あーろんは岐阜の民さんが投稿した奈良屋町 青（福岡/呉服町）の口コミ詳細

こちらに来るのは半期に1回のルーティン化しつつあります( ´∀｀)

今日は「奈良屋町青」さんにお伺いしました。
こちらはご縁が続き、今回で延べ６回目の訪問。味の組み立て方の楽しさやお料理自体の美しさといった金田シェフのあふれるセンスには心が踊らされてばかり。
今日は普段からお世話になる幹事さまのお席で訪問。この訪問は２回目。今日はどんな驚きがあるかな〜♪なんて期待しつつお伺いいたしました。

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⭐︎Comte Hugues Blanc de Blancs Brut Nature NV 
①黒饅頭（豚足、フォアグラ餡の入った揚げ饅頭）
→青さんと言ったらまずはこのスタートから♪相変わらず香りと旨みの黒爆弾♪蕩けるような味わいの餡と甘み感じる皮。ワクワクしてくる最初の一品ですね。

⭐︎宮泉銘醸　写楽　純米吟醸　なごしざけ
②海老真薯と菊花蕪の出汁餡掛け
→菊が散りばめられた出汁餡に浮かぶ飾り包丁で表現された菊花の蕪。見た目から麗しいですね〜♪蕪の中には海老真薯が。見て美しく、食べて美味しい一品ですね。

☆Les Heritiers du Comte Lafon MACON VILLAGE
③北海道産鱈の白子を使ったおじや、柚子の皮を振りかけて
→白子のクリーミー感が上手におじやで表現されている感じ。じんわぁ〜と旨みが口の中に広がります。美味しい♪

④カリフラワームース、伊勢海老、泥障烏賊、雲丹のタルタル、伊勢海老頭のコンソメジュレを乗せて
→鮮やかなジュレがキラキラと輝いておりますね♪
下にはカリフラワーソースがタルタルとビシっと合う。相変わらず、見て美しく、口の中で全てが混ざりあうと、、、これは幸せ全開な一品ですね(*´艸`)

☆王祿 純米大吟醸 山田五○直汲 2023
⑤長崎県壱岐産ヤイトかつお、背と腹
→背側はねぎとごま油、生姜、塩、胡麻だれで味付けを。腹側は塩たたきで。
背側の味わいがとても面白いですね。以前、シェフが背の赤身をレバーに見立ててレバ刺しのイメージで決めてみたと行っておりましたが、この発想力が金田シェフならではなんですよね(´∀｀)
青さんの表現の楽しさがしっかり出ていました。

☆若波　赤蜻蛉　特別純米
⑥あん肝の茶碗蒸し風、ジュレをかけて
→こちらもピュアなあん肝の旨みが濃厚です♪美味しい。

☆L'Arco Valpolicella Ripasso Classico Superiore 2021
⑥福岡県唐津の富田農園産無花果、豆腐とマカダミアナッツ、松の実を白和えソースに、フォアグラのテリーヌを凍らせた粉末を振りかけて
→これが美味しいんですよね♪季節で果物は変わりますが、この豆腐とマカダミアナッツ、松の実のソースが、濃厚かと思いきや無花果と合わせると甘味と共にさっぱり感も加わりなんだか不思議な感覚に。

⭐︎Crystallum The Agnes Chardonnay 2024
⑧松茸のクリームコロッケ、タルタルソース、お好みで酢橘を
→こちらはお初の一品。松茸のたっぷり入ったクリームコロッケは松茸の香り豊かでかつ濃厚な味わい。これは美味しいなぁ〜(´∀｀)
クリスタルムのシャルドネも嬉しい♪

⭐︎Domaine de la Cras Bourgogne blanc 2022 Coteaux de Dijon
⑨鰆、柚子バターソースと百合根と共に
→柚子バターソースがとても良い♪良い火入れで鰆の質感もGood。

☆ 雪川醸造 Pero from up on north ツヴァイゲルト 2024
⑩九州和牛サガリ、ソースは白ワイン、柑橘果汁、醤油らネギを使用したフォンドボーソースと共に
→こちらも炭火焼きのハラミ。和風のソースのテイストがお肉によくマッチしています。お肉の火入れもバッチリ。フォークを入れると、ストレスなく切り分けられました。お肉も美味しいですね♪

⭐︎栗黒　KURI KURO Dark Chestnut Ale
⑪佐賀県産竹崎蟹のスパイスカレー
→これが〆で出てくると嬉しさ倍増♪

☆Vinhos Barbeito Madeira Malvasia 10 Year Old
⑫飴細工の洋梨、中にヨーグルトムース、洋梨とブルーチーズアイスクリーム
→〆はやっぱり洋梨の飴細工♪今日のブルーチーズアイスとの組み合わせは良かったなぁ〜！

⑬空気でできたわらび餅
→舌に触れるとスっと消えるような儚い食感。

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ご馳走さまでした(´∀｀)
相変わらずのセンスの良さには脱帽。前回の訪問とほぼメニューは一緒ではありますが、細やかなブラッシュアップが随所に感じられましたね♪
こちらのお料理の美しさと洗練さはやはり独特の世界観がありますね。

今日も楽しませて頂きました。

福岡に来るのは半期に1回のルーティン化しつつあります( ´∀｀)

今日は「奈良屋町青」さんにお伺いしました。
こちらはご縁が続き、今回で述べ5回目の訪問。味の組み立て方の楽しさやお料理自体の美しさといった金田シェフのあふれるセンスには心が踊らされてばかり。

今日は食べ友さま方をお誘いし、４名で訪問させて頂きました。
春の訪問は初めて。今日はどんな驚きがあるかな〜♪なんて期待しつつお伺いいたしました。
今日のメニューはふひとさまから。いつもありがとうございますm(_ _)m

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お料理《おまかせコース(税別27,000円)》

①豚足&フォアグラ&トリュフの熱々餡入り黒饅頭
→青さんのシグネチャー、黒饅頭。相変わらずの香りと旨みの爆弾。

②新生姜のおじや
《魚の骨&昆布の出汁&鶏肉ミンチのコンソメをブレンドしたもので炊いたおじや、新生姜を合わせて》
→2品目は大抵はご飯もの。今日は新生姜のおじや。新生姜の香りとミックスコンソメの味わいにハッとするよう。

③ホワイトアスパラガス(香川県産)のムース&紫雲丹(長崎県大村湾産)&伊勢海老味噌のコンソメゼリー&摺り流しホワイトアスパラガス(香川県産)、手摘みエクストラバージン・オリーブオイル(長崎県島原産)滴らせて
→金田シェフらしい重ねの妙技。濃厚さのある食材の重ねですが、オリーブオイルが良い塩梅にまとまり感を演出しているよう。アスパラガスに紫雲丹と甘みと旨みの相乗なんですが、どこか爽快感があります。

④蛍烏賊(富山県滑川沖産)&筍(福岡県合馬産)の揚げ春巻き、空豆添え
→大好き蛍烏賊♪筍と香りと蛍烏賊の旨みの組み合わせはやっぱり美味しい。パリパリの春巻きの食感も良いですね。

⑤長芋素麺、このこ(海鼠卵巣、香川県産)載せ、鰹節&羅臼昆布の出汁のつゆ
→金田シェフの繊細な包丁仕事が見える長芋素麺。出汁がまた絶妙で、このこを解して頂くのも良いアクセント。

⑥野崎牛シャトーブリアン(鹿児島県産)の低温しゃぶしゃぶ、うるい(正式名:大葉擬宝珠)&分葱の饅(ぬた)を挟んで
→程よくレアで旨みがしっかりな野崎牛とぬたの甘苦なアクセントがよく合います。

⑦桜チップ燻製の馬肉ミンチ(福岡県久留米産)&いぶりがっこ&大幅&蕗の薹味噌のタルタル、ハーブ(久保田農園)載せ、米粉のクレープ巻き
→今日のクレープ巻きは桜肉♪噛むほどにしっかりとした旨みの馬肉といぶりがっこ＆ハーブの爽やかさが渾然一体。これは好きだなぁ〜！

⑧炭火焼き米粉まぶし赤鯥(別称:ノドグロ、長崎県対馬列島産)、春野菜《ホワイトアスパラガス&グリーンアスパラガス&菜の花&スナップ豌豆》餡添え
→米粉にアカムツの脂を吸い込ませ、かつカリッとしたアクセントがとっても良い。春野菜の餡との相性もよく考えられてるなぁ〜。

⑨細饂飩(福岡県うきは市、長尾製麺)、大葉ペースト和え、蛤(熊本県八代産)&芽葱載せ
→一見、パスタですが、細うどんというのはやはり日本料理のベースが垣間見れます。しっかりと蛤の旨みと大葉の爽やかさの組み合わせ。

⑩野崎牛シャトーブリアン(鹿児島県産)のヒレカツ、玄米黒酢ソース掛け
→メインはヒレカツとは！極細かいパン粉の衣の食感が良い。濃い脂の旨味ですが、玄米黒酢ソースで濃すぎるとは感じない絶妙さ。

⑪竹崎蟹(正式名:蝤蛑《ガザミ》、別称:渡り蟹、佐賀県産)のカレー
→定番の蟹カレー。これは安定の美味さ♪

⑫蜜柑&ヨーグルトのエスプーマ入り蜜柑の飴細工、ヨーグルトアイスクリーム&デコポン果肉添え
→〆まで美しい金田シェフのデザート。酸味感がスッキリさを感じさせます。

⑬水のような水羊羹
→〆はやはりこちら。舌の上でとろける食感がたまりません。

お酒《ペアリング(税別10,000円)》
①ジョゼ・ミッシェル・エクストラ・ブリュット・プレミスNV(RMシャンパーニュ、フランス)
葡萄品種:ピノ・ムニエ70%、シャルドネ30%
②98WINEs 芒(NOGI)2023(白ワイン、山梨)
葡萄品種:山梨県産甲州100%
③へダージ・ド・セボラル・カサブランカ2023(白ワイン、ポルトガル)
葡萄品種:ボアル、フェルナンピレス、アリント
④日日　山田錦(京都)
米品種:兵庫県旧米田村産山田錦100%、精米歩合:非公開
⑤雁木 ノ弐 純米吟醸 無濾過生原酒(山口)
米品種:山田錦100%、精米歩合:50%
⑥トム・ショッブルック・プールサイド2022(ロゼワイン、オーストラリア)
葡萄品種:シラー100%
⑦松の司 純米大吟醸 竜王山田錦 生(滋賀)
米品種:滋賀県竜王産山田錦100%、精米歩合:50%
⑧リドルフィ・ロッソ・ディ・モンタルチーノ2021(赤ワイン、イタリア)
葡萄品種:サンジョヴェーゼ・グロッソ100%
⑨篠崎ギークチェッロ・日向夏(スピリッツ、福岡)
材料:砂糖黍(鹿児島種子島産)、無農薬栽培日向夏(宮崎県綾産)、ブラックペパーミント
→ペアリングはお料理と寄り添う内容でより美味しく♪今日の内容も良かったなぁ〜！みきさん、ありがとうございます⸜( * ॑꒳ ॑*)⸝

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ご馳走様でした(´∀｀)
今日も相変わらず金田シェフのセンスの良さを随所に感じる内容で大満足。
春らしい食材の組み合わせ、そしてシェフの手で美しく彩られたお料理たち。こちらに来ると美味しく綺麗で気分が上がりますよね♪そしてみきさんのペアリング内容もとっても良かったなぁ〜！お料理の要素との結びつきをしっかり考えられており、説得力がより増していたように思いました。

シェフとも食後に少しお話タイム。お料理にも趣味にも全力投球＆ストイックな金田シェフ。意外な一面も知れて楽しいひと時となりました。

ご馳走様でした！またお伺いいたします。

通算4回目の訪問となる「奈良屋町青」さん。
いつ伺っても、美しく彩られ、和を基本に様々なエッセンスが散りばめられたお料理を頂けるお店です。金田シェフのセンスの良さが感じられます。

今回はありがたいお誘いを頂き、秋に初訪問となりました。今までに、夏と冬に訪問させて頂きましたが、秋はどんな表現があるのか、、、とっても楽しみにお伺いいたしました。

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①お料理
⭐︎ペアリングのお酒たち

⭐︎Jose Michel et Fils Champagne Brut Prémice NV
①黒饅頭（豚足、フォアグラ餡の入った揚げ饅頭）
→青さんと言ったらまずはこの一品。相変わらず香りと旨みの黒爆弾♪蕩けるような味わいの餡と甘み感じる皮。ワクワクしてくる最初の一品ですね。

②北海道産鱈の白子を使ったおじや、柚子の皮を振りかけて
→白子のクリーミー感が上手におじやで表現されている感じ。じんわぁ〜と旨みが口の中に広がります。美味しい♪

⭐︎Arbois Chardonnay Savagnin Nuance 2018 La Cave de la Reine Jeanne
③サイコロ長芋とじゃがいも（北海道産インカの目覚め）のムース、上に筋子をほぐしたもの、佐賀県産雲丹を載せて
→赤い宝石満載の一皿がやって来ました- ̗̀⊂(ᴖ ̫ᴖ )⊃ ̖́-
実はいくらの下には雲丹も隠れており、なんとも贅沢な一品。下には滑らかなじゃがいものムースとサイコロ長芋が。筋子はフレッシュそのものでピュアな旨みが全開。口の中で全てが混ざりあうと、、、これは幸せ全開な一品ですね(*´艸`)

⭐︎日日　山田錦
④海老真薯と菊花蕪の出汁餡掛け
→菊が散りばめられた出汁餡に浮かぶ飾り包丁で表現された菊花の蕪。見た目から麗しいですね〜♪蕪の中には海老真薯が。見て美しく、食べて美味しい一品ですね。

⭐︎王祿　純米大吟醸酒　仕込み25号 無濾過生原酒　2018BY
⑤長崎県壱岐産ヤイトかつお、背と腹
→背側はねぎとごま油、生姜、塩、胡麻だれで味付けを。腹側は塩たたきで。
背側の味わいがとても面白いですね。シェフ曰く、背の赤身をレバーに見立ててレバ刺しのイメージで決めてみたとのことで、確かにこれはレバ刺し！この発想力が金田シェフならではなんですよね(´∀｀)
青さんの表現の楽しさがしっかり出ていました。
またペアリングの王祿2018BYという熟成されたふくよかさと余裕はヤイトかつおともピッタリ。

⭐︎ 王祿　八十　純米生原酒
⑥あん肝の茶碗蒸し風、ジュレをかけて
→こちらもピュアなあん肝の旨みが濃厚です♪美味しい。

⭐︎赤蜻蛉　純米　ひやおろし
⑦福岡県唐津の富田農園産無花果、豆腐とマカダミアナッツ、松の実を白和えソースに、フォアグラのテリーヌを凍らせた粉末を振りかけて
→これが美味しいんですよね♪季節で果物は変わりますが、この豆腐とマカダミアナッツ、松の実のソースが、濃厚かと思いきや無花果と合わせると甘味と共にさっぱり感も加わりなんだか不思議な感覚に。

⭐︎ROCKFORD WINES P.S.Marion Tawny
⑧松茸のクリームコロッケ、タルタルソース、お好みで酢橘を
→こちらはお初の一品。松茸のたっぷり入ったクリームコロッケは松茸の香り豊かでかつ濃厚な味わい。これは美味しいなぁ〜(´∀｀)

⭐︎98BEERs 四方 imperial stout
⑨赤那須を秋刀魚で包んで炭火焼きに、秋刀魚の肝ソースをかけて、削った栗の粉末を振りかけて
→写真忘れ(･_･;。炭火で焼いているだけあり香りも豊かですし、秋刀魚の脂を茄子がしっかり吸いとり口いっぱいに秋を感じる一品でした。削った栗の香り立ちも良い。そしてペアリングの98BEERsがとっても面白い。枯露柿わわ使ったインペリアルスタウトだそうで、甘苦味と完熟フルーツのようなアロマが秋刀魚の肝ととても良いマッチ。98と聞いて、山梨の98winesさんとの繋がりが？と思ったらやっぱりでした。

⭐︎日高見　大吟醸

⭐︎CHATEAU BELA CABERNET SAUVIGNON 2017
⑩九州和牛のハラミ、ソースは白ワイン、柑橘果汁、お醤油を使用したフォンドボーソースと共に
→こちらも炭火焼きのハラミ。和風のソースのテイストがお肉によくマッチしています。お肉の火入れもバッチリ。フォークを入れると、ストレスなく切り分けられました。お肉も美味しいですね♪

⭐︎栗黒　KURI KURO Dark Chestnut Ale
⑪山口県産渡り蟹のココナッツカレー
→これが〆で出てくると嬉しさ倍増♪ココナッツの円やかさに蟹の旨みが加わったルーは美味しいですね。金田シェフのキャリアの変遷を楽しめる一品じゃないでしゃうか。

⭐︎MASSENEZ GOLDEN EIGHT
⑫飴細工の洋梨、中にヨーグルトムース、洋梨とブルーチーズアイスクリーム
→〆はやっぱり洋梨の飴細工♪今日のブルーチーズアイスとの組み合わせは良かったなぁ〜！ペアリングの洋梨のリキュールをかけても美味しいという素敵な提案に逆らえずかけてみたら、、、これまた香りも味わいもグレードアップ♪このリキュールはもう終売で今回でこの組み合わせも最後のよう（涙）

⑬水のような水羊羹
→最後はいつもの水羊羹♪以前より滑らかに溶けていく口溶けにアップデートされているように感じます。

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今日もご馳走でした。
しっかりと秋の青さんを堪能させて頂きました(´∀｀)
相変わらずのお料理自体の美しさに目を惹かれ、味の組み方、表現の素晴らしさに舌を巻かれと、金田シェフのセンスの良さが高い次元でまとまっていますね！いや〜〜、すごい♪
また今日はみきさんのペアリングも冴え渡っておりましたよ！〆の洋梨リキュールも良いですが、クラフトビールとの組み合わせは驚きの美味しさでしたね。

相変わらず、素敵なお店ですね！今後も通えるなら定期的に訪問したいものです(´∀｀)

ご馳走でした！またお伺いさせて頂きます♪

『奈良屋町青』@福岡県福岡市

今月は誕生日月ヽ(´▽｀)/
ということで、昨年1月に翌年上半期の予約受付があった奈良屋町青さんに運良く取れました！楽しみにその日を迎えようとしていたのですが、、、。どうしても変えの効かない仕事が見事その日にバッティング(;´д｀)
やむなく、ご一緒にとお声がけした皆さまにお詫びと金田シェフにキャンセルのご連絡をいたしました。その節は大変ご迷惑をおかけしました。
当面、ご縁は無いなぁ〜と思っていたのですが、別件で福岡入りする前日のキャンセル情報が出ました。競争激しそうだし、すぐ前にキャンセルしておきながら不躾だよなぁ〜と思いながら、申し込んでみると運良く受諾頂けましたo(^_^)o
いや〜、、、ありがたいですね。。。

ということで、単身で青さんに急遽訪問させて頂きました。冬の青さんは初めて♪
和を基本としながら様々なエッセンスを巧みにかつ立ちすぎないように取り入れる金田シェフの世界。堪能いたしましょう♪

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◯お料理
⭐︎ペアリングのお酒

⭐︎ Champagne Jose Michel & Fils Tradition

◯黒饅頭　中にフォアグラ、豚足、トリュフ餡
→最初はやっぱりこの一品から。相変わらずの香りと旨みの爆弾。とろけるようで味わい深い餡と甘み感じる饅頭皮。皮はカリ感が増し食感もさらに良くなったような。
これを頂くと、青さんに来たなぁとワクワクしてきます。

⭐︎ Corse Calvi Ribbe Rosse Blanc

◯蕪と蕪の葉で作ったおじや
→これは体に沁みるお味。お米もしっかりアルデンテでお出汁がしっかりしみています。少しクリーム感の感じる味わいで、蕪の優しい味わいとよく合います。

◯唐津産いろは牡蠣と海洋深層水のジュレ、底に蕪のピューレ
→まさに海！な味わい。海から揚げたそのままの牡蠣にかぶりついているような感覚。以前に頂いた時はトマトのジュレでしたが、金田シェフのジュレの使い方はお料理を魅せますね〜！
ぺありんぐのワインとの相性抜群。ミネラル感と海を感じる味わいが同じ方向を向いています。

⭐︎雑賀　純米吟醸　辛口しぼりたて

◯源助大根と天然虎河豚とコンソメ出汁の餡かけ
→よくお出汁が沁みた大根と雑賀のキレが良い味わいがベストマッチ。これだけでどれだけでも酒が進みそう。

⭐︎ 王祿　八十　純米無濾過生
→みきさんと前の回の王祿ペアリングの話をしていたら、気を利かせて頂き出してくださいました。こらは旨みたっぷりで美味しい。

◯自家製一年熟成のからすみと酔っ払い伊勢海老。お口直しのおかかしそ大根と共に
→熟成を経て柔らかくしっとりとしたからすみと少しねっとりと濃厚な伊勢海老の旨みがよく合います。からすみが出てくると一月という感覚がありますよね。

⭐︎ Pazo Señorans Albariño

◯釜揚げしらす餡の茶碗蒸し　ミモレットチーズを振りかけて
→ 茶碗蒸しにミモレットチーズをかけるという発想！ミモレットチーズの香りと旨みがたまらないですね。良いアクセント。

⭐︎黒龍酒造九頭龍のヒレ酒
→香りがやばいやつですね。これは良い♪

◯下関産天然虎河豚4.5kg 上から白子、あん肝ペースト、てっさ、てっぴ、ポン酢風タレと共に
→てっさの新解釈と言いましょうか、、、一度に虎河豚をまとめて味わえる一品ですね！それぞれで味わっても良し、贅沢に組み合わせても良し！な楽しい一品。つい笑顔になっちゃいました。

⭐︎佐多宗ニ商店赤屋根のジン、ソーダ割り

◯虎河豚の唐揚げ
→虎河豚を９つのパーツに分けて、カウンター9名にそれぞれ提供。皆さん、食べる部位が違います。私はエラに近い部位。鶏肉のようなふんわりとした食感。旨みもほとばしります。秀逸なのは衣。金田シェフの経験ならではなスパイシーさとカリカリ感を兼ね備えた衣。スタッフの皆さんで何回も試行錯誤を経てできた衣ということで、私の中の河豚唐揚げ史上、最高な衣でした。これは美味しかったなぁ〜

◯鴨コンソメ出汁の煮麺
→しみじみと体に沁みる美味しさ。素麺は日本一細いとも言われる手延べゆきやぎ。柚子の香りとかもコンソメの旨みを楽しめました。余韻もたっぷり。

⭐︎ Syrah Cisselande 2021

◯新潟真鴨のロースト　玄米黒酢ソース
→新潟県は網獲真鴨で有名ですが、元旦の地震以降狩場に来なくなってしまったようで、、、。今回は散乱銃で獲った真鴨ということで、もしかしたら弾が入ってるかもよ！ということでした(´∀｀)残念ながら、私のは入っていませんでした汗
さて、お味はまず皮の脂がすごく美味しい。そして鴨肉も旨みたっぷりで滴る肉汁が美味しいです。玄米黒酢ソースがまた秀逸でとても美味しく頂きました。

◯渡蟹や魚介類のスープで炊いたおじや　アカムツ入り
→シェフが土鍋を持ってこられました。魚介系の香りが立ち上ります。これは香りだけで美味しいヤツ。ここにさらに焼き上げたアカムツも投入。なんと贅沢なおじや。美味しすぎておかわりを三杯もしちゃいましたよ、、、

⭐︎ Alain Renardat Fache Bugey Cerdon 2022

◯飴細工の球体　マスカルポーネのムース入り
フレッシュいちごとアーモンドムースと共に
→金田シェフの〆デザートはやはり飴細工ですよね♪ショートケーキをイメージした味わいは、ロゼが良く合うこと！これは美味しいなぁ〜

◯水のような水羊羹
→そして最後はいつもの、水羊羹。舌で溶けていく口溶け。相変わらず美味しい。

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初めて冬の季節の青さんを訪問しましたが、冬は食材も豊かで一味また違った表情を感じられましたね♪
やはり今回は虎河豚がやはり素晴らしかったな〜！あのお料理の組み立ては金田シェフならではだと思います。そして魚介類のおじや。あれも暴力的に美味しかったですね。
そしてペアリングの相性の良さも素晴らしいものでした。
改めて、金田シェフの抜群のセンスに脱帽な一夜でした。

また食中、食後に金田シェフやみきさんともお店トークやお酒トークなど様々なお話しをさせて頂き、とても楽しいひと時でした♪

次回予約はもう2025年以降という凄まじさ。また次は季節を変えて訪問させて頂きますね(´∀｀)

ご馳走様でした。

『奈良屋町　青』@福岡市博多区

本日は福岡ツアー(´∀｀)
別府へ前入りしてランチを楽しんだ後は別府駅へ移動して特急ソニックで福岡へ。

ディナーはこちらへ訪問しました。こちらの「奈良屋町　青」さんの金田シェフはフレンチ→タイ料理→日本料理とキャリアを積まれこちらのお店をオープンされました。元々はライブ機材関係のお仕事をされていたとか。

実はこちらへの訪問は2回目。懇意の食べ友さまからご縁を繋いで頂いて訪問させて頂きましたが、和をベースに様々なエッセンスを巧みにかつ立ちすぎないように取り入れた金田シェフのオリジナルなお料理には目を丸くしました(´∀｀)

今回もその時の幹事さまのお誘いのお席♪
いつも嬉しいお誘い、ありがとうございます。

さて、2回目の青さん、一体どのように楽しませて頂けるのか。それでは参りましょう♪

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①黒饅頭　中にフォアグラ、豚足、トリュフの餡
→キタコレ♪金田シェフのスペシャリテ！
黒饅頭と呼んでますが、黒い球体の中には香り＆旨みの爆弾が詰まっています。フォアグラ、トリュフに豚足を加えるという組み合わせは独創的ですよね♪これまた美味しいんです。
香りと旨みの餡ですが外側の饅頭皮もまた良い。硬めな食感と甘みが餡と交わると、、、しっかり噛み締めて味わいたくなります。

②魚出汁で炊き上げたご飯　白胡麻油と共に
→見た目は炊き上げご飯というか、雑炊のよう。魚出汁をしっかり含んだお米は外側と中心部と硬さの違いがまず楽しい♪パスタの食感のようです。そして、白胡麻油がホント良い仕事っぷり！香りに旨み、とんでもないご馳走ですよ〜、これは。さすが金田シェフのセンスは素晴らしい。

③素麺に見立てた長芋の極細切り、くちこと共に
→見た目は素麺にしか見えないですよね。すんごい包丁仕事。お伺いすると、桂剥きにして重ねて細切りにされるそうです。お出汁と絡まると滑らかに口溶けます。くちこも綺麗な仕立てで口の中で全て重なると清らかな世界です。

④鮎の春巻　鮎頭、中骨、肝、白ワインのペースト入り
→痛恨の写真撮り忘れ（涙）
鮎の全てを使った鮎を味わう一品。全てを使っているのになんて滑らかな口当たりに臭みの無い清らかな味なんでしょう。

⑤玉蜀黍のムース　フルーツトマト、フルーツエキスのジュレ、ズッキーニと共に
→見た目の美しさに気分が上がりますね♪玉蜀黍のしっかりとした甘み、フルーツトマトの爽やかな酸味、ズッキーニの食感とほんのり苦味。様々なお野菜の要素が調和した見事な一品でした。

⑥長崎県青島産の鱧、揚げ茄子、梅肉と餡掛けに
→餡掛けは鱧の頭や骨をお出汁にして餡掛けにしてらっしゃいます。なんとも柔らかいお味。鱧の柔らかさと揚げ茄子の食感、最高でしたね。

⑦川中島白桃　豆腐、松の実、マガダミアナッツのソースをかけて
→ここで口休み。このソースの食材の組み合わせは面白いですね！濃厚かと思いきや、白桃の果汁と合わさるとさっぱりわわ感じる不思議。

⑧米粉クレープ巻　福岡県久留米産馬肉の桜スモークタルタル風、久保田農園のハーブと共に
→前回は海鰻と賀茂茄子でしたが、今回は馬肉♪臭みなく馬肉の旨みや甘みとハーブの香りと爽やかさをひとつのクレープで頂くと、、、楽しい歯応えと渾然一体の旨みが堪りませんね！

⑧長崎県天草産赤雲丹を乗せた福岡県長尾製麺のうどん、枝豆、塩、水で作られたソースをかけて
→枝豆ソースを纏うビジュアルがなんとも堪りませんね♪まるで素麺？カッペリーニ？な見た目のうどんはしっかりとしたコシ。枝豆と赤雲丹の甘み＆旨みが絡まると最高の美味しさ。これは美味しかった〜ヽ(´▽｀)/

⑨鹿児島県産のざき牛ランプの炭火焼、すき焼き割下で炊いた玉葱と半熟卵を潰したソースと共に
→新感覚のすき焼きと言えばよいでしょうか。なかなかお目にかかれないおざき牛は抜群の旨みにサラサラの流れるよな脂。それだけでも堪らないのに、割下で炊いた玉葱と卵のソースがまた濃厚さを加えてくれて、、、これは美味しかったですねぇ〜

⑩青のカレー　佐賀県の竹崎蟹出汁のカレー
→これがまた美味しい♪蟹の味わいがしっかりと感じる出汁とマイルド目なスパイスで作られたカレー。とっても美味しくてついついお代わり笑

⑪シャインマスカット風飴細工 中にヨーグルトムースを入れて、4種のハーブを使ったアイスクリーム、シャインマスカット、白葡萄のゼリーと共に
→もうデザートまで来てしまいました。前回も見事でした、金田シェフの飴細工。今回は更に小ぶりなシャインマスカット！スプーンで叩くとヨーグルトムースが現れます。そしてアイスクリームとシャインマスカット、ゼリーが後から追加されます。いつもながらデザートの演出が素敵なんですよ〜！特に秀逸と感じたのはアイスクリームとヨーグルトムースの組み合わせですね！爽やかな酸味とハーブの香り。素晴らしかったです。

⑫まるで水！？な水羊羹
→この水羊羹は前回も頂きましたが、溶けていくような食感、淡さには驚かされます。最後まで金田シェフのおりょあは楽しませてくれますね♪

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1年ぶりの訪問となりましたが、金田シェフの組み合わせのセンスと一皿を美しく魅せる手仕事は素晴らしすぎますね！
見て驚き、食べてもっと驚きなお料理は飽きることなく次へ次へと食べたくなります。

ご馳走様でした♪金田シェフの世界観、堪能させて頂きました。
また機会を得て伺いたいと思います(*´艸`)