2回
2024/09 訪問
和の真髄
食材を活かすとはこういうことか!
季節の旬の食材をシンプルに料理して何故ここまで美味しいのか!
食材の旨味を大切にし、他の食材や控えめな調味料と調和させて料理が完成されている。
ほとんどの料理は、火を通す、蒸す、出汁を使う、のどれかで作られているのに、どの食材も今までに感じたことのない食感を口の中で奏でている。
噛んだ後に広がる味はどこか懐かしく、かつ優しい。食べる程に旨味を感じ、身体がこれを欲していたのだ、と全身で感じる。
どれも素晴らしかったけど、特に印象に残ったのは、イチジクと白味噌付を合わせ、と、松茸!
イチジクは、かかっている白味噌と相性抜群!
白味噌は、一般的にイメージされる味噌とは味が全く違い、味のまろやかな練乳のような味で、イチジクの味を際立たせる。
正直、イチジクはあまり好きではなかったのだけど、これはほんと好き。過去一のイチジクだ!
松茸は、味と香りも良かったが、とにかく印象に残ったのは、食感。軽くだけ蒸された生に近い状態で、パリパリとした食感。面白い!
デザートのたまごもちも、なんだこれって思うくらい美味しい。
まあ全部美味しいんだけど…笑
食材の声に耳を傾け、食材の望むままに料理する。
まさにそれを体現している!
定期的に通うしかない!
2024/09/19 更新
食材を活かすのであって、工夫する≠変わったことではない!
大将のこだわりが詰まってるが、変なことをしてるわけではなく、シンプルなところは相変わってない。
食材を上手く組み合わせて、至高の一品へと仕上げている!
どれも美味しかったが、特に美味しかったのは素麺!とても火を通したようには見えない赤身の肉と素麺、胡麻ダレの相性が最高で、思わずがっついてしまった。
大将の笑顔も相変わらず良い!
次は来年に。