3回
2024/08 訪問
最高食材の仕入れ力には脱帽モノ!料理に器にと、、、目でも楽しいやま岸さん( ´∀`)
☆新政 亜麻猫 改 PRIVATE LAB EXTREME Ⅱ 2024
◉淡路島 黒鮑粥 黒鮑肝ペースト乗せ黒鮑 玉蜀黍と枝豆の粥掛け
◉淡路島 仮屋漁港 鱧(200m指定)焼き霜 梅おろしと山葵、土佐酢と共に
☆新政 山吹 2023 福ノ華
◉京都 久世茄子(朝獲れ非冷蔵)と生姜豆腐の椀 茗荷を乗せて
由良の赤雲丹(*’ω’ノノ゙☆パチパチ
◉明石 真鯛 当日〆 と 淡路島 由良 赤雲丹
◉愛媛 八幡浜 白甘鯛 3日寝かせ 炭火焼 泉州 水茄子 もろみ和えと共に
◉琵琶湖 天然鰻と牛蒡、銀杏、木耳の飛龍頭
☆新政 陽乃鳥スパーク PRIVATE LAB EXTREME Ⅱ 2023
◉淡路島 仮屋漁港 鱧の若狭焼 の棒鮨を海苔で巻いて 梅肉と柚子削り掛けて
◉嵐山 鮎炭火焼の鮎ざく 能登 太水雲と胡瓜、大葉と共に
◉芋蛸南京 小芋と南瓜と明石 真蛸と隠元豆と切干大根
◉長野 コシヒカリ にえばな
明太子、なめ茸、じゃこ
◉長野 コシヒカリ 淡路島 岩屋漁港 真魚鰹の炭火焼と万願寺とうがらしの混ぜごはん
◉長野 コシヒカリ と米原卵のTKGごはん
◉富小路 やま岸井戸水の水羊羹
2024/08/16 更新
2023/10 訪問
松茸祭り開催中(੭˙꒳˙)੭出汁とお水の美味しさにもさらに感動♪
『富小路やま岸』@京都市中京区
今日も京都へやってきました〜♪(2日連続)
昨日はきうさんで、組み合わせの妙に酔いしれたばかりですが、本日は秋らしく松茸祭りにやってきました。
本日お伺いするのは『富小路やま岸』さん。前回は一昨年のカニスマスツリーを楽しませてくれました(´∀`)
あの会の美味しさは未だ記憶に残るお味です。
そして今日は松茸祭りということで、楽しみですね〜( ≖ᴗ≖)ニヤッ
お声がけ頂きました幹事様、いつもありがとうございます!
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〇はお料理、☆はお酒です♪
⭐︎日高見 超辛 超辛口純米酒
→こちらは定番ですよね♪ひとめぼれで醸されており、名前の通りしっかり辛口。コク、キレと秀逸です。
◯高野山産松茸の飯蒸し
→一品目からキタコレ♪高野山より朝獲れ松茸を使った飯蒸しから始まり。放つ香りが素晴らしい〜!まずはかぶりつきで匂いを堪能させて頂きました。香りだけでご飯が食べれちゃう勢い笑。もちろん香りだけでなく旨みもしっかり。もち米、松茸の食感も楽しいですね。
◯舞茸と白甘鯛の菊花仕立て 香り付けに柚子の皮 お好みでポン酢と共に お出汁は白甘鯛の骨から
→まず、この麗しいビジュアルに心奪われますね〜(´∀`)。菊の花咲き乱れるお出汁の海に大好きな白甘鯛が鎮座して、、、ここは夢の世界!?(錯乱)
まずこのお出汁がすんごく美味しい。鰹節、昆布に加え白甘鯛の骨から旨みが滲み出ており、口の中での広がる広がる。白甘鯛もふっくらして脂乗りもよく身質も抜群。身からの旨みもお出汁に広がっていきまた味わいもより奥行きが出てきます。ポン酢もあるのですが、ほぼ使わずそのままが一番美味しいですね〜!花一片の残さず美味しく頂きました。
◯丹波栗の渋皮煮&鰯の酢炊き
→これまた大きな丹波栗を渋川煮で。薄皮を纏った丹羽栗はしっとり。そして甘みは抜群♪
鰯の酢炊きも酸味と鰯の肝のほんのり苦みと身の旨みと合わさり良いお味。
ここで、今届きました〜!とドドンと登場!高野山から松茸の山が( *´艸`)
なんとしっかりと太い軸。そしてもう波のように押し寄せる芳香♪いや〜たまらないですね!今年は松茸に限らず、猛暑・少雨できのこ類は不作と聞きますが、そこは流石のやま岸さん!ピンの品がちゃんとやって来る。やま岸さんの日頃からの仕入れ力や信頼が現れますよね。テンション爆上がりですヽ(´▽`)/
そして焼き松茸にする前に縦に切った松茸も見せて頂きましたが、断面から水分が。なんて瑞々しさを持った香りを放ってくれるんでしょう。素晴らしい鮮度ですね〜
◯京都産久世茄子素揚げ、和芥子入り蓮根餅の白味噌仕立ての椀物。水は本店地下40mより汲み上げ。水脈は錦市場と同じだそうです。
→白味噌仕立てのお出汁がまた美味しいのです。甘さだけでなく、舌触りも滑らか。白味噌と水のみとのことですが、美味しさが尋常ではない。本店地下から汲み上げた柔らかな水だからこそのお味なのですね〜
久世茄子も素揚げされており甘みも豊かで口の中で合わさって膨らむ。蓮根餅は中に隠れた和芥子のなんとも鮮烈な辛味と香りがウットリしていた意識をハッとさせてくれます。辛さと甘み、異なる味わいが楽しいですね。蓮根餅の柔らかな中身も白味噌お出汁と絡めると良いですね。
◯明石産真鯛の塩〆、大分県産かます、大分県姫島産雲丹のお造り
→お造りの美味しさ、そして見た目の美しさも格別ですね〜!かますのしっとりとした身質と美味しい脂を感じながら頂きました。鯛の上品な甘みと旨味、特に甘みの余韻が心地よいです。雲丹の蕩ける美味しさも良い。
やはり手当が良いと食材も喜びますよね( ^_^ )
◯高野山産焼き松茸
→ 目の前で山岸大将が丁寧に炭火で炙ってくれている松茸。まぁ砂かぶりならぬ香りかぶり席で本当にありがたい。松茸には頭から裂けやすくなるように縦に切れ込みを入れてあります。そこから溢れる水分がよく見えます。
さあ、お皿に乗ってかぼすと共にやって来ました。まずは頭から頂きます。まあ素晴らしい香りが鼻の中、口の中に広がります。噛むごとに溢れる旨み。縦に切り込みを入れてあるためどんどん水分が溢れてくるのでストローみたいについ吸い付いてしまいました笑。軸の根本に近い方が地面から栄養を吸っているおかげか、旨みがより強く感じられる気がしますね。とても繊維がしっかりしており、香り、瑞々しさも素晴らしい。松茸の美味しさ、しっかりと楽しませて頂きました。
⭐︎澤屋まつもと 守破離 雄町
→雄町らしいボリューム感。酸と旨味のバランスが良いですね〜
◯淡路島産名残り鱧のタレ焼き 葉山椒と共に
→めっきり涼しくなり秋を感じるようになってきましたが、まだ名残り鱧が頂けるのは嬉しいですね♪湯引きや白焼きも良いけれど、肉厚な鱧はタレ焼きでも美味しいですね。葉山椒と共に頂くと香り良く後味も少しさっぱり。
〇鯖鮨を海苔ではさんで
→肉厚な鯖は旨みと脂の美味しさが豊か。胡麻と紫蘇で少し引き締めながらバランスよく構成されています。海苔ではさむと香りと食感も加わりますし、より美味しさも増すよう。
◯徳島県産炊き海老芋と油麩
→もう海老芋が頂ける時期なんですね♪お出汁でしっとりと柔らかく炊かれた海老芋。型崩れなく美しい。どことなくクリーミーさも感じるような。優しい甘みですね!
お出汁を吸い込んだ油麩も甘み豊かで美味しい。
〇ご飯のお供 明太子、えのき茸、しらすと実山椒
→これだけでお酒も進みますよね♪白飯と共にたらふく食べたいけれど、この後には楽しみなアレがありますからね〜
◯高野山産松茸の炊き込みご飯
→お出汁で抱き上げたご飯と大量の薄切り松茸の合わせ技。もう美味しいとしか言えません。完敗。香りと旨みが素晴らしい。
◯雌香箱蟹ご飯
→おかわりご飯はなんと雌香箱蟹のご飯♪もちろん内子も!これまた濃厚な蟹の旨味がしっかり味わえます。ちょっと贅沢すぎません??
松茸と蟹、それぞれ2杯のおかわりさせて頂きました。これは食べずにはいられないって、、、
◯京都城陽市産無花果の焼き物、焼き芋のテリーヌ
→無花果の甘みの豊かさ、焼き芋のテリーヌの食感も良く素晴らしいデザートです。
◯お抹茶
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久しぶりのやま岸さん。存分に堪能させて頂きました。
まず前回よりお出汁の表現がさらなる洗練さ。キレよく凄みすら感じました。菊花仕立てのお出汁は本当に美味しかったですし、海老芋や炊き込みご飯のお出汁の感じ方もとても良かったです。
白味噌とお水のみという椀物も、こんなシンプルなのになぜこんなに美味しいの?と思わせる味わいでしたね。
そして魚のお手当ても素晴らしいものでしたね。旨みがしっかりギュと凝縮されておりました。
そしてそして、、、やま岸さんといえば、器の素晴らしいさ魅せ方の美しさ。菊花仕立てと合わせる菊の花は菊爛漫。鱧は青葉の模様に乗って、去る夏の装い。海老芋はなんだか水紋の真ん中に乗るようで。。。
東京の新店舗はこれまた極上な桃山期の器で頂けるとお聞きしましたので、食べて喜び、器を愛でて楽しむ極上体験が味わえそうですね。
最後に、、、山岸大将の場の和ませ方は素敵ですね♪
どのお客様も楽しくなっちゃうんじゃないでしょうか。いつお休みされてるの??っていう位に働き詰めかと思われますが、本店は当然として京都市内の系列店も毎日味の確認に回られているそうで、、、頭が下がります。
前回は蟹、今回は松茸と大変良い季節に訪問させて頂き、本当に感謝ですね♪
これだけの松茸をご用意いただけたのは嬉しい限りです(*´艸`)
ご同行の皆さま方との話も弾みとても楽しい会でした♪本当に満足、納得のやま岸さんでのお食事でした。幹事様にはお声がけ頂き感謝感謝です。いつもありがとうございます!
また機会があれば味わいたいですね〜!
ご馳走様でした(´∀`)
山岸大将がひとつひとつ丁寧に火を入れてくれます
◯高野山産松茸の飯蒸し
◯舞茸と白甘鯛の菊花仕立て 香り付けに柚子の皮 お好みでポン酢と共に お出汁は白甘鯛の骨から
取り分ける前も美しい〜
◯丹波栗の渋皮煮&鰯の酢炊き
キタコレヽ(´▽`)/高野山産松茸がご到着〜
香りが素晴らしい〜
縦に切ると断面から漂う瑞々しさを持った芳香
◯京都産久世茄子素揚げ、和芥子入り蓮根餅の白味噌仕立ての椀物。水は本店地下40mより汲み上げ。水脈は錦市場と同じだそうです。
◯明石産真鯛の塩〆、大分県産かます、大分県姫島産雲丹のお造り
丁寧に焼き上げて頂けます。
砂かぶりならぬ香りかぶり席で嬉しい♪
◯高野山産焼き松茸 かぼすと共に
◯淡路島産名残り鱧のタレ焼き 葉山椒と共に
〇鯖鮨を海苔ではさんで
◯徳島県産炊き海老芋と油麩
◯高野山産松茸の炊き込みご飯 〇ご飯のお供 明太子、えのき茸、しらすと実山椒
もう美味しいしか言えない、、、
◯雌香箱蟹ご飯
◯京都城陽市産無花果の焼き物、焼き芋のテリーヌ
◯お抹茶
2023/10/09 更新
2021/12 訪問
とうとう会えたね♪カニスマスツリー!ピンの素材と山岸大将の力量を味わい尽くせた夜でした。
本日は、「蟹を盛大に食べられますよ〜♪」という天の声を頂きまして京都へやって参りました。師走の京都は久しぶり。寺町通りや錦市場を散策しますと、人であふれて活気づいていますね。
蟹を食べるならお腹は控えめにしておかないと!と思い、いつもより控えめ?に二店で珈琲を楽しんでから、お招き頂きました「富小路 やま岸」さんへ向かいました。
お店の前で主催者様、ご同席の方々と合流しましていざ入店。山岸大将からご挨拶を頂きます。今日はよろしくお願いいたします♬
はい、最初に出ましたカニスマスツリー。
噂には聞いていましたが、圧倒されますね!
この蟹がどう頂けるのか、、、期待が膨らみます♪
1、セコ蟹の銀蒸し 雑炊風
身、内子、外子、味噌とが絡み合い食感が楽しい。そして蟹の旨みをたっぷり纏ったお米と共に食べるとなんたる口福♪とんでもないスタートダッシュです。
2.宮崎 天然ふぐ 白子ソース ポン酢と共に
クニュクニュとした歯応え。噛むとジワリと甘みが感じられます。白子ソースとのコンビは甘さを引き立たせて良いですね♪そして、ソースには細やかな角切りりんごと白菜がアクセントに隠れています。ソースに爽やかさも加わり二度美味しいです。
3.モロコの炭焼き(別名 モロコマスツリー)
滋味深い味わい。酢味噌がとっても美味しくモロコとの取り合わせが良いです。いかだ焼きで焼かれたモロコは頭がパリッパリ。食感も楽しいです。
モロコをいかだ焼きで焼く様子はまるでツリーのようだ、、ということでモロコマスツリーと命名されました笑
4.もろみ銀杏
シンプルに揚げられた銀杏ともろみと共に頂きます。もろみは控えめな甘み。山利商店のもろみとのことで、用途によって三種類を使い分けているそう。このもろみだけでもご飯何杯もいけそうです。
5.熊の沢煮腕
熊というと味噌をベースにした味などの濃い目の味わいが基本、、、というイメージでしたが、こちらは沢煮腕というシンプルな味わいで。牛蒡、人参、せりが入った澄んだお出汁。甘くて癖のない脂の熊肉はお出汁を曇らせることなく、見事に調和しています。いやぁ、すごい。こんな仕立てで頂ける熊もあるんですね♪山岸大将の発想が見事です。
6.明石 鯛 塩締め
大将が「日本一じゃないでしょうか」と仰る鯛。わずか30分の塩締めだそう。腹身の甘みの余韻が素敵です。しっかりと噛み締め、楽しみました。
7.兵庫 浜坂 ズワイガニ 1.35kg
ここから怒涛の蟹を味わい尽くすお料理の数々が♪
まずは足を焼きで。
半分に割ってお箸ですくうように取りましょうということで、指示通りにすると綺麗に取れます。蟹の身がまるで柑橘類の果実の粒のように立っています。
ぴったりな言葉が出てきません。こういう時は経験値がまだまだだなと思います。ただただ美味しいです。
続いて爪を。
こちらの方がより粒感が感じられます。歯で刮ぎ取るように頂きます。口の中に一杯、蟹の旨み。無心で味わいます。
続いては甲羅焼き。
お出汁で足を潜らせると、パッと花のように開きます。それを甲羅で焼いた蟹味噌を纏わせ、甲羅に薬味と共に盛り付け。薬味は葱と京菊菜。京菊菜と蟹味噌との取り合わせが素晴らしいです。いやほんと素晴らしい(2回目)
最後に蟹そうめん。
蟹の身に雲丹。小豆島の太そうめんはアルデンテ。食感ごとても良いですね。雲丹の塩味が程よく、お出汁も当然の完飲。
8.大阪 富田林 海老芋揚げ 自家製からすみを振りかけて
海老芋を一度茹でてから揚げて仕上げた一品。
熱々のホクホク。ねっとりとした口当たりと甘み。
9.鯛かぶら
鯛の出汁で炊いたかぶら。体にじんわり染みていくような優しい味。
10.蟹の大根飯 さっと塩を振りかけて
大根の瑞々しさが素敵なアクセント。少しあっさり目な蟹飯で締めに相応しい。
11.お代わり 大原卵のTKG
黄身のみで頂くTKGは濃厚。付け合わせに用意頂いた明太子、ちりめん山椒、なめたけと共に美味しく頂きました。
12.菓子 霜柱と雪餅
少し遠くから見ると雪餅が蟹団子に見えて、、、大変失礼なことを申し上げました笑
白餡と黄身餡の雪餅は大将が一つ一つ目の前で仕上げていきます。霜柱の舌上で溶けていくのは霜が儚く消えていくのようで。。。
雪餅と共に、季節を感じるお菓子ですね。
素晴らしい体験でした。蟹は問答無用の美味しさ。
そしてお料理の土台となるお出汁がとても優しく美味しい、、、。体に染み込んでいくんですよね。じんわりと。
そして熊の沢煮腕のような取り合わせの発想には感服です。
山岸大将のピンの食材の中からさらにピンのみを選び抜く眼力と、素材の旨みを引き出す経験と技法から生み出されるのでしょう。
前回より進化していると仰る主催者さま。常に進化される大将。素晴らしいです♪
いつもお誘い頂ける主催者さま。お話しも楽しく新スイーツ情報まで頂いて、、、最高の体験でした!いつもありがとうございます♬
最初に登場!カニスマスツリー♪
下からも仰ぎ見たくなってしまう。、、
すごい迫力♪
セコ蟹が可愛らしい。
味噌がたっぷりと。
一品目の準備が進みます。。。
1、セコ蟹の銀蒸し 雑炊風
2.宮崎 天然ふぐ 白子ソース ポン酢と共に
3.モロコの炭焼き(別名 モロコマスツリー)
焼き場ではいかだ焼きで焼かれていきます。
この姿が別名モロコマスツリー
4.もろみ銀杏
5.熊の沢煮腕
6.明石 鯛 塩締め
7.兵庫 浜坂 ズワイガニ 1.35kg まずは足を焼きで
柑橘類の粒のような立ち方。美味しすぎる、、、
爪は歯で刮ぎ取るように。より粒のような歯当たりを感じます。甘い〜!美味しい♪
蟹の華に味噌を絡めて、、、
味噌で和えて。京菊菜との取り合わせが絶妙です♪
アップでも撮りたくなる絵力の強さ。
最後は蟹そうめんで♪お出汁まで完飲です
自家製からすみをたっぷり削って振りかけて、、、
8.大阪 富田林 海老芋揚げ 自家製からすみを振りかけて
9.鯛かぶら
10.蟹の大根飯 さっと塩を振りかけて
番外 白飯にちりめん山椒と明太子の組み合わせでおかわりを♪
11.お代わり飯 大原卵のTKG
霜柱がニョキニョキ、、、
12.菓子 雪餅
12.菓子 霜柱
薄茶で締めました♪
素敵な夜でした♪
ご馳走様でした♪
また機会を得て伺いたいですね♬
2021/12/12 更新
『富小路やま岸』@京都市中京区
今日は5ヶ月ぶりに京都へ。
昨年の松茸祭り以来の『富小路やま岸』さんへお伺いする機会を得ました。
いつもお誘い頂く幹事サマ、いつもありがとうございます(´∀`)貴重なお席、感謝です♪
さて、夏のやま岸さんへの訪問は初めて。今日は久しぶりにお会いするレビュアーさまとの再会もあり、楽しみにお伺いしました。
本日のメニューはヴェイダーさまから。いつもありがとうございますm(_ _)m
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☆お酒
●お料理
☆新政 亜麻猫 改 PRIVATE LAB EXTREME Ⅱ 2024
→お隣さまの真似っこをして新政祭り♪今年の頒布会モノの亜麻猫から頂きました。
●淡路島 黒鮑粥 黒鮑肝ペースト乗せ黒鮑 玉蜀黍と枝豆の粥掛け
→まずは鮮やかな緑と黄色で彩られた粥の登場。玉蜀黍と枝豆、そしてこの一品のキモは粥に隠れた黒鮑と肝ペースト。フレッシュな玉蜀黍&枝豆の甘みに黒鮑の濃厚さを併せ持つ粥なんて、、、贅沢ですね~器の青の差し色もより料理を美しく魅せてくれますね。
●淡路島 仮屋漁港 鱧(200m指定)焼き霜 梅おろしと山葵、土佐酢と共に
→京都の夏と言えば、、、やはり鱧。しかしながら、やま岸さんの鱧はひと味違います。今年は早々からうだるような暑さなので、仕入れる鱧は水深を普段より深めで獲れた個体をしていするという大将のこだわり。目の前で丁寧に骨切りされ、焼き霜に仕立てた鱧はとてもふわふわでいて、抜群な保水力の高さ!普段知っている鱧とは全く違います。薬味は何でも合いますが、梅おろしが抜群に合いましたね。鱧の甘みと梅おろしの爽やかさと、最高でした。
⭐︎新政 山吹 2023 福ノ華
→お次の新政祭はColorsの中でもレア中のレアなヤツ♪タンジェリン。やま岸さんの新政仕入れ力にはいつも脱帽ですね〜
●京都 久世茄子(朝獲れ非冷蔵)と生姜豆腐の椀 茗荷を乗せて
→やま岸大将の椀物の吸い地は大好物です。朝どれ茄子の柔らかく蕩けるような質感と漂う生姜豆腐の香り、そしてよどみなく美しい吸い地といい、これは好きしかないですね。最高です。
●明石 真鯛 当日〆 と 淡路島 由良 赤雲丹
→素材力では今日イチ!貴重な由良の赤雲丹を贅沢すぎる量で振る舞ってくれる大将の気っ風の良さ♪大好きです。雲丹は舌の上ホールドで溶け出す甘み、旨み、そして余韻の心地よさと、、、素晴らしすぎる。鯛はコリッと食感とじんわり現れる甘みがたまらないですね。そして大将からお好みで雲丹を鯛で巻いてみてと言われて試してみると、、、それぞれでも抜群に素晴らしいのに、合わせるとなんという旨みの広がり方と余韻の残り方でしょう。これはすごいとしか言えません。
●愛媛 八幡浜 白甘鯛 3日寝かせ 炭火焼 泉州 水茄子 もろみ和えと共に
→白甘鯛のふっくらとした食感がたまらない一品。水茄子もろみ和えも瑞々しくまた良いですね~!
☆新政 陽乃鳥スパーク PRIVATE LAB EXTREME Ⅱ 2023
→お次の新政祭りは昨年モノの頒布会から。陽乃鳥スパークの口開けを頂きました♪
ありがたや〜(*’ω’ノノ゙
●琵琶湖 天然鰻と牛蒡、銀杏、木耳の飛龍頭
→飛龍頭の炊き合わせ、美味しいですよね。本日のやま岸さんでは鰻入りとまた贅沢な作り方。飛龍頭は具材の食感が楽しいですね。
●淡路島 仮屋漁港 鱧の若狭焼 の棒鮨を海苔で巻いて 梅肉と柚子削り掛けて
→梅肉と柚子の香りを纏った鱧寿司サマ。若狭焼きで仕上げた鱧と酢飯をパリッパリな海苔で挟んで、、、。サービスたっぷりに分厚く切ってくれていますから、なかなかのボリューム。ながらパクリと食べちゃいました笑
●嵐山 鮎炭火焼の鮎ざく 能登 太水雲と胡瓜、大葉と共に
→鮎を丁寧に炭で焼いてるなァ~と見ていたんですが、鰻ざくではなく鮎ざくで出てくるとは!鮎の美味しさとタレの甘辛さと絶妙にマッチ。水雲と胡瓜の瑞々しさと酸味とも良いコントラストですね。
●芋蛸南京 小芋と南瓜と明石 真蛸と隠元豆と切干大根
→派手さのないこうした芋蛸南京のような素朴ながらも手間のかかるお料理に、料理人の技量が見えますよね!蛸のしっとり感といい小芋や切り干し大根の優しい味わいといい、なんだか満たされるような心でした。
●長野 コシヒカリ にえばな
●長野 コシヒカリ 淡路島 岩屋漁港 真魚鰹の炭火焼と万願寺とうがらしの混ぜご飯
●長野 コシヒカリと米原卵のTKGごはん
明太子、なめ茸、じゃこと共に
→瑞々しさ全開のにえばなから〆タイムスタート
真名鰹と万願寺とうがらしの混ぜご飯という意表を突く組み合わせがなんだかハマります。美味しくって3回お代わり。TKGも濃厚な味わいで良いな〜
●富小路 やま岸井戸水の水羊羹
→山岸大将の書を上にのせ、水に浮かぶように器に存在している水ようかん。すっと消えるような口溶けです。
●抹茶
△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼
ご馳走様でしたヽ(´▽`)/
相変わらず、京都でも随一の目利きと仕入れパワーで揃えられた食材を山岸大将の確かな力量でお量にして我々を楽しませてくれます。外の夏のむせるような暑さをひととき忘れさせてくれるような鮮やかで、夏を楽しむようなお料理ばかりでした。
そしてお料理をより華やかに彩る器の数々、、、。茶道、華道、書道と文化人でもある山岸大将の集める器はどれも見事な逸品たちばかり。器とお料理は見ているだけでうっとりしてしまいますね〜!
お料理、器、空間、そして山岸大将の弾けんばかりの笑顔、、、やま岸さんは総合芸術のような色々な芸術要素を一体で楽しめる、そんなお店に感じます(*´艸`)
いつお伺いしてもすごい満足感。
これからもますますパワフルで繊細な世界を魅せてくださいね~