食べ歩き賞金王さんが投稿したSOBA HOUSE 金色不如帰 新宿御苑本店(東京/新宿御苑前)の口コミ詳細

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食べ歩き賞金王の食べ歩き日記

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SOBA HOUSE 金色不如帰 新宿御苑本店新宿御苑前、新宿三丁目、新宿/ラーメン、つけ麺

1

  • 昼の点数:4.2

    • ¥1,000~¥1,999 / 1人
      • 料理・味 4.2
      • |サービス -
      • |雰囲気 -
      • |CP -
      • |酒・ドリンク -
1回目

2021/02 訪問

  • 昼の点数:4.2

    • [ 料理・味4.2
    • | サービス-
    • | 雰囲気-
    • | CP-
    • | 酒・ドリンク-
    ¥1,000~¥1,999
    / 1人

これがミシュラン1つ星!高級和食を思わせる真鯛と蛤の絶品スープ

ラーメンとは一体なんなのか。
超庶民派グルメとして昔から愛されてきたラーメン、現在では立ち位置はそのままにミシュランで星を獲得するお店が現れている。
たかだか1,000円程度の庶民派グルメを世界の食通が認め称賛するのだ。
そんな料理は世界でも唯一ラーメンだけではなかろうか。

私はどんなラーメンも好きだがこの日は妙に気取った気分になり、「ミシュランのラーメン」が無性に食べたくなった。


11:15到着。待ちは店内6名、私が外待ち1人目。
店内食券機で煮豚塩そば¥1,300を購入。こちらの看板メニューである塩そばは真鯛と蛤のスープです。

運ばれてきたスープは少し濁った白濁色。
何やら数種類のソースのようなものが少量ずつ乗っております。

さっそくスープからいただきます。 
まず衝撃を受けるのが圧倒的な蛤の旨味。一口含んだだけで凝縮された、けれど臭みやエグ味は一切ない旨味だけの蛤が全身を駆け巡るような感覚を覚えます。
そして追い掛けるようにキリッとした真鯛の風味が広がります。
優しくスッキリした味わいながら濃厚とも言える圧倒的な出汁感は高級和食のような洗練された仕上がりです。
これは旨すぎる。

麺は全粒粉入り細麺ストレート。プリッとした小気味良い食感で、柔めとも硬めとも違う丁度よい茹で加減。スープとの相性はバッチリです。

チャーシューはレアチャー。小さな豚バラ一切れと豚肩ロースが数枚。心地よいレア食感から肉の旨味が溢れくるとても完成度の高いチャーシューです。

ソースに関してはどれが何なのか全くわかりませんでしたw
いずれもスープを壊さない程度に適度な独特な風味をまとったもので、イタリアンとかフレンチのようなおしゃれな味をしていて、ちょっとした味変要素として良い仕事をしてます。
後で色々とレビューを見てみたところ、ソースの正体はポルチーニ茸とトリュフオイルらしい。なるほど、それで洋風を感じたのか。

どれもこれも手を抜かず細部までこだわり尽くした一杯でした。
上品系のラーメンの究極形の1つに違いない。
そうか、ミシュランで星を獲得するラーメンとはこういうものか。
ラーメンは作り手によりその姿を自由に変化させ、ラーメンの定義を広げながら世界に向け更に羽ばたいていくのだろう。

醤油も気になるしつけそばや限定も気になる。とりあえず再訪は確定です。
ごちそうさまでした。

2021/02/03 更新

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