この口コミは、hideo73さんが訪問した当時の主観的なご意見・ご感想です。
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昼の点数:4.3
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¥1,000~¥1,999 / 1人
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料理・味 4.4
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|サービス 3.8
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|雰囲気 3.8
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|CP 4.0
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|酒・ドリンク -
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[ 料理・味4.4
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| サービス3.8
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| 雰囲気3.8
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| CP4.0
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| 酒・ドリンク- ]
これは究極… 至福の蕎麦ぜんざい
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盛り蕎麦 (900円)
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蕎麦ぜんざい (550円)
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敷地入口。この時期になると常陸秋蕎麦を使う多くのお店でこの幟が見られるようになる。
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店舗入口へと続く風情ある路。
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蕎麦ぜんざいは蓋がされて供された。
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蓋を開けると、蕎麦がきの上 9割ほどを煮小豆が覆っていた。初めて見る景色だ。
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蕎麦がきと粗挽蕎麦がきは異なる蕎麦粉が使用されているようだ。この違いも気になるところ。
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2023/10/12 更新
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[ 料理・味-
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| サービス-
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| 雰囲気-
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| CP-
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| 酒・ドリンク- ]
豊かな風味が印象深いこだわりの蕎麦
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天もり蕎麦
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蕎麦ぜんざいが心残り。
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入口外観((右手の家ではなく)木々の向こうに隠れるように立つ家屋が店とばかり思っていたが、店は奥から左手の細い道を進んだところだった。)
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入口に立つ店舗案内板(車だと見つけにくそう)
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奥から左手の細い道を進んで行くとお店が見えました。
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お店入口です。
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2023/07/23 更新
ついに新蕎麦の季節がやって来た。ただ新蕎麦ならどこでもいいというわけではない。待っていたのは “暁山” さんの新蕎麦だ。8, 9月と2カ月の準備期間を経て、10月からの再開。営業は日曜昼のみで予約が必要なことは変わっていない。予約した日曜日、11時の開店に合わせて店に入る。
暁山さんの蕎麦は、発芽した玄蕎麦を天日干しして自家製粉しており、凝縮した旨味と香り立つ風味が秀逸だ。7月に経験したこの感動が忘れられず、それを更に新蕎麦で味わいたいと2回目の訪問である。
今回はもう一つの目的がある。それが蕎麦ぜんざいだ。前回隣のお客さんが追加で頼んだもので、その時は既に満腹に近い状態だったのでとても追加できる状況になく、次の機会を待っていたものだ。この両方を食すために、今回だけは好物の天ぷらに外れてもらうことにして、以下を注文した。
□盛り蕎麦 (900円)
□蕎麦ぜんざい (550円)
蕎麦単品の注文は人生初。これまでは天せいろ、肉つけ蕎麦、カレー南蛮蕎麦と必ず何かを付けてきたが、今回は純粋に蕎麦と向かい合う方針である。
蕎麦を上手に食べる人は、蕎麦の下方のみをつゆに浸けて啜り上げ、鼻から抜ける香りも楽しむと聞くが、自分はそういう食べ方は苦手なので、そこは自分流で食べることにする。すなわち、蕎麦は大部分をつゆに浸し、啜らずに口に含むのだ。
コシは強いというより力強い。しっかりとした弾力がある力強さだ。どうやったらこういう蕎麦が生み出せるのだろうか。水分が少ないのとも全然違う。蕎麦の一本一本はとても瑞々しく、絡み合うことなく完全に自立している。歯にまとわりつくようなこと(歯ぬかりというらしい)も一切無い。蕎麦粉、蕎麦打ち、茹でから冷水での締めに至るすべての工程に最高の技が発揮されているのだろう。風味も期待通りの素晴らしさだ。蕎麦は香り立ち、つゆも味加減が絶妙。今回は特に辛味大根の旨さを感じた。蕎麦がシャープさを纏ってキレが出るような感じと言えば良いか、とにかくなぜ辛味のある大根が薬味として用いられるのかを初めて納得することが出来た (辛味大根のお替りがしたかった…)。(^^)
名残惜しくも盛り蕎麦を食し終え、蕎麦ぜんざいを待つ。大丈夫、まだ満腹には余裕がある。そして楽しみにしていた蕎麦ぜんざいが、蓋をされた状態で供された。盛り蕎麦単品が注文形態として人生初ならば、蕎麦ぜんざいは正真正銘人生初の食べものである。一体どんな味、食感なんだろう。
蓋を開けて対面。光沢のある蕎麦がきの上9割ほどに煮小豆が覆っている。初めて見る景色だ。写真等で見たことはあるのだろうが、自分の食リストに入っていなかったので記憶として残っていない。前回蕎麦の美味しさを実感して初めて食べてみたいという思いに至った一品なのだから。
蕎麦がきに箸を入れる。予想に反して全く抵抗を受けることなく箸が入って行き、ひと口分を容易に取り分けることが出来た。そこに煮小豆を絡めて口へと運ぶ。何という軟らかさだろう。舌で押しただけで平らに伸ばされていく。煮小豆の奥行きのある甘味も実にいい。蕎麦ぜんざいとはこんなに美味しいものだったのか。蕎麦がきだけを取って鼻に近づけてみると、放たれる温かい香りにはどこか華やかさを感じる。初めて食べるので比較する相手がおらず確かなことは言えないのだが、暁山さんが作る蕎麦ぜんざいだからこれほどの美味しさが引き出されているのだろう。正に究極と言っても過言ではないような至福の一品だった。幸せ〜 <( ̄︶ ̄)>
後から来た家族連れのお客さん、店の御主人とは懇意らしく世間話をされた後「まずは蕎麦ぜんざいを二つ…」と来た。いやこの常連さんたち、すべて知り尽くしてるわ。「やっぱりそうですよね」と思わずいいねをしたくなりつつ、お会計へと席を立った。
本当に素晴らしい品々との出会いに感謝しつつ、気持ちの良い秋空の下へと出る。よし、ここから川尻の海まで歩いて行くとしよう。(*˘︶˘*)