2回
2025/04 訪問
若きスタッフたち。驚きのコストパフォーマンス
初蒲田。目的は第五世代の握る鮨。ラッキーにも席が取れたとの事。
お店に向かい歩いていると、この時期可憐な花が咲き誇る美しいガーデニング。その手前にお店への入り口。ここが初音鮨とは。お寿司屋さんとは気付かず通り過ぎてしまいそうです。
第五世代お任せ鮨2025春という事で15品の握りとあら汁8800円。シャリは江戸前赤酢です。
始まりは、赤身、中トロ握り、たたき。一番お腹の空いている時に美味しい鮪を食べてほしいとの事。このたたきがあぶりがっこが入っていてそのスモーキーな香りと風味が絶妙に鮪と合っていました。その後、コハダ、アオリイカ。春子鯛、青柳。赤ムツ、〆鯖、車海老、鰆、蛍烏賊、鰹、穴子、玉子焼。最後にお魚。海老のお出汁の効いたあら汁。蛍烏賊を軍艦にしない理由、車海老の味付け、鰹な漬け、穴子の骨についてなどなどそれぞれにこだわりがあり一つ一つ丁寧に説明くださいました。そしてそれぞれに味わいがあり美味しかったです。こちらは素人ですから教えていただけるというのは本当にありがたい。一つのネタの裏側を知ることができる感じですね。
スタッフの方たちも気持ちの良い子たち揃い。
細かいところをみれはシャリの塩味、握りのかたちなどつっつくところはありますが、それも個人的な好みに過ぎません。オーバーオールでとても満足の食事となりました。
気がつけばあっという間に90分がすぎていました。この間に8名分の握り15品を出すというのは握る方もかなりテンポ良く進めなくてはならないので大変ではないかと思いました。
美味しいお鮨をいただけて感謝。ありがとうございました。
2025/04/23 更新
前回4月春の夜に続き7月夏をランチにて楽しみました。
前回同様15品➕あら汁を約90分で堪能。
定番鮪にはじまり、夏ということもあり小肌、鯵、鰯と光物、鱚、梭子魚も登場。あら汁は赤味噌仕立て、バランスが良くてとても美味しかったです。
握り手が前回とは異なり、お話も変わり、それぞれに美味しく楽しい時間でした。
前回気がつきませんでしたがカウンターに置かれたお鮨、写真を撮る際に影が出ないんです。そうなるようにライティングの設定にも配慮しているそうです。以前の大将だは考えられない事だそうですが、、最近は考え方を変えられたそうです。さすが最近の作り手も考え方が進化しています。
一室8名、L字形カウンターの部屋はそんなに広くもなく、おしゃべりの花が咲き過ぎないようにお客様側も配慮が必要と感じました。特に男性客はもう少し落ち着いた雰囲気の中で美味しいお寿司を楽しみたかったのではないかと感じました。食事中の雰囲気作りは難しいですね。特にランチは意外とこの問題難しいかもと思いました。
現在ランチ一回転だそうですが、夜は5時から四回転で対応しているそうです。その為、予約も取りやすくなりました。
それにしても今年入った新人達が10月のランチから握り手としてカウンターに立つとの事、若い時から素晴らしい経験を積むチャンスで他店の若手さんは羨ましいのではないでしょうか。次回はぜひ寒い時期に訪問したいと思います。
ごちそうさまでした。