36回
2024/02 訪問
和食のかがみです
寒い冬の魚もよいですが、そろそろ、蟹とか河豚とか飽きる頃になると、ちょうど春の苦味の野菜が恋しくなります。フキ、タラの芽、ゼンマイなどなど。
超高級和食店では、お金取れないから余り見ませんが、こういう野菜を丁寧な仕事で味あわせてくださるのが、本当の京の味だと思います。
星野さんの薇には本当にびっくりしました。京味でもこの時季出ましたが、かなり苦くて、若いときは、なんだろな~、春を迎える修行だなって思って食べてました。
星野さんのは、野菜ならでわの甘みに、ほんのり苦味があり、春が口の中で溢れていました。コツは、低温でゆっくり揚げること。
これは星野さんでないとできない仕事です。参りました。
2024/02/11 更新
すっかり冬の食材となった星野さん。
今日の食材は、
海鼠腸飯蒸
山本商店の松葉蟹は雄雌
雲子の茶碗蒸
富田林の海老芋
今年の唐墨
丸鍋と鼈雑炊
などなど
京味も松葉は山本商店さんですが、冷たいのを出してました。やはり大店では仕方ないですが、星野さんは、ほのかに温かくして出してくれます。冷たいのよりも香りが立ちますが、これ以上熱くしたらしつこくなる微妙な加減が、星野さんの真骨頂ですね〜
漢字テストみたいですみません…