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夜の点数:5.0
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¥20,000~¥29,999 / 1人
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料理・味 5.0
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隠れ家鍋専門店「鳥さわっつ」で贅沢な鶏尽くしの夜
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2024/12/13 更新
いやはや、この歳になると「完全予約制」とか「一日一組限定」とか、そんな甘美な響きに抗える者などおるまい。きっかけは友人・坂口の紹介だ。坂口といえば、以前代官山の焼き鳥屋で飲んだときに、焼き加減をめぐって店主と真剣に語り合い、「お兄さんの焼き鳥は鶏に対する敬意が感じられる!」と泣き出した強者である。そんな彼が薦める店なら、間違いないだろうと「鳥さわっつ」へ足を運ぶことにした次第だ。
広尾駅から歩くこと約10分。場所は南青山だが、その夜、小生は少し酔いが回っており道中の記憶は曖昧だ。確か途中でタクシーを拾おうとしたが、運転手に「近すぎる」と断られた気がする。ともあれ辿り着いたそのお店は、控えめな看板と隠れ家的な佇まいで、坂口の推しポイントが早速分かった気がした。
店内は個室で、壁一面にサインや落書きがびっしり。あれこれ眺めていると、「誰のサインか分からなくても楽しいのが名店の証拠」と勝手に感心していた。さて、今回選んだのは鴨鍋コース。前菜からデザートまで鶏料理尽くしで、まさに至福の時間が待っていた。
まず出てきたのは、前菜の盛り合わせ。小籠包や焼き餃子も含まれていて、これはもう鍋屋というより鶏の総合エンターテインメント。口に運ぶたびに、「ああ、ここはただの料理屋ではないな」と酔いも手伝って一人感動していた。主役の鴨鍋は、もも肉とロース肉が山東菜とともにスープに浮かび、スープの深みたるや、過去に訪れたどの鍋屋とも一線を画す。締めには蕎麦が登場し、これがまた汁を最後の一滴までさらい尽くす名脇役ぶりだった。
さらに、追加メニューで「鳥さわ22」の焼き鳥を注文。はつもと、肩、ちょうちんといった部位が登場し、どれも絶妙な焼き加減。特に肩のジューシーさには、小生はその場で坂口を称賛する詩を作り始めるところだった。
最後のデザート、黒豆茶アイスもまた秀逸。口の中に広がるほんのりとした甘さが、濃厚な鶏料理の余韻をやさしく締めくくった。
ただし、この店は一日一組限定という特別感ゆえ、予約を取るのが一苦労。坂口曰く、「予約の際は決して焦ってはいけない。余裕を持って計画を立てるべし」とのこと。鶏料理好きには必見の名店、ぜひ一度足を運んでみてほしい。