1回
2024/06 訪問
愛があふれるオーベルジュ
部屋から天橋立が見える
とり貝の豆乳蒸しととり貝とアワビ醤油麹漬け
とり貝炙りにぎり煮つめ(ワサビ) とり貝の西京漬け炙り(柚子胡椒)
とり貝(身、キモ)の山菜沢煮 破竹・椎茸・ワラビ・山ウド・木の芽
動くとり貝(身、キモ)、サツキマス桜締め トラフグ、ブリ、はっさく
ボイルとり貝のヒモ糸モズク酢とキモ塩焼き 大アジ酢じめ、アジの子白子うま煮など
とり貝(身・キモ)と焼き葱の 陶板焼き からの・・・
・・・鯛、文甲イカのアヒージョ ズッキーニ、スナップエンドウを添えて
とり貝(身・ヒモ・キモ)スモークとカジキ香草風味 よもぎうどんの山椒オイルはっさくソース和風パスタ仕立
丹後コシヒカリ100%の土鍋ご飯
とり貝のヒモ・マンボウ・神馬藻と野菜の かきあげ
天丼にもてん茶にも変化して
ハクレイ酒蔵 酒呑童子
谷口酒蔵 丹後王国
2024/06/03 更新
天橋立の近くにたたずむオーベルジュに一泊して本場のトリ貝料理を頂きました。
工夫を凝らしたトリ貝料理の品数もさることながら、その料理には宿泊客と地元への愛がいっぱい溢れていました。
トリ貝は言うに及ばず、食材全てが地のモノ。しかも調味料は全て手作りの無添加。食材も可能な限り自然に近い形で栽培もしくは育てられてモノ。実が小さくて見た目が悪くても、それを料理の腕で見事な完成品にしています。ただ本場のトリ貝はスーパーで見かけて購入するトリ貝とは雲泥の差。身の厚さ・大きさ・旨み、全てにおいて全く別物であり、その肝まで美味しく頂きました。とにかく、卓越した腕で調理された地元の食材を美味しい地酒と一緒に頂く夕食は、この上なく幸せな時間でした。
また夕食の美味しさは当然としても、翌朝の朝食もまた素晴らしかった。手作りの豆腐(大豆、にがりだけ、かつ地元産)、手作りのハム(地元の豚、かつ添えられているベビーリーフなどの野菜も地元産)、餌にこだわり、わずか2000羽しか飼育していない契約養鶏場から購入している卵で作るだし巻の自然な美味しさなど、間違いなくこの1年で食べた宿の朝食の中ではダントツの一番でした。
しかも一日2組だけの小さなオーベルジュだからこそ、笑顔あふれる接客も素晴らしかった。今回は神社大好きな妻のために、籠(この)神社とその奥宮の真名井神社にお参りしましたが、その歴史についてもご主人からお話を伺い、また詳しい資料なども見せて頂きました。そして、その妻が近くの天橋立などの観光スポットに行くのではなく、このオーベルジュの料理を食べるためだけにまた来たいと言っていたのが、この宿の素晴らしさを物語っています。