Cathy906さんが投稿したentre nous(兵庫/三宮)の口コミ詳細

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entre nous三宮(神戸市営)、三ノ宮(JR)、神戸三宮(阪急)/フレンチ

4

  • 昼の点数:4.2

    • ¥40,000~¥49,999 / 1人
      • 料理・味 4.4
      • |サービス 4.5
      • |雰囲気 4.2
      • |CP 4.0
      • |酒・ドリンク 4.0
4回目

2025/09 訪問

  • 昼の点数:4.2

    • [ 料理・味4.4
    • | サービス4.5
    • | 雰囲気4.2
    • | CP4.0
    • | 酒・ドリンク4.0
    ¥40,000~¥49,999
    / 1人

秋の風景を五感で味わう、ディナー仕立のランチフルコース。心温まるサプライズに涙が…。

100種類にもなろうかという食材で作る、10数種類の丁寧で研ぎ澄まされたお料理とスイーツ。秋のイメージということでしたが、まさに秋の森の中をシンフォニーが奏でている中を散策する、そんなイマーシブな体験でした。

1.アミューズ3種
毬栗のファルシ セップ茸のシフォンケーキ ミルフィーユ寿司
2.キャビアとタイラギ貝 
3.翡翠ナスにアワビ
4.紫ずきん(枝豆) アカザエビ
5.スフレ仕立てビーフシチュー黒胡椒アイスのせ
6. ブラウンマッシュルーム ヤロウ&レモングラスのサイフォン仕立て
7.シャルトリューズ 折り紙
8.鳥取和牛 オレイン55 シャトーブリアン
9.食材を大切に思う一皿 スープ仕立て

10.ホワイトチョコソースシャインマスカット
11.小さなお菓子3種
12.秋の瞬間ミルフィーユ
13.芦屋 RIO COFFEE コーヒー

全てが美味しく、特にきのこのサイフォン仕立ては、秋が体に染み渡る感じでした。シェフのフランス時代の修行先、きのこの魔術師と呼ばれるレジスマルコンへのオマージュ。

マーガオやピパーズのスパイスなど、ほんのり効いたスパイスがアクセントになって最後まで飽きない。あっという間の3時間。

そして最後にサプライズ。

前回、この日の予約を取った際、友人とお誕生日の話をしていたのをソムリエさんが覚えておられて、今回シェフから思いがけないパースデイプレート。アントルヌーのチームおもてなしに感激し、特別な秋の1日となりました。

ご馳走様でした。

2025/09/28 更新

3回目

2025/04 訪問

  • 昼の点数:4.3

    • [ 料理・味-
    • | サービス-
    • | 雰囲気-
    • | CP-
    • | 酒・ドリンク-

高山シェフの繊細なフレンチを食べる3時間ランチ

旅行の最終日、グルメな友人とランチの約束していたのを思い出し、早朝出発でギリギリ間に合うという失態。

バタバタでお店に入りましたが、上質な空間とシェフの思いが全てこもったお料理の数々の提供に癒されて、ゆったりとした贅沢な時間となりました。

春の訪れを感じるお料理は、12品

白えび ふき
新玉ねぎとスナップエンドウ
うすいえんどう豆のタルトレット

ふきのとうのシフォンケーキ
パンドエピスの意外な組み合わせ

熟成じゃがいも
パルマンティエにたっぷりキャビア

春のサイフォン
山菜 蛤 ハーブブーケ

フランス産ホワイトアスパラ
熟成シェリーヴィネガー
蒸しアワビ

グリーンアスパラ スフレ
黒トリュフのアイス
サラダの下には24カ月熟成ビゴール豚 生ハム

金目鯛 春野菜 黄色人参とサフラン
友人は、 シェフのスペシャリテ オリガミ

シストロン産 仔羊
ハーブ香る パン包み焼き
カフェ・ド・パリ

食材を大切に想うスープ

いちごミニパフェ ミント
トンカ豆 クランブル

小さな焼き菓子
フランボワーズのカヌレ
島中さんのレモンフィナンシェ

スペシャリテ 瞬間ミルフィーユ
八女抹茶掛け 5分以内に食べること

食後の飲み物は鉄観音をお願いしました。

シャンパンはアンリオ
あとは、ペアリング

ソムリエ中川さんのチョイスも楽しく、東京ご出身にも関わらず関西のノリに付き合ってくださりますし、シェフは、穏やかな笑顔に向こうに侍のような眼力を感じピシッと背筋が伸びます。このシェフの元、どれだけの時間とどれだけの人の手が…尋ねるとスタッフはシェフ、ソムリエさんを入れて12名

4月下旬から大阪難波の高島屋で焼き菓子の常設コーナーに出店するとのこと。ますますお忙しい高山シェフとスタッフの皆さんですが、楽しみです。

ご馳走様でした。

2025/04/06 更新

2回目

2024/11 訪問

  • 昼の点数:4.2

    • [ 料理・味4.3
    • | サービス4.4
    • | 雰囲気4.3
    • | CP4.2
    • | 酒・ドリンク4.2
    ¥40,000~¥49,999
    / 1人

繊細なアートを食べる瞬間

秋の日差しが柔らかく差し込む中でランチをいただきました。

1.アペリティフ3種から感動そのもの
海老芋、23層からなる野菜ミルフィーユに玉
ねぎムースという繊細な技術から生まれたもの

2.アミューズは繊細なレースのよう
カリフラワーのムースにズワイガニ、キャビアにシチリア産のフレッシュなグリーンオリーブ

3. カニしゃぶ 
カニは体を冷やす作用があるとかで、うど、くこの実、黄耆(おうぎ)、なつめの漢方を入れたスープで生がにをしゃぶしゃぶ、カニの繊維が花が開いたようになったところで実食、至福の時

4. 足長えび
昆布みかんの香りがエビとその下にある野菜や柿を包み込んで余韻が続く一品

5. 親がにのフラン
言わずもがな、内子と外子とカニと温かいお料理

6. 百合根のモンブラン 中にはウフ(半熟卵)
美しいモンブランと化した百合根、シェフがこれにしましょうと運んできたのが白トリュフ、卵との相性もよく、香りを十分に楽しめる逸品

7. シャリトリューズ スペシャリテ オリガミ
型を見せてくださりながら作り方を解説してくださったのが印象的。世界大会で優勝した逸品、ホタテのすり身で波を作り2種のニンジンで作ったキャロットケーキ 

8. 七谷鴨
鴨の部位2種類 それぞれに味わい深くカリカリとした皮目の美味しさと肉のジューシーさと、深いソースと相待ってとても美味

9. 食材を大切に思うスープ
美味しいものを食べるという罪悪感から解放してくれるSDGsの一品 メッセージ性のあるお料理

10. 最初のデザート
焼いたメレンゲの中からアイスクリーム、ティラミス、コンフィチュールとさくとお口直しになる逸品
11. ミルフィーユ
一枚ずつパイ生地を剥がしていたら、5分以内に召し上がってとのメッセージ さくさくしたパイ生地と口触りの良いカスタードクリームがマッチング
12. プチフィール
セップだけのチョコクッキー いちごの入ったマカロン、一口でパクっ

阿里山烏龍茶でいただきました。
シェフが台湾でお店をさせているということで、日月潭紅茶や南投鉄観音もありました。

アルコールも絶品
シャンパンはグラスでルイ・ロデレール
白ワインはボトルで、サシャーヌ・モンラッシェ2014

シャフ自ら抜栓されたのですが、開けた途端、華やかな小花とリッチなミネラル感で、どんどん美味しくなって、この日を迎えたという感じで、とても良い状態でした。

さらに、カニにはニュージーランドのピノ SATO、百合根のモンブランはソーテルヌ、どちらもこちらが合いますからぜひどうぞとおっしゃって最高でした。


あまりにも美味しく、2ヶ月に一度メニューが変わるたびに伺いたいなと思うほどでした。

2024/11/10 更新

1回目

2024/03 訪問

  • 昼の点数:4.0

    • [ 料理・味4.0
    • | サービス4.0
    • | 雰囲気4.2
    • | CP3.8
    • | 酒・ドリンク4.0
    ¥20,000~¥29,999
    / 1人

神は細部に宿るレストラン 映画のワンシーンのよう

家族のお誕生日祝いで伺いました。

訪問客を包み込むような中世風の壁に沿って数メートル。受付でコートを手渡し、日の差し込むU字型のテーブルの一角に腰掛けました。

U字型の中には、シェフがお客様と談笑され、ソムリエが飲み物のオーダーを尋ねていました。ホストとゲストが一緒になって饗宴を作り上げるイマーシブな空間です。

席についてまず目についたのが、8センチ×5センチほどのフリップ型のメニュー、3月からの新メニューということでした。

春のラインナップから始まりました。

白エビ、自家製カラスミ
淡路玉ねぎとスナップエンドウのピューレ
うすい豆と蛤のタルトレット
ミモザのお花と共に華やかに演出されていました。

うるい こごみ わらび
鳥取松葉蟹 小豆島のオリーブオイル
うるいのスープをかけて最後、飲み干しました。

河豚のデグリネゾン
てっさ 甘いポロネギを巻いて
ジュレ 和食の煮凝りのような感触
唐揚げ 唐揚げという名のコロッケ、あられの衣
デグリネゾンをググると、様々な調理方法でひとつの食材を生かすことを意味すると書いてました。 

焼きたてパン2種
デニッシュは窯からそのままテーブルへ
お隣のマダムが、世界一美味しいと言っているのが聞こえてきました。確かに!

ホワイトアスパラガスのスフレとアイスクリーム レモングラスのジュレ シーアスパラガス
熱々のスフレは、すぐ萎んでいくので焦ります。白味噌風味の甘さの一方、アイスクリームは素材の味のみ、不思議なコントラスト。

甘鯛うろこ焼 春野菜
甘鯛はとても美味しく、一つ一つの野菜も味わい深かったです。萌葱色のソースが春でした。

子羊のパン釜焼き
小茄子の中にラタトゥイユ 新玉ねぎ
塩釜でなく、パン釜にしたことでしっとり、ハーブと藁の香りが凝縮されていました。ジューシーで本当に美味しかったです。

デザートの前に、サスティナブルの一品
鯛の骨、野菜くず、昆布の出汁のスープ
食べたものを流していく滋養の味

デザート
その1 3層になったあまおうのパルフェとソース
その2 スペシャリテのピスタチオのミルフィーユ
その3 抹茶フィナンシェとガレット

お茶は、日月潭紅茶と鉄観音
最後にお誕生日のプレート、ミモザで締めくくり。
お昼なので、控えめに白ワイン、赤ワインをお願いしました。

U字型のテーブルは、厨房から直にシェフの方々がお料理を運んで説明するための最短の動線だとか。まるで、映画のワンシーンのようでした。

今回の器は辻村史郎さんの息子さんの作品や、窯八さん、大村剛さん、カトラリーは永島義教さん、細部にまでこだわるシェフの世界観を垣間見たような気がしました。シェフの真摯な姿に、珍しく私、少々緊張しました(笑)

2024/03/03 更新

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