7回
2023/07 訪問
やっぱり旨い! でも、ちょっと怖い・・・ それでも、通っちゃうんだな、これが! チキンカレー 辛さ Lv. 5 ライス普通盛り 1,000円
久しぶりの訪問。凄く好きなスープカレーの名店。今日は土曜日。開店時間を狙って来たら、11:29にお店に到着。先客は8人ほど並んでいる。定刻になり、入店。カウンター席に座る。
前回は“チキンめん”を食べて大満足だった。またそうしようかとメニューを開く。あれ、少し変わったみたい。以前は“カレー”の場合のライスの大盛り無料と“めん”を注文した場合のミニライス無料というシステムだったが、いずれも+50円の追加料金が必要になっている。
大盛りを食べない人にとってはむしろこの方が公平感があってよいのかもしれない。
メニューを見ているうちに気が変わった。+50円は安いから文句はないが、料金が1,050円と半端になるのが少し嫌。今日は小銭がないからお釣りをもらわなければならなくなる。店主とのコミュニケーションは最小限に止めておきたい。
注文は勝手にやってはいけない。順番に店主が聞きに来てくれるのを待つべし。
私の番になる。
「ご注文は?」
「チキンカレーで、ライス普通、辛さ5でお願いします」
確実に必要事項を伝える。実は私の前に注文を聞かれた初心者らしきお客さんは、「インドカレー普通でお願いします」とハキハキと注文を伝えたところ、店主に「普通はライス? カレーの辛さ? どっち?」と割と強めに詰められていた。「あ、両方です」と答えると、「辛さは数字でお願いします」とさらに追い込まれる。
なかなか初心者にはハードルの高い店だが、何度も来ている私クラスのベテランになると何てことはない。店のルールに従って丁寧に注文すれば良いだけだ。うーん、少し疲れる・・・
開店と同時に入店した約10名の注文を取り終えると店主は調理に向かう。ワンオペなので大変そうだ。
こんな時にさらに初心者が入店してきたりすると、かなり混乱する。調理に集中している店主はなかなか応対してくれないので、注文を告げようと「すみませーん、注文いいですかー?」とか言おうものならかなりの塩対応を覚悟しなければならない。きっと「ちょっと待っててください。こちらから伺いに行きますから!」と強めの言葉が返ってくるところを何度か見たことがある。気分を害してそのまま帰ってしまうお客さんも多い。残念だ。本当に旨い店なので、それくらいのハードシップは乗り越えて是非食べてほしいと心から思う。
さて、そんなことを考えながら待っていると注文からおよそ20分で“チキンカレー”が供される。
何とも旨そうなビジュアルだ。
私はお碗に入ったスープカレーを全部ライスにかけて食べるのが好き。ライス中央に少し窪みを作って、一気にカレーを投入する。
食べる。
いやっ! 旨すぎでしょ。チキンのダシがしっかり出ているのか、辛さよりも旨さが前面に来る。サイコロ状にカットされて入っているトマトの旨味も加算される。素晴らしく計算されたパーフェクトなカレーだ。
食べ始めたら、途中で止めることは出来ない。今、仮に、火事や地震が発生しても食べ終えてから逃げるであろう笑
完食。
12:03。食べ始めてちょうど10分で退店。お会計はちょうど千円。
ご馳走様!
また食べに来る!
2023/07/15 更新
2022/08 訪問
ヌードルでパンチマハルの素晴らしさを再認識! チキンめん 辛さLv. 5 ライス付き 1,000円
この日も猛暑の東京。
汗だくになりながら、神保町駅からパンチマハルまで歩く。約5分の道のり。
今日は何食べようか?
チキンカレーにしようか、キーマカレーにしようか迷いながらお店に接近。
チキンカレーにしよう、と決めて店内へ。
「相席になりますけどテーブル席でいいですか?」と店主。
2人掛けテーブル席の間にアクリル板をセットしてもらい着席。注文を聞かれるのを待つ。
このお店では、勝手に注文をコールしてはいけない。ワンオペで忙しい店主の作業を邪魔してはいけない。
数分後、「ご注文は?」と店主。「チキンめん、辛さ5、ライス付きでお願いします」
チキンカレーに決めていたはずなのに、久々にヌードル系を選択。
待っている間に、横の席で食事中のマダムのチキンめんに影響を受けての予定変更。
来ました! チキンめん。
平皿に美しく盛られたチキンめんとミニライスがトレーに配置され、割り箸とスプーンと一緒に提供される。
辛さLv. 5は「激辛」となっているが、そこまで辛くはない。Lv. 10までは追加料金なしで注文可能。Lv. 11〜Lv.15は+50円。辛いのを好む方は試してみてください。
実食タイム。
お箸でヌードル(フォー)を頂く。サラサラのスープカレーと絡んで、めちゃくちゃ旨い!
「めん」を選択してよかった。マダムに感謝。
毎度のことながら、旨味たっぷりのスープとスパイスのバランスに感動。ヌードルは適度な長さにカットされているので、カレーうどんを食べる時のようにスープがワイシャツに飛び散ることはない。安全に食べ進む。
私の流儀ですが、ヌードルを食べる時に具を食べ過ぎないことが大切。ヌードルを大体食べたところで、ミニライスを投入してネクストステージへと進む。
ご飯を混ぜると、残ったスープカレーが再度輝く。ヌードルの切れ端が少し混ざっているのもポイント。インド風そば飯。
ヌードルとライス、同じ炭水化物ではあるが、全然違う食感と味わい。
両方食べられるこのメニュー「チキンめん」最高じゃないか!
声には出さず、心の中で大絶賛しながら、最後のご飯一粒まで、スープもきれいにさらうように頂きました。
あー、今日も大満足のパンチマハルでした♪
※2022年8月時点メニュー(価格は税込)
チキンカレー1,000円 ご飯大盛りサービス
キーマカレー1,000円 ご飯大盛りサービス
やさいカレー1,000円 ご飯大盛りサービス
インドカレー1,000円 ご飯大盛りサービス
平日限定ドライカレー(13:30〜)1,000円 ご飯大盛りサービス
チキンめん1,000円 ミニライスサービス
キーマめん1,000円 ミニライスサービス
やさいめん1,000円 ミニライスサービス
トッピング:チーズ150円、トマト150円
辛さ
Lv. 0 マサラ抜き
Lv. 1 辛さ普通
Lv. 2 大辛
Lv. 3 マサラ増し
Lv. 4 マサラ強
Lv. 5 激辛
Lv. 10まで無料、Lv. 11-15は+50円
ラッシー250円
アジアンビール550円
外観
看板
店内
店内
店内
チキンめん 辛さ Lv. 5 ライス付き 1,000円
鶏肉がゴロゴロ、食べ応えあり
スープカレーはめんと合う
めんを大体食べ終えたら
ライス投入
ここから第2ラウンドの気分
コレがまた旨いんだ♪
2022/08/12 更新
2022/06 訪問
チキンカレー 辛さLv. 5 ご飯大盛り1000円
6月も半ばとなり暑い日が増えてきました。
そうなると身体がスパイスを欲しますよね。
この日は11時の開店と同時に到着。名誉ある一番乗り。
カウンター席に着いてメニューを一応確認したところに店主が注文を取りに来てくれました。
「チキンカレー、辛さ5、ご飯大盛りでお願いします」
事前に決めてきたので淀みなく注文。
楽しみにして待っていると本日2人目の来客。常連らしくメニューを見ずに「チキンカレー、2辛、ライス少なめ、玉ねぎ多めでお願いします」
テンポよく注文。
あっ、玉ねぎ(アチャール)多め出来るんだ。いいこと知りました。次回からは私もそうしよう。
待つこと数分でチキンカレー到着。鶏肉がゴロゴロ入ったボリューム感とトマトの赤、葉物野菜の緑が映える見た目の美しさに毎度のことながら感動。
ご飯と相性のいいサラサラカレーは食べ始めるとスプーンが止まりません。
途中で付け合わせのおろし生姜と玉ねぎのアチャールを混ぜるとまた違った刺激。
半分くらい食べ進んだところで、お行儀悪いですがご飯の上にカレーを全部かけて食べるのがまた美味いんだ!
いつも通り大満足のランチでした。
ご馳走様です♪
店舗外観
看板
ドリンクメニュー
カレーメニュー
ヌードルメニュー
お店からのお願い
カウンター
お店からのお願い
チキンカレー 辛さLv.5
色鮮やかでうまそう!
ご飯との相性抜群!
フレッシュなトマト、キャベツ
おろし生姜も一緒にスプーンで一口
途中で全部混ぜるのが好き
混然一体となった恍惚のうまさ
外観
外観
看板
最後にもう一度チキンカレー
2022/06/27 更新
2022/05 訪問
チキンカレー辛さLv.7ご飯大盛り
今日は有給休暇でしたが、パンチマハルのために神保町まで来ました。いつもより少し辛いLv.7で発注。待つこと数分でお盆に乗ったサラサラスープカレーが到着。旨みたっぷりのピリ辛カレーはスプーンが止められなくなります。具だくさんですがあっという間に完食。
いつまでも続けて欲しい名店です。
皆さんも、パンチマハル目指して神保町へ是非!
3回食べたら間違いなく抜け出せなくなりますよ♪
2022/06/27 更新
2022/02 訪問
今年初訪問
行くたびに少しずつおいしくなっているような気がする。ごはん大盛りでもたりないくらい、最後まで堪能させていただきました。。
2022/06/27 更新
旨いけど足が遠のく店ってあるよね。いや、値段が高すぎていたり交通の便が悪かったりというわけじゃない。神保町の『パンチマハル』は店主の接客が怖くて再訪できない人が多いようだ。私も2年ぶりの久々訪問。
今日は土曜日。天気も良いので神保町も人が多い。靖国通り沿いの古書店街には外国人観光客もチラホラ。さすがに古本買って帰る外国人はいないと思うが楽しめているのだろうか?
地下鉄神保町駅から地上に出てマクドナルドが隅にある交差点を水道橋方面に左折。てくてく歩くと右側に『うどん 丸香』の大行列。大人気のうどんを一度味わってみたいがあまりにも長い行列にいつも気持ちを挫かれる。
さらに歩き続けて数分。『パンチマハル』の黄色いスタンド看板が見える。よかった。臨時休業ではないようだ。元気に営業中。ドアを開けて店内の入り口付近に立つ。
【注意事項】ここで勝手に席に着いてはいけない。ドアベルをしっかり鳴らして待っていれば店主が気付いてくれる。
「カウンター席片付けますので、そこでちょっと待ってください」
先客が食べ終えて帰った後の食器を店主が回収し、カウンター面を布巾でサッと拭いて準備完了。そこに座るよう促される。
席に着いてメニューを見る。2年振りなのでメニューに変化があるかもしれない。細部まで確認。おっと、以前はカレーのライス大盛りとカレー麺のミニライス追加が無料サービスだったが、プラス50円になっている。カレーやカレー麺自体の値段も50円値上げしたようだ。もともとクオリティに対して安すぎる設定だったのでまったく問題ない。
【注意事項】ここで勝手に注文を発してはいけない。店主がワンオペでずっと動き続けているので作業を中断させると全体のオペレーションに大きな遅れを生じさせてしまう。
先客に料理を運んだ店主がまだ注文を取っていないお客さんに順番に声をかける。まずは奥のテーブル席に座った男女二人組。
「ご注文は?」
「(男性)私はインドカレーを辛さ普通、ライス大盛りでお願いします」
「(女性)私はキーマを辛さ2倍でお願いします。あと、ドリンクもお願いします。私はラッシーで」
「(男性)あ、えーと、私は・・・、ちょっと待ってください」
「(店主)あの、決まってから呼んでもらえますか?」
店主は一旦そのテーブルを離れて私の方に歩み寄る。
「ご注文お決まりですか?」
「チキン麺を辛さ5で、ミニライスを追加してください」
「はい、分かりました」
店主は再び男女客の方に戻り、男性客のドリンクを確認して厨房に戻る。
ここでセルフサービスのお冷のグラスを取りに行く。それを見ていた男女客が私に倣ってグラスを取りに行く。どうやらお二人はこの店は初めてのようだ。少し戸惑っている様子。
待っている間に入り口近くのテーブル席の学生風3人組が食事を終える。会計をするために立ち上がる。
【注意事項】複数人で来店したお客さんは原則としてまとめて支払わねばならない。個別会計をチャレンジすると必ず拒否される。支払いは現金のみ。
3人組もまとめ会計がルールであることはメニューの注意書きで学習したようだ。代表者が厨房で調理をする店主の方に歩み寄り支払いを申し出る。しかし、店主に「お皿を片付けて」と言われて戸惑う。
【注意事項】複数人で来店したお客さんは食べ終えた食器を運びやすいように同種のものを重ねておかねばならないのがお店ルール。
3人組代表は仲間のところに戻って小声で相談。
「食器片づけろって言われたよ」
「え?皿洗いしなきゃいけないの?」
「まさか。厨房まで運べってことじゃないの?」
戸惑う3人が小声で相談しているのを聞いた横のテーブルのマダム2人組からここで助け舟が入る。
「持って行かなくていいのよ。お皿重ねておいてっていう意味よ」
学生は安堵したように皿を重ねて紙ナプキンのゴミもまとめて空き皿の中に入れる。その後代表者が再び店主に歩み寄って支払いを申告。今度は無事に代金を受け取ってもらえたようだ。
学生3人は若干意気消沈して店を出て行った。
ひとくだり“パンチマハルあるある”を見学して私の気が引き締まる。やっぱりこうじゃなきゃつまらない。昨今“カスハラ”という言葉が流行しているが、これは今まで日本の接客が“お客様は神様だ”という間違った精神で広まったことの悪影響が出ているのだと思う。店と客は基本的には対等のはず。店主は自分の好きな営業スタイルで運営すればよいし、店のやり方が気に入らない客は来なければ良いだけ。私は『パンチマハル』の塩接客もこの店の文化の一つとして楽しませてもらっている。
注文から10分。見事に美しく盛り付けられたチキン麺とミニライスがトレーで運ばれる。
まずは麺を速攻で食べる。米粉を使った麺のようでモチモチして旨い。何より5辛にしたスープカレーの旨さは、他では食べたことない華やかなスパイスのハーモニーを体内に取り込む快感。味覚と嗅覚が脳の中枢に強い信号を送る。痺れるような旨さに全身がブルっと震える。
2年間足が遠のいていたことを食べながら反省。
麺は5分で完食。チキンや野菜などの具材はまだ半分以上残してある。ここから第2ステージ。ミニライスを残ったスープカレーの中に全部投入。ライスはクミンで風味つけられ、タマネギのアチャールのみじん切りとおろし生姜が添えられる。細かいところまで手間をかけた逸品を50円で提供するのは利益のためではなく、お客様へのサービス精神と分かる。以前はこれを無料サービスにしていたのだから恐れ入る。
ライスを軽く混ぜて再度食べ始める。恐ろしいほど旨い。この最高のスープカレーを食べるためにこのレビューに書いた【注意事項】をよく予習してお店に行ってほしい。
ライス投入から7分で完食。
旨すぎて感動。何度も来店しているが、感動の最高記録を更新しているような気がする。
ご馳走様!
【注意事項】支払いはできるだけお釣りのやり取りをしなくて良いように千円札と小銭(百円玉、五十円玉)を用意して来店することが望ましい。
私は1,100円ちょうどを持って厨房に近づき、「ちょうどです」と声をかけてキャッシュトレーにお金を置く。すると店主は調理の手を止めることなく愛想よく挨拶してくれる。
「ありがとうございます。またお越しください」
店を出ると最高のスープカレーの満足感と緊張から解放された安心感に包まれる。
また来よう!
また長文になり過ぎた。最後までお付き合いいただいた方は“コメント”か“お店の保存”をしてお知らせいただくと嬉しい。