2回
2021/11 訪問
香箱蟹と焼河豚に舌鼓
祖父母との会食にて。
今回は焼河豚をメインに、様々な秋の味覚を楽しみました♪
前菜の虫籠では、丹波栗の白扇揚げが最も印象的でした。
お店の方によると、スタッフ総出で栗の皮を剥いたそうです。大粒でほっくりとした栗の、上品な甘さが身体に染み渡りました。
香箱蟹は、卵、身、蟹味噌が美しく盛り付けてありとても気分が上がりました！
ちなみに香箱蟹とはズワイガニのメスの事だそう。
濃厚で後を引く美味しさは、サッパリとした梅干しハイと非常にマッチしていました。
メインの焼河豚は、目の前で焼いて頂きました♪
ちょうど良い塩気と淡白で上品な身が美味しかったです。
焼河豚に加え香箱蟹のあとで河豚のエンガワも頂いたりと、河豚を堪能することができました。
ラストの代白柿の甘露煮と牛乳のアイスクリームも非常に爽やかで美味しかったです。
牛乳のアイスクリームはまるで牧場のジェラートのように空気を含んでおり軽い口当たりが特徴で、とろりと濃厚な甘みがある代白柿とマッチしていました。
次回はお正月なので、とても楽しみです。
虫籠 茶色の大きなものが丹波栗の白扇揚げ
香箱蟹
生の河豚
焼河豚
焼河豚
焼河豚 (かま)
2021/12/08 更新
2020/08 訪問
繊細な京料理
祖父母との会食にて。
京料理を頂くのは初めてだったので、とても楽しみにしていた。
⚪︎鱧と銀杏の揚げ物
衣にはおかきを使用しており、香ばしくさくさくでとても美味しい。銀杏は生の銀杏を揚げたらしく、綺麗な緑色をしていた。
⚪︎卵豆腐と雲丹、鮑 土佐酢のジュレ
濃厚な雲丹に柚子の効いたさっぱりとした土佐酢のジュレはとてもマッチしていた。鮑の弾力も凄かった。
⚪︎鱧、本鮪、平目の刺身
鱧の食感も良く、梅だれとよく合う。平目も弾力があり美味しい。本鮪は海苔醤油と一緒に頂いた。
⚪︎松茸とすっぽんの汁 素麺入り
生姜がかなり効いていて、食べると身体がとても暖まった。下の方にころころとしたすっぽんの卵と、すっぽんのゼリー質な身としっかりとした身が入っていた。すっぽんの卵はあっさりとした黄身のような味わいですっぽんの肉は鳥のように淡白だった。
ゼリー質な身がつるんとしていて美味しかった。
⚪︎鮎の素揚げ 蓼酢を添えて
鮎はとても小ぶりで、頭からガブリと食べても骨があまり気にならなかった。内臓の適度な苦味がスパイスとなってとても夏を感じた。
⚪︎海老芋と冬瓜、蟹の煮物
正確には海老芋の間引きの際に収穫した小ぶりの芋だったのだが、名前を忘れてしまった。
こちらも冬瓜と海老芋でさっぱりとしている中に蟹の濃厚な旨味が相まって非常に美味しかった。
⚪︎芋茎と甘鯛の煮物
上には甘鯛の衣が揚げてあり、サクサクと軽い食感だった。鷹の爪と酢の味が甘鯛のフライをさっぱりとさせてくれた。ピリ辛で、個人的に一番好きだった一品。
⚪︎鱧のお茶漬け
蒲焼きのように甘辛い味付けの鱧が載っていて、出汁は濃いが塩味はかなり薄めに感じた。山椒のみが沢山入っていて、プチプチとした食感が楽しかった。また、思ったよりたくさん入っていたのでかなり痺れた。
締めでかなり痺れるメニューが来るなんて、予想外だった。
⚪︎抹茶アイスと水羊羹
濃厚な抹茶アイスと塩気の効いた水羊羹はとても合っていた。
●スープのボリュームがあり、中盤からかなり満腹になったが、コースの後半にかけて山椒や唐辛子を使った刺激のあるメニューが登場したためぺろりとたいらげてしまった。
締めは鱧のお茶漬けか、牛タンカレーという選択肢があった。母は牛タンカレーにした所、冷たい煎り番茶が添えられていたのだが、煎り番茶があまりに個性的な味だったのでとても驚いていた。
お店の方によると、消化を助ける作用があるらしい。
使っている食器はどれも素敵で、特に海老芋と冬瓜の煮物に使われていた器が可愛らしく心に残っている。
鮎の素揚げに使う生きた鮎を見せに、個室まで鮎を持ってきてくれた事がとても驚いたし、面白い体験となった。
2020/10/16 更新
ランキングと口コミで探せるグルメサイト
グルメキュレーションサイト
毎日の外食が楽しくなるグルメ情報
良質な素材＆工夫のある構成で複雑な味わい。
また終盤にかけて山椒や唐辛子が効いた料理になる等、緩急があり面白い。
また、活きた鮎を個室までわざわざ持ってきてくださったり、器にもストーリーがあったりと細部への拘りが抜かりない。
2020/10/16 更新