3回
2020/08 訪問
新麦を使った最高のつけそばを堪能
「カドヤ食堂」へ再訪麺(2回目)。前回は自転車でしたが、今回は熱中症を避けるため電車で伺いました。地下鉄長堀鶴見緑地線という、めちゃくちゃ長い名前の路線の西長堀駅から徒歩5分もかからない場所にあります。新麦コレクションの「ミナミノカオリ」を使ったつけそばが最終日とのことで訪麺しました(本当はもっと早く伺いたかったのですが)。
⚫つけそば(特400g)+そばつゆ
1510円+150円
★入店前~着丼
日曜日10:30(開店30分前)に到着、既に5人待ちで6番目です。開店時には15人程度の行列でした。開店前にオーダーを取りに来てくれ、やはり新麦コレクションを使ったつけそばをオススメされました(もちろん、つけそば特を注文)。外待ちの際には、お店が用意した日除け用の傘が利用できます。灼熱の太陽のもと、汗だくで待っていると10:50には店内へ入れて頂きました。着席とともにキンキンに凍ったおしぼりのサービスがありがたいです(何とも良いタイミングで提供してくれます)。開店即入店だったので、先客の皆さんから順々に着丼(皆さんほぼ、つけそば!)、私の着丼は20分後くらいでしたね(その間、冷凍おしぼりで涼めたので気になりません)。
★麺は最良!
新麦コレクションの熊本県産「ミナミノカオリ」を使った自家製平打ち麺。新麦コレクションとは、「おいしくて安全な小麦があふれる未来」というコンセプトのもと、その年にとれた小麦をすみやかに製粉し、挽きたてのまま味わうというプロジェクトです。最速で新麦解禁されるのが九州地区で、8月10日に解禁された熊本製粉の「ミナミノカオリ」を使った期間限定つけそばです。ピカピカで綺麗に整えられた麺線は、相変わらず芸術的なビジュアル。ツルツルとした啜り心地、モチモチとした弾力、シコシコとした喉越しがどれも素晴らしいです。前回は気づきませんでしたが、麺の長さも、長過ぎず短過ぎず、食べやすい長さに整えられてるように感じました。普段、つけめん400gを食べ切るのは相当しんどいのですが、こちらの麺は、サラッと食べれてしまいました。
新麦というものを初めて頂きましたが、私の舌では、違いはわかりませんでした(良い意味で前回とか変わらず素晴らしかった)。ただ、小麦の新たな1年が始まるという特別感が、何だか嬉しいですよね。
★スープは良
厳選された食材のみを使った清湯系醤油スープ。少し酸味の効いた優しく、どこか懐かしい醤油スープに、チャーシュー、刻み葱、メンマなどがたっぷりと入っており、最後まで飽きが来ないスープです。このスープが、自家製麺平打ち麺にしっかり絡み、絶妙なハーモニーを奏でます。
前回同様、特製そばつゆも注文。麺本来の風味をより感じるには、やはりそばつゆです。鰹が効いた非常に濃いそばつゆなので、麺は少しだけつけて食べて下さいねとお店の方に言われます。今回は特盛だったので、しっかりとそばつゆも楽しめました。
★チャーシューは良
豚バラチャーシュー1枚、豚ロースチャーシュー1枚、角切りチャーシュー、そしてホロホロと崩れた刻みチャーシューが、これでもかと言うくらいスープに沈んでます。豚バラチャーシューは、噛むととろける柔らかい仕上がりで脂の旨みが抜群、逆に豚ロースチャーシューと角切りチャーシューはしっかりとした歯応えで肉の旨みを味わえます。スープの底に沈んだ刻みチャーシューは、割スープをついつい完飲してしまう程、たっぷり沈んでます。
★総評は最良!
2回目の訪麺でしたが、1回目では気づかなかった新たな発見があり、あらためてカドヤ食堂の奥深さを感じました(まだまだ、奥が深いと思いますが)。一見はシンプルなんですけどね、なんか驚かされますよね。人気店なのに、おもてなしも最高という点もリピートしたくなりますね。帰りがけの11:30頃には20人以上の大行列、さすがの人気でした。次こそは、中華そばを頂こうと思うのですが、またつけそばが食べたくなっちゃうんですよね、、、近々また再訪麺したいです。
ごちそうさまでしたm(_ _)m
つけそば特(1510円)
一見シンプルですが、めちゃくちゃ色々と詰まってます
新麦を使った自家製平打ち麺
見よこのビジュアル
豚ロースチャーシュー
豚バラチャーシュー
角切りチャーシュー
特製そばつゆ(150円)
少し付けて麺の風味を味わえます
スープ割り
具材がたっぷりなのにこの透明度
完食完飲
新麦コレクション
2020/08/30 更新
2020/04 訪問
特選食材を使った芸術的なつけ麺
朝からサイクリング、ランチで「中華そばカドヤ食堂総本店」へ初訪麺。大通りに面していて自転車でも行きやすい。
●つけそば(大)+特製そばつゆ
1410円+150円
★入店前〜着丼
11時半過ぎに訪麺、外待ち5人、皆さんかなり間隔を空けて並んでいる。10分後に入店。以前より初訪で食べようと心に決めていた「つけそば」を選択。茹で時間は10分かかるとの断りがあったが、入店前にオーダーを聞くシステムなので、入店後に5分程度で着丼。
★麺は最良!!
麺は、有名店では良く登場する北海道産はるゆたか(普通の小麦粉の相場価格の3〜4倍!)をたっぷり使用した自家製平打ち麺。まずはお皿に綺麗に盛られた麺のビジュアルがインパクト大。ツルツル、シコシコの麺は、小麦の甘みを感じることが出来き、つけ汁に付けずして、そのままでも十分食べれる。これは一度は食べるべき!ちなみに、並200g、大300g、特400gらしく、大盛では足りなかった。
★スープは良
言わずと知れた特選食材(黒さつま鶏、霧島ロイヤルポーク、天然羅臼昆布など)を使った出汁をベースにした清湯醤油スープ。一見シンプルに見えるスープだが、旨味、酸味、そして少しの辛味を感じ、深い味わいのスープ。あっさりスープに見えるが、しっかりと味付いているため、麺は少し付けるだけでもしっかりとスープが絡む。スープの中には、チャーシュー、メンマ、ネギがこれでもかと入っていて、具材もたっぷり。ちなみに、水も食材だと言うことで、塩素や不純物を除去した、こだわりのミネラルウォーター(硬度76%)を使用してるとのこと。
特選そばつゆは、かなり濃ゆい味で、鰹の風味が強い。味はいわゆる蕎麦のめんつゆ。麺をチョンと付けて食べると麺そのもの味を感じながら、食べれる。つけそばのつけ汁が充実し過ぎてて、正直、麺が足りなくなり、3口しか食べれなかったのが残念。特選そばつゆを頼むなら、特盛が必須。
★チャーシューは良
厚めの大判豚チャーシューが2枚、角切りチャーシューが2〜3塊、細かく刻まれたチャーシューがスープの底に沈んでいる。いずれのチャーシューも形はしっかりとしているが、非常に柔らかく、ホロッと崩れるほどのチャーシュー。ジューシーかつしっかりとした味付けで、スープと麺とも良くmergeする。デフォルトでこのボリュームなので、チャーシューの追加トッピング(豚足トッピングはあるが)がないのも理解出来る。
★総評は最良!!
大阪に転勤して5年近くになるが、なぜもっと早くに訪麺しなかったんだろうと後悔。このつけ麺は人生で一度は食べるべき。値段は高めの設定だが、ボリュームと味、これだけのこだわり食材が使われていることを踏まえると、コストパフォーマンスはむしろ良いのかもしれない。是非、再訪して中華そばも頂きたい。
ごちそうさまでしたm(_ _)m
つけそば大(1410円)
特選食材を使った具だくさんのつけ汁
芸術的なビジュアルの麺
自家製の平打ち麺
特製そばつゆ(150円)
厚切りチャーシュー
角切りチャーシュー
大きな台湾産発酵穂先メンマ
スープ割も可能
2020/04/29 更新
2020年のラーメン納めは「カドヤ食堂」にしました(3回目)。今年はコロナ禍で、出張がなくなり全国各地のラーメンを食べ歩くことが出来ませんでしたが、その代わり時間も出来たことで大阪のラーメンをこれまで以上に楽しむことが出来ました。そんなこんなで、2020年個人的ナンバーワンのお店、「カドヤ食堂」さんでラーメン食べ納めです。
⚫つけそば(特400g)+特製そばつゆ
1510円+150円
★入店前~着丼
2020年12月30日、気合を入れて10時過ぎ(開店60分前)に到着、既に5人待ちで6番目です(1番の方はいったい何時から並んでるんだろう、、、)。入店前にオーダー確認があります、限定の「かごしま黒豚の味噌ラーメン(1100円)」に迷わされつつ、やはりラーメン納めですので、個人的に今年No.1でした「つけそば」を選びました。個人的な年越しそばも兼ねてますので、もちろん特製そばつゆも。11時開店ですが、10時半には店を開けてくれました(寒かったので、ありがたいですね)。10分程度で着丼です。
★麺は最良!
自家製平打ち麺ですが、今回の麺は、ハルユタカの石臼全粒粉をたっぷりと使ってます。全粒粉は、ご存知の通り小麦を丸ごと粉にしてますので、小麦の表皮と胚芽が含まれる分香ばしい風味と歯応えが違いますね。特製つけそばにもめちゃくちゃ合いますね。ビュジュアルも相変わらず通り芸術的で、いつものまっさらな麺と違って全粒粉のツブが特別感を増してくれて良いですね。本当に不思議なんですが、400gあることを忘れるくらいサラッと、ツルッと食べられちゃいます。
★スープは良
厳選された食材のみを使った清湯系醤油スープですね。少し酸味の効いた、昔ながらの醤油スープに、チャーシュー、刻み葱、メンマなどの具材がこれでもかと入っており、最後まで楽しませてくれるスープです。今年もお疲れ様でしたと語りかけてくれてるような優しいスープでした。
特製そばつゆは、店員さんのオススメ通り全粒粉入りの麺に良く合いますね。麺本来の風味をより感じることができるので、全粒粉の香ばしさをより鮮明にしてくれました。
★チャーシューは良
豚バラチャーシュー1枚、豚ロースチャーシュー1枚、角切りチャーシュー、そしてホロホロと崩れた刻みチャーシューが、たくさん、ほんとたくさんスープに沈んでます。どのチャーシューも三者三様の素晴らしい仕上がりで、どれもが主役級の活躍をしてくれます。
★総評は最良!
ラーメン納めに相応しい素晴らしい一杯を頂けました。2020年最後の一杯に選んだことに後悔なしです。コロナ禍で大変な世の中ですが、日本のラーメン文化は決して途絶えて欲しくないですね。いちラーメンファンとして、これからも素晴らしい一杯を作り続けて頂けることを願っております。
ごちそうさまでしたm(_ _)m