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粋な一生秋葉原、末広町、仲御徒町/ラーメン、つけ麺
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夜の点数:4.0
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~¥999 / 1人
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料理・味 -
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|サービス -
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|酒・ドリンク -
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[ 料理・味-
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| サービス-
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| 雰囲気-
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| CP-
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| 酒・ドリンク- ]
淡麗の中にグラデーションを表現
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2025/06/07 更新
お勧めは塩ラーメン。
こちらのラーメンは全種類食べましたが、醤油も味噌も美味しい。
こちらのご主人はMAX美味しい!からあえて引き算
をされていると思う。その引いた分が軽さになって食べ飽きないラーメンを作っているのだと私は感じた。
塩ラーメンはメニューの中では、もっとも踏み込んだ味を表現しているように思った。塩の旨みと出汁の旨みが何重にも重なって口中にしみじみ行き渡る。
スープを飲み干した後、しばらく余韻を楽しんだ。
その余韻がきれいに尾を引いて消えていく。
化調が入ったりすると、この余韻が著しく濁るのだ。
こちらのラーメンの価値はこの余韻を楽しめるか、
否かだ。食べる方も試される。
素材は最高のものを使っていると思う。
そうでないとこういう豊かで膨らみのある旨みは
生まれて来ない。
麺を食べてみる。つゆが良く絡む麺。つゆとの相性も見事だ。旨みのある麺でつゆと同様、どうだ!と主張し過ぎず、静かに美味い!を表現している。
こういう一歩引いて、いいものを出す感覚は、日本人のDNAに響く気がする。
チャーシューはバラ肉の脂を適度に切り落としてから巻き上げて作ったのだと思う。赤身とのバランスが絶妙なのは、そういう細かなところまで神経を使っ
ている証し。柔らかに仕上がっていて口の中でとろける。
細目で質の良いメンマ、メンマはこうあって欲しいというお手本のようなメンマ。ノリも香りが良く、ラーメンと調和している。塩ラーメンなのに相当コクがあるこの店のスープ、それをトッピングの水菜が見事に口中をさっぱりさせてくれるのも、ご主人の長年の工夫の賜物ではないかと思う。
静かに絶賛すべきラーメンだと思う。
入り口に券売機があるのだが、私のすぐ前の客は
ドイツ人のカップルだった。
あれこれ相談したり、言葉に迷いながら一生懸命
チケットを買っている姿は微笑ましい。これからは券売機に英語の併記が必要なのかもしれない。
日本に旅行に来て、本場の日本のラーメンを食べに来てくれたのだ。
それにしても店のチョイスが素晴らしい!