025/11/21 更新

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