1回
2022/08 訪問
ヌーヴェル・キュイジーヌ・シノワーズ（nouvelle cuisine chinoise)
2022/08/19 更新
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『FAN×DALCUORE』に伺いました。
此方は中華とイタリアンの料理を融合させた料理と言う事で最近話題のお店です。
お店の外観から調理場が見えるガラス張りの佇まいなので目立ちます。
店内は暗めの照明で落ち着いたシックな感じです。
半個室に通されましたが後客の予約がなかったのか貸切でした。
お二人の有名シェフがイタリアンと中華を融合させた手の込んだ料理の数々です。
季節のおまかせショートコースに肉料理をつけました。
「朝取れコーンのパンナコッタ、ウニとオシェトラキャビア添え」
コーンの甘味と海水で洗ったウニの甘味とキャビアの塩味がベストマッチした絶品です。
「ゴルゴンゾーラの烏骨鶏のピータン、器の下には
ゼッポリーネ(鮑と青海苔のフリット)」
チーズの癖が無く円やかなピータンは斬新な感じです。
鮑のコリッとした食感のフリットも良い塩梅です。
「分解再構築したカプレーゼ」
群馬県産フルーツトマト(ブリックスナイン)を
一度分解してトマトに仕立てた手の込んだ逸品です。兎に角トマトの甘味がフルーツみたいなカプレーゼです。
「イタリアン産サマートリュフ小籠包」
目の前でこれでもかと白トリュフを削ります。
香り満載の肉汁溢れる品です。
「イタリアン産フレッシュアンズタケ
ブラックボルチーニダケの春巻き」
キノコの香りと食感にパリパリの春巻き最高です。
「双六輔川鮎のテリーヌ」
ウルカソースのほろ苦い味と天然鮎のマッチしたテリーヌは初めての体験です。
「馬瀬川鮎の焼きリゾット鮎のコンソメと共に」
シェフ自らか釣って来た天然鮎です。
パリッとした鮎は頭から尻尾まで食べられます。
鮎のコンソメをリゾットにした極上の鮎料理です。
「自家製パンの盛り合わせ」
黄金鶴・ブリオッシュ・シナモンロール
「鹿児島県黒毛和牛A5 4%の奇跡・サホーク種のラム肉・上野村猪豚焼豚」
黒毛和牛1頭から4%しか取れない希少部位だそうです。柔らかく今まで食べた事のない味でした。
ラム肉も全く癖が無く言われなければ牛かと思ってしまいます。猪豚は肉と脂のバランスが野性味あるジビエ料理です。
「上州牛の四川風麻婆豆腐」
山椒が効いた辛めの本格的麻婆豆腐です。
雑味なしのシンプルですが奥の深いこのならではの麻婆豆腐だと思います。自家製辣油と追加山椒を入れて更に美味しいです。
デザート
「スイカのグラニテ、プラムのコンポート、種に見立てたチョコレート」
シャリシャリしたスイカのグラニテと種に見立てたチョコが冷たくて美味しいです。プラムのコンポートって杏みたいになるんですね。
「杏仁豆腐・マチェドニア・パッションフルーツの泡・エディブルフラワー」
小菓子
「チョコレートのテリーヌ」
「パッションフルーツとホワイトチョコレートのジュレ」「花マドンナのゼリー」
「エスプレッソ」
最初から最後まで手の込んだ斬新なアプローチの料理の数々。一品一品の料理も提供するごと詳細に説明して頂き五感で楽しめました。
ひと品ごとの、食材とクオリティーを考えると凄くお得だと思います。
次回は季節のおまかせコースで伺いたいと思います。