kingdom32307さんが投稿したガストロノミー ジョエル・ロブション(東京/恵比寿)の口コミ詳細

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  • 夜の点数:4.5

    • ¥80,000~¥99,999 / 1人
      • 料理・味 4.5
      • |サービス 4.8
      • |雰囲気 4.8
      • |CP 4.5
      • |酒・ドリンク 4.9
1回目

2025/05 訪問

  • 夜の点数:4.5

    • [ 料理・味4.5
    • | サービス4.8
    • | 雰囲気4.8
    • | CP4.5
    • | 酒・ドリンク4.9
    ¥80,000~¥99,999
    / 1人

芸術としてのフレンチ。ワインと料理が紡ぐ、記憶に残る一夜


ロブション恵比寿にて、至高のディナーコースを体験しました。どの皿も見た瞬間に息を呑み、口にした瞬間に記憶が更新されるような感動の連続。



【アミューズ】

一口で世界が変わる美味しさ。これが本当にアミューズ?と思うほどの完成度。甲殻類を感じました。



【前菜1】キャビア インプレッション

見た目から圧倒される、黄金の円形に配置されたキャビアとクレーム。味の設計・ビジュアル・香りのバランス、すべてが完璧。これだけで訪れる価値ありです。



【前菜2】ホッキ貝と香味野菜、スパイシーなアクセント

甘みのある貝に、香草と軽い辛味を効かせた意欲作。ワインとの相性も抜群で、料理の「勢い」を感じさせる一皿でした。



【温前菜】三重県産エスカルゴのクロケット

再構築された「ブルゴーニュ風エスカルゴ」。パセリとガーリックのピュレがアートのように描かれ、味も見た目も楽しめました。



【メイン】オマール・ブルーのロティと甲殻類のジュ

ソースの香りからもう虜。火入れも完璧で、海老の甘み、泡のソース、春野菜の爽やかさが口の中で完璧に調和。この夜のクライマックス。



【チーズ】テット・ド・モワンヌ

チーズが苦手な私でも、この削りたての花びらのようなチーズは心地よく楽しめました。ワインとの相性も素晴らしい。



【デザート】
• 苺とシャンパンのドーム仕立て
• タルト・オ・ショコラ
• ミルフィーユ・オ・ショコラ
• プティフール4種

見た目も味も香りも計算され尽くした甘美な終幕。甘さ控えめで素材の味を活かしたデザートが最高の締めくくりでした。



【ワインペアリング】
• Egly-Ouriet Grand Cru(シャンパーニュ):力強くもエレガント、キャビアやホッキ貝に絶妙。
• Domaine Leflaive Puligny-Montrachet 1er Cru Les Pucelles 2011:オマールとのマリアージュは奇跡的。熟成シャルドネの深みに圧倒。



【総評】

「完璧」では足りない、“物語”として完成されたディナー体験でした。
空間、サービス、ワイン、料理、すべてが一つの演出であり、舞台であり、芸術。季節が変わるたびに訪れたくなる、まさに世界最高峰のガストロノミーです。

2025/05/18 更新

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