ジプソフィラさんが投稿したジュエーメ(秋田/大曲)の口コミ詳細

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ジュエーメ大曲/イタリアン

1

  • 夜の点数:4.1

    • ¥8,000~¥9,999 / 1人
      • 料理・味 4.1
      • |サービス 3.5
      • |雰囲気 3.5
      • |CP 3.7
      • |酒・ドリンク 3.9
1回目

2022/01 訪問

  • 夜の点数:4.1

    • [ 料理・味4.1
    • | サービス3.5
    • | 雰囲気3.5
    • | CP3.7
    • | 酒・ドリンク3.9
    ¥8,000~¥9,999
    / 1人

一月の末にディナーで訪問

2022年1月30日、18時20分くらいに、訪問しました。場所は、秋田県大仙市戸蒔という大仙市のお買い物スポット・イオンショッピングセンターや万SAI堂(マンガや古着のリサイクルショップ)に、ほど近いところにあります。秋田県秋田市方向から来ると、国道13号線を大仙市方向に向かい、右手に、スーパーマーケット万SAI堂のある交差点で、左に曲がり、100mくらい行くと、左側にあります。あまり、目立つ看板もなく、手前に駐車場があり、建物が、奥にありますので、わかりにくいです。さらに、出入り口に入って行く場所も、わかりにくいです。出入り口には、建物の正面付近から、入っていくように、なっています。
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こちらに来るのは、普通のランチで1回、クリスマスランチで1回、来ておりますので、3回目になります。今回も、実はランチ希望だったのですが、予約がいっぱいで、ディナーになりました。なぜ、この大雪の中、大仙市まで、来なければ、ならなかったのかというと、それは大仙市飲食チケットの使用期限が、1月31日までだったからです。実は、私は、6枚分、6000円持っていたのです。この時期、何度も、大仙市まで来る気には、なりませんので、一度で、使えるように、イタリアンにいたしました。予約する段階で、支払いの一部に、大仙市飲食チケットを使用できるか、うかがいました。インターネットの予約では、ディナーは、18時15分からと、18時30分から、選べるとありましたが、18時30分から、ディナーは、一斉、提供だと、いわれました。
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駐車場は、除雪された後にまた、雪が降ってしまったためか、ちょっと、雪に埋もれながら、駐車しました。店内に入っていきましたが、お客様は、まだ、おみえになっていませんでした。テーブルは、5つありますが、奥に、4人分のカトラリーが、セットされています。私は、お一人様で、うかがいましたので、入口付近のテーブルに、一人分、用意されていました。
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以前は、シェフと、奥様しか、いらっしゃいませんでしたが、今回は、30歳前のように思える男性スタッフが、いらっしゃいました。その方に、コートを預かっていただき、席に着きました。
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車で来ているので、アルコールは飲まないことは、事前にお話してありましたので、ノンアルコールのお飲み物を、お願いしました。ノンアルコールの赤ワイン750円をお願いいたしました。赤ワインから、アルコールを抜いた物だそうです。酸味も、ありますが、フルーティーで、大変、おいしいです。ハッと、我に返り、やはり、赤ワインの前に、食前酒で、シャンパンも、いただきたくなり、ノンアルコールのシャンパン700円も、お願いしましたが、こちらは、写真を撮り忘れました。これもまた、おいしかったです。
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そうこうしているうちに、予約客の方がいらっしゃいました。おちついた年齢の御夫婦2組です。18時半からでしたので、私個人の考えでは、お食事に、2時間半かかっても、21時くらいには、終了すると思い「帰りの時間は、大丈夫ですか」との質問に、大丈夫と答えてしまい、後で、後悔いたしました。この時、21時には、帰りたいと、言うべきでした。これから、こちらのお店をディナーで、訪問される方は、この点を御注意ください。私と、あと4人のお客様で、お食事が提供されていくのですが、同時進行なので、私は、比較的、食べるのが、早いのですが、そちらは、お酒を召し上がっているので、そちらに合わせて、ペースは、ゆっくりになります。結果から、いうと、21時には、終了せず、デザートと、食後のお飲み物を、その方々より、先にいただいて、21時半くらいに、4人連れの方より、先に帰りました。
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とりあえず、お食事は、先に「小さなおつまみ」として「フランス産ホワイトアスパラガスのプリン・オマール海老ソース」が来ました。ソースとプリンをからめていただくと、アスパラガスのさわやかな味に、ソースがまったりと合わさり、少量ではありますが、大変おいしかったです。次は「前菜」で、タスマニアサーモンに、サワークリーム・キャビア・わさび菜・テリーヌ・比内地鶏の卵のソースでした。タスマニアサーモンは、世界で一番安全なサーモンだと、説明ありました。たしかに、南半球で、オーストラリアに近いですからね。サーモンも、食べやすく、キャビアとサワークリームをからめていただき、おいしくいただきました。テリーヌも、丁寧なお仕事で、ヴィジュアル的にも美しく、お味も、見た目も、楽しませていただきました。
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次にイタリアで、スリッパに形が似ているので、スリッパという意味だというパンが来ました。「チャバタ」というパンは、モチモチしっとりして、おいしかったです。ググると、1982年にイタリアのベネト州のパン屋さんが作ったというので、歴史は、浅いパンのようです。パンは、樺細工(かばざいく)で作られた、お皿に、のせられています。秋田県角館町の工芸品を使われていて、ありがたいですね。
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次に「新潟ずわい蟹のスープ」が来ました。秋田県産の甘鯛・根セロリ・ジューべトマト、そして「むかご」が入っていました。私は、数年前に、テレビで料亭「吉兆」の復活のドキュメンタリーを観ている時に「むかご」を初めて知りました。その時は、むかごは、炊き込みご飯にされていました。スーパーでも、見たことは、ほんどないです。山芋の一部のようですが、初めて、いただきました。皮ごと、食べられて、ホックリとした、お味でした。むかごに感動したのですが、甘鯛の淡白な味と、酸味をおびたスープの味も、おいしかったです。
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次は、「タリアテッレ」という平たいパスタで、カルドンチェッロという、見た目はエリンギに似たきのこと、蝦夷鹿(えぞしか)と、ロッコロチーズが使われていました。器は、シェフの知り合いの川連漆器の職人の方が、特別に制作してくださったという漆黒のお皿です。蝦夷鹿は、いわゆるジビエで、首都圏のフレンチレストランでも、いただいたことがありましたが、生臭みもなく、やわらかく、食べやすかったです。さらに「ゆきちから」という小麦粉で作られたオーガニックのパンが来ました。小麦自体の甘みがあり、シットリとした食感でおいしいです。次に「リゾット」が来ました。血糖値上昇抑制作用があるという「秋田ぱらり」という名前のお米を使い、柚子を散らしてあります。小松菜ではなく、大松菜と、宮崎産太刀魚が、のせられています。器は、田村さんという方の工房で作られた物だそうです。リゾットは、アルデンテではありますが、食べやすかったです。
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グラニテという、くちなおしが来ました。フレンチでいうソルベより、ザラザラしたかんじです。アニスの葉が添えられています。グラニテのグラスが置かれた皿は、リチャード・ジノリでした。メインディッシュは「岩手短角牛の炭火焼き」です。日本に、1%しかいないそうです。添えられている野菜は、ひろこ・ちょろぎ・じゃが芋・椎茸・舞茸・プチベールでした。私は「ひろこ」は、酢味噌和えしか、食べたことがなく、炒め物でいただくのは、初めてでした。大変、ホクホクしておいしかったです。また「ちょろぎ」も、梅酢漬けと、味噌漬けでしか、食べたことがなく、このように、白い状態で見たことがなく、炒め物でいただくのは、初めてでした。これらの野菜を、トスカーナオイルで炒めたと、説明ありました。短角牛は、レアな焼き加減で、大変、やわらかく、おいしかったです。
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デザートは「柑橘のセミフレッド・ブラッドオレンジソース」で、エディブルフラワー(食べられる花)の花びらが、散らされています。こちらが提供されているところで、時間は、すでに、21時を過ぎました。2時間半たっても、終了しないのは、考えが甘かったです。かなりの大雪と、積雪で、秋田市内まで、車で帰ると、23時近くなってしまいますので、事情を話し、お飲み物は、早く出していただくことにしました。
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こちらの食後のコーヒーは、大仙市大曲にある「ドッピオコーヒーファクトリー」のコーヒー豆を使っていることを知っていました。秋田県大仙市には、秋田県で有名な○ガハマコーヒーの本店があり、なぜ、○ガハマコーヒーのコーヒーを使っていないのか、不思議でしたが、他のレビュアー様の書きこみを読み、ドッピオコーヒーファクトリーの御店主様と、こちらのシェフが、高校の同級生であることを知り、理解できました。不眠症の私には、この時間のコーヒーは無理で、不眠症の友「カモミールティー」にしていただきました。帰り道で、居眠り運転しませんから、大丈夫です。カモミールティーのティーカップセットも、リチャード・ジノリでした。
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この最後に出てくる、お茶もしくは、コーヒーに、添えられてくるお茶菓子のことなのですが、こちらのお店で、以前、お料理に添えられていたメニューでは「小菓子」と、書かれていました。また、他のレビュアー様の書きこみでは「カフェとプチフール」と書かれている方も、いました。フレンチでは「プチフール」というようです。食後のお飲み物と一緒に出てきたお菓子の名称を、アーモンドが入っている方が「カントゥッチ」という、華やかなディナーの終わりに出てくる、お菓子のようです。もう一つのお菓子は「ストゥルーデル」というパイでした。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー「ストゥルーデル」は、詰め物を幾層にも巻く、北イタリア・オーストリアのチロル地方の伝統的なお菓子で、ドイツ語の語源は「渦」や「渦巻き」を意味しているそうです。イタリアのピザの生地の元になったのではないかと、いわれているそうです。ドイツ語では「シュトゥルーデル(独)strudel」と表記されるようです。りんご・レーズン・松の実をシナモンで、香りづけしたフィリング(詰め物)がスタンダードのようです。
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初めて、いただいたストゥルーデルは、一口サイズでしたが、味わい深く、忘れられない味でした。名前も、一度、聞いただけでは、覚えきれず、運んできたスタッフの方に、聞きかえしてしまいました(笑)後から、調べましたら、チロル地方は、第一次世界大戦前は、オーストリア領だったようです。
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〘追記〙2023年6月22日(木)22:00NHKEテレ「ブリティッシュ ベイクオフ」という、イギリスのお菓子作りの得意な方々が、テーマに沿ったお菓子を作り、優劣を争い対決するという番組で「シュトゥルーデル」が、取り上げられていました。番組では、シュトゥルーデルと発音されていました。パリっとした生地を作るのが、難しいとのことでした。
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「カントゥッチ」は「ビスコッティ」とよく似ていますが、カントゥッチには、バターが、入ってないそうです。ビスコッティは、いただいたことがありましたが、カントゥッチは、初めていただきました。そのまま、かじると、大変、固いので、コーヒーや、ワインに浸して召し上がる、お菓子と、存じあげておりましたが、お店の方からは、説明はありませんでした。こちらのお店を訪問される方には、すでに、常識なのかもしれませんね。
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最後は、巻きが入ってしまい、バタバタと、帰ってきてしまいました。次回、ディナーに行けることがあったら、時間を気にすることなく、ゆっくりしたいです。こちらの店には、全国から、お料理を楽しむために、お一人様のお客様も、多くいらっしゃるようです。
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お会計は、ディナーBコース7000円+コペルト(テーブルクロスの洗濯代+テーブルのお花代など)350円+ノンアルコール赤ワイン750円+ノンアルコールシャンパン700円の合計8800円に税金880円がプラスされて、9680円でした。今回は、大仙市飲食券6000円を使用して、現金の支払いは、3680円でした。大仙市飲食券が、なければ、なかなか、一人で、ディナーを食べる気には、なれなかったので、大仙市飲食券に、感謝いたしております。
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季節がかわりましたら、また、訪問したい、魅力にあふれた、お店です。
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★男性お一人様での入りやすさ
10段階評価ーーー8
☆女性お一人様での入りやすさ
10段階評価ーーー7

  • 店内の様子

  • トイレの前室

  • ノンアル赤ワイン

  • アスパラのプリン

  • 前菜

  • 前菜アップ

  • チャバタ

  • スープ

  • スープ・アップ

  • タリアテッレ

  • パスタ・アップ

  • オーガニックパン

  • リゾット

  • リゾット・アップ

  • グラニテ

  • 牛の炭火焼

  • 牛の炭火焼・アップ

  • 秋田伝統野菜

  • 柑橘類のセミフレッド

  • セミフレッド・アップ

  • カモミールティー

  • ジノリのお皿

  • 小菓子・二種盛り

  • カントゥッチ

  • ストルゥーデル

  • レシート

  • ショップカード表

  • ショップカード裏

2024/03/19 更新

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