9回
2024/07 訪問
結局Kumazawaに戻ってきてしまう。レベチです。
時間がたってしまったけれど、この日は暑い夏の日。
まずは 、シェフから 暑いので 冷たいこちらをどうぞ!と
なんと 生のメロンジュース!
メロンの甘いところだけをくり抜いて作った、贅沢な一品。
だけど、メニューには書いてないのです。
なんて 太っ腹!
以前、寒い時期には、まずはこちらで体を温めてください。と、ひと口のコンソメスープが出てきましたが、こういう心遣いがすごいです。
いつもの流れで、ミルキーなチーズとフルーツトマト、そして、生ハムとニョッキと流れで
この日は、冷製ビーツのスープが!
美しい!
パキッとしたピンクです。
これに、生ハムをつけて食べるのには驚きました。このコンビがまた美味しい。
この日のパスタ、長谷川さんのトマトソースに当たってラッキー!
砂糖 足してるでしょ。って思ってしまうような 甘み。
この店がそんな事を もちろんするはずもなく、あくまでトマトオンリーを煮詰めて出る甘みなんですが、秘密があるそうで。
以前インスタで、その秘密が明かされている動画が出ていたのですが、
それを踏まえて頂く長谷川さんのトマトソースパスタは、格別です!!
信じられない手間がかかっていたんです。
その秘密を、堂々と明かしてしまう所もまた凄いです。
魚のメインは、フエキダイ。
皮がパリッとら身はフワッと。相変わらず焼き加減が素晴らしい。
お肉のメインですが、今回は9800円のコースではなく、和牛コース12000円にしてもらいました。
このコースは、和牛とも限らないそうで、この日は倭鴨という鴨が手に入ったということで、
貴重な奈良の鴨を頂きました!
くさみはゼロ、旨みがギュッとした すごく上品な鴨でした!
そこまで鴨が好きでは無かった私、正直 鴨のイメージが変わりました!!
シメは、スパイスの香り漂うスープに、丸くて小さなパスタ。
この流れで最後にクミンなどが香るスープという、素敵すぎる裏切り!
遊び心がありますね
メニュー用紙には11品のはずが、この日は 13品出てきました!
いつも、期待以上のお料理、目も心も お腹いっぱいで、幸せに なれる空間です。
シェフとスタッフの女性とのコンビネーションも 大好きです。
絶対ガッカリしない店。って 本当に凄い。
他のお店も好きで もちろん行きますが、
毎回 戻ってくると、ああ、やっぱり味も ホスピタリティも、レベルが違うわー!って 再確認してしまいます。
2025/03/23 更新
2024/01 訪問
毎回ソースが絶品ですが、春を感じるソースは目も心も胃袋も楽しませてくれました。
この日は2月の寒い日。
まずはじめに、この日は メニューには書いていない、小さなひとくちスープが出て来て
「まず、体を温めて下さい!」とシェフ。
こういう気遣いが素晴らしい。
そして いつもの生ハム、今日も最高です。
お料理として出てくる前に、フォークで削りたての生ハムを まず味わせてくれるのですが、脂が甘い!
揚げたてのニョッキ(この日は紅はるかのニョッキ)が、サクッとモチっと、そしてその熱で生ハムの脂が溶けるという、最高の演出。
(写真撮り忘れ!)
穴子と芽キャベツは フリットになっていて
こちらもカラッとサクッと揚げたて、めちゃくちゃ美味しかったです。
今回は和牛のコースを選択しました。
ということで、メインのお肉は和牛リブ!
お肉は溶けるほどやわらかく、いつもながらの濃厚なソースが素晴らしい!
その濃厚な赤ワインソースを、下の十勝こがねという品種の ジャガイモのクリーミーなペーストに絡ませて、最後は フォカッチャでお皿をぬぐい、余すことなく頂きます!
今回、見た目で1番目を引いたのが
魚のメイン。
真鯛をボールにしたものの下のピンクのソース、
これは なんとビーツ!
まだ寒い2月でしたが、春を感じるお料理で 楽しくなりました!
2024/04/16 更新
2023/12 訪問
最高の クリスマス スペシャルディナーでした!!(トリュフ祭り)
今年のクリスマスは お気に入りのこちらのお店!3日間限定の クリスマスコースにしました!
この日は私達の他に、カップルが3組。
クリスマスディナーって、普段とあまり変わらない内容で、夜景代みたいなものが入ってる?って感じのお店も多いですが、
白子、ウニ、大トロ、ホタテ、カラスミ、
そして!
トリュフ祭りです。。。!
トリュフが至る所に隠れていました。
コースの前にまずは、メニューには書いてないスフォルマートという、洋風の茶碗蒸し的なもの。
とても美味しいお出汁で体が温まる。
スプーンで食べ進めると、中に白子と大きなトリュフが出てきた!
別のお皿では、こんがりと焼かれた大きなフォアグラの下にもトリュフ。
フォアグラのソースは、なんとアールグレイのソース。
フォアグラ×トリュフ×アールグレイソース
なんという、組み合わせ。。。
ソースも脂っこくなく香りが立つ。
トリュフって 薄くスライスして何かの上にかかってるイメージでしたが、
ザクザクナッツの様な食感を感じる分厚さ、もはや具の一つの使い方をするという贅沢さ。
パイ包みの中には鹿肉のコンソメスープ。
3日間かけて作ったというこのスープは 濃厚で凄かった。
パイを崩してスープにイン。
さらにこのスープからもトリュフが!
メインのお肉、A5の和牛ランボソ というのは、噛めば噛むほどに 肉の旨みが。。
最近は、脂たっぷりでとろけるようなお肉が流行りだけど、意外に一口で満足しちゃうんですよね。
このような本来のお肉の美味しさを感じられる、程よい脂の上質なお肉は、あらためて良い。と感じました!
しかもコーヒーソースがめちゃくちゃ合います。
お魚は甘鯛。クリスマスカラーのお皿に わぁー!っと歓声。
こちらはバターと白ワインを煮詰めた クラシックなソース。(これがまた美味しくて、、)
とにかく、凄い内容でした。全10品。
(全部は書ききれてませんが)
これでクリスマスディナー18,000円は、
同じ様な金額を出して他のお店をチョイスするのが勿体無いと思ってしまう。
(夜景を見ながら食べたい、とかでない限り)
これらの高級食材も 熊澤シェフの手にかかると、2倍にも3倍にも化ける感じ。
ソースも、アールグレイソース、コーヒーソース、白ワインソース、、、
普段の9800円のコースも 毎回感動するけど、その差を思う存分感じれた "スペシャルディナー"を、ありがとうございました!
変わらずトークも、女性スタッフとの連携も素晴らしく、居心地良く ワクワクする時間でした。
来年もクリスマスはここに決定。
予約スタートがいつになるのか、ちゃんと通って事前に教えてもらおうと思います!!
(ジワジワと回を重ね、今回はもう5.0です!)
2023/12/28 更新
2023/10 訪問
テイクアウト!自宅でKUMAZAWAに感動!!【海老のカレー&オリジナルバター】
お手洗いに案内が置いてあって、ずっと気になっていたテイクアウト。
購入したのは「海老の頭で出汁をとったカレー&KUMAZAWAオリジナルバター」
コースの中盤で出てくる焼きたてのパンと共に出てくるこのバター、
本当に美味しくて、いつもこれを朝食で食べてみたい。と思ってたので夢が叶いました。
このバターが美味しくて美味しくて・・
しかも半分はオリーブオイルだそうで、バターのコクなのに、体には良い。
生クリームや塩で調整してるその配分?なのか
以前、カウンターで隣になったご夫婦が、これをつまみにして呑める。と言ってました(笑)
ちなみに、お店で使ってるオリーブオイル、シチリア産のノンフィルターで、美味しい。
聞いたらシェフが教えてくれて、私は自宅でも同じの使ってます。
シェフはそういうのを惜しげもなく教えてくれる所がまた面白い。
お店のふわふわフォカッチャも合うけど、ガリガリのバケットも合うから、この週末はパン屋でバケットを買う楽しみ!
カレーは、お店で出ることのないメニューですが、
あまりにも濃厚で美味しくて、
例えるなら 洋食の極みカレー。
以前お店で出てきたアメリケーヌソースの魚料理があったのですが、そのソースをそのままカレーにした感じ。
the高級カレーです。
イタリアンシェフなのに、こんなに美味しいカレーを作るなんて、
普通にカレー屋さんもやって欲しいです。
写真は解凍後の写真だけど 冷凍で渡してもらえるので、テイクアウトの牛タンの料理とかと色々セットにしてもらって、お歳暮にクール便で送ろうかと思います。
ひとまず 次にお店に行くまで、こちらのカレーでおウチKUMAZAWA!
2023/10/07 更新
2023/07 訪問
昼から熊澤シェフを独り占め!平日ランチのチョイスが増えました。
今まで金・土のみの限定ランチでったのが
4名以上で2日前までに予約すれば
他の曜日でもランチをやってくれるようになりました。
やっぱり主婦層のリクエストが多かったそう。
早速、ド平日に女子5人で予約。
大きな晩餐会のようなテーブルセットを広々と貸切!
夜のみのスペシャリテの生ハムやリゾットこそ無いものの、
ランチの満足度で言えば、これで4000円台なのがすごい。
最近パスタランチでも3000円近いお店もザラなので。
メニューでは6品と書いてあるけど、今回も結局7品のコース。
ビーツのスープは、出てきた瞬間に歓声!
ビーツ特有の土っぽさが残りつつも、まろやかでクリーミー。
もっと飲みたいくらいでした。
長谷川さんパスタは、トマトが1番いい時期だったらしく、本当に蜜のように甘くて濃い!
メヒカリのフリットは、カレー粉と塩で交互に楽しむ。
一つ一つの料理が、夜のコースに引けをとらない、しっかりしたものです。
ランチタイムでも事前にリクエストすれば、夜のコースもOKと言うことなので、いろんな選択肢が広がっています。
他にお客さんがいないので、料理の話など色々聞かせてもらって、例えばトマトソースがどれだけ手間をかけて作られているかなど目から鱗で、
余計に美味しく頂けました!
やっぱりこの店が、ダントツのコスパと料理その他のクオリティかな。
2023/08/10 更新
2023/05 訪問
毎回驚かせてくれるエンターテイメントと 想像の上をいく、本当に美味しい料理がここにはある。
投稿は3回目ですが4度目の来店です。
前回 熊澤シェフとお話ししていたら、お願いすれば9800円のコース以外もやってくれると知り、記念日のこの日は15000円でお願いしました!
貴重部位の牛肉には、マルサラの入った赤ワインソース、コレがこの日の1番です!
赤ワインソースはここでは何度か頂きましたが、いつもよりもさらに濃厚でスペシャル。。。
永遠に無くならないでほしいレベル。。!!
この日は、記念日なのでシャンベルタンを入れました!
このクラスのお店で13000円とはかなり良心的かと。
コレがお肉料理に合う合う。。
そして、ここの生ハムが大好きなので
コースで出てくる生ハムと揚げたてニョッキにプラスして、生ハムの盛り合わせもリクエストしました!
なんという幸せ。。
この日は、すごく暑い日でした。
お店についてまず、「今日暑かったですよねー、まずこちらで サッパリしてください」と、
メニューにはない一皿が!
こちらは冷製のナスの煮浸しのようなのですが
下の大根は生ハムのブイヨンで炊いていたり、手が混んでいます。
上の新生姜のピクルスは、ガリのような要素でサッパリ!
いつも思うのは、「前回はあれを出したので、今日はこうしてみました。」とか、
気遣いが半端ないです。
今回のこのクオリティで、15000円とは藤沢だからでしょうか。大大大満足です。
ほんと、色々食べ歩くのが好きだったのですが、
最近はもう目移りしなくなりました。
ここに来れば、毎回違う料理が楽しめて 会話も楽しいし、感動があるから。
次回も楽しみです!!
2023/05/31 更新
2023/02 訪問
待望のランチが始まりました!予約はお早めに!
夜に引き続き、2回目です。
初めて行った日に、ランチもスタートすると聞いてたので、楽しみにしてました!
6品のおまかせコース、デザート込みで税込4980円。
ここの料理がこの価格で頂けるのは、嬉しい。
昼間に行っても店内の高級感ある雰囲気はそのまま、
ん〜!やっぱりどのお料理食べても美味しくて、幸せ。
特にジェノベーゼパスタは、バジルではなく、蕪の葉なのですが これがクリーミーで美味しかった。
メヒカリはサクッとスナックのようで、レモンの他に 山椒の効いてる塩もあって、コレがなかなかニクイ、和のテイスト。
メインは、お肉も付け合わせにまで感動、
13種類の野菜の入ったスープは、藤沢野菜。
食べながら、一緒に行った友人と2人で深く頷きあいながら 昼から幸せを共有。
夜のフルコースに対して、ランチは6品のコースと、お昼にはちょうど良いボリューム感。
(といいつつ、写真を見返すと6皿以上ある)
そこへコーヒー紅茶orハーブティーも。
前回ディナーで行ったときめちゃくちゃ感動した
「日本の生ハム」を、いろんな食べ方をさせてくれるあのパフォーマンスと、
コースの途中で精米して作る「リゾット」
この2つは ディナーのスペシャリテの様です。
確かに、↑のリゾットは 夜のフルコースの時間を使って出来ることであって、そういう意味ではランチとの棲み分けもされてる印象。
そりゃそうだ。
逆に、スープやメヒカリを揚げたものは ランチならではのよう。
メインもしっかりしてるし デザートは結局2つ出てきてるし、お品書きに書いてないものも間に挟んだり、
それでいてこの値段。と考えるとかなりの満足感。
帰る時次回の予約をお願いしましたが、結構埋まってきてる感じ。
本音を言うとあまり知られてほしくない(笑
メイン
バジルではない、蕪のジェノベーゼ
メヒカリ 山椒の塩が効いてて和
13種類の藤沢野菜スープ
マリネはランチverで健在
練乳に見立てたソースが、素晴らしい
お品書きには無いお口直し
オリジナルのバター、お昼もありました
これもお品書きには書いてない、あまーいトマト
これは食べて驚く、試作中のものらしい
2023/02/07 更新
2022/11 訪問
目も舌も喜ぶ絶品料理とエンターテイメント!
こちらのシェフの前のお店の時、本当に美味しくて大好きだったので、ずっと次のお店がオープンするの待ってました。
久々に食べた料理は、本当にどれも美味しくハズレなし。
ギュッと旨味が凝縮していて、塩加減も肉や魚の焼き加減も絶妙
本当に美味しいものを 少しづつ食べれるのは幸せ。
白子とホタテのムニエル、舌でとろけます。
オープンキッチンで食材を見せながらコースを進めてくれて
初めて見るもの、意外な組み合わせに驚きつつ
あと 意外に気さくでシェフの話が面白い!
生ハムは、長野で作られてて実際の熟成中の写真まで見せてくれました。
しめのリゾットは、その場で精米してから作るこだわり。
長いコースなので、お腹の満たされ具合で 精米する量を調整してくれます。
しかも、トリュフとキノコ!
カウンターで料理のショーを見てるかのようで、あっという間の3時間!
今はディナーのみの営業で、ランチもいつか始まるみたいなのでそれも楽しみです。
本当に上質で良い店です。
2022/11/21 更新
だいぶ前になりますが、夏のKumazawaコースです。
先ずは、コースが始まる前に、長谷川さんトマトジュースのサービス!
いつもあるとは限りませんが、メニューに書いてないサービスがこうやって出てくると、嬉しい。
くまざわシェフといえば、前のお店の時から 長谷川さんトマトのパスタですが、その長谷川さんトマトのジュースとは貴重!
真夏の暑い日に、胃にスーッと流れ落ちて、これから始まるコースの為の準備が整いました!
そこから、自家製のチーズと桃。
とうもろこしの冷製スープには、生ハムが添えてあり、生ハムの塩っけと、とうもろこしの甘みが 互いを引き出しあっていて、幸せの一皿でした。
もうこの時点で、ノックアウト。
メカジキのサラダは、なんとメカジキの大トロ!
オクラの花は、初めていただきましたが、 揚げたてのサクサクの衣の中に、ねっとりしたオクラの花。
調理前に、お花を見せてもらいましたが(写真)、オクラの身ではなく 花の部分を食べれるなんて、知りませんでした。
ここから、メインと続きますが
どの料理もため息つきながら、味わいました。
シメのとうもろこしのリゾットにも感動。
夏という季節を、胃袋で 存分に味わえた 最高の夜でした。
毎回、幸せをありがとうございます!
お持ち帰りで パンとオリジナルバターを購入。
次の日の朝も、幸せな朝食となりました!