新潟のとかげさんさんが投稿したオステリア バッコ(新潟/白山)の口コミ詳細

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オステリア バッコ白山、新潟、関屋/イタリアン

3

  • 昼の点数:4.5

    • ¥6,000~¥7,999 / 1人
      • 料理・味 -
      • |サービス -
      • |雰囲気 -
      • |CP -
      • |酒・ドリンク -
3回目

2025/01 訪問

  • 昼の点数:4.5

    • [ 料理・味-
    • | サービス-
    • | 雰囲気-
    • | CP-
    • | 酒・ドリンク-
    ¥6,000~¥7,999
    / 1人

少しエレガント寄り

新潟市のイタリアン「オステリア バッコ」に改装後初訪問してきました。ランチコース(6,600円)を注文。店内にバーカウンターのようなものが新設され、以前よりグッと高級感が増した印象です。

■ブリのバットゥータ
この時期にしては脂のノリが控えめでしたが、オリーブオイルとの調和を考えると、むしろちょうどいい按配。1皿目としては軽めの仕上がりで、スタートとして好印象です。

■ズワイガニとボッタルガのタリアテッレ
タリアテッレ自体の塩加減はやや抑えめ。そこへボッタルガが加わることで味が締まり、全体がすんなりまとまります。ズワイガニの甘みを生かしつつ、魚卵の旨みでバランスを取るあたり、さすがのテクニック。

■オレキエッティ キノコのラグー
続けて手打ち麺シリーズ。先ほどよりも麺のモチっと感がさらに強く、歯ごたえが心地いいです。キノコのラグーの滋味深い風味と絡み合い、わざとらしさのない自然な旨みがじわじわ染み渡る。

■新潟 猪のタリアータ
「猪」と聞くと一瞬ドキッとしますが、臭みがまったくなく、いい意味で牛の赤身を食べているような風合い。猪特有のクセがどこに行ったのか分からないくらいスッキリで、しかも旨味はしっかり感じられます。

■お口直しのグラニテ
ミントが爽快。コース中盤の区切りとしてリフレッシュさせてくれます。こういう小技が効くと、食事全体がメリハリ付きますね。

■苺とマスカルポーネのパフェ
変にこねくり回すことなく、苺とマスカルポーネという王道の組み合わせを素直に楽しむ一品。シンプルが故に「誰が食べても美味しい」と感じられる鉄板デザートです。

■食後のお飲み物と子菓子
コーヒーや紅茶はもちろん、ハーブティーやエスプレッソなど選択肢が豊富で、そこも嬉しいポイント。最後のひとときまできちんと楽しませてくれます。

全体を振り返ると、「シンプルイズビューティフル」を地で行くイタリアンの美学が感じられるコースでした。改装によるグレードアップもあってか、お店の雰囲気自体が少しエレガント寄りに。
とはいえ、その本質は「しっかりと素材を生かす料理」であり、新潟のイタリアンとしてはやはり頭ひとつ抜けているなあという印象。6,600円でこれだけ満足度が高いのなら、また季節が変わった頃に再訪したいところです。ごちそうさまでした。

2025/02/02 更新

2回目

2023/01 訪問

  • 昼の点数:5.0

    • [ 料理・味-
    • | サービス-
    • | 雰囲気-
    • | CP-
    • | 酒・ドリンク-
    ¥5,000~¥5,999
    / 1人

新潟イタリアンの最高峰

1ヶ月前に行ったばかりですが、前回のお料理に感動したのですぐに再訪の予約を取りました。

ミシュランガイド2020 1つ星
ゴ・エ・ミヨ 3トック

【ランチコース】 4510円

サワラのバットゥータ
バットゥータはイタリア語で叩くという意味。オリーブが混ぜられていて、イタリア版ネギトロといった味覚。
サワラと紅芯大根を使用。見た感じおそらく普通の大根も使われています。冬のサワラにしてはサッパリしている感もありますが、まだ1品目であることやオリーブオイルを足していることを加味するとこれはこれでありです。

穴子のフリット ストラッチャテッラチーズ トマト バジルソース
先ほどの紅芯大根の使用もそうですが、さりげなくイタリアンカラーを構成しているのがオシャレですよね。味だけでなく見栄えにも相当気を遣っているのがわかります。ジョブチューンの小林シェフもこれにはニッコリでしょう。穴子は天ぷらのようなサクサク感があり、チーズトマトバジルの組み合わせで王道のマルゲリータ的なおいしさが感じられます。

タリアテッレ シラスとキャベツ
手打ちのきしめんのようなもの。前回のタリアテッレからボッタルガがそのままなくなったようですが、ボッタルガがかかっていた方が好みでした。

カヴァデッリ ラグーボロネーゼ
2皿目のプリモです。ややこしいですね。コースの中で2種類のパスタが食べられるのは嬉しいですね。厚みがあり、丸みのある形状のパスタのため、手打ちパスタ特有のモチモチとした食感がダイレクトに伝わってきます。

深雪もち豚のアロスト 
前回と同じメニュー名ですが、今回は薄めの豚肉を使い、バルサミコが加わってマイナーチェンジしています。ダイヤモンドやパールをプレイしてからプラチナをやるような感覚です。
ちなみにですが、1つ上の値段のコースを隣の人は注文していましたが、セコンド以外は共通で、セコンドは牛肉にグレードアップしているものの、味付け、付け合わせは共通しているようでした。

お口直しのジェラート
ルレクチェとキャラメルのジェラート
ルレクチェはコンポートで甘味が強く、キャラメルとチョコはビターな味わい。こういう甘味以外の味覚も掛け合わされているデザートは好きですねぇ。

食後のお飲み物
カモミールを注文しました。

【総評】
今回も大満足でした。
イルリポーゾに続いてフィオリータも閉店した今、新潟で本格的なイタリアンを食べられるお店はここくらいでしょう。四季が変わるたびに訪れてそのうち常連になっていると思います。

2023/01/15 更新

1回目

2022/12 訪問

  • 昼の点数:5.0

    • [ 料理・味-
    • | サービス-
    • | 雰囲気-
    • | CP-
    • | 酒・ドリンク-
    ¥5,000~¥5,999
    / 1人

新潟イタリアンの絶対王者

ミシュランガイド2020 1つ星
ゴ・エ・ミヨ 3トック

【ランチコース】4510円
カマスのカルパッチョ
半身使われているのではないかと思う位、気前の良いポーションです。カマスの表面は炙られていて、油が溶け出していて香ばしい香りです。カルパッチョはよくあるメニューですが、素材の質及び調味料のバランスが良く、この1皿目を食べた時点で店選びが正解だったことを確信しました。

白子のインパテッラ
濃厚な真鱈の白子でした。土台には菊芋のピューレが敷かれていて、上には菊芋のフリットが載せられています。カルパッチョに引き続きナイスな一皿でした。

タリアテッレ シラスとボッタルガ
このお店は、手打ちのパスタを1つの売りにしています。カラスミはたっぷりとかけられていて、パスタにオリーブがよく絡んでおり、本場の味そのものでした。


オレキエッティ ラグーボロネーゼ
2皿目のパスタ料理です。コースの中で2種類のパスタが食べられるのは嬉しいですね。厚みがあり、丸みのある形状のパスタのため、手打ちパスタ特有のモチモチとした食感がダイレクトに伝わってきます。

深雪もち豚のアロスト
断面を見ればわかる通り、完璧な火入れです。シンプルなチーズのソースとともにいただきます。

お口直しのシャーベット
フレンチで言うところのグラニテですね。

モンテビアンコ
直訳すると、白い山、日本人になじみのある言い方で言うとモンブランです。コーヒーのようなビターな味がアクセントとなっていました。

食後のお飲み物
コーヒーか、紅茶の選択となっている店が多いですが、ここでは選択肢が7種類もありました。選ばせる際のパフォーマンスもなかなか良かったです。

新潟のイタリアンはかなりめぐりましたが、間違いなく1番いいです。
また、ジャンルは異なりますが、兄弟寿司、登喜和、UOZENのどれか1回行くお金でオステリアバッコに余裕で3回行けることを思うと圧巻のコストパフォーマンスです。

2022/12/15 更新

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