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[オードブル] 具だくさんスープ 田舎風。ブイヨン・ド・レギューム (野菜のだし) そのものと言えるような滋養に満ちたスープ。
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[メイン] 鶏肉のコンフィ。濃厚な旨味を持つモモ肉、パリパリで香ばしい皮。これぞ鶏モモ肉のコンフィという至福の一品。
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[デザート] ブラン・マンジェ, ココナッツ風味, マンゴーソース。感動再び。以前食した時はマンゴーソースはかかっておらず、メロンも添えられていなかった。
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店舗外観
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鮮やかなオレンジ色の紙ナプキンが出迎えてくれる。
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ノンアルコールビール。500円という価格設定は、フレンチの店ではまず見られないだろう。奥の同行者のグラスワインも600円とこれまた驚きの価格。
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パンとバター
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[オードブル] 具だくさんスープ 田舎風
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[メイン] 鶏モモ肉のコンフィ
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[デザート] ブランマンジェ, ココナッツ風味, マンゴーソース
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デザートに合わせてコーヒーを追加。コク深いのでミルクが合う。
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店舗看板。フレンチ食堂と謳われている。小金井の町に親しみやすい店をというのがコンセプトにあるものと思われる。
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店頭のメニュー表。ランチは現金のみのようなのでご注意を。
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“水草の川” というタイトルの絵。“水辺のほとり(Au bord de l'eau)” が語源のボルドーの一風景なのだろうか。
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東小金井駅から始めた小金井散策は、小金井公園、同公園内にある江戸東京たてもの園を経由し、武蔵小金井駅周辺へと歩を進めたところでランチの時間となった。
この日のランチにと選んだお店は、フレンチ食堂を謳う “オー・ボール・ド・ロー” さん。1954年に営業を始めてからちょうど70年が経つ、小金井の町そのもののようなお店。店名のフランス語表記 “Au bord de l’eau” は “水のほとり” を意味する古語で、複数の河川に囲まれたワインの産地ボルドーの語源とされている。
もう5年は経つだろう。スマホをまだ持っていない頃、武蔵小金井に用事があって来た際に、歩き回って見つけたお店で、その時食べた鶏モモ肉のコンフィとブランマンジェが忘れられず、この機会に同行者にも紹介したいと思い再び訪れたものである。
[注文内訳]
□3皿, 2600円コース ✕2
(オードブル+メイン+デザートのコース)
□ノンアルコールビール (500円)
□赤ワイン [グラス] (600円) [同行者]
□コーヒー (400円) ✕2 (デザートの際に追加)
コースはオードブル5種, メイン4種, デザート5種から選ぶスタイル。自分(①)と同行者(②)は以下の組合せを選択した。
▨オードブル
①具だくさんスープ 田舎風
②本日のスープ/かぼちゃのスープ
▨メイン
①鶏モモ肉のコンフィ
②本日の魚料理/鯛のソテー 粒マスタード添え
▨デザート
①②ブランマンジェ,ココナッツ風味,マンゴーソース
まずここで特筆すべきは飲み物の価格。およそこのようなフレンチ店ではあり得ない設定である。誰もが気軽に利用できる “食堂” のコンセプトならではといったところであり、小金井の町に長年愛され続けている理由の一部を示しているだろう。
[料理説明]
■オードブル/具だくさんスープ 田舎風
具だくさん過ぎるスープと言ってもおかしくないくらい、スープ皿が具で満たされている。いんげん、きゃべつ、にんじん、ねぎ、玉ねぎ、トマト、ベーコンなど。これは野菜のだしそのものであり、ベーコンの脂分とシンプルな軽い塩味が野菜だしの旨味を存分に引き立てている。滋養に満ちた田舎風スープが、まずは高い満足感を与えてくれた。
なお、同行者のかぼちゃのスープも、かぼちゃの濃厚な甘みとなめらかな口当たりが最高の一品だった。
■メイン/鶏モモ肉のコンフィ
いつも口にしている鶏肉との違いが噛んだ瞬間に分かる。ぷりぷりとした肉質、そして肉自体の味というものがあってそれがとても濃い。メニューには鶏モモ肉としか書かれていないが、質の高い地鶏に違いない。あえて言わずとも分かるということなのかも知れないが、ランチでそれをさり気なく出すあたりが、お店の誠実さを表しているようで深く感じ入る。
そしてパリッとした皮の美味いこと。そう、この美味さに感動したのだということを思い出し、さらなる感動が湧き上がる。
付け合わせのじゃがいも、にんじん、いんげん、しいたけ、エリンギも塩こしょうの加減が良く、またモモ肉から出た脂が表面をまとっているのであろう、旨味がたっぷりと加わっていて旨い。
本格でありながらあまりにも身近に味わうことが出来る、至福の一皿である。(*˘︶˘*).。*♡
■デザート/ブランマンジェ
ひと口を含んだ瞬間、ああこれだとあの時の感動がよみがえってくる。牛乳ベースのなめらかでふるふるっとした柔らかさと弾力を併せ持ち、アーモンド感とココナッツ風味が加わった味わいがたまらない。そこにたしか前回は無かったマンゴーソースがかけられて、明るく爽やかな南国の甘さが加わった。
フレンチの定番デザートではあるが、繊細さをもって仕上げられた完成度の高い一皿である。(˘⌣˘ )
[感想等]
期待以上の美味しさ、5年前の感動はやはり間違いないものだった。ランチであっても、すべての皿に隅々まで行き届いた仕事が感じられる。また、休日のランチをゆったりと過ごせる雰囲気、サーブのタイミングも非の打ち所がない。それはテーブルセッティングが一席置きに為され、それらの席が埋まるまでは隣り合わないようにする配慮とか、厨房から全席が見える位置関係とすることで、各テーブルの料理の進行を把握しながら調理するといった、細やかな気配りから生み出されているに違いない。料理、サービス、価格とすべてが理想のランチに接し、そこに再訪して本当に良かったという喜びが加わって、食後の満足感はこれ以上ないものとなった。
食事中、夜の予約の電話が何本か入っているようだった。日が暮れれば、更に充実した料理とボルドーをはじめとするワインで、小金井の素敵な夜を演出されることだろう。(˘⌣˘ )