すけようさんさんが投稿した新ばし しみづ(東京/新橋)の口コミ詳細

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すけよう漫遊記

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新ばし しみづ新橋、内幸町、汐留/寿司

1

  • 夜の点数:4.2

    • ¥40,000~¥49,999 / 1人
      • 料理・味 -
      • |サービス -
      • |雰囲気 -
      • |CP -
      • |酒・ドリンク -
1回目

2025/04 訪問

  • 夜の点数:4.2

    • [ 料理・味-
    • | サービス-
    • | 雰囲気-
    • | CP-
    • | 酒・ドリンク-
    ¥40,000~¥49,999
    / 1人

摘みも握りも隙無し

烏森神社そば「新ばし しみづ」

一昨年くらいにお店のすぐ斜め向いの弟さんがやられている「新ばし 久(きゅう)」さんでいただいた料理にびびっと来てからの関連の「新ばし しみづ」さんへ。

OMAKASEの予約は普通に取れます。注意書きとして写真撮影NGという記載あり。

2025年5月1日から値上げされるという情報を掴んでそれなら今のうちにおまかせコースで行っておこう!という邪な動機での来店。

値上げされるのは昼の握りコース以外の夜の握りコースとおまかせコース。値上げ幅の2千円は良心的なレベルでしょうかね。

大将ご出身の鶴八への来店は今のところは叶ってはおりませんが機会を見付けて伺えれば。

−−関連店(把握分のみ)−−
美家古寿司 本店(浅草橋)
 ┗弁天山 美家古寿司(浅草)
  ┗鶴八(神保町)
   ┣新橋 鶴八
  ★┣新ばし しみづ −−(兄弟店舗)−− 新ばし 久✓
   ┃┗鮨竹(銀座)
   ┗鮨處 はる駒(神保町)✓

店内は新橋らしい繁華街の裏通りの陽が落ちた時間帯の薄明かりを思わせるような落ち着く雰囲気。入り口から奥まで続く真っ直ぐな白木のカウンター席でコースが進んでゆきます…

おまかせコース 30,000円(税込)
 ※※※ ◇摘み ◆握り ※※※
 ◇しらすおろし
 ◇ひらめ/ひらめエンガワ/煎り酒/山葵醤油
 ◇アオヤギ/塩
 ◇炙り鰹/塩
 ◇蛍烏賊/蛍烏賊沖漬け
 ◇あん肝/山葵
 ◇たいらぎ海苔巻き(平貝)
 ◇白魚茶碗蒸し
〜握りの順番は正確ではありません〜
 ◆金目鯛
 ◆イサキ
 ◆赤貝
 ◆アオリイカ(確か)
 ◆鯵
 ◆春子鯛
 ◆小肌
 ◆鮪赤身
 ◆中とろ
 ◆蛤
 ◆小柱
 ◆車海老
 ◆穴子 ツメ / 穴子 塩
 ◆雲丹
 ◆鰹    追加
 ◆ひらめ  追加
 ◆赤貝ヒモ 追加

 摘み8品/握り14貫/追加3貫

飲み物(別会計)
 ハートランド小瓶
 栄光冨士(山形)
 黒龍(福井)
 グラス赤ワイン(PN)

アルコールはウィスキー無し、焼酎無しのビール/日本酒/ワインの3本立てで日本酒注文の際には冷や/熱燗の確認が入ります。アルコールは他にあったらすみません。

お弟子さんは意外に多く、3名くらい。大将含めて眼光鋭く客席に注意を払われています。

全体としましては摘みも握りもバランスの良い構成。
よくある摘みは凄く美味しけれど握りは…
といったようなことは全くなく、趣向を凝らした摘みで盛り上げた後は盤石な握りでラストまで行くという飽きさせない流れ。

写真撮影NGで自身の回想(メモはせず)からの書き起こしで更に途中から酔いも回っている為、過不足あるかもしれませんのがそこはご留意ください。

ひらめの刺身と一緒に供される煎り酒は、アルコール分を飛ばした日本酒と梅干しの塩分、鰹節で調整された醤油が開発される前?に代わりに利用されていた調味料とのことで初めて経験で感慨深し。アルコール感が飛んでいる為、見た目を含めて胡麻油のような柔らかさを感じました。

摘みは凝り過ぎずも押さえるところはしっかり押さえたラインナップ。アオヤギはともすると感じ易い貝のネガティブ感といった部分は皆無で噛むとはね返る良質な身です。

ほんのりと脂の乗った炙り鰹は塩と山葵醤油で濃厚な赤身を堪能。

沖漬けの蛍烏賊と何の味付けかは失念したものの、蛍烏賊の食べ較べも新しい感覚。お酒が進みます。

ほろほろで濃厚なあん肝でお酒が進む中で白魚の茶碗蒸しを経てするりと握りに突入。

鶴八さん自体は未訪問ですが、握りの系統としましては過度に足し引きした鮨ではなく、江戸前鮨の正統進化といった印象。

柑橘などの利用も無く(確か…)、摘みの冒頭で煎り酒を持ってくる辺り、鮨の歴史を大切にしつつも過度に現代風にブレない、といった職人魂を感じました。

最後まで美味しくいただけました。
また伺います。

ご馳走様でした。

  • 暖簾の左側

  • 暖簾の右側

2025/05/05 更新

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