3回
2025/09 訪問
激辛と激旨は両立する
上野の系列店も含めるともう何度も訪問しているのですが、いつもビリヤニか2〜3種のカレーとタンドリーのセットを注文してしまいます。あまりに美味しいので悩んだ末に「やっぱりまたあれが食べたい!」と思ってしまうんですよね。
そんな中、今回は意を決して(?)未知のメニューに挑戦することにしました。
ハリーム、主食はロティ(全粒粉の薄焼きパン)を選択。これが大正解でした!
ハリームは大麦、レンズ豆、お肉等をじっくり7〜8時間煮込んだトロトロのカレー。本当にトロトロ、というかドロドロとすら言えるペースト状です。目に見える繊維状のものが穀物なのか、肉なのか、生姜なのか、もはやわからないほど。
大麦とレンズ豆と聞いてなんとなくマイルドなイメージを抱いていたのですが、しっかり辛い。刻んだピーマンが沢山入っていると思ったらどうやら青唐辛子だったようです。唐辛子の刺激的な辛さ、生姜のじんわりくる辛さが内から外から攻めてくる感覚。どんどん体が熱くなります。
でも決してただ辛いだけではないんです。穀物の甘味、コク、お肉の旨味、そしてスパイスの風味が混然と混ざり合い、辛い!でも旨い!やっぱり辛い!いやそれでも最高に美味しい!と脳内が忙しいランチタイムでした。
ロティは他店に比べて大きくてモチモチ感強めな印象。全粒粉のコク、ほのかな酸味がハリームにぴったりでした。
次回来店時も頼んでしまいそう。でも新しいメニューに挑戦してみたら、またこんな嬉しい出会いがあるかもしれないですね。
2025/09/15 更新
平日17時半に1人で訪問。
他店でカンダリナン(カブリナン)を食べて美味しかったので是非このお店のものも!と注文。ナンが甘いのでカレーはメニューにLITTLE HOTとあるラムコリアンダーゴストを選択。
お通しのマサラパパドゥとインドビールを楽しみながら待つこと10分ほど。大きなナンと美味しそうなカレーが到着しました。
ところが、よく見るとナンの様子がおかしい。赤い野菜のスパイス炒めのようなものが挟まっています。どうやらメニュー表でカンダリナンの下に載っているカイカリ マサラ クルチャと間違えたようです。
5分ほどで今度こそカンダリナンが運ばれてきてのですが、挟まれているドライフルーツのペーストがかなり少なく、物足りない印象。急いで作ったせいなのかもしれませんが、期待していただけにがっかり。
ラムコリアンダーゴストはラムの骨付き肉からたっぷりと旨みが溶け出していて絶品。こちらのお店の厨房には一体何十種類のスパイスがあるのでしょう。素人には到底真似できない配合だといつも思います。じわじわと体が温まるほどよい辛さでした。