2回
2019/04 訪問
嫁とデートでTexturA!よだれ鶏と辣子鶏に心奪われる夜
いやはや、小生、ついに嫁とのデートで本気を出しました。向かったのは、スペイン料理と中華料理の融合という攻めたコンセプトの「TexturA」。何でも話題のお店らしく、嫁が「絶対ここ行きたい!」と猛プッシュしてきた次第です。小生としては、「なるほど、中華とスペイン?攻めすぎて失敗してる店じゃないのか?」と半信半疑で暖簾をくぐったのですが……いやはや、完全にやられました。ここ、本物ですぞ!
まず感動したのが、「よだれ鶏」。これがただのよだれ鶏ではない。何と一皿で四段階の進化を遂げる魔術的な一品!最初はそのままピリ辛タレで楽しみ、次にそのタレが餃子のディップソースに早変わり。さらに、そばのつけダレとして使い、最後には豆乳スープへと昇華していくのです。嫁が「何これ、天才!」と叫び、小生も「いや、むしろ革命では?」と目を見張るばかり。この一皿で旅をしているような気分ですな。
そして、今回小生の心を完全に鷲掴みにしたのが「辣子鶏」。登場した瞬間、赤い唐辛子の山に埋もれる鶏肉が視界を独占。いやはや、これは料理ではなくアートでは?と思うほど。唐辛子を崩して顔を覗かせた鶏肉は、カリッと香ばしく、口に入れた瞬間にスパイスの香りが爆発!「辛いけど止まらない!」と嫁が勢いよく箸を進め、小生も負けじと戦うように食べ進める。汗が滝のように流れながらも、箸を止められないこの魔性の一皿。辛さと旨さがここまで共存できるとは、小生、感服です。
さらに感動したのは、コース料理とお酒のマリアージュ。お店の方が料理ごとに選んでくれるお酒が、また絶妙!辛さを抑えるワインや、味わいを引き立てる日本酒など、一口飲むたびに「なるほど、これが大人の楽しみ方か!」と感動しっぱなし。嫁も「これ、最高のデートスポットだね!」とニコニコ。小生、今回のチョイス、完全に勝利でございます。
お店全体の雰囲気もスタイリッシュでモダン。しかし過度に気取った感じはなく、心地よく食事とお酒を楽しめる空間。嫁との会話も弾み、普段の居酒屋デートとは一味も二味も違う夜となりました。
結論として、「TexturA」は、デートや記念日にぴったりの名店。特に「よだれ鶏」と「辣子鶏」は必食!次回は友人夫婦も誘って訪れたいと思いますぞ。いやはや、素晴らしい体験でした!
2024/12/21 更新
いやはや、父の82歳の誕生日を祝う場として選んだ「テクストゥーラ」、家族総出でのランチがここまで特別な時間になるとは思わなかった。弟家族と自分の家族、合計10人近い大所帯で訪れたが、この店の落ち着きと洗練された空間に、小生は最初の一歩から「選んで正解」と確信した次第だ。
まず運ばれてきた前菜が、彩り鮮やかで美しい盛り付け。「お皿の上に絵があるみたいだな」と父がぽつり。食べれば繊細な味付けと旬の素材が存分に活かされており、思わず笑顔がこぼれる。普段は料理に細かい弟も「これはすごいな」と感心しきりで、ここから会話も自然と弾んでいく。
小生が選んだ魚料理は、白身魚の火入れが絶妙で、ふわっとした食感に爽やかなソースが絡み、これがまた軽やかな美味しさ。父が選んだ肉料理は旨味たっぷりで、82歳の胃袋にも優しい仕上がり。「この歳でこんなに美味しい肉を食べられるとはな」と笑う父の顔に、小生も思わず感動した。
さらにデザートが登場すると、華やかなプレートの上に「Happy Birthday」の文字が。「こういうのはいいもんだな」と父が照れながら喜ぶ姿に、弟家族の子どもたちも拍手を送る。こういう場面があるからこそ、家族で過ごす時間の大切さを改めて感じる。
スタッフの心配りも見事で、子どもたちへの対応から父への声かけまで、終始心地よいサービスに包まれたひとときだった。いやはや、これほど温かい時間を演出してくれる店は貴重である。次は父の83歳をここで祝うか、それとも何か別の記念日にまた訪れるか、いずれにせよ再訪は決まりだ。