2回
2022/02 訪問
卓越した火入れ技術が見事!絶品鶏料理とこだわりのお酒をリーズナブルに楽しめる名店
○気に入った点
・鶏料理がとにかく美味しい
●注意点
・食べ過ぎに注意しましょう
○駐車場
無
○ルール
・ワンドリンクオーダー制
此花町にある焼き鳥屋さん。
金沢駅からは徒歩10分弱だろうか?
あたりが少し寂しくなってくるところに静かにたたずんでいる。
中はカウンター6席、テーブル2卓。
週末などはすぐに満員になってしまうお店だ。
予約をして訪問。
ここの売りはなんといってもまずは焼き鳥。
内臓を取り除いた比内地鶏を1匹丸々仕入れ、店内でさばく肉は新鮮そのもの。
部位もバリエーション豊富だ。
今回頂いて個人的に特に気に入ったのは、つくねとささみとソリレス。
ちなみにつくね以外は串にささっていない状態で提供される。
〇つくね(330円)
鶏のミンチの中に細かくしたレンコンが入っている。
周りはパン粉をまぶしてじっくり焼き上げたつくね。
外はさくさく、中はジューシー、そしてレンコンの歯ごたえ。
食感が非常に素晴らしい。
そして旨味。
鶏のミンチが非常に濃厚な旨味を感じさせてくれて何本でも食べられてしまうくらい。
〇ささみ(330円)
こちらは火入れの技が見事。
表面は白く火が入るのだが、中はレア。
このくらいが一番おいしくささみを食べられる火入れだろう。
そして特筆すべきはそっと置かれているワサビ。
風味が抜群に良く、このワサビだけでもいかに素材へのこだわりがあるか分かることだろう。
〇ソリレス(440円)
これは希少部位でももの付け根の部位。
ももの一部にあたるので、非常にジューシー。
弾力があり歯ごたえがあるので食べ応えがある。
そして何よりその旨味。
この部位が最も旨味を強く感じられるかな?
品切れのこともあるようだが、あれば必ず頼みたいと感じる部位だ。
素晴らしい焼き鳥と一緒に飲むお酒は何にしよう?
このお店はワインと日本酒にこだわりがある。
ワインは日本産のものが多いが海外のものも。
この規模でグラスで6種類程度のワインを提供してくれるお店もなかなかないだろう。
日本酒もだいたい6種類程度。
県外のお酒が多く、定期的に種類は変わるようだ。
このお店は焼き鳥だけではなく一品料理も素晴らしい。
焼きはやや時間がかかるのでスピードメニューなども用意されている。
鶏のもつ煮をオーダーしたが、さっと出て安いのに非常に美味しい。
〆は鳥雑炊
〇鶏雑炊(680円)
ルクルーゼで提供されるこの雑炊。
鶏の旨味を濃縮されたかのような出汁の中に鶏肉と溶き卵とネギとごはんが入る。
この出汁だけでもお酒を飲めるくらい美味しい出汁。
そんな中に入るご飯なのだからそれはもう美味しくないわけがないでしょう?
大満足の一品だ。
食べて飲んでいい気持ち。
とっても楽しい時間を過ごすことができた。
こだわりの地鶏を卓越した火入れで絶品に仕上げられた鶏料理を食べ、レアなお酒も飲んでも一人数千円。
こんなお店他にあるのだろうか?
金沢駅近くの焼き鳥屋さんは、最高の幸福を感じさせてくれる名店だった。
今回のオーダー
焼き鳥
もも
ささみ
ソリレス
つくね
はらみ
一品
鶏のもつ煮
ポテサラ
源助大根の肉味噌田楽
鶏雑炊
2022/02/16 更新
○気に入った点
・鶏料理がとにかく美味しい
〇追加情報
・国産ワインにもこだわりがあります
○駐車場
無
○ルール
・ワンドリンクオーダー制
此花町にある焼き鳥屋さん。
金沢駅からは徒歩圏内。
前回訪問してとても良かったので再訪した。
店内はカウンター6席、テーブル2卓。
こじんまりしているが雰囲気の良いお店だ。
この日は前回同様、気になった鶏料理と一品物をオーダー。
お酒は日本酒をオーダーする。
日本酒が前回とはいろいろと変わっているのも面白い。
記憶に残った料理についてコメントする。
〇つくね(330円)
前回もオーダーしたつくね。
これは絶品だと思う。
鶏のミンチの中に細かくしたレンコンがシャキシャキ。
周囲にはパン粉をまぶしてありこれがさくさくした食感。
中は肉汁が出るほどジューシー。
濃厚な旨味を感じられ何本でも食べられてしまう。
〇もも(800円)
皮がついたももは塊で炭火される。
じっくり中まで火を通しつつ、表面の皮はパリッと若干焦げるまで焼く。
その後食べやすいサイズにスライスされて提供される。
まず皮の部分だが、パリッとした食感。
炭の香りと焦げ目の香ばしさを感じる。
そして肉。
これが本当ジューシー。
地鶏らしい歯ごたえと共に肉汁が溢れてくるのだ。
この脂がほんのり甘くて旨みたっぷり。
ほどよい塩気がまたお酒を求めてくる。
これは素晴らしい一品だ。
〇玉ねぎ(500円)
輪切りで厚めに切られた玉ねぎをアルミホイルに包みながらじっくり焼く。
表面には包丁の切れ目が入っており旨みを逃さないようにしているのかな?
結構時間がかかるがじっくりじっくり火を入れるようだ。
最後に特製の醤油ベースのタレをかけて提供された。
この玉ねぎがとても瑞々しい
火入れして水分が変に飛んでしまったりせず、うまく瑞々しさをのこしながら
玉ねぎの甘みを強めているような火入れだ。
玉ねぎってこんな美味しかったんだなぁ。
そう実感させてくれる料理だった。
やっぱりこのお店は美味しい。
鶏も野菜も一品も、何食べても外れが無い。
品数がとっても多いわけでは無いが、店主が厳選したメニューなのだろう。
それを支えるのが卓越した火入れ技術、こだわりの素材なのだろう。
今回もとっても満足できた一夜だった。