2回
2025/02 訪問
ヨッさんと2軒目、VINでフレンチと沖縄そばと記憶喪失
2025/02/21 更新
2024/12 訪問
目黒「VIN」、フレンチと沖縄そばとユキノとゲイバーの夜
いやはや、小生です。この日の相手は、青山のバーで働く肉食系バーテン女子ユキノ。仕事終わりの彼女に「目黒に良い店がある」と小生が提案したのが始まりでした。「フレンチなのに沖縄そば？」と半信半疑な彼女を説得しつつ、タクシーに乗り込んで目黒へ向かう道中、小生の期待はすでに高まっておりました。
目黒の静かな通りにひっそりと佇む「VIN」。その扉を開けると、温かな照明と居心地の良い空間が広がり、ユキノも「いい感じの店だね」とご満悦。まずは赤ワインを選び、羊肉のローストと牛肉の煮込みをオーダー。ユキノが「この店、本当に沖縄そばあるの？」と聞くので、「まあまあ、まずはこれを食べてみて」と一皿目を待ちます。
最初に運ばれてきたのは羊肉のロースト。表面はこんがり、中はジューシー。その香りと食感に、ユキノが「これはヤバい」と驚嘆。次の牛肉の煮込みは、スプーンでほろほろ崩れる柔らかさ。濃厚なソースが赤ワインにベストマッチで、静かに食べるだけの時間がしばらく続きました。
そんな中、小生が切り出したのが「締めに沖縄そば、どう？」という一言。フレンチで沖縄そばに最初は戸惑っていたユキノも、「ここまで美味しいんだから信じてみる」と期待を寄せる様子。
そして登場した沖縄そば。透明感あるスープから漂う出汁の香りに、ユキノが「すごく上品」と驚きの声を漏らす。もちもちした麺に絡むスープは繊細でありながら、しっかりと旨みが詰まっています。そして紅しょうがが一気に味のアクセントを加え、この一皿が「フレンチと沖縄そば」の枠を軽々と飛び越えた完成度を感じさせました。
お会計を済ませると、ユキノが「この後どうする？」と悪戯っぽく微笑む。目黒に来たなら、と小生が提案したのは隣にあるゲイバー。「なんでこんな所に？」と笑いつつも、彼女はノリノリでついてきます。
そのゲイバーは、明るいママと愉快な常連たちが迎えてくれるアットホームな空間。カラフルなカクテルを片手に、「さっきの沖縄そばのスープ、本当に美味しかったよね」と余韻を語るユキノ。ママに「また来なさいよ！」と笑顔で送り出される頃には、夜もすっかり深くなっていました。
目黒「VIN」。フレンチの技と沖縄そばの驚き、そして心地良い空間が作り出す特別な時間。隣のゲイバーでの締めも含めて、完璧な目黒ナイトとなりました。ユキノも大満足の夜、いやはや、忘れられない一夜ですな！
2024/12/29 更新
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ヨッさんと1軒目を終え、「じゃあ軽くもう一杯だけね」と言いながら辿り着いたのが 立ち飲みフレンチVIN。が、ここでまさかの「椅子あるじゃん！」事件。もう立ち飲みの覚悟で来てたから、座れた瞬間に安心しすぎて、さっきまでの酔いが倍増。ヤバい。すでにべべれけの気配が漂う。
気づけばワインのボトルが開いていて、目の前には 星付きレストラン仕込みの前菜プレート。洒落た皿に、洒落たウインナー、洒落たポテサラ。いや、この焼きウインナー、カリッと香ばしくて中はジューシー、ワインが進みすぎて記憶が危険。ヨッさんと「ウインナーでこんなに感動したの初めて」と泣きそうになる。
そこに白子ソテーが追い討ち。トロッと濃厚、ワインと一緒に流し込めば完全にフレンチの沼。牛肉の煮込みなんてもう、口に入れた瞬間に意識が飛ぶレベル。「これ、飲み物じゃん…」とヨッさんと顔を見合わせ、またワインを注ぐ。もはや飲んでるのか食べてるのかわからない。
そして、締めに「沖縄そばいっときます？」とシェフの一言。いや待って、ここフレンチじゃなかったっけ？しかし一口すすった瞬間、もうダメ。ダシの優しさに全身の酔いがじんわり溶け、「生まれ変わったら沖縄そばになりたい」とヨッさんが謎の発言。
気づけば終電終了。ヨッさんと肩を組み、「まぁこうなるよな」と笑いながら、深夜の目黒に消えていった。VIN、ヤバい店です。またやらかしに来ます。