2回
2024/11 訪問
相変わらず豪快で笑いの絶えない「やまぐち」さん(´∀`)
★Ca’ del Bosco Franciacorta やまぐちオリジナルボトル
柚子の窯焼き、クリームブリュレ仕立て~中に胡麻豆腐とフォアグラのテリーヌ、白味噌、窯焼きして冷やして提供~
②蝦夷馬糞雲丹と干貝柱のジュレ仕立て~柿とカリフラワーピューレを中に~
③小蕪のマリネ、昆布〆白甘鯛のカルパッチョ~キャビアとトップに蕪ピューレソースを添えて~
④三河湾赤座海老のカッペリーニ~フルーツトマトソース、海老頭から身を掻き出して、ガーリックオイルで仕立てて、最後に唐墨かけ放題トッピング~
唐墨を贅沢にトッピング
★Domaine Marc Morey Et Fils Bourgogne Blanc 2022
⑤蝦夷鮑と北海道月光百合根のリゾット~秋トリュフの乱舞~
丁寧に火入れされたななたに鴨
⑥京都亀岡産ななたに鴨をゆっくりローストして~アピシウスソースを添えて~
⑦間人蟹と蟹味噌のリングイネのクリームパスタ~白トリュフの乱舞~
⑧京都丹波産栗の渋皮煮と岐阜中津川産栗とキャラメルのパンナコッタ、金箔乗せ
おおぶりな丹波栗
★珈琲
2024/12/06 更新
2022/06 訪問
なんとも豪勢で楽しい、和をしっかり感じるイタリアン♪
本日もありがた〜いお誘いを頂き、京都へ。こちらは完全紹介制で伺いたくても伺えないお店。となれば、小躍りしながら伺いましたよ♪
お店は祇園の名店がひしめくエリアの和の佇まいの一軒家。お店の前で幹事さまとご一緒の皆様と合流しまして、いざ店内へ。一階のカウンター席でシェフの手仕事を拝見しながら頂きます。
山口シェフは和食の経験もおありで、和の要素もふんだんに取り入れたイタリアンを楽しめるとのこと。貴重なお昼の貸切会、お誘い頂いた幹事さまにはいつも感謝しかありません(平伏)
それでは早速、山口シェフのお料理を楽しみましょう♪
①前菜〜上からパッションフルーツ果肉、フォアグラと白味噌仕立てのムース風
のっけから心掴まれる一品。パッションフルーツの爽やかな酸味とフォアグラ&白味噌の濃厚で円やかな旨味が良く合います。パッションフルーツの粒感も良いですね♪
②前菜〜上から柚子の皮、干し貝柱のお出汁ゼリー、じゅんさい、京都府伊根町産生赤雲丹、とうもろこしのブラマンジェと共に
赤雲丹の滑らかな舌触りと甘み、干し貝柱のゼリーの旨味がよく合います。舌に残る余韻もしっかり。柚子の皮の香りも爽やか。お出汁ゼリーとブラマンジェ、和と伊の要素がしっかり組み合わさり美味しくて唸っちゃいます。
③前菜〜上から紫蘇の花、もりもりのキャビア、北海道産毛蟹足の身、桃、毛蟹ほぐし身、ヨーグルトとクリームチーズのソースで
見た目からなんとも豪華な品。キャビアの塩味と桃の甘みといい、よく合います。見た目が豪華なだけじゃなく、しっかりバランスを考えられて組まれてるんですね〜♪
ここまでのお品で感じるのは、対になる味の要素がそれぞれの料理の中にあるのに、ちゃんと整っている、バランスが良く保たれている、そんなふうに構築されているように感じます。う〜ん、素晴らしいシェフのセンス。
④クレープ〜上からオーストラリア産黒トリュフ、鰻、マンゴー、エシャロットを黄身濃いめの卵たっぷりクレープで
これは楽しい♪こんなクレープはもちろん初めてです。卵たっぷりのクレープ生地を巻いて頂きます。香り、味、様々な要素が飛び込んできて、一旦考えるのを止めます。無心で食べてしまいました笑
⑤冷製パスタ〜上からパプリカパウダー、三河湾産赤座海老、フルーツトマトトマトのソース
お好みでカラスミパウダーを(かけ放題)
これが噂のかけ放題♪赤座海老の頭は飾りではなくしっかり身が入ってますのでホジホジして頂きます。(シェフはしっかり海老の身を後から詰めときましたって冗談?言ってました笑)フルーツトマトの甘酸味がカッペリーニと良く絡みますし、赤座海老の身はプリ感や旨味しっかりで美味しい。けれどこのパスタの本領はカラスミパウダーをかけてから、、、。ここはドーンとかけてみましたが、まあ〜反則的な味変ですよね笑。ほどよい塩味と旨味マシマシのパスタになりました。美味しくって、つい笑っちゃいますね(´∀`)
⑥鷹峯唐辛子のリゾット〜蝦夷鮑煮、大徳寺納豆のパウダーをふりかけて
ここで唐辛子の辛味と苦味を楽しむリゾット、、、と思いきや苦辛がほとんど感じないんですよね。心地よい感じ。大徳寺納豆の香りが芳しいアクセント。これは和をしっかり感じる一品でした。そして蝦夷鮑はドンと丸ごと。柔らかく調理されていて、お出汁の美味しさをよく感じます。しっかりと量はありますが、飽きないですね。
⑦40日熟成黒毛和牛フィレの炭火焼き
とても脂が美味しい。特に銘柄や産地を指定せず、その時に良いものを愛知県の業者から仕入れているとのこと。2時間ほど炭火で焼いたり冷ましたりを繰り返して作り上げたそうです。醤油、塩、山葵で頂きましょう。塩で頂くと脂の甘みが際立ちます。醤油もとても合う。これは口福。
⑧鱧のクリームパスタ〜サマートリュフスライスをたっぷりと
まず、トリュフの馨し〜い香りにヤラレます。惜しげもなくサマートリュフをかけて頂けるので、トリュフの歯応えも味わえます。ナント贅沢か。。。鱧とトリュフのクリームパスタ、滑らかな口当たりで惚けてしまいますね♪香り、味、全て高次元でひとつになってすごい、、、としか言えません笑
⑨琴引メロンのかき氷〜パンナコッタとともに
締めのデザートってとっても大切。やまぐちさんはデザートにも全く抜かりはありません。琴引メロンの自然の甘みをよく引き出しているソース。果肉とソースが完全調和(当たり前)のかき氷。これは専門店のかき氷を超えていますよ〜。
かき氷機も氷への歯当たりや作業効率を考えて初雪の機械を選んだというこだわりよう。締めまで驚きでした♪
ここでペアリングで頂いたお酒達も紹介を。日本酒も混えて、お料理と寄り添う良いペアリングだったと思います♪
①CA'DEL BOSCO FRANCIACORTA CUVEE PRESTIGE やまぐちラベル
② 喜楽長 純米大吟醸 愛おし 山田錦精米歩合40% 滋賀県喜多酒造
③ CLOS SAINTE-MAGDELEINE Cassis Blanc Cuvee Bel Arme 2018
④ Primosic s.r.l. Pinot Grigio
⑤ Droumo Single Vineyard Sauvignon Blanc Kir Yianni
⑥De Trafford Cabernet Sauvignon 2015
⑦ Pieropan Soave Classico DOC La Rocca 2020
食事中は、とにかく山口シェフの軽快なトークが楽しい。山口シェフは中津川出身ということで、同じ岐阜の民とのこと!けれど、このトーク力は岐阜の民とは思えない(失礼)。皆さん、笑い溢れてとっても楽しく美味しい会になりました。
皆さんのレビューを拝見してて、チーズやニンニク、生クリームを使わずにイタリアンって成立するのか?なんて思っていましたが、これはここでしか味わえないイタリアンですね〜!
豪華な食材を贅沢に頂き、食後は腹パン×5くらいの気持ちです。ただ食べ疲れや飽きることなく最後まで美味しく頂きました♪量はかなり多く頂けるので、食事前は絶食&食後も食べないのがオススメ、、、かも笑
主催者さま、いつも貴重な席にお誘いありがとうございます(´∀`)
とても楽しい時間を過ごせました。
山口シェフをはじめお店の皆さま、素敵な料理と楽しい時間をありがとうございました!
ご馳走様でした♪
①前菜〜上からパッションフルーツ果肉、フォアグラと白味噌仕立てのムース風
②前菜〜上から柚子の皮、干し貝柱のお出汁ゼリー、じゅんさい、京都府伊根町産生赤雲丹、とうもろこしのブラマンジェと共に
③前菜〜上から紫蘇の花、もりもりのキャビア、北海道産毛蟹足の身、桃、毛蟹ほぐし身、ヨーグルトとクリームチーズのソースで
④クレープ〜上からオーストラリア産黒トリュフ、鰻、マンゴー、エシャロットを黄身濃いめの卵たっぷりクレープで
こんなクレープもあるんですね♪
⑤冷製パスタ〜上からパプリカパウダー、三河湾産赤座海老、フルーツトマトトマトのソース お好みでカラスミパウダーを(かけ放題)
ドドンとからすみパウダーをかけてやりました笑
⑥鷹峯唐辛子のリゾット〜蝦夷鮑煮、大徳寺納豆のパウダーをふりかけて
⑦40日熟成黒毛和牛フィレの炭火焼き
⑧鱧のクリームパスタ〜サマートリュフスライスをたっぷりと
⑨琴引メロンのかき氷〜パンナコッタとともに
初雪のかき氷機をわざわざ持ってきて頂きました。
①CA'DEL BOSCO FRANCIACORTA CUVEE PRESTIGE やまぐちラベル
② 喜楽長 純米大吟醸 愛おし 山田錦精米歩合40% 滋賀県喜多酒造
③ CLOS SAINTE-MAGDELEINE Cassis Blanc Cuvee Bel Arme 2018
④ Primosic s.r.l. Pinot Grigio
⑤ Droumo Single Vineyard Sauvignon Blanc Kir Yianni
⑥De Trafford Cabernet Sauvignon 2015
⑦ Pieropan Soave Classico DOC La Rocca 2020
祇園らしく和の一軒家のお店
この暖簾の奥に素敵なカウンター空間が。
山口シェフ、お店の皆さま、ご馳走様でした♪
2022/06/12 更新
本日は2年ぶりに「やまぐち」さんへ訪問いたしました。
前回はなんとも豪快で楽しい山口シェフの世界に魅せられました。そしてシェフは岐阜出身と実は同郷なのですが、そのトーク力は岐阜の人とは思えない、、、(笑)
今回は秋~初冬の11月に訪問になり、季節を変えてやまぐちさんを味わえるのは嬉しい限り。
幹事様、お声がけ頂きありがとうございますm(_ _)m
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①お料理
★お酒、ドリンク
★Ca’ del Bosco Franciacorta やまぐちオリジナルボトル
①柚子の窯焼き、クリームブリュレ仕立て~中に胡麻豆腐とフォアグラのテリーヌ、白味噌、窯焼きして冷やして提供~
→一品目からこれは!と唸る一品。胡麻豆腐とフォアグラなど濃厚さを感じる食材の組み合わせですが、白味噌が緩やかにまとめ上げているように感じました。柚子の香りも軽やかさを演出していますね。そしてキャラメリゼの食感、甘みのアクセントも良く、楽しくなる一品でした。
②蝦夷馬糞雲丹と干貝柱のジュレ仕立て~柿とカリフラワーピューレを中に~
→干貝柱のジュレがまず美味しいのよね~!カリフラワーのピューレの爽やかさと柿の甘みが意外にもジュレとマッチ。こういう組み合わせの妙が面白いですね。
③小蕪のマリネ、昆布〆白甘鯛のカルパッチョ~キャビアとトップに蕪ピューレソースを添えて~
→これもめちゃ美味しい。小蕪のマリネで白甘鯛とピューレを挟んでキャビアをトッピングして一口で頂くと、、、まさに口福のひとときでしたね。マリネの酸味がちょうど良い塩梅です。
④三河湾赤座海老のカッペリーニ~フルーツトマトソース、海老頭から身を掻き出して、ガーリックオイルで仕立てて、最後に唐墨かけ放題トッピング~
→海老のしっかりした弾力と旨味も魅力的ですが、フルーツトマトのソースが堪らない美味しさ。イタリアンによく使われるガーリックはやまぐちさんでガーリックオイルのような風味付けで使われるのみで、そのものが使われるのは皆無。その理由は舞妓さんなど匂いを気にする方に向けた京都の地ならではの気遣いから。山口シェフの心遣いが嬉しいですね。そしてこのパスタにはもはや名物の唐墨かけ放題。かけすぎは下品、、、なんて思いながらもかけずにはいられませんよね!う~~ん、この豪快さがやまぐちさんらしさですよね。
★Domaine Marc Morey Et Fils Bourgogne Blanc 2022
⑤蝦夷鮑と北海道月光百合根のリゾット~秋トリュフの乱舞~
→ドーンと蝦夷鮑をそのままトッピングされたホクホク百合根のリゾット。鮑肝もしっかり付いてます。これだけでも豪華なのに、そこに秋トリュフを惜しげもなくかけちゃうのがやまぐち流。6人で大ぶりな秋トリュフを厚めスライスで2個ほど使っちゃいましたよ。豪快すぎ(笑)
鮑の香りに加え問答無用の秋トリュフの香り高さ。弩級の香りの洪水と味わいの重厚感にノックアウトです。
⑥京都亀岡産ななたに鴨をゆっくりローストして~アピシウスソースを添えて~
→本日のメイン。こちらを楽しみに今日はお伺いしました。普段のやまぐちさんのメインは牛フィレ肉ですが、本日はとても貴重な亀岡産のななたに鴨を幹事様がお願いして特別に料理として出して頂けました。フランス産シャラン鴨に負けない国産合鴨をという思いから開発されたななたに鴨。出るか出ないかは当日のお楽しみということで本日来ましたが、今回味わえることになり嬉しい限りです(´∀`)
ソースはアピシウスソース。こちらは古代ローマの美食家、アピシウスの名を頂きフランスで考案された、スターアニスやコリアンダーなど複数のスパイスと醤油と蜂蜜などを用い作られたソースとのこと。香りはまるでスパイスカレーのような馨しさ。赤ワインや動物性食材は使用していません。
さてその味わいは濃く旨味豊かなななたに鴨に驚き。臭み無くネガティブな要素はありません。表面はパリッと艶やかな色合い。そしてアピシウスソースはスパイシーな香りながら刺激的ではなく、醤油の醸す和の要素と蜂蜜のコクが合わさりオリエンタルな雰囲気に。鴨とソースの組み合わせは抜群でしたね。なかなか作り上げるのが大変なソースのようでしたので丁寧に味わわせて頂きました。これは美味しかったですね~!
⑦間人蟹と蟹味噌のリングイネのクリームパスタ~白トリュフの乱舞~
→蟹の贅沢クリームパスタは嬉しい♪山口シェフ、最初は松葉蟹と言っていましたが、実は間人蟹でした~とタグを出してくれました。間人をパスタに使っちゃう山口シェフ、、、豪快すぎです(n回目(笑))
そしてこのパスタにも惜しげもなく大ぶりな白トリュフを2個も厚切りスライスで。今年のアルバ産は洪水被害で収穫範囲が限られ大高騰とお聞きしましたが、、、山口さんの使い方を見ているとバグってきますね(´∀`)
もう香りと旨味の爆弾状態のパスタ。多幸感がハンパないですね。
⑧京都丹波産栗の渋皮煮と岐阜中津川産栗とキャラメルのパンナコッタ、金箔乗せ
→岐阜県中津川市出身で“栗ん人”を自称する山口シェフ的には京都丹波産の栗を使うことは実は心外のようですが、この栗一粒の大きさは丹波産ならではですね(´∀`)
もちろんパンナコッタに使用される中津川産の栗の味わいも負けていませんが。やはり秋に栗を頂くことは幸せ♪
★京番茶
★珈琲
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ご馳走さまでした。
いや~~~、今日も怒涛の美味しさと山口シェフの笑いのフージョン料理といったやまぐちさんでしたね。
お料理では相変わらずの豪快さとソース使いに繊細さも垣間見え、とても多彩なお仕事をされますね。特にアピシウスソースと七谷鴨の組み合わせの味わいの豊かさにはちょっと驚きでした。また最初の一品、柚子の窯焼きの濃厚な味わいの食材を白味噌で緩やかにまとめ上げるようなセンスには流石と唸るしかありません。
そして間人蟹をパスタに使っちゃうところや白黒トリュフ使いの相変わらずの豪快さにはあっぱれ!
かけまくりや◯◯放題ってちょっと下品じゃ?なんて思う方もいるかもしれませんが、やまぐちさんのこの豪快な使い方には映え云々以前にお客様に喜んでほしい、笑顔になってほしいという心遣いがひしひしと感じられます。とても嬉しい限りですよね!
そして今日はトークの盛り上がりがすごくって終始笑いっぱなしだった気がします。開店された頃からの長年のお付き合いである幹事様の会だからこそのこの盛り上がりだったんでしょうね。とても楽しく美味しい会となりました♪
山口シェフの楽しく美味しい世界。やっぱり大好きですね~!
お声がけがあればいつでも駆けつけたいお店です。