みやあるさんが投稿した串駒 本店（東京/巣鴨新田）の口コミ詳細

大好きな居酒屋さんを定期訪問

「日本酒の聖地」と言われる大塚
日本三大居酒屋「江戸一」を筆頭に
「大塚四天王」と呼ばれる名酒場あり
その一角がこちら
　銘酒処串駒本店
1980年創業の老舗です
ちなみに四天王は、江戸一、串駒と
こなから、きたやまの４つ
かっての花街・大塚は偉大なり
ここはあの「十四代」を見出して
東京で、地方の銘醸の旨さを楽しめる
ようにしたお店としても有名
プロジェクトXばりの秘話が満載
と友達情報

予約して訪問
薄暗い通りに、提灯の赤い光
年季の入った提灯が並ぶ看板
そして杉玉、老舗の良い面構えです
今日も満員御礼、さすがです

今日は久しぶりの２階
日本家屋独特、木で出来た幅が狭くて
急な階段を上る
２階の座敷も、また昔ながら
やや古びた畳の座敷、白壁や床の間
冬場は囲炉裏に火が入り
女将さんがしっとりとした笑顔で
座っている
囲炉裏にも色々な流儀があるそうで
ここのは関西風
お客様はちゃぶ台に胡坐をかく
最近座りなれない、もぞもぞしてると
私は高座に座っててごめんね
小さいけれど座椅子を持ってきてくれた
女将さんのお気遣い、助かります

今日もコース注文での予約
寒いので鍋かなと迷いましたが、
やっぱり郷土料理の方でしょう
少しお高めだけど
さらに馬刺しの付くコースを選択
ここは日本酒だけでなく、お料理も特筆
お店の皆さんは
趣味のように地方の銘醸地の酒蔵を巡り
良い酒を見出してこちらに持ちこむとか
さらに土地土地の郷土料理を研鑽してきて、
お酒のお供として提供しているらしい
お亡くなりの大将もそんなお店作り
老舗の流儀は受け継がれる
と友達情報
今回も、お料理を楽しみにしてきました

さてお料理
・先付
　とこぶし煮つけ、青菜お浸し
　蛍烏賊酢味噌、烏賊寿司、蟹最中
　いきなり、ズドーン
　受けは「十四代 荒走り上諸白」
　いきなりうまいのを飲む
・椀物
　すりながし、ゆり根
　緑色のじんわりお口直し
　さて次の酒へ
　若い男性スタッフに
　オススメをお願いした
　「磯自慢 純米吟醸」
・向付
　刺身、写真の通り活きが良い
　馬刺し、量が半端ない
　馬刺しの中のネギトロみたいなやつ
　は必ず食うべしなやつです
　さらにオススメ「而今」
・いしりもち
　こちらはコース外、発注
　女将が囲炉裏でじっとり焼く
　いしりは能登の魚醤
　ご飯を焼くお米のお餅
　カリカリむしゃむしゃ、うまい
　東京で消費するのも復興支援
　心よりお見舞い申し上げ
　復興をお祈りいたします
・焼き物
　にしんが良い季節
　独特の風味ですよね、ニシンって
　脂ものっていてうまい
・強肴、三陸の甘味
　タケノコ、フグそして芋が来た
　フグ大好き
　さらなるオススメ
　「秋鹿 山廃」
・お凌ぎ、毎回ねっとりうまい
　甘エビ、いかきも
　これまたお酒がススム君
・少し足りないので追加
　名物のコロッケ
　英字新聞で包んでるのが串駒流
　お漬物の盛り合わせ
　パテとジャムのブレッド
　女将オススメとこだわり
　さいごは戻る
　「十四代 大極上生」
　やっぱりうまい
・ご飯、たけのこです
　山椒がさわやかにかおる
　汁物、香の物
やっぱり美味しいなここのお料理は
日本酒がとにかく美味しくなるものばかり
一品一品がきっとどこかの郷土料理
わいわいしすぎて、
また聞くのを忘れちゃった
きっとストーリーもまた面白く
一杯に値するネタだろう

ちゃぶ台をよく見ると酒樽の
蓋の部分が４等分されたもの
女将さんに言ったら
そうそう
飛龍酒蔵さんにもらったのよと
確かに、筑後川の銘がある
1899年創業の蔵元
９割が地元で消費されるという
福岡県筑後地方の地酒
色々なお付き合いをおもちですね
そんなやりとりが楽しい

昭和の時分は
地方の生酒は東京では飲めなかった
うまい地方の銘醸を東京でみんなにも
呑んでほしいという熱い思いの大将が
研究に研究を重ね、適切な温度や
湿度の管理方法、東京農業大学の先生
にまで教えを乞うて独自開発したという
伝説の自家製の冷蔵庫って
どんなだったのですか？と質問
伝説なんて、そんなもんじゃないのよ、
と、出てくる出てくる色々な秘話
当時のお店、工務店や電気店のお客様、
区の申請、当時のお金で100万の巨費、
区役所のお客様、農大のお客様の話し、
この２Fの押し入れに作った、
水漏れの話しなど、
次から次に面白い話しが聞けました
こりゃ、２Fは特等席ですな
それ以外にも、いしりもち秘話、
コロッケ秘話なども
色々とお聞きできて楽しかった

銘醸、郷土料理、老舗雰囲気にとどまらず
ホスピタリティにも溢れる名店です
最近はインバウンドの方もたくさん来店
日本酒好きは、みんな仲間だね
一緒にわいわい楽しむ
大変な人気で
なかなか予約が取れなくなりましたが
定期的に行くべきお店です

誰かNHKにいって、この話しを本当に
プロジェクトXにしてくれないかな


備忘（前回の友達情報）
熊本から18歳で上京して料理人修行をし
大塚に居酒屋を開いた先代の大林禎さん
1980年創業
最初は普通の居酒屋だったけど、
池袋の伝説の地酒屋甲州屋の兒玉光久と出会い
日本酒に傾倒
全国津々浦々の酒蔵を巡って
各地の日本酒を、自らの五感で感じて収集
十四代を見出して全国区の希少酒にしたとか
蔵元でしか飲めなかった生酒を東京で広めたとか
そのために農大教授の教えで冷蔵庫を自作したとか
伝説色々
合わせて、酒のアテにぴったりの土地の食材を
使った地方の郷土料理も修得して
今で言うカップリングして提供するスタイル
を確立した銘酒居酒屋
店主が惚れ込んだ地方の銘醸の提供が第一
酒をうまく飲めるアテの提供が第二
とする居酒屋のパイオニアだそう
お弟子さんの店もたくさんあるそう

大塚の街・・
同じ豊島区、お隣の池袋の影でひっそり
最近は、おにぎりぼんごや星のやで話題
でも実は・・
戦前は百貨店あり、百軒以上の料亭が
並ぶ花街だったそうで
東京有数の繁華街だったんだとか
ところどころその面影を残すという
・・キョロキョロ
良い酒場が多いことも、
きっと面影の一つでしょうか。
日本三大居酒屋と言われる「江戸一」あり
「日本酒の聖地」とも呼ばるそう
友達情報

今日は「大塚四天王」とも称される
このお店を再訪
ちなみに四天王は、江戸一、串駒と
こなから、きたやま。大塚偉大なり。

北口から、ぼんごの方にテクテク
駅前が、とってもキレイになりました！
都電の線路を渡って、
庚申塚の方へテクテク
だんだんと昔ながらの街並みに
薄暗い通りに、提灯の赤い光
年季の入った提灯が並ぶ看板
これこれ
今日も満員御礼、さすがです
入店、厨房とカウンター席、
通路を挟んで
テーブルと小上がり・・良いですね
二階には囲炉裏があるそう
今日は入口近くのテーブル席
前回もここだった、冷蔵庫の前
十四代を東京に持ち込むために
独自開発したという伝説も
お酒が良く見えて良い席
そしてテーブルは、
大きな一枚板のテーブル、
この店に合うなー
ここに座っただけで、
空気感に満足
　日本酒の聖地の四天王に来た
って気になる

この日はコースで注文
寒いので鍋と悩みましたが、
郷土料理の方です
少しお高めですが、
馬刺しの付くコースにしました

ここは日本酒の超有名どころの
「十四代」を東京に広めた店
として名を馳せていますけれど、
お料理も特筆なのです
お亡くなりの大将譲り、とのことですが、
皆さん、地方の銘醸地の酒蔵巡りと合わせて、
土地土地の郷土料理を研鑽してきて、
お酒のお供としてお出ししているんだとか
と友達情報
前回も、お料理がとっても美味しかった
今回も、楽しみにしてきました

さてお料理
・八寸かな、春ですね
　バイ貝煮、菜の花お浸し
　アナゴ握り、ズワイ蟹最中
・お通し、じんわり美味しい
　ベーコンズッキーニチーズ茶碗蒸し
・向付１＋２、馬刺しすごい
　刺身（中とろ・鯛・はまち・イカ・にしん）
　馬刺し（赤身・鬣・トロ）
・焼き物、にしんが良い季節
　にしん、タケノコ、いも
・強肴、三陸の甘味
　生牡蠣ぽんず
・お凌ぎ、毎回ねっとりうまい
　甘エビ、ワサビ和え
・ご飯、かきでか
　牡蠣の炊き込み、汁物、香の物
一品一品がきっとどこかの郷土料理なのか
と思いますが、わいわいしすぎて、詳しく
お聞きするのを忘れました
前回きたとき聞いたら、若い店員さんなん
だけど、そういうのとっても詳しかった
お酒の知識も豊富で、聞けば聞くほど
楽しいお店だと思います。

そして、前回食べられなかった
・いしりもち（別注文）
を注文、これは冬限定なのです
二階の囲炉裏で女将が焼いているらしい
いしりは、能登の魚醤
ご飯に塗って焼いたお餅がこれです
カリカリむしゃむしゃ、うまい
能登の郷土料理ということで、
心よりお見舞い申し上げ
復興をお祈りいたします

この日は、お酒が大好きという友人と
友人にお任せして気ままに頂きました
　十四代　中取り無濾過
　十四代　秘伝玉返し
この日はメニューに９種類の十四代
いつもはもっと多い
そしてメニューにないものも
店員さんへお声かけどうぞ
　而今　特別純米
　亀泉　純米吟醸原酒
　上喜元　純米吟醸
　鶴齢　純米
など、思えきれず・・・
美味しい食べ物、美味しい飲み物、
友達との楽しい会話が揃って
良い夜を過ごしました
ごちそうさまでした

楽しく酔っぱらって三軒はしご
全般的に食べ飲みの記憶が・・・


備忘（前回の友達情報）
熊本から18歳で上京して料理人修行をし
大塚に居酒屋を開いた先代の大林禎さん
1980年創業
最初は普通の居酒屋だったけど、
池袋の伝説の地酒屋甲州屋の兒玉光久と出会い
日本酒に傾倒
全国津々浦々の酒蔵を巡って
各地の日本酒を、自らの五感で感じて収集
十四代を見出して全国区の希少酒にしたとか
蔵元でしか飲めなかった生酒を東京で広めたとか
そのために農大教授の教えで冷蔵庫を自作したとか
伝説色々
合わせて、酒のアテにぴったりの土地の食材を
使った地方の郷土料理も修得して
今で言うカップリングして提供するスタイル
を確立した銘酒居酒屋
店主が惚れ込んだ地方の銘醸の提供が第一
酒をうまく飲めるアテの提供が第二
とする居酒屋のパイオニアだそう
お弟子さんの店もたくさんあるそう

誰が言ったか日本酒の聖地、大塚
この地には、大塚四天王がおわします
その一角を訪問
1980年創業の有名銘酒処

聖地と言えば、皆さんどこですか？
酒飲みの聖地
　立石、赤羽
やはりここが不動の存在でしょうか
呑兵衛の聖地、せんべろの聖地、昼呑みの聖地
色々なサブタイトルが付きますね
大塚の日本酒の聖地、言い得て妙の響き
日本三大居酒屋の江戸一もあり
大塚恐るべし
と友達情報

そんな大塚、皆さんどんな印象ですか？
戦前は、百貨店あり、100軒近い料亭ありで
東京市内でも指折りの花街だったようですが
その面影なく、お隣り池袋の陰で印象の薄い街
ではないでしょうか？
（地元の方ごめんなさい）
地元不動産屋の山口不動産の武藤さんが
駅前再開発の旗手となり
いまや街の温度はどんどん上がり
大きく変貌し続けてます
と友達情報2

久しぶりに行ってみて、確かに！
びっくりしました
ピカピカの駅前から歩いてすぐ
昔馴染みの街並みになり、そして
年季の入った提灯が並ぶ看板、痺れます
おっと、店頭に満員御礼の札
予約じゃないとなかなか入れません
中もステキ
一枚板を使ったテーブルを囲む温かい空間と
混み行った感じの綺麗な板場
昭和ノスタルジーを感じさせてくれます
そして、名物の日本酒冷蔵庫、これか

熊本から18歳で上京して料理人修行をし
大塚に居酒屋を開いた先代の大林禎さん
最初は普通の居酒屋だったけど、
池袋の伝説の地酒屋甲州屋の兒玉光久と出会い
日本酒に傾倒
全国津々浦々の酒蔵を巡って
各地の日本酒を、自らの五感で感じて収集
十四代を見出して全国区の希少酒にしたとか
蔵元でしか飲めなかった生酒を東京で広めたとか
そのために農大教授の教えで冷蔵庫を自作したとか
伝説色々
合わせて、酒のアテにぴったりの土地の食材を
使った地方の郷土料理も修得して
今で言うカップリングして提供するスタイル
を確立した銘酒居酒屋
店主が惚れ込んだ地方の銘醸の提供が第一
酒をうまく飲めるアテの提供が第二
とする居酒屋のパイオニアだそう
お弟子さんの店もたくさんあるそう
と友達情報3

今日はコース
前菜三品、白魚茶碗蒸し、鰊へしこ、刺し盛り、
大山地鶏宝馬焼、鯛しゃぶ、いくらたっぷりおじや
どれもこれもお酒にぴったり
女将さんにカップリングしてもらった
十四代をたっぷり飲みまくり
マーケットに出回らないここだけの品も
少し飲みすぎました
十四代、罪作り

どことなく懐かしい
居心地の良い風情をたっぷり味わいながら、
偉大な伝説と刻まれた歴史を感じつつ
のんびり美味しく楽しく過ごせました
へしこ、美味かったな

名物のいしりもちは
冬限定のようで今回は頂けず
次回は食べたいな
ここのお会計ですが、お料理は良心的で
お酒の質と量で決まります、念のため

帰り道、移転した名物ぼんごの前を通る
この時間まで行列、けどまばらかな
10人いないです、夜は狙い目かも