6回
2024/12 訪問
私的日本一の日本料理!
家族共に是しんさんへ。
ずっと行きたいと思いつつ、忙しくて来れずだったので念願の滑り込み訪問!
今回のラインナップは:
鮑と栗の先付
甘海老、白子をかぶらで巻いたものジュレ、柚子窯
蟹のしんじょうと大黒しめじのおつゆ
お造り(熟成烏賊、鰤、鯛、鮪)
八寸
蒸し穴子のお鮨
海老芋と鰆の京焼
蟹ご飯
お茶菓子とお薄
お酒は宮寒梅という宮崎のお酒、年間1400本ほどの希少酒だそう!運転なので私は飲めず泣
これがランチで飲めるのは最高です。
大将セレクトの日本酒はどれもお料理にピッタリなので車でなければ日本酒を頼むべきです!
まず鮑と栗、鮑の火入れが完璧すぎてびっくり!
超絶柔らかく、スッと歯応えが絶妙で感動。
鮑の下には栗が隠れています。栗の甘味と鮑の柔らかさがピッタリで、この時点でかなりの満足感です。山葵と芋も爽やかさと甘味で本当に訳わからないくらい美味しい!
かぶらと白子は、白子の重みがジュレとかぶらによってソフトランディング。これはもはや飲み物。
甘海老も甘く、さっぱりしていて何杯でも行けます。柚子の香りもまた爽やかで、めちゃくちゃ上品。
今回のハイライトは、海老芋と鰆。ねっとり感がありながらサクサクホクホク。海老芋と百合根が食材で一番好きな私としては、料理の説明が待てないくらい。魚の火入れも最高。身はふわふわで、鰆の旨みと白味噌の甘さがピッタリ。
一番のダークホースは、八寸の大根。シンプルなものにこそ技術力がひしひしと表現されるものですが、こちらはこれが大根なのかと思えるくらい美味しい。大根を田楽のように仕上げていますが、出汁が染み込んだ柔らかい大根にまだ食感が残り、白味噌のソースにはゆずの香り。思わず白目を剥くくらい美味しい♡
日本料理の中で、私的日本一のこちら。最近はどこも食材がバブリーなことが多いですが、こちらでは季節を感じられる食材を上品に最高の状態で演出してくれる。季節はここで感じたいと思わせてくれるのです。
関西に用事がある際は是非♡
次はセコ蟹を食べたい〜!!
ご馳走様でした。
2024/12/28 更新
2024/03 訪問
最高の春味覚
お祝いごとで各地から大阪に集まって是しんさんで集合することに。
まずは揚げ胡麻豆腐、そして蛍烏賊と春の山菜などこの季節に嬉しい先付け。
向付は熟成烏賊、鮪、平目と唐墨。
蛤出汁、筍としんじょうの椀もの
お雛様八寸
焼き物
筍ご飯と香の物
先付けには雲丹とキャビア、金箔、下層には蟹が隠れています。実は今日まで蛍烏賊が食べず嫌いだったのでドキドキしながら初挑戦。これがまた素晴らしく美味しい。
八寸では、お部屋が薄暗くなり、明るいぼんぼりが灯ったお雛様が。可愛すぎて本当にびっくりしました。お誕生日でもこんなに可愛い演出をしてくれるところって少ないです。お祝いごとだったのもあり感動♡
そういえば、以前お正月に伺った時も、素敵な梅の籠に八寸が乗っていたのを思い出しました。
いつもの八寸に入っているものプラス、そら豆、海鼠、さつまいもなどなどありましたが、大将によると特にさつまいもは1時間かけて糖度を最大まで引き上げているんだとか。確かにめちゃくちゃ甘くて美味しいのに、固かったり崩れてたりせずホクホク食感。
焼き物の鰆は、明石は浦漁港であがる脂身が15%以上あるレアものだそう。100匹に1匹獲れるか取れないかの鰆はお刺身のトロ以上にふわふわでした。
最後はお薄まで、慌ただしい一行をもてなしていただき、本当に素敵な時間になりました。
また関西に寄る用事を作ってでも再訪したいお店です
ご馳走様でした。
2024/03/16 更新
2024/01 訪問
是しん大好き
お正月すぐの訪問だったからか、連休明けの平日ランチだからかいつもより静かな店内。
日本酒の注文も店主さんが聞きにきてくださいました。
あわびや牡蠣、河豚など食材は豪華なのにもかかわらずランチのお値段は夜とは段違い。本当に感謝しかありません。笑
八寸はいつもの八寸でしたが、いつもとは違い一品ふきと蕗の薹があったのが嬉しい。
デフォルトで全てが美味しい。
最後のご飯ものの漬物から、フグのポン酢、そして刺身醤油まで全て手作りされているとか。
一品一品はもちろん、日本酒やお薄、そして接客とお見送りまですべて完璧にしてくださるのがむしろランチで訪れると申し訳なさまで感じます。
素敵な時間を過ごせました♡
ご馳走様でした。
2024/01/18 更新
西天満、是しんさんへ。
京都旅行の前にどうしてもこちらでご飯が食べたくて大阪で途中下車しました。
今日のラインナップは
河豚の焼き白子、黒トリュフ♡
柚子窯に鮑と鱈の白子、菜の花
伊勢海老のアメリケーヌ風ブイヨンと身の天麩羅
河豚のてっさ(芽ねぎと紫蘇の花)
鰤の粕汁
お造り(はだての雲丹♡、鯛、つぶ貝、熟成烏賊♡、トロたく)
八寸
海鼠と津軽海峡のもずくの酢の物
オリーブ牛とねぎ
ご飯(じゃこと牛蒡、水菜)
水菓子
和菓子
お薄
+日本酒3種、ジュース、ビール
先付の河豚の白子は、白子の表面が香ばしく、魚介類の焼けた嫌な匂いが全くない。匂いで言えば焼いた餅に近く、その上品な香ばしさのあとトロトロの白子がいただけます。
その後に1リットルは飲めそうなくらい激うまな白味噌。
伊勢海老のアメリケーヌ風は、
70匹分の殻を抽出して出したブイヨンの中に伊勢海老の天麩羅が載っています。
お皿もまたファベルジェみたいですごく可愛い!
言わずもがな70匹分の圧を感じる濃さでした。
今回のハイライトは、八寸の中に入っていた凍蒟蒻の白和え。食感で言えば上等な麩と切り干し大根のハーフの様な感じで、かといってすぐに繊維が崩れないし旨みたっぷり。
白和にピッタリな優しい味わいです。
現在凍蒟蒻を作っていらっしゃる職人さんが引退され次第もう絶滅してしまうのだとか。
修行に行こうかな。
日本酒は今回3種頂きました。
特にピンクのグラスに入っているものが美味しかったです。
長野で醸造された『ソガペーレフィス』。
ヌメロシーズと書かれているので恐らくは6号酵母で醸されているのでしょうか。
爽やかで白ワインみたいで美味しい。
とここまで特に美味しかったものをリストアップしましたが、先付から最後まで、日本酒も和菓子も合わせて全てが感動的に美味しかったです。
日本酒もこれだけ飲んで、おまかせ込みで¥25000という明朗会計。
ここまで毎回季節の食材や、その日に入ってきた食材を活かして感動的な料理を出される名店は少ないと思います。
ご家族や友人と本当に美味しい日本料理を楽しみたい時にどうぞ。
また再訪させて頂きたいです。
ご馳走様でした。